JPH05165058A - 薄膜トランジスタパネルおよびその製造方法 - Google Patents

薄膜トランジスタパネルおよびその製造方法

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JPH05165058A
JPH05165058A JP35132891A JP35132891A JPH05165058A JP H05165058 A JPH05165058 A JP H05165058A JP 35132891 A JP35132891 A JP 35132891A JP 35132891 A JP35132891 A JP 35132891A JP H05165058 A JPH05165058 A JP H05165058A
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semiconductor layer
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electrode
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Kunihiro Matsuda
邦宏 松田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】薄膜トランジスタのi型半導体層の上にブロッ
キング層を設けることなく、しかもi型半導体層のチャ
ンネル領域にダメージを与えることなくn型半導体層を
電気的に分離する。 【構成】画素電極12aの端部をソース電極Sとその下
のソース側コンタクト層17との間に介在させ、この画
素電極12aと同じ透明導電膜12からなる導電層12
bをドレイン電極Dとその下のドレイン側コンタクト層
17との間に設けるとともに、ソース側およびドレイン
側のコンタクト層17をそれぞれ画素電極12aの端部
および前記導電層12bと同一の形状に形成し、かつn
型半導体層16のソース,ドレイン電極S,D間の部分
を層厚全体にわたって酸化させた酸化絶縁層16aとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アクティブマトリック
ス液晶表示素子に用いる薄膜トランジスタパネル(以
下、TFTパネルという)およびその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】アクティブマトリックス液晶表示素子に
用いられる薄膜トランジスタパネルは次のような構成と
なっている。
【0003】図7は従来のTFTパネルの一部分の断面
図である。このTFTパネルは、ガラス等からなる透明
な基板1の上に、画素電極2と、その能動素子である薄
膜トランジスタ(TFT)3とを形成したものである。
【0004】上記薄膜トランジスタ3は、一般に逆スタ
ガー構造とされている。この逆スタガー構造の薄膜トラ
ンジスタ3は、基板1上に形成したゲート電極Gと、こ
のゲート電極Gを覆うゲート絶縁膜4と、このゲート絶
縁膜4の上に形成されたi型半導体層5と、このi型半
導体層5の上にn型半導体層6とコンタクト層7とを介
して形成されたソース電極Sおよびドレイン電極Dとで
構成されている。
【0005】なお、i型半導体層5はa−Si (アモル
ファスシリコン)で形成され、n型半導体層6はn型不
純物をドープしたa−Si で形成され、コンタクト層7
はn型半導体層6とのオーミックコンタクト性がよいC
r (クロム)等の金属で形成されており、n型半導体層
6とコンタクト層7は、i型半導体層5のチャンネル領
域(ソース電極Sとドレイン電極Dとの間の領域)に対
応する部分において切離し分離されている。
【0006】また、この薄膜トランジスタ3のゲート電
極Gは、基板1上に形成したゲートライン(図示せず)
に一体に形成されており、ゲート絶縁膜4はゲート電極
Gおよびゲートラインを覆って基板1のほぼ全面に形成
されている。このゲート絶縁膜4はSi N(窒化シリコ
ン)等で形成されており、このゲート絶縁膜4の上に
は、ドレイン電極Dにつながるデータライン(図示せ
ず)が形成されている。なお、上記ゲート電極Gおよび
ゲートラインとドレイン電極Dおよびデータラインは、
Al (アルミニウム)またはAl 合金等で形成されてい
る。
【0007】また、上記i型半導体層4のチャンネル領
域の上にはSi N等からなるブロッキング層8が形成さ
れている。このブロッキング層8は、薄膜トランジスタ
3の製造に際してi型半導体層5の上に成膜したn型半
導体層6のチャンネル領域対応部分をエッチングにより
切離し分離するときに、i型半導体層5のチャンネル領
域もエッチングされるのを防ぐために形成されている。
