JPH0217833Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0217833Y2 JPH0217833Y2 JP1986157453U JP15745386U JPH0217833Y2 JP H0217833 Y2 JPH0217833 Y2 JP H0217833Y2 JP 1986157453 U JP1986157453 U JP 1986157453U JP 15745386 U JP15745386 U JP 15745386U JP H0217833 Y2 JPH0217833 Y2 JP H0217833Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- rollers
- cutting
- pair
- pairs
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 235000013305 food Nutrition 0.000 claims description 78
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 5
- 241000220259 Raphanus Species 0.000 description 15
- 235000006140 Raphanus sativus var sativus Nutrition 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 244000000626 Daucus carota Species 0.000 description 4
- 235000002767 Daucus carota Nutrition 0.000 description 4
- 240000008067 Cucumis sativus Species 0.000 description 2
- 244000155437 Raphanus sativus var. niger Species 0.000 description 2
- 235000021110 pickles Nutrition 0.000 description 2
- 235000013311 vegetables Nutrition 0.000 description 2
- 241000251468 Actinopterygii Species 0.000 description 1
- 240000005528 Arctium lappa Species 0.000 description 1
- 235000003130 Arctium lappa Nutrition 0.000 description 1
- 235000008078 Arctium minus Nutrition 0.000 description 1
- 241000675108 Citrus tangerina Species 0.000 description 1
- 235000009849 Cucumis sativus Nutrition 0.000 description 1
- 235000010799 Cucumis sativus var sativus Nutrition 0.000 description 1
- 235000009852 Cucurbita pepo Nutrition 0.000 description 1
- 241000219104 Cucurbitaceae Species 0.000 description 1
- 240000009088 Fragaria x ananassa Species 0.000 description 1
- 244000061456 Solanum tuberosum Species 0.000 description 1
- 235000002595 Solanum tuberosum Nutrition 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 235000013399 edible fruits Nutrition 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000796 flavoring agent Substances 0.000 description 1
- 235000019634 flavors Nutrition 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 235000021012 strawberries Nutrition 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、ダイコン、ニンジン、キユウリ、ご
ぼう、ジヤガイモ等の野菜類やミカン等の果物類
を真二つに切断するための食品切断機に関するも
のである。
ぼう、ジヤガイモ等の野菜類やミカン等の果物類
を真二つに切断するための食品切断機に関するも
のである。
[従来技術及び考案が解決しようとする課題]
近年、漬物は各家庭で作られることが少なくな
り、業者によつて大量生産されている。しかしこ
のような漬物が商品として市場価値を持つために
は、味の良さ及び商品の一単位が適量であること
などが要求される。このためダイコン、ニンジ
ン、キユウリ、ウリ等の各種野菜を小さくし例え
ば単身赴任者や独身サラリーマン等が買い易くし
かつ味のしみこみを良くするために長手方向に二
つ割りする技術の開発が望まれている。
り、業者によつて大量生産されている。しかしこ
のような漬物が商品として市場価値を持つために
は、味の良さ及び商品の一単位が適量であること
などが要求される。このためダイコン、ニンジ
ン、キユウリ、ウリ等の各種野菜を小さくし例え
ば単身赴任者や独身サラリーマン等が買い易くし
かつ味のしみこみを良くするために長手方向に二
つ割りする技術の開発が望まれている。
そこで従来の食品切断機を見ると、例えば特公
昭39−15235号、実公昭50−10212号、同57−
25827号、同57−60959号、同57−60960号、実開
昭54−89392号等に記載の技術が知られている。
しかしこれらの技術はいずれもコンベア上の食品
を上からコンベアで押えて、食品を搬送・切断す
るものであり、これらの技術によつてダイコン等
を真二つにする場合、形の整つたダイコン等のと
きは切断可能であつても、曲がつたりしたがダイ
コンのときは切断できない欠点があつた。
昭39−15235号、実公昭50−10212号、同57−
25827号、同57−60959号、同57−60960号、実開
昭54−89392号等に記載の技術が知られている。
しかしこれらの技術はいずれもコンベア上の食品
を上からコンベアで押えて、食品を搬送・切断す
るものであり、これらの技術によつてダイコン等
を真二つにする場合、形の整つたダイコン等のと
きは切断可能であつても、曲がつたりしたがダイ
コンのときは切断できない欠点があつた。
このため食品を二つ又は三つに分割する技術も
検討され、例えば特開昭57−102796号には、魚体
の両横方向からベルトで押え付けて該魚体を搬送
しつつ2枚又は3枚におろす技術が開示されてい
る。しかし、この技術では単にベルトで押え付け
るに過ぎないため、曲がつたダイコンやニンジン
等を二つ割りにする場合に切断刃の中心から左右
にずれて真二つに分割できないという欠点があつ
た。また実公昭60−1999号にはベルトの内側に押
えローラを配置する技術が開示されているが、同
じく曲がつたダイコン等を二つ割りにする場合に
真二つに分割できない欠点があつた。
検討され、例えば特開昭57−102796号には、魚体
の両横方向からベルトで押え付けて該魚体を搬送
しつつ2枚又は3枚におろす技術が開示されてい
る。しかし、この技術では単にベルトで押え付け
るに過ぎないため、曲がつたダイコンやニンジン
等を二つ割りにする場合に切断刃の中心から左右
にずれて真二つに分割できないという欠点があつ
た。また実公昭60−1999号にはベルトの内側に押
えローラを配置する技術が開示されているが、同
じく曲がつたダイコン等を二つ割りにする場合に
真二つに分割できない欠点があつた。
また、実開昭55−174297号には、一対の搬送ロ
ール間に配設された円盤状カツタによつて食品
(いちご)を半裁する技術が記載されているが、
この技術では、食品の支持は斜め下方両側のみで
行つているため、切断時の支持力が弱く、切断す
る食品の形状が曲つている場合には真二つに分割
できないだけでなく、食品が硬い場合に切断刃か
ら食品が逃げてしまい切断が不可能になるという
欠点があつた。
ール間に配設された円盤状カツタによつて食品
(いちご)を半裁する技術が記載されているが、
この技術では、食品の支持は斜め下方両側のみで
行つているため、切断時の支持力が弱く、切断す
る食品の形状が曲つている場合には真二つに分割
できないだけでなく、食品が硬い場合に切断刃か
ら食品が逃げてしまい切断が不可能になるという
欠点があつた。
さらに、実公昭号30−15518号公報には、切断
刃を二対の押圧ローラのうち搬送経路出口側の押
圧ローラ間に配設した技術が記載されている。し
かし、この技術では、押圧ローラによる押圧が切
断時は出口側の押圧ローラのみであるため、押圧
支持が不安定な点支持となつてしまうので、切断
時に切断刃から食品の中心がズレることがあり、
真二つに分割できない場合があるという欠点があ
つた。
刃を二対の押圧ローラのうち搬送経路出口側の押
圧ローラ間に配設した技術が記載されている。し
かし、この技術では、押圧ローラによる押圧が切
断時は出口側の押圧ローラのみであるため、押圧
支持が不安定な点支持となつてしまうので、切断
時に切断刃から食品の中心がズレることがあり、
真二つに分割できない場合があるという欠点があ
つた。
[考案の目的]
そこで本考案の目的は、曲がつたダイコンやニ
ンジン等であつても真二つに分割できる食品切断
機を提供することにある。
ンジン等であつても真二つに分割できる食品切断
機を提供することにある。
[課題を解決するための手段]
本考案者は、前記の課題を解決するため鋭意検
討を重ねた結果、本考案に至つたものである。
討を重ねた結果、本考案に至つたものである。
即ち、本考案に係る食品切断機は、架台上に食
品搬送経路を有し、該食品搬送経路の両側に沿つ
て食品を横方向から支持しつつ搬送する一対の搬
送ベルトを有し、該一対の搬送ベルトの間に食品
を切断するための切断部を有する食品切断機にお
いて、前記切断刃の両側に位置する搬送ベルトの
内側各々には、該搬送ベルトを押圧する少なくと
も三対のローラを有し、該三対のローラ間の押圧
力を調整可能にすると共に該三対のローラの中の
中間に位置する一対の押圧ローラ間の押圧力を最
も強くすると共に、食品切断中、該食品を三対の
ローラのうち少なくとも二対のローラが支持する
ような間隔で該三対のローラが配置された構成と
なしたことを特徴とする。
品搬送経路を有し、該食品搬送経路の両側に沿つ
て食品を横方向から支持しつつ搬送する一対の搬
送ベルトを有し、該一対の搬送ベルトの間に食品
を切断するための切断部を有する食品切断機にお
いて、前記切断刃の両側に位置する搬送ベルトの
内側各々には、該搬送ベルトを押圧する少なくと
も三対のローラを有し、該三対のローラ間の押圧
力を調整可能にすると共に該三対のローラの中の
中間に位置する一対の押圧ローラ間の押圧力を最
も強くすると共に、食品切断中、該食品を三対の
ローラのうち少なくとも二対のローラが支持する
ような間隔で該三対のローラが配置された構成と
なしたことを特徴とする。
[作用]
本考案によれば、2つ割りの切断を行う際に、
食品は押圧部に設けられた三対のローラのうちの
少なくとも二対のローラに支持された状態にあ
り、しかも該三対のローラの中の中間に位置する
一対の押圧ローラ間の押圧力が最も強いので、真
直なダイコンはもとより曲がつたダイコンでも効
果的に真二つに分割することができる。
食品は押圧部に設けられた三対のローラのうちの
少なくとも二対のローラに支持された状態にあ
り、しかも該三対のローラの中の中間に位置する
一対の押圧ローラ間の押圧力が最も強いので、真
直なダイコンはもとより曲がつたダイコンでも効
果的に真二つに分割することができる。
即ち、食品先端が中間の押圧ローラ間に位置し
て切断されているとき、該食品の後端側は入口側
の押圧ローラ間に支持された状態にあり、続けて
2つ割りの切断が継続されて、食品後端が切断さ
れているときには食品先端は出口側の押圧ローラ
に搬送されて支持されているので、切断時の押圧
支持が安定しており、従つて、食品は真二つに分
割される。
て切断されているとき、該食品の後端側は入口側
の押圧ローラ間に支持された状態にあり、続けて
2つ割りの切断が継続されて、食品後端が切断さ
れているときには食品先端は出口側の押圧ローラ
に搬送されて支持されているので、切断時の押圧
支持が安定しており、従つて、食品は真二つに分
割される。
この点、特開昭59−201794号公報には、押圧部
を設けた切断装置が記載されているが、この技術
は、搬送しながら搬送経路内で食品を真二つに分
割切断するものではなく、単に切断部に送り込む
技術である。
を設けた切断装置が記載されているが、この技術
は、搬送しながら搬送経路内で食品を真二つに分
割切断するものではなく、単に切断部に送り込む
技術である。
[実施例]
以下、本考案の一実施例を添付図面に基き説明
する。
する。
第1図は本考案の食品切断機の一例を示す概略
平面図、第2図は同上の概略正面図であり、第3
図は要部拡大概略平面図である。
平面図、第2図は同上の概略正面図であり、第3
図は要部拡大概略平面図である。
図において、1は食品切断機の架台であり、架
台1の上方に食品搬送経路Xが設けられている。
台1の上方に食品搬送経路Xが設けられている。
食品搬送経路Xの入口には食品入口ガイド2が
設けられ、食品搬送経路Xの出口には食品出口ガ
イド3が設けられている。
設けられ、食品搬送経路Xの出口には食品出口ガ
イド3が設けられている。
4A,4Bは食品搬送経路Xの入口の両側に沿
つて設けられた一対の駆動ローラであり、一対の
駆動ローラ4A,4Bの何れか一方または両方が
駆動用モータMに接続されている。5A,5Bは
食品搬送経路Xの出口の両側に沿つて設けられた
一対の遊動ローラである。なお本実施例において
一対の駆動ローラ4A,4Bと一対の遊動ローラ
5A,5Bの位置を入れ換えることは可能であ
る。
つて設けられた一対の駆動ローラであり、一対の
駆動ローラ4A,4Bの何れか一方または両方が
駆動用モータMに接続されている。5A,5Bは
食品搬送経路Xの出口の両側に沿つて設けられた
一対の遊動ローラである。なお本実施例において
一対の駆動ローラ4A,4Bと一対の遊動ローラ
5A,5Bの位置を入れ換えることは可能であ
る。
食品搬送経路Xの入口と出口の間には、食品の
押圧部及び切断部が形成されている。
押圧部及び切断部が形成されている。
押圧部には、一対の押圧ローラ6A,6B、一
対の前方支持ローラ7A,7B及び一対の後方支
持ローラ8A,8Bからなる三対のローラが設け
られている。押圧ローラ6Aは食品搬送経路Xの
一側で駆動ローラ4Aと遊動ローラ5Aの略々中
間付近に立設され、また押圧ローラ6Bは食品搬
送経路Xの他側で駆動ローラ4Bと遊動ローラ5
Bの略々中間付近に立設されている。前方支持ロ
ーラ7A及び後方支持ローラ8Aは押圧ローラ6
Aの両側に立設され、前方支持ローラ7B及び後
方支持ローラ8Bは押圧ローラ6Bの両側に立設
されている。
対の前方支持ローラ7A,7B及び一対の後方支
持ローラ8A,8Bからなる三対のローラが設け
られている。押圧ローラ6Aは食品搬送経路Xの
一側で駆動ローラ4Aと遊動ローラ5Aの略々中
間付近に立設され、また押圧ローラ6Bは食品搬
送経路Xの他側で駆動ローラ4Bと遊動ローラ5
Bの略々中間付近に立設されている。前方支持ロ
ーラ7A及び後方支持ローラ8Aは押圧ローラ6
Aの両側に立設され、前方支持ローラ7B及び後
方支持ローラ8Bは押圧ローラ6Bの両側に立設
されている。
押圧ローラ6A、前方支持ローラ7A及び後方
支持ローラ8Aの各々の間隔は、切断しようとす
る食品の長さよりも狭く、切断時に食品を確実に
押圧支持するために、その配置は、食品切断中、
該食品を三対のローラのうち少なくとも二対のロ
ーラが支持するような間隔で構成されている。
支持ローラ8Aの各々の間隔は、切断しようとす
る食品の長さよりも狭く、切断時に食品を確実に
押圧支持するために、その配置は、食品切断中、
該食品を三対のローラのうち少なくとも二対のロ
ーラが支持するような間隔で構成されている。
押圧ローラ6A,6B、前方支持ローラ7A,
7B及び後方支持ローラ8A,8Bの立設する手
段は特に限定されないが、支持板9に形成した長
孔(図示しないが食品搬送経路に直角方向に形成
されている。)に各ローラの下端軸(図示せず)
を挿入して立設することができる。また押圧ロー
ラ6A,6B、前方支持ローラ7A,7B及び後
方支持ローラ8A,8Bの上方には固定板10
A,10Bが設けられており、該固定板10A,
10Bには、各ローラ6A,6B,7A,7B,
8A,8Bの先端軸11を挿入可能な長孔12が
形成されている。なお各ローラ6A,6B,7
A,7B,8A,8Bは支持板9に立設すること
なく、架台1上に立設してもよいし、また別に設
けた固定部材に立設してもよい。
7B及び後方支持ローラ8A,8Bの立設する手
段は特に限定されないが、支持板9に形成した長
孔(図示しないが食品搬送経路に直角方向に形成
されている。)に各ローラの下端軸(図示せず)
を挿入して立設することができる。また押圧ロー
ラ6A,6B、前方支持ローラ7A,7B及び後
方支持ローラ8A,8Bの上方には固定板10
A,10Bが設けられており、該固定板10A,
10Bには、各ローラ6A,6B,7A,7B,
8A,8Bの先端軸11を挿入可能な長孔12が
形成されている。なお各ローラ6A,6B,7
A,7B,8A,8Bは支持板9に立設すること
なく、架台1上に立設してもよいし、また別に設
けた固定部材に立設してもよい。
13Aは各ローラ4A,5A,6A,7A,8
Aに掛架された無端の押えベルトであり、13B
は各ローラ4B,5B,6B,7B,8Bに掛架
された無端の押えベルトである。押えベルト13
A,13Bとしてはベルト表面に凹凸(搬送方向
に直角方向の凹凸)を設けた所謂タイミングベル
トを用いることが好ましく、このタイミングベル
トを用いる場合には前記駆動ローラ4A,4Bあ
るいはその他のローラ6A,6B,7A,7B,
8A,8B等の表面にも前記の凹凸に噛み合う凹
凸を設けることも好ましい。なお14A,14B
は押圧ローラ6A,6Bに対設する位置に必要に
応じて設けることができる一対の遊動ローラであ
る。
Aに掛架された無端の押えベルトであり、13B
は各ローラ4B,5B,6B,7B,8Bに掛架
された無端の押えベルトである。押えベルト13
A,13Bとしてはベルト表面に凹凸(搬送方向
に直角方向の凹凸)を設けた所謂タイミングベル
トを用いることが好ましく、このタイミングベル
トを用いる場合には前記駆動ローラ4A,4Bあ
るいはその他のローラ6A,6B,7A,7B,
8A,8B等の表面にも前記の凹凸に噛み合う凹
凸を設けることも好ましい。なお14A,14B
は押圧ローラ6A,6Bに対設する位置に必要に
応じて設けることができる一対の遊動ローラであ
る。
切断部には、切断刃15を有し、切断刃15は
一対の押圧ローラ6Aと6Bの略々中間付近に図
示しない固定部材に固着されている。切断刃15
は2つ割りを効果的に行うには刃巾がせまいもの
が好ましい。本実施例において切断刃15は刃先
が食品搬送経路の入口方向に向けて固定してあつ
てもよいが、刃先が食品搬送経路の入口方向に向
いていれば可動式であつてもよい。
一対の押圧ローラ6Aと6Bの略々中間付近に図
示しない固定部材に固着されている。切断刃15
は2つ割りを効果的に行うには刃巾がせまいもの
が好ましい。本実施例において切断刃15は刃先
が食品搬送経路の入口方向に向けて固定してあつ
てもよいが、刃先が食品搬送経路の入口方向に向
いていれば可動式であつてもよい。
次に押圧部における食品の押圧手段について説
明する。第3図に示す如くローラ6A,7A,8
Aの先端軸11には各々押しバネ16A,16
B,16Cが取付けられ、またローラ6B,7
B,8Bの先端軸11には各々押しバネ17A,
17B,17Cが取付けられている。押しバネ1
6A,16B,16C,17A,17B,17C
の他端にはハンドル18を具えたボルト19が取
付けられている。20はナツト21を固着した固
定部材である。なお図示しないが、ローラ6A,
7A,8A及びローラ6B,7B,8Bの各下端
軸にも、第3図に示す押しバネが取付けられてい
る。本考案においては、押しバネ16A,16
B,16C,17A,17B,17Cの中で中間
に位置する押しバネ16A及び17Aの押圧力を
強く設定できるように構成される。
明する。第3図に示す如くローラ6A,7A,8
Aの先端軸11には各々押しバネ16A,16
B,16Cが取付けられ、またローラ6B,7
B,8Bの先端軸11には各々押しバネ17A,
17B,17Cが取付けられている。押しバネ1
6A,16B,16C,17A,17B,17C
の他端にはハンドル18を具えたボルト19が取
付けられている。20はナツト21を固着した固
定部材である。なお図示しないが、ローラ6A,
7A,8A及びローラ6B,7B,8Bの各下端
軸にも、第3図に示す押しバネが取付けられてい
る。本考案においては、押しバネ16A,16
B,16C,17A,17B,17Cの中で中間
に位置する押しバネ16A及び17Aの押圧力を
強く設定できるように構成される。
なお上記の実施例において、押しバネに代えて
引張バネを用いることもできるし、あるいは押し
バネの伸縮調整可能な構成にせず単に固定バネを
用いてもよく、その場合には所望の押圧力に応じ
てバネを交換できる構成にすればよい。またロー
ラ6A,7A,8A及びローラ6B,7B,8B
の各軸はギヤーで連結されていてもよい(前記実
公昭60−1999号参照)。
引張バネを用いることもできるし、あるいは押し
バネの伸縮調整可能な構成にせず単に固定バネを
用いてもよく、その場合には所望の押圧力に応じ
てバネを交換できる構成にすればよい。またロー
ラ6A,7A,8A及びローラ6B,7B,8B
の各軸はギヤーで連結されていてもよい(前記実
公昭60−1999号参照)。
上記のように構成された結果、例えばダイコン
が、食品搬送経路X入口の食品入口ガイド2から
食品の押圧部に搬入されると、一対の押えベルト
13Aと13Bの間で両側面から押圧支持される
と共に下方は支持板9によつて支持される。支持
板9の表面は食品をすべりながら搬送可能なよう
に滑らかに形成されていることが好ましい。なお
食品搬送経路Xの下方にコンベアやコロ等を設け
食品の支持・搬送を補助してもよい。
が、食品搬送経路X入口の食品入口ガイド2から
食品の押圧部に搬入されると、一対の押えベルト
13Aと13Bの間で両側面から押圧支持される
と共に下方は支持板9によつて支持される。支持
板9の表面は食品をすべりながら搬送可能なよう
に滑らかに形成されていることが好ましい。なお
食品搬送経路Xの下方にコンベアやコロ等を設け
食品の支持・搬送を補助してもよい。
ダイコンの先端が一対の押圧ローラ6Aと6B
の間に搬送されると、両ローラに押圧支持された
状態で切断刃15によつて2つ割りに切断され
る。この切断時には食品の後端側が一対の後方支
持ローラ8Aと8Bの間に支持された状態にあ
る。続けて2つ割りの切断が継続されている状態
でダイコンの先端は、一対の前方支持ローラ7A
と7Bの間に搬送され、その一対のローラ間で支
持され、他方ダイコンの後端側は一対の押圧ロー
ラ6Aと6Bの間で支持された状態にある。即
ち、食品切断中は、三対のローラのうち、少なく
とも二対のローラによつて支持されているので、
食品が安定した状態で切断刃によつて真二つに切
断される。
の間に搬送されると、両ローラに押圧支持された
状態で切断刃15によつて2つ割りに切断され
る。この切断時には食品の後端側が一対の後方支
持ローラ8Aと8Bの間に支持された状態にあ
る。続けて2つ割りの切断が継続されている状態
でダイコンの先端は、一対の前方支持ローラ7A
と7Bの間に搬送され、その一対のローラ間で支
持され、他方ダイコンの後端側は一対の押圧ロー
ラ6Aと6Bの間で支持された状態にある。即
ち、食品切断中は、三対のローラのうち、少なく
とも二対のローラによつて支持されているので、
食品が安定した状態で切断刃によつて真二つに切
断される。
本実施例においてはこのように2つ割りの切断
を行う際に、食品は押圧部に設けられた三対のロ
ーラのうちの少なくとも二対のローラに支持され
た状態にあり、そのため真直なダイコンはもとよ
り曲がつたダイコンでも効果的に真二つに分割す
ることができる。
を行う際に、食品は押圧部に設けられた三対のロ
ーラのうちの少なくとも二対のローラに支持され
た状態にあり、そのため真直なダイコンはもとよ
り曲がつたダイコンでも効果的に真二つに分割す
ることができる。
[考案の効果]
本考案によれば、切断刃の両側に位置する搬送
ベルトの内側各々には、該搬送ベルトを押圧する
少なくとも三対のローラを有し、該三対のローラ
間の押圧力を調整可能にすると共に該三対のロー
ラの中の中間に位置する一対の押圧ローラ間の押
圧力を最も強くし、さらには食品切断中、該食品
を三対のローラのうち少なくとも二対のローラが
支持するような間隔で該三対のローラが配置する
構成となしたことにより、切断時に食品は常に二
対のローラに押圧支持されているので、切断時の
押圧支持が安定しており、従つて、曲がつたダイ
コン等であつても真二つに分割することができ
る。
ベルトの内側各々には、該搬送ベルトを押圧する
少なくとも三対のローラを有し、該三対のローラ
間の押圧力を調整可能にすると共に該三対のロー
ラの中の中間に位置する一対の押圧ローラ間の押
圧力を最も強くし、さらには食品切断中、該食品
を三対のローラのうち少なくとも二対のローラが
支持するような間隔で該三対のローラが配置する
構成となしたことにより、切断時に食品は常に二
対のローラに押圧支持されているので、切断時の
押圧支持が安定しており、従つて、曲がつたダイ
コン等であつても真二つに分割することができ
る。
第1図は本考案の食品切断機の一例を示す概略
平面図、第2図は同上の概略正面図であり、第3
図は要部拡大概略平面図である。 1:架台、2:食品入口ガイド、3:食品出口
ガイド、4A,4B:一対の駆動ローラ、5A,
5B:一対の遊動ローラ、6A,6B:一対の押
圧ローラ、7A,7B:一対の前方支持ローラ、
8A,8B:一対の後方支持ローラ、9:支持
板、10A,10B:固定板、11:先端軸、1
2:長孔、13A,13B:一対の押えベルト、
14A,14B:一対の遊動ローラ、15:切断
刃、16A,16B,16C:押しバネ、17
A,17B,17C:押しバネ、18:ハンド
ル、19:ボルト、20:固定部材、21:ナツ
ト。
平面図、第2図は同上の概略正面図であり、第3
図は要部拡大概略平面図である。 1:架台、2:食品入口ガイド、3:食品出口
ガイド、4A,4B:一対の駆動ローラ、5A,
5B:一対の遊動ローラ、6A,6B:一対の押
圧ローラ、7A,7B:一対の前方支持ローラ、
8A,8B:一対の後方支持ローラ、9:支持
板、10A,10B:固定板、11:先端軸、1
2:長孔、13A,13B:一対の押えベルト、
14A,14B:一対の遊動ローラ、15:切断
刃、16A,16B,16C:押しバネ、17
A,17B,17C:押しバネ、18:ハンド
ル、19:ボルト、20:固定部材、21:ナツ
ト。
Claims (1)
- 架台上に食品搬送経路を有し、該食品搬送経路
の両側に沿つて食品を横方向から支持しつつ搬送
する一対の搬送ベルトを有し、該一対の搬送ベル
トの間に食品を切断するための切断部を有する食
品切断機において、前記切断刃の両側に位置する
搬送ベルトの内側各々には、該搬送ベルトを押圧
する少なくとも三対のローラを有し、該三対のロ
ーラ間の押圧力を調整可能にすると共に該三対の
ローラの中の中間に位置する一対の押圧ローラ間
の押圧力を最も強くすると共に、食品切断中、該
食品を三対のローラのうち少なくとも二対のロー
ラが支持するような間隔で該三対のローラが配置
された構成と成したことを特徴とする食品切断
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986157453U JPH0217833Y2 (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986157453U JPH0217833Y2 (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6364498U JPS6364498U (ja) | 1988-04-28 |
JPH0217833Y2 true JPH0217833Y2 (ja) | 1990-05-18 |
Family
ID=31080014
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986157453U Expired JPH0217833Y2 (ja) | 1986-10-14 | 1986-10-14 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0217833Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0761635B2 (ja) * | 1990-02-21 | 1995-07-05 | 株式会社近江屋製作所 | 裁断機における裁断物送り装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59201794A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-15 | レオン自動機株式会社 | チ−ズのカツテイング装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55174297U (ja) * | 1979-06-01 | 1980-12-13 |
-
1986
- 1986-10-14 JP JP1986157453U patent/JPH0217833Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59201794A (ja) * | 1983-04-26 | 1984-11-15 | レオン自動機株式会社 | チ−ズのカツテイング装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6364498U (ja) | 1988-04-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2592934B2 (ja) | 手で着脱可能な無端ベルトを有するコンベヤ | |
SG44665A1 (en) | Apparatus for fabricating dunnage material from continuous web material | |
US3038418A (en) | Dough twisting machine | |
US4045151A (en) | Dough forming and cutting machine | |
ES2145523T3 (es) | Apilador de rodajas, especialmente para rodajas de queso. | |
JPH0217833Y2 (ja) | ||
JP3017087U (ja) | 食品切断機 | |
US20020092398A1 (en) | Cutting device for plate material | |
EP0746981B1 (en) | Apparatus for rolling up dough pieces | |
EP0530388B1 (en) | Rolling machine | |
WO1992021494A2 (en) | A machine for cutting a slab of marble or similar material along a cutting plane parallel to the plane of the slab | |
KR890002895Y1 (ko) | 개피떡의 성형장치 | |
JPH075050Y2 (ja) | ナイフエッジ式蛇行防止型コンベア | |
US3175445A (en) | Automatic transfer and cutting mechanism | |
JPH0443031Y2 (ja) | ||
JPH10229808A (ja) | 複式麺線切出し装置 | |
US4612835A (en) | Device for cutting out a waste strip between two usable strips | |
JPH0125548B2 (ja) | ||
JP2852873B2 (ja) | 魚体の三枚おろし装置 | |
JPS6366737B2 (ja) | ||
JPH0351120Y2 (ja) | ||
JPH0433704B2 (ja) | ||
JPS5852006A (ja) | 包装機のフイルム搬送装置におけるフイルム押え部材 | |
JPH0422771B2 (ja) | ||
SE9902398L (sv) | Anordning för att maskinellt vika en fortlöpande tygbanas längdkant |