JPH0628498Y2 - 折返しコンベア装置 - Google Patents

折返しコンベア装置

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JPH0628498Y2
JPH0628498Y2 JP1985165587U JP16558785U JPH0628498Y2 JP H0628498 Y2 JPH0628498 Y2 JP H0628498Y2 JP 1985165587 U JP1985165587 U JP 1985165587U JP 16558785 U JP16558785 U JP 16558785U JP H0628498 Y2 JPH0628498 Y2 JP H0628498Y2
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JP
Japan
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conveyor
folding
folding conveyor
noodle
conveying
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Application number
JP1985165587U
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JPS6274621U (ja
Inventor
三郎 国定
昭 根岸
Original Assignee
明星食品株式会社
株式会社エコー産業
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Publication date
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  • Structure Of Belt Conveyors (AREA)
  • Framework For Endless Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、食品工場の麺類(麺線)の製造ラインに使用
するのに好適な折返しコンベア装置に関するもので、本
考案の折返しコンベア装置によれば、製造ラインを、そ
の長さを実質的に短縮することなく、空間的、立体的に
スペースを有意義に活用して設置することができる。
〔従来の技術〕
従来、食品工場においては、原料を加工して製品化する
までには、各種加工装置等をコンベアを介して平面的且
つ直列に接続した細長い製造ラインを使用することが多
い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の如き細長い製造ラインは、その目的に応じて所定
長さが必要であり、例えばコンベア長を短縮してライン
の長さを短縮すると、品質の良い製品を得られない等の
問題を生じるため、所定長さ以下の工場スペースには設
けることができない場合が多い。
従って、本考案の目的は、細長くなりがちで短縮すると
問題を生じる食品工場の麺類(麺線)の製造ラインを、
その長さを実質的に短縮することなく、空間的、立体的
にスペースを有意義に活用して設置することができる折
返しコンベア装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、第1及び第2のコンベアをその搬送方向を略
一致させて並設し、第1のコンベアの終端部と第2のコ
ンベアの始端部との間に折返しコンベアを架橋した、麺
線を搬送する折返しコンベア装置であって、上記折返し
コンベアの一端部又は両端部における搬送物受渡部に、
上記麺線を上記折返しコンベアの搬送面に押える押えロ
ーラ、上記麺線を上記第1又は第2のコンベアの搬送面
に押える押えローラ、上記麺線を列分けする分離器、及
び上記麺線の搬送方向を変化させて上記折返しコンベア
から上記コンベアへ又はその逆に上記麺線を誘導するガ
イドローラを設けたことを特徴とする折返しコンベア装
置を提供することによって上記の目的を達成したもので
ある。
〔実施例〕
以下、本考案の折返しコンベア装置を図面に示す実施例
について説明する。
第1図は、麺類の製造ラインの一部に組み込んだ本考案
の折返しコンベア装置の一実施例の概略を示す平面図
で、同図において、1は前工程からの麺線を搬出する第
1のコンベア、2は後工程に麺線を搬入する第2のコン
ベアで、これらの第1のコンベア1及び第2のコンベア
2は、その搬送方向を略一致させて並設してあり、又、
第1のコンベア1の終端部と第2のコンベア2の始端部
との間に折返しコンベア3を架橋してある。
実施例について更に詳述すると、上記コンベア1〜3
は、何れもエンドレスベルトコンベアで構成してある。
そして、第2のコンベア2の始端部は、第1のコンベア
1の搬送方向において第1のコンベア1の終端部よりも
その始端部側にあり、又、折返しコンベア3は、その始
端部を第1のコンベア1の終端部の下部に位置させ又そ
の終端部を第2のコンベア1の始端部の上部に位置させ
て斜めに架橋してある。
又、第2図は、折返しコンベア3の一端部を拡大して示
す斜視図で、同図に示す如く、折返しコンベア3の終端
部及び第2のコンベア2の始端部に亘る搬送物受渡部
(反転部)には、麺線を、折返しコンベア3及び第2の
コンベア2の搬送面にそれぞれ押える2本の押えローラ
4,4、麺線を列分けする分離器5、及び麺線の搬送方
向を変化させて折返しコンベア3から第2のコンベア2
へ麺線を誘導するガイドローラ6を設けてある。上記押
えローラ4,4は、それぞれ、一対の回動アーム7,7
間に取付けてあり、自重により折返しコンベア3及び第
2のコンベア2の搬送面に向けて落下するようになして
あり、且つ搬送される麺線に接触して回転するようにな
してある。又、上記分離器5は、折返しコンベア3の終
端部の両側部に突設した一対の取付部8,8、該取付部
8,8の先端部間に固定したシャフト9、及び折返しコ
ンベア3の先端部方向に向けて該シャフト9に係止した
複数本の回転ローラ10,10,…で構成してある。そ
して、それぞれの回転ローラ10は、第4図に示す如
く、そのローラ軸に対してフリーに回転するようになし
てあり、且つローラ軸の一端部に固定したリング状の係
止部11をシャフト9に嵌装した状態でビス12により
緊結したシャフト9に取付けてあり、係止部11の取付
位置及び角度を調整することにより、適宜の間隔及び適
宜の角度でシャフトに取付け得るようになしてある。
又、上記ガイドローラ6は、シャフト9の下方に位置さ
せて一対の取付部8,8に取付けてあり、麺線の搬送速
