JPS6463Y2 - - Google Patents

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JPS6463Y2
JPS6463Y2 JP4122785U JP4122785U JPS6463Y2 JP S6463 Y2 JPS6463 Y2 JP S6463Y2 JP 4122785 U JP4122785 U JP 4122785U JP 4122785 U JP4122785 U JP 4122785U JP S6463 Y2 JPS6463 Y2 JP S6463Y2
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JP
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group
noodles
noodle
noodle group
rotating body
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  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Manufacturing And Processing Devices For Dough (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ウエーブが付された多数の麺によ
り形成された麺群を、複数の列をなしてコンベヤ
により搬送する際に、麺群の側面を、その麺群の
中央方向に押しつけて、麺群の側部をなす麺が他
の列の方向に倒れたり移動して、隣り合う麺群ど
うしの間で麺が粘着、係着することを防止する。
〔従来の技術及びその問題点〕
即席麺のような麺のウエーブの成形は、帯状の
麺帯を縦断して形成された線状をなす麺の移動速
度を、ウエービング器で急激に低下させ、その出
側の低速と入側の高速との速度差を利用して行わ
れる。また、麺の機械的製造は、1組の製造装置
(1つの製造ライン)において同時に複数の麺製
品を反覆、継続して製造できるように、麺群を複
数の列にして搬送し、各列ごとに1動作で1個の
麺製品を製造している。この麺群は、ウエーブが
付された各麺線が多数集合されてなるものであ
り、1つの麺群で1列をなしている。
そして、一般的には、前記ウエーブの成形と前
後して各麺群に分けられ、これらが平行に列をな
すように形成され、各麺群はそのままコンベヤに
より蒸気室に搬送されて、ここで糊化される。
かかる麺群の搬送は、麺群の各列間に多少の間
隔をおいて行われているが、麺のウエーブ等の影
響により麺群には所定の厚みがあること、及び搬
送中に麺群に与えられる振動等が原因して、搬送
中に麺群の側部をなす麺が、他の麺群の側に倒れ
込んだり移動したりして、他の麺群の麺に接する
ことが頻発する。そして、隣り合う麺群どうしの
間で麺が相互に接したまま搬送されると、その間
に麺の粘性で両麺群が接着され、また両麺群間で
麺が絡み合つたままとなつて、後の工程での処理
に支障を来すという問題点がある。
そこで、この考案者は各麺群の間隔を拡大させ
ることを想起して、麺群の間を押し拡げるため
に、麺群における側部を中央側、即ち横方向に押
動させることを試みたところ、この手段では、麺
とこれが載置されるコンベヤとの間の摩擦によつ
て麺が横方向に移動しにくいこと、及び横方向に
移動しても移動した部分のみが圧縮されて、麺群
における麺の分布が中央部において粗になり且つ
側部においては密になつて、全体として麺の分布
が均一にならないという問題点の存在が明らかに
なつた。
次にこの考案者は、麺群の下部の麺はコンベヤ
との摩擦によつて大きく移動することがないこと
と、崩れて隣り合う麺群の方向に移動しやすいの
は側面の上部であることに着目して、その移動し
やすい側面上部を麺群中央側に倒し込むことを想
起して次の実験を行つた。即ち、搬送中の麺群
を、特に上部においての移動量が大になるように
側面から押圧することを試みたところ、この手段
では押圧する部材と麺との間の摩擦により、麺群
の押圧される側部の搬送速度が中央部よりも遅く
なつて、麺群を形成する麺の搬送速度が、麺群の
上部における中央と側部とで相違するという問題
点があることが分かつた。
そこで、この考案者はかかる知見に基づいてこ
の考案をなしたものであり、その目的は、隣り合
う麺群の間で麺が接することを防止すると共に、
麺群内で麺の分布の均一性を確保し、更に麺群内
で麺全体を同一の速度で搬送することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案にかかる麺群の側面処理装置は、麺群
の列の間に、麺群の移動方向に沿つて案内器を配
置し、この案内器が麺群に接する面を、上側が麺
群の中央方向に近づく方向に傾斜した面とし、こ
の傾斜した面の傾斜角を、麺群の搬送方向に従つ
て、垂直面に対して次第に大にして、麺群の側面
を押圧するようにしている。
〔作用〕
麺群の移動に伴つて、麺群の側面は案内器によ
り押圧される。案内器における、麺群に接する面
は、上側が麺群の中央方向に近づく方向に傾斜し
ているため、麺群の側面は、上部が麺群の中央に
寄る方向に倒されて傾斜する。このため、麺群の
搬送中に振動等が入力されても、麺群の側部をな
す麺が隣り合う麺群の方向に崩れてこれが隣りの
麺に接する程に移動することもなく、その移動量
は、多くても、側面が傾斜する以前の状態に戻る
程度になり、従つて各麺群の間隔は当初の通り維
持される。
また、案内器は麺群の移動方向に沿つて配置さ
