JPH0121937B2 - - Google Patents

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JPH0121937B2
JPH0121937B2 JP60187826A JP18782685A JPH0121937B2 JP H0121937 B2 JPH0121937 B2 JP H0121937B2 JP 60187826 A JP60187826 A JP 60187826A JP 18782685 A JP18782685 A JP 18782685A JP H0121937 B2 JPH0121937 B2 JP H0121937B2
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JP
Japan
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belt conveyor
noodle
rolls
pair
bodies
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JP60187826A
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Juji Okahara
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SANUKI MENKI KK
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SANUKI MENKI KK
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、製麺工程において板状の麺体を圧
延する際における該麺体の搬送方向の転換方法と
搬送方向の転換装置に関するものである。
〔従来の技術〕
麺棒を使用して手打麺を作るときのように、麺
体を圧延する際、何回も麺体の圧延方向を変えて
麺体を板状に圧延すると、例えば特公昭47−1823
号公報に開示されているような機械的な圧延装置
によつて麺体を圧延しても、手打風の美味な麺が
得られることはよく知られている。しかしなが
ら、麺体を自動的に2回以上圧延することができ
るようになつている従来公知の麺体の圧延装置で
は、例えば特公昭53−41225号公報にも示されて
いるように、何れも、麺体がその搬送方向を全く
転換されることなく一定の方向に搬送される間に
おいて、順次、上下に配された各一対宛の圧延ロ
ール間で同一方向に圧延されるようになつてい
た。
〔解決すべき問題点〕
したがつて、麺体を自動的に2回以上圧延する
ことができる従来の圧延装置によつて圧延された
麺は、圧延ロールに波型のロールを使用してもな
お、各回のロールによる麺体の圧延方向が同一方
向であるため、その風味がなお手打ち麺には及ば
ない、といつた問題があつた。
そこでこの発明は、機械的な手段によつて一回
以上麺体の圧延方向を変えて麺体を圧延すること
ができるようにするために、麺体の搬送方向の転
換方法とその装置を提供し供しようとするもので
ある。
〔問題を解決するための手段〕
第1の発明の麺体の搬送方向の転換方法は、第
1〜5図に示すように、板状の麺体A′をベルト
コンベヤ12の上に載置して搬送する際、この麺
体A′の一部をベルトコンベヤ12の側方にはみ
出させておき、麺体A′をベルトコンベヤ12に
よつてベルトコンベヤ12の走行方向に所定量搬
送した後、このベルトコンベヤ12の走行を止め
て、ベルトコンベヤ12の上に載つている麺体
A′がベルトコンベヤ12の側方にはみ出してい
る部分をベルトコンベヤ12の側方に位置する一
対のロール36,37でもつて挟持し、このロー
ル36,37の回転によつて該麺体A′を上記ベ
ルトコンベヤ12の上からその側方へと取り出す
ことによつて、麺体A′の搬送方向をさきのベル
トコンベヤ12による搬送方向から90゜転換させ
る方法である。第2の発明は、第1の発明を実施