度と同速で回転し、麺線を折返しコンベア3から第2の
コンベア2に円滑に誘導するようになしてある。
また、図示してはいないが、折返しコンベア3の始端部
及び第1のコンベア2の終端部に亘る搬送物受渡部に
も、上述の如き折返しコンベア3の終端部及び第2のコ
ンベア2の始端部に亘る搬送物受渡部と同様な構成を施
してある。
上述の如く構成された実施例の折返しコンベア装置によ
る麺線の搬送は、第1のコンベア1から折返しコンベア
3を経て第2のコンベア2に向けて行われる。そして、
第1のコンベア1と折返しコンベア3との間、及び折返
しコンベア3と第2のコンベア2との間の何れの搬送物
受渡部においても、麺線は、列分けされつつ反転して絡
むことなく搬送される。搬送物受渡部における搬送態様
を、折返しコンベア3と第2のコンベア2との間の搬送
物受渡部について説明すると、折返しコンベア3をその
搬送方向に沿って搬送されて来た麺線12は、第3図に
示す如く、押えローラ4によって折返しコンベア3の終
端部の搬送面に押えられ、次いで、分離器5で列分けさ
れた状態に分離された後、ガイドローラ6で誘導されな
がら反転し、しかる後、押えローラ4により押えられて
第2のコンベア2の搬送面に移行して第2のコンベア2
の搬送方向に沿って搬送される。
尚、本考案の折返しコンベア装置は、上述の実施例に制
限されるものではない。例えば、第1のコンベア1、折
返しコンベア3及び第2のコンベア2は、ネット式やキ
ャタピラ(登録商標)式コンベアであっても良い。又、
押えローラ4,4、分離器5及びガイドローラ6は、実
施例の如く折返しコンベア3の両端部に設けるのが好ま
しいが、折返しコンベア3の一端部だけに設けても良
い。そして、分離器5を用いる場合、第5図に示す如き
断面逆V字型の分離板13を第4図の回転ローラ10に
代えて用いることもできる。又、本考案の折返しコンベ
ア装置は、コンベアがジグザグ状に配されるように2つ
以上並設して用いることもできる。
〔考案の効果〕
本考案の折返しコンベア装置は、上述の如く、2つのコ
ンベアをその搬送方向を略一致させて並設し、一方のコ
ンベアの終端部と他方のコンベアの始端部との間に折返
しコンベアを架橋したものであるから、本考案の折返し
コンベア装置を細長くなりがちで短縮すると問題を生じ
る食品工場の麺線の製造ラインに適用することにより、
斯る麺線の製造ラインを、その長さを実質的に短縮する
ことなく、空間的、立体的にスペースを有意義に活用し
て設置することができる等の効果を奏するものである。
そして、押えローラ、分離器及びガイドローラ等を搬送
物受渡部に設けてあるため、絡み易い麺線を絡ませるこ
となく搬送できるから、その実用的価値が極めて高いも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の概略を示す平面図、第2図
はその折返しコンベアの一端部の拡大斜視図、第3図は
該一端部における線状物の移送態様を示す正面図、第4
図は該一端部における分離器の要部の斜視図、第5図は
別の分離器の要部の斜視図である。 1……第1のコンベア 2……第2のコンベア 3……折返しコンベア 4……押えローラ 5……分離器 6……ガイドローラ 12……麺線(線状又は帯状搬送物)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−48039(JP,A) 特開 昭54−8373(JP,A) 実開 昭49−145432(JP,U) 特公 昭51−14798(JP,B1) 特公 昭58−38132(JP,B2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1及び第2のコンベアをその搬送方向を
    略一致させて並設し、第1のコンベアの終端部と第2の
    コンベアの始端部との間に折返しコンベアを架橋した、
    麺線を搬送する折返しコンベア装置であって、 上記折返しコンベアの一端部又は両端部における搬送物
    受渡部に、上記麺線を上記折返しコンベアの搬送面に押
    える押えローラ、上記麺線を上記第1又は第2のコンベ
    アの搬送面に押える押えローラ、上記麺線を列分けする
    分離器、及び上記麺線の搬送方向を変化させて上記折返
    しコンベアから上記コンベアへ又はその逆に上記麺線を
    誘導するガイドローラを設けたことを特徴とする折返し
    コンベア装置。
JP1985165587U 1985-10-28 1985-10-28 折返しコンベア装置 Expired - Lifetime JPH0628498Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985165587U JPH0628498Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28 折返しコンベア装置

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JP1985165587U JPH0628498Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28 折返しコンベア装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6274621U JPS6274621U (ja) 1987-05-13
JPH0628498Y2 true JPH0628498Y2 (ja) 1994-08-03

Family

ID=31095759

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JP1985165587U Expired - Lifetime JPH0628498Y2 (ja) 1985-10-28 1985-10-28 折返しコンベア装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49145432U (ja) * 1973-04-12 1974-12-16
JPS5114798A (ja) * 1974-07-27 1976-02-05 Nippon Oils & Fats Co Ltd Kinkyuhinanyoratsukasan

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Publication number Publication date
JPS6274621U (ja) 1987-05-13

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