れ、且つ前記傾斜面の傾斜角が、麺群の搬送方向
に従つて、垂直面に対して次第に大になつている
から、麺群の側面の前記傾斜は急激に角度が大に
なることなく、搬送されるに従つて次第に角度が
大になる。このため、案内器と麺との摩擦力も急
激に増大することがないから、案内器と接する麺
群側面の麺が、麺群中央の麺よりも遅れて搬送さ
れることがなく、従つて麺群の幅方向全体の麺が
均一の速度で搬送されることになる。
〔実施例〕
第1〜4図は、この考案の第1実施例を示すも
のである。ここで、1は第1のコンベヤ、2は第
2のコンベヤ、3は麺群を夫々示す。両コンベヤ
1,2は、図面では明示してないが、一般にネツ
トコンベヤを用いる。しかし、これに代えて他の
種のコンベヤを用いることも可能である。そし
て、麺群3はウエーブを付す装置4によりウエー
ブを付され、且つこれと前後して複数の列に分け
られた状態で第1のコンベヤ1に供給される。
この状態では麺群3を形成する多数の麺は、縦
方向(コンベヤ1,2の搬送方向)に連続した長
大な長さ寸法になつている。
複数の列をなして第1のコンベヤ1から第2の
コンベヤ2へと搬送される麺群3相互の間には、
案内器5が麺群3の移動方向に沿つて設置され
る。この案内器5は、この実施例では4つの回転
体51,52,53,54からなる。これらの各
回転体は、この段階の麺が粘着しないような素
材、例えば硬質合成樹脂、表面をいわゆるテフロ
ン加工した金属等により構成されていて、円板の
両面に円錐台状の部材を一体に固定したような形
状をしている。各円錐面の、垂直面に対する角度
は、麺群3の移動方向上手の回転体51が最も小
さく、同下手の回転体54が最も大きくしてあつ
て、各回転体は特に第3図に示すように、上手か
ら下手に向けて前記角度が順次大になるようにし
てある。かかる各回転体の円錐面によつて案内器
5の傾斜した面5aを形成している。
麺群3の各列の間にはいずれも前記案内器5が
配置されるが、各列の回転体には、麺群3の幅方
向において軸6が貫通されていて、各回転体は軸
6を中心に回転するようにしてある。回転体のこ
の回転は、麺群3の移動に伴つて行われる。その
ために、麺群3の移動速度に対応して軸6を回転
駆動する形態を採用することもできるが、この実
施例では、回転体の外周を第1のコンベヤ1、第
2のコンベヤ2の上面に接触させて、その摩擦力
により各回転体を回転させるようにしている。従
つて、各回転体の外周を、コンベヤ1,2との間
の摩擦力が大になるような構成、例えば凹凸を付
す等の手段を採用してもよい。なお、各回転体は
前記傾斜する面5aにおいて麺群3に接している
ものであるから、移動する麺群3によつても回転
される。
而して、第1のコンベヤ1、第2のコンベヤ2
により麺群3が移動されると、これに同期して回
転体51,52,53,54が回転する。する
と、麺群3の移動速度と回転体の回転速度とが略
一致することから、回転体と麺群3との間に大き
な摩擦力が発生することなく、麺群3の側面は回
転体の傾斜する面5aにより、麺群3中央側に押
圧されて倒れ込む。
そして、各回転体の傾斜する面5aは、麺群3
の移動方向に沿つて順次角度が大になつているか
ら、麺群3側面の前記倒れ量が次第に大になる。
第4図aは回転体51を通過後の麺群3の横断
面、第4図bは回転体52を通過後の麺群3の横
断面、第4図cは回転体53を通過後の麺群3の
横断面、第4図dは回転体54を通過後の麺群3
の横断面を示すものである。
このため、各列をなす麺群3の側面は上部にお
いて間隔が大になるから、麺群3の搬送中に振動
等が入力されても、隣り合う麺群3同士が接する
おそれがなくなる。
この考案者が実験したところ、案内器5を通過
した後の麺群3は、その後に振動等が与えられて
も、倒された側面の麺が案内器5に入る前の大体
垂直な状態に戻る程度であつて、隣り合う他方の
麺群3の側に倒れ込んで両麺群3の麺同士が接す
ることはなかつた。
また、麺群3は各回転体によつて順次少しづつ
押圧されるため、回転体と麺群3との間の摩擦が
大になることもない。このため、麺群3の側面の
速度が中央にくらべて遅くなることはない。
なお、案内器5を構成する各回転体の数と、そ
の傾斜する面の傾斜角度とは適宜変更することが
できる。
第5,6図は第2実施例の案内器5を示すもの
であり、この案内器5は、前記第1実施例のよう
な、麺群3の搬送方向に沿つて配置された複数の
回転体55,56,57,58と、複数の回転体
に架け渡された断面V字形の可撓性あるベルト状
の無端体59とからなる。回転体の回転軸7はコ
ンベヤの幅方向を向き、且つ回転体が麺群3の側
面に対向する面は前記回転軸7の中心線を中心と
する円錐面をなし、各回転体の円錐面の傾斜角
を、麺群3の搬送方向に従つて垂直面に対して次
第に大にしており、かかる回転体55,56,5
7,58は前記第1実施例の回転体51,52,
53,54と同様の構成になつている。無端体5
9はかかる回転体に架け渡されていて、無端体5
9のV字状断面が、麺群3の移動方向に沿つて次
第に幅広になるように構成される。
かくしてこの実施例によれば、麺群3の側面に
は無端体59が接してこれを押圧する。無端体5
9は、上手の回転体55から下手の回転体58に
まで架け渡してあるため、麺群3はこの案内器5
の側面を通過中に継続して側面から押圧される。
そして、麺群3の移動に伴つて無端体59のV字
状断面が次第に開くから、麺群3の側面も次第に
押圧されて麺群3中央方向に倒される。他の作用
効果は第1実施例と同一である。
前記両実施例において軸6,7はコンベヤ1,
2の機枠に軸支されるが、その機枠とは別のフレ
ームに軸支しておいて、そのフレームをコンベヤ
1,2の機枠に着脱可能に装着するように構成す
れば、案内器5がコンベヤ1,2に対して着脱可
能になる。
〔考案の効果〕 以上説明したように、この考案によれば、案内
器によつて押圧するから、麺群の側面は、上部が
麺群の中央に寄る方向に傾斜する。このため、麺
群の搬送中に振動等が入力されても、麺群の側部
をなす麺が隣り合う麺群の方向に崩れてこれが隣
りの麺に接する程に移動することもないから、各
麺群の間隔は当初の通り維持される。このため、
麺群は隣り合うどうしが粘着、係着することがな
くなるから、後の工程において麺の処理に支障を
生じることがないという効果がある。
また、麺群の側面の前記傾斜は急激に角度が大
になることなく、この角度の増大は、麺群が搬送
されるに従つて次第に行われる。このため、案内
器と麺との摩擦力も急激に増大することがないか
ら、案内器と接する麺群側面の麺が、麺群中央の
麺よりも遅れて搬送されることがなく、従つて麺
群の幅方向全体の麺が均一の速度で搬送される効
果もある。
さらにこの考案によれば、ウエーブを付す装置
やコンベヤに変更を加える必要なく、単に案内器
をコンベヤの上に設置するだけで足りるから、す
でに運転中のコンベヤ装置にも適用することがで
きる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1実施例の側面図、第2
図は第1図の−線断面拡大図、第3図a〜d
はそれぞれ回転体の正面図、第4図a〜dはそれ
ぞれ麺群の側面の変化の過程を示す説明図。第5
図は第2実施例の側面図、第6図は第5図の−
線断面拡大図である。 1,2……コンベヤ、3……麺群、5……案内
器、6,7……軸、51〜54及び55〜58…
…回転体、59……無端体。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ウエーブが付された多数の麺により麺群が形
    成され、この麺群を複数の列をなしてコンベヤ
    により搬送する装置において、麺群の列の間
    に、麺群の移動方向に沿つて案内器を配置し、
    この案内器が麺群に接する面を、上側が麺群の
    中央方向に近づく方向に傾斜した面とし、この
    傾斜した面の傾斜角を、麺群の搬送方向に従つ
    て、垂直面に対して次第に大にして、麺群の側
    面を押圧するようにしたことを特徴とする麺群
    の側面処理装置。 (2) 案内器は、麺群の搬送方向に沿つて配置され
    た複数の回転体からなり、回転体の回転軸はコ
    ンベヤの幅方向を向き、且つ回転体が麺群に接
    する面は前記回転軸の中心線を中心とする円錐
    面をなし、各回転体の円錐面の傾斜角を、麺群
    の搬送方向に従つて、垂直面に対して次第に大
    にしてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の麺群の側面処理装置。 (3) 案内器は、麺群の搬送方向に沿つて配置され
    た複数の回転体と、複数の回転体に架け渡され
    た断面V字形の可撓性ある無端体とからなり、
    回転体の回転軸はコンベヤの幅方向を向き、且
    つ回転体が麺群の側面に対向する面は前記回転
    軸の中心線を中心とする円錐面をなし、各回転
    体の円錐面の傾斜角を、麺群の搬送方向に従つ
    て垂直面に対して次第に大にして、無端体のV
    字状断面が次第に幅広になるように構成された
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の麺群の側
    面処理装置。
JP4122785U 1985-03-22 1985-03-22 Expired JPS6463Y2 (ja)

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JP4122785U JPS6463Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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JP4122785U JPS6463Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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JPS61158184U JPS61158184U (ja) 1986-10-01
JPS6463Y2 true JPS6463Y2 (ja) 1989-01-05

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ID=30550855

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JP4122785U Expired JPS6463Y2 (ja) 1985-03-22 1985-03-22

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CN111418626B (zh) * 2020-03-19 2021-11-16 北京本乡良实面业有限责任公司 一种方形馒头生产线

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JPS61158184U (ja) 1986-10-01

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