するための装置であつて、第2の発明の麺体の搬
送方向の転換装置は、ベルトコンベヤ12の一側
に一対のロール36,37が配設されているこ
と、この一対のロール36,37は、その軸線方
向がベルトコンベヤ12の走行方向にほぼ平行で
上下に配されていること、少なくとも何れか一方
のロール36又は37がその軸を昇降自在に支持
されていること、少なくとも何れか一方のロール
36又は37がその軸を回転駆動源に連結されて
いること、及び、上記一対のロール36,37
が、ベルトコンベヤ12の側方にはみ出た麺体
A′の部分を挟持して板状の麺体A′をベルトコン
ベヤ12の上からその側方へと取り出すための挟
持ロールであること、によつて構成されている。
第3の発明も第1の発明を実施するための装置
であつて、この第3の発明は、第2の発明の装置
に次のような構成を付加したもので、第3の発明
の装置が第2の発明と違つている点は、前記ベル
トコンベヤ12の始端側の一側に沿つて、該ベル
トコンベヤ12と平行で、該ベルトコンベヤ12
よりもその搬送行程が短い補助ベルトコンベヤ3
4が配設されていること、上記補助ベルトコンベ
ヤ34の搬送方向終端部の前方に位置せしめて、
上記ベルトコンベヤの一側に前記一対の挟持ロー
ル36,37が配設されている点にある。
〔作用〕
ベルトコンベヤ12によつて搬送される板状の
麺体A′の一部をベルトコンベヤ12の側方には
み出させて搬送すると、このベルトコンベヤ12
の走行を止めたときにおいて、この麺体A′がベ
ルトコンベヤ12の側方にはみ出ている部分を、
ベルトコンベヤ12の側方に配置してある一対の
平行なロール36,37間に位置させた状態を得
ることができる。
そして、この状態においては、一対の平行なロ
ール36,37の何れか一方又はその双方を、ロ
ール間隔を狭める向きに変位させると、この一対
のロール36,37でもつて麺体A′がベルトコ
ンベヤ12の側方にはみ出ている部分を挟持する
ことができ、麺体A′の一部を一対のロール36,
37でもつて挟持した状態においては、一対のロ
ール36,37の何れか一方はその双方を駆動す
ると、この一対のロール36,37によつて、麺
体A′をベルトコンベヤ12上からその側方へと
取り出すことができる。すなわち、ベルトコンベ
ヤ12上の麺体A′はこのベルトコンベヤ12に
よる搬送方向から、その搬送方向を90゜転換され
る。
〔実施例〕
この発明に係る麺体の搬送方向の転換装置を備
えた製麺機の一例を図示して、この発明に係る麺
体の搬送方向の転換方法ならびに搬送方向の転換
装置を説明すると、第1図に示してある製麺機1
には、その2個所に、本発明に係る麺体の搬送方
向転換装置を実施してある。
麺体の搬送方向に沿つてこの製麺機を説明する
と、第1図において、11は第1ベルトコンベヤ
である。この第1ベルトコンベヤ11の上方位に
は、楕円軌道aに沿つて公転する回転軸により自
転可能に支持された振動ロール21を対設してあ
つて、この第1ベルトコンベヤ11の搬送方向
(矢印イ)の始端側に板状又は棒状の麺体Aを供
給すると、該麺体Aは、第1ベルトコンベヤ11
の上を搬送される間に、上記振動ロール21によ
つて、あたかも麺棒で延ばすように圧延され、且
つ、ベルトコンベヤ11の上に供給された麺体A
に、先行側の麺体Aと後続側の麺体Aの重ね合わ
せ部が存在した場合には、この重ね合わせ部を該
振動ロール21によつて押圧することで接合せし
めるようになつている。
第1ベルトコンベヤ11の搬送方向(矢印イ)
の前方位には、2対の圧延ロール22,23,2
4,25を配設してあつて、第1ベルトコンベヤ
11によつてその搬送方向前方へと送られた麺体
Aは、この2対の圧延ロール22,23,24,
25によつて順次圧延されるようになつている。
そして、圧延された帯状の麺体Aは、カツター2
6により切断されて、方形の板状の麺体A′とな
る。
第1ベルトコンベヤ11と2対の圧延ロール2
2,23,24,25の列の下方位には、その搬
送方向が先の第1ベルトコンベヤ11の搬送方向
(矢印イ)とは逆方向(矢印イ′方向)の、第2ベ