【0008】一方、上記画素電極2は、上記ゲート絶縁
膜(透明膜)4の上に形成されており、その端部は薄膜
トランジスタ3のソース電極Sに接続されている。この
画素電極2は、ITO等からなる透明導電膜で形成され
ており、この画素電極2の端部は、薄膜トランジスタ3
のソース側コンタクト層7とソース電極Sとの間に介在
されている。
【0009】また、図7において、9はTFTパネルの
表面を覆う保護絶縁膜(透明膜)であり、この保護絶縁
膜9はSi N等で形成されている、なお、図示しない
が、上記データラインの端子部は、その上の保護絶縁膜
9に開口を形成することによって露出され、また上記ゲ
ートラインの端子部はその上のゲート絶縁膜4および保
護絶縁膜9に開口を形成することによって露出されてい
る。
【0010】上記TFTパネルは、次のような工程で製
造されている。
【0011】[工程1]基板1上に、ゲート用金属膜を
成膜し、この金属膜をフォトリソグラフィ法によりパタ
ーニングしてゲート電極Gおよびゲートラインを形成す
る。
【0012】[工程2]上記基板1上に、上記ゲート電
極Gおよびゲートラインを覆って、ゲート絶縁膜4と、
i型半導体層5と、ブロッキング層8とを順次成膜す
る。
【0013】[工程3]上記ブロッキング層8をフォト
リソグラフィ法によりi型半導体層5のチャンネル領域
を覆う形状にパターニングする。
【0014】[工程4]n型半導体層6とコンタクト層
7とを順次成膜する。
【0015】[工程5]上記コンタクト層7とn型半導
体層6とi型半導体層5とをフォトリソグラフィ法によ
りトランジスタ素子領域の外形にパターニングする。
【0016】[工程6]透明導電膜を成膜する。
【0017】[工程7]上記透明導電膜をフォトリソグ
ラフィ法によりパターニングして、端部がソース電極形
成領域に重なる画素電極2を形成する。
【0018】[工程8]ソース,ドレイン用金属膜を成
膜する。
【0019】[工程9]上記ソース,ドレイン用金属膜
をフォトリソグラフィ法によりパターニングしてソー
ス,ドレイン電極S,Dおよびデータラインを形成する
とともに、上記コンタクト層7をソース,ドレイン電極
S,Dと同じ形状にパターニング(ただし、画素電極2
の端子部の下のコンタクト層7はエッチングされずに残
る)し、さらに、前記金属膜およびコンタクト層7のパ
ターニングに用いたレジストマスクを残したままn型半
導体層6のソース,ドレイン電極S,D間の部分をエッ
チングして、このn型半導体層6を切離し分離する。
【0020】この場合、上記n型半導体層6は、i型半
導体層4の上に形成したブロッキング層8の上において
分離されるため、このn型半導体層6をエッチングする
ときに、i型半導体層5のチャンネル領域がエッチング
されてダメージを受けることはない。ただし、n型半導
体層6は、ソース,ドレイン電極S,D間の部分だけで
なく、ソース,ドレイン電極S,Dおよび画素電極端部
の外側に張出している部分も除去されるため、この部分
ではi型半導体層5もエッチングされるが、この部分は
薄膜トランジスタ3の特性に影響しないため、この部分
においてi型半導体層5の表面がエッチングされても、
あるいはi型半導体層5が除去されても、特に問題はな
い。
【0021】[工程10]この後は、保護絶縁膜9を成
膜し、この保護絶縁膜9のデータライン端子部上の部分
とゲートライン端子部上の部分にフォトリソグラフィ法
によって開口を形成するとともに、同時にゲート絶縁膜
4のゲートライン端子部上の部分に開口を形成して、デ
ータライン端子部とゲートライン端子部とを露出させ、
TFTパネルを完成する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のTFTパネルは、i型半導体層5のチャンネル領域
の上にゲート絶縁膜4と同系の絶縁材(Si N等)から
なるブロッキング層8を設けているため、TFTパネル
の製造工程において上記ブロッキング層8をパターニン
グする際に、i型半導体層5の下のゲート絶縁膜4にピ
ンホール等の欠陥を発生させてしまうことがあった。
【0023】これは、i型半導体層5にピンホールが生
じていることがあるためであり、i型半導体層5にピン
ホールがあってもその半導体特性はさほど変わらない
が、このi型半導体層5にピンホールがあると、i型半
導体層5の上に成膜したブロッキング層8をパターニン
グする際に、そのエッチング液がi型半導体層5のピン
ホールを通ってゲート絶縁膜4に達する。そしてSi N
等からなるブロッキング層8のパターニングはBHF等
の弗酸系エッチング液を用いて行われるため、このエッ
チング液がゲート絶縁膜4に達すると、このゲート絶縁
膜4もエッチングされてピンホール等の欠陥を発生す
る。
【0024】なお、i型