ルトコンベヤ12を配設してあつて、上記カツタ
ー26によつて切断された方形の麺体A′は、こ
の第2ベルトコンベヤ12の上に表裏を反転して
供給されるようになつているのであるが、この第
2ベルトコンベヤ12は、その上に供給された板
状の麺体A′が、この第2ベルトコンベヤ12の
一側(搬送方向の左側)に若干はみ出した状態に
なつてこの第2ベルトコンベヤ12上に載置され
るようにするため、そのベルト12aの巾方向に
おける設置位置を、上記圧延ロール22,23,
24,25の巾方向の位置に対して相対的に若干
齟齬させて(右に寄せて)ある。
また、この第2ベルトコンベヤ12の一側(搬
送方向左側)には、始端側に配して補助ベルトコ
ンベヤ34を配設してある(第2,3図参照)。
すなわち、この第2ベルトコンベヤ12は、第2
図に示してある如く、機枠30の前後に配して軸
架された一対のロール28,29と、それに懸け
回されたベルト12aとでもつて構成されている
のであるが、補助ベルトコンベヤ34は、上記第
2ベルトコンベヤ12の駆動軸である前記ロール
28の軸31に嵌着されたシーブ32と、機枠3
0の適所に軸架された他のシーブ33間に懸け回
された2条の平行な紐状のベルト34a,34a
とでもつて構成されていて、この補助ベルトコン
ベヤ34は、第2ベルトコンベヤ12の上に載置
された麺体A′が該ベルトコンベヤ12のベルト
12aの側方(左側)へとはみ出している部分
を、ベルト34a,34a上に載せて、第2ベル
トコンベヤ12と同一の速度で麺体A′をその搬
送方向(矢印イ′方向)に搬送できるようになつ
ている。
また、第2ベルトコンベヤ12の一側(搬送方
向左側)には、その搬送方向終端側に配して、つ
まり上記補助ベルトコンベヤ34の搬送方向の前
方位に配して、一対の挟持ロール36,37を配
設してある(第1,2,4図参照)。すなわち、
この一対の挟持ロール36,37は、前記第2ベ
ルトコンベヤ12の上面の高さよりも下位に配し
て機枠30の適所に回転自在に軸架され、常時矢
印方向に回転せしめられている受けロール36
と、この受けロール36の上位に配して受けロー
ル36との間隔を可変に支持された押えロール3
7とでもつて構成されている。この実施例の押え
ロール37は、機枠30の適所に枢支38された
軸受枠39に軸架されており、軸受枠39は、そ
れに連結した連杆40を介して、クランクカム4
1のピン42に連結43されており、この押えロ
ール37の軸受枠39は、図示してないモータで
もつてクランクカム41を回転させると、それを
第4図に示した実線図示位置と、鎖線図示位置の
間に亘つて変位させることができるようになつて
おり、このクランクカム41によつて入り切りさ
れる一対のリミツトスイツチ44,44′でもつ
てクランクカム41の回転を止めると、それが実
線図示位置又は鎖線図示位置において一旦停止せ
しめられるようになつているのである。
なお、第2,3図において、45は第2ベルト
コンベヤ12のベルト12aの下面を支承してい
る案内板で、この案内板45は、前記麺体A′が
ベルト12aの側方にはみ出して前記補助ベルト
コンベヤ34によつても搬送される部位では、第
2ベルトコンベヤ12の側方に張り出して、この
補助ベルトコンベヤ34のベルト34aの下面を
も支承しており、この案内板45が、上記補助ベ
ルトコンベヤ34の搬送方向前方位において途切
れている部位に、前記一対の挟持ロール36,3
7が配設されている。
したがつて、この第2ベルトコンベヤ12及び
補助ベルトコンベヤ34によれば、前記カツター
26によつて一定の寸法に切断された麺体A′は、
その一側(搬送方向の左側)の一部を第2ベルト
コンベヤ12のベルト12aの側方にはみ出した
状態で、第2ベルトコンベヤ12の上に載せら
れ、補助ベルトコンベヤ34が存在する搬送区間
では、第2ベルトコンベヤ12からはみ出してい
る部分を補助ベルトコンベヤ34の上に載せて搬
送され、補助ベルトコンベヤ34が途切れている
位置に達すると、ベルト12aの側方にはみ出し
ている麺体A′の部分が、一対の挟持ロール36,
37間に送り込まれるようになつているのであ
る。
また、この実施例の製麺機1には、上記第2ベ
ルトコンベヤ12の上方位の適所に、夫々第1近
接スイツチ51と第2近接スイツチ52を配設し
てあつて、一定の寸法に切断されている第2ベル
トコンベヤ12上の麺体A′の前端部が、両近接
スイツチ51,52の下方を通過し、その後端部
が第1近接スイツチ51の下に来ると、前記第1
ベルトコンベヤ11、圧延ロール23,25、第
2ベルトコンベヤ12及び補助ベルトコンベヤ3
4等の駆動が、すべて停止されると同時に、前記
クランクカム41が半回転駆動されて、押えロー
ル37が第4図の実線図示位置から降せしめられ
るようになつている。そして、この押えロール3
7が第4図の鎖線図示位置に降下せしめられる
と、この押えロール37とそれに対設されている
受けロール36とからなる挟持ロール36,37
によつて、第2ベルトコンベヤ12の側方にはみ
出している麺体A′の部分が挟持され、第2ベル
トコンベヤ12の上に載つている麺体A′が、受
けロール36の回転によつて、第2ベルトコンベ
ヤ12上からその側方へと引きずり出されるよう
になつているのである。すなわち、このときにお
いて麺体A′は、その搬送方向を第2ベルトコン
ベヤ12による搬送方向(矢印イ′方向)から矢
印ロ方向へと90゜方向転換されるようになつてい
るのである。
なお、この実施例の製麺機1は、麺体A′のこ
の搬送方向(ロ方向)における後端部が第2近接
スイツチ52の下方を通過すると(第1図参照)、
数秒後に、押えロール37が旧位(上昇位置)に
復帰せしめられて、再び一対の挟持ロール36,
37間に次の麺体A′を搬入できる状態となり、
第1・第2コンベヤ11,12等の駆動が再開さ
れるようになつている。
また、この実施例の製麺機1には、第1,4図
に示してあるように、上記一対の挟持ロール3
6,37による麺体A′の搬送方向(矢印ロ方向)
前方位に、2対の圧延ロール54,55,56,
57を配設してあつて、第2ベルトコンベヤ12
上から引きずり出された麺体A′は、引き続いて
これらの圧延ロール54,55,56,57によ
つてロ方向に圧延された上、その下方位の第3ベ
ルトコンベヤ13の上に供給されるようになつて
いる。なお第4図において59,60,61,6
2は上記圧延ロールに対設されたスクレーパー、
63,64は麺体A′の案内板である。
第3ベルトコンベヤ13の搬送方向(矢印ロ′
方向)は、第2ベルトコンベヤ12の搬送方向
(矢印イ方向)にクロスしており、この第3ベル
トコンベヤ13も、その上に表裏を反転して供給
された麺体A′が、この第3ベルトコンベヤ13
の一側(搬送方向右側)に若干はみ出した状態に
なつて、第3ベルトコンベヤ13上に載置される
ことになるように、そのベルト13aの巾方向に
おける設置位置を、上記圧延ロール54,55,
56,57の巾方向の位置に対して相対的に若干
齟齬させて(左に寄せて)ある。
しかし、この第3ベルトコンベヤ13はその搬
送行程が短いので、その側方には、第2ベルトコ
ンベヤ12の場合のような補助ベルトコンベヤ3
4はこれを配設してない。この第3ベルトコンベ
ヤ13の一側(搬送方向右側)には、搬送方向に
おける始端部を若干除外した位置に、前記一対の
挟持ロール36,37と同様な、一対の挟持ロー
ル66,67だけが配設されている。すなわち、
この一対の挟持ロール66,67を構成している
受けロール66は、第3ベルトコンベヤ13の上
面の高さよりも下位に配して機枠に軸架されてお
り、押えロール67は、機枠の適所に枢支された
軸受枠(図示せず)に軸架されて上下動自在に支
持されている。そしてこの挟持ロール66,67
は、圧延ロール56,57を通過した麺体A′が、
第3ベルトコンベヤ13の始端部の上に供給され
て第3ベルトコンベヤ13の側方にはみ出してい
る麺体A′の部分を受けロール66の上にもたら
されると、前記挟持ロール36,37の場合と同
様に、それを挟持ロール66,67で上下から挟
持して、麺体A′の搬送方向を転換できるように
なつている。すなわち、第3ベルトコンベヤ13
の上方位の適所に配設してある第3近接スイツチ
53が麺体A′の通過を検出すると、数秒後に、
第3ベルトコンベヤ13の駆動が停止されると共
に、押えロール67が降下して、押えロール67
が受けロール66との間で第3ベルトコンベヤ1
3の側方にはみ出している麺体A′の部分を挟持
すると、麺体A′が、受けロール66の回転によ
つて第3ベルトコンベヤ13の側方へと引きずり
出されるようになつているのである。すなわち、
このときにおいて、麺体A′は、その搬送方向を、
第3ベルトコンベヤ13による搬送方向(矢印
ロ′方向)から矢印イ方向へと、90゜方向転換され
るようになつているのである。
この場合にも、麺体A′のこの搬送方向(矢印
イ方向)における後端部が第3近接スイツチ53
の下方を通過すると、数秒後に、押えロール37
が旧位(上昇位置)に復帰せしめられて、再び一
対の挟持ロール66,67間に次の麺体A′を搬
入できる状態となり、第3ベルトコンベヤ13の
駆動が再開されるようになつている。
また、この実施例の製麺機1には、第1図に示
してあるように、上記一対の挟持ロール66,6
7による麺体A′の搬送方向(イ方向)前方位に
一対の圧延ロール68,69を配設してあり、圧
延ロール68,69の下方位に第4ベルトコンベ
ヤ14を配設してあり、第4ベルトコンベヤ14
の終端部にカツター70を配設してあり、カツタ
ー70の下方位に第5ベルトコンベヤ15を配設
してあつて、第3ベルトコンベヤ13上から引き
ずり出された麺体A′は、引続いて上記圧延ロー
ル68,69によつてイ方向に圧延され、その下
方位の第4ベルトコンベヤ14によつてイ方向に
搬送された後、カツター70によつて麺線状に包
丁切りされて、第5ベルトコンベヤ15によつ
て、この製麺機1から取り出されるようになつて
いるのである。
したがつて、この実施例の製麺機1は、本発明
にしたがつた搬送方法ならびに搬送装置によつ
て、麺体A′の搬送方向を2度90゜宛転換し、その
圧延方向を先ずイ方向からロ方向に変え、次に
ロ′方向からイ方向に変えて、その都度麺体A′を
機械的に互いに交差する方向において圧延するこ
とができる。
なお、上記実施例においては、何れの方向転換
位置でも、一対の挟持ロール36,37(又は6
6,67)のうち下側の受けロール36(又は6
6)を定位置い支持しておくことで、ベルトコン
ベヤ12(又は13)の側方にはみ出ている麺体
A′の部分をこの受けロール36(又は66)上
に導入した上、上側の押えロール37(又は6
7)の位置を可変としておくことで、受けロール
36(又は66)の上に導入された麺体A′の部
分を両ロール間に挟持せしめたが、他の実施例に
おいては、第5図に示してあるように、一対の挟
持ロール36,37のうち上側の押えロール37
を定位置に支持しておき、受けロール36を鎖線
図位置から実線図示位置へと可変に構成しておく
ことで、ベルトコンベヤ12の側方にはみ出して
いる麺体A′の部分をこの押えロール37の下方
位に導入した上、押えロール37の下方位に導入
された麺体A′の部分を受けロール36でもつて
持ち上げることにより押えロール37との間で挟
持せしめ、回転駆動源に連動連結されている受け
ロール36又は押えロール37の回転によつて、
麺体Aをベルトコンベヤ上からその側方へと引き
ずり出してもよい。
また、他の実施例においては、ベルトコンベヤ
12の側方にはみ出している麺体の部分を、適宜
の間隔を与えて待機せしめてある一対の挟持ロー
ル間に導入した上、先づ受けロールを変位させて
押えロールと受けロール間に麺体A′を挟持した
後、両ロールを共に変位させることで、ベルトコ
ンベヤ12の側方にはみ出している麺体A′の部
分を持ち上げて、この麺体A′をベルトコンベヤ
12の側方に引きずり出してもよい(図示せず)。
〔発明の効果〕
本発明の麺体の搬送方向の転換方法ならびに麺
体の搬送方向の転換装置によれば、機械的な手段
によつて、板状の麺体の搬送方向を90゜転換でき
る。したがつて、本発明の方法および装置を使用
すると、一回以上麺体の圧延方向を約90゜宛変更
して、麺体を機械的な圧延装置でもつて圧延する
ことができるから、手打ち風の優れた風味をもつ
た麺を機械的に量産できる。
そして、本発明の方法及び装置は、ベルトコン
ベヤによつて一定の方向に搬送されてきた麺体
が、該ベルトコンベヤの側方にはみ出している部
分を挟持ロールにより挟持して、該挟持ロールの
回転によつてベルトコンベヤ上からその側方へと
引きずり出す方法ならびに装置であるから、板状
の麺体を傷つけることなく、極めて円滑に方向転
換せしめうる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る麺体の搬送方向転換装
置を備えた製麺機の一例を示した斜視図、第2図
は第2ベルトコンベヤと補助ベルトコンベヤの部
分を示した同平面図、第3図は第2図の−線
断面図、第4図は第2ベルトコンベヤと挟持ロー
ルの部分を示した同縦断正面図(断面は第2図の
−線に沿う)、第5図は他の実施例における
ベルトコンベヤと挟持ロールの位置関係を示した
縦断正面図である。 12……第2ベルトコンベヤ(ベルトコンベ
ヤ)、13……第3ベルトコンベヤ(ベルトコン
ベヤ)、36,66……受けロール(挟持ロー
ル)、37,67……押えロール(挟持ロール)、
27……補助ベルトコンベヤ、A,A′……麺体。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ベルトコンベヤの上に載置して搬送される板
    状の麺体の一部をベルトコンベヤの側方にはみ出
    させておいて、麺体をベルトコンベヤによつてベ
    ルトコンベヤの走行方向に所定量搬送した後、こ
    のベルトコンベヤの走行を止めて、ベルトコンベ
    ヤの上に載つている麺体がベルトコンベヤの側方
    にはみ出している部分をベルトコンベヤの側方に
    位置する一対のロールでもつて挟持し、このロー
    ルの回転によつて該麺体を上記ベルトコンベヤの
    上からその側方へと取り出すこと、を特徴とする
    麺体の搬送方向の転換方法。 2 ベルトコンベヤの一側に一対のロールが配設
    されていること、この一対のロールは、その軸線
    方向がベルトコンベヤの走行方向にほぼ平行で上
    下に配されていること、少なくとも何れか一方の
    ロールがその軸を昇降自在に支持されているこ
    と、少なくとも何れか一方のロールがその軸を回
    転駆動源に連結されていること、及び、上記一対
    のロールが、ベルトコンベヤの側方にはみ出た麺
    体の部分を挟持して板状の麺体をベルトコンベヤ
    の上からその側方へと取り出すための挟持ロール
    であること、を特徴とする麺体の搬送方向の転換
    装置。 3 ベルトコンベヤの始端側の一側に沿つて、該
    ベルトコンベヤと平行で、該ベルトコンベヤより
    もその搬送行程が短い補助ベルトコンベヤが配設
    されていること、上記補助ベルトコンベヤの搬送
    方向終端部の前方に位置せしめて上記ベルトコン
    ベヤの一側に一対のロールが配設されているこ
    と、この一対のロールは、その軸線方向がベルト
    コンベヤの走行方向にほぼ平行で上下に配されて
    いること、少なくとも何れか一方のロールがその
    軸を昇降自在に支持されていること、少なくとも
    何れか一方のロールがその軸を回転駆動源に連結
    されていること、及び、上記一対のロールが、ベ
    ルトコンベヤの側方にはみ出た麺体の部分を挟持
    して板状の麺体をベルトコンベヤの上からその側
    方へと取り出すための挟持ロールであること、を
    特徴とする麺体の搬送方向の転換装置。
JP60187826A 1985-08-26 1985-08-26 麺体の搬送方向の転換方法及びその装置 Granted JPS6248333A (ja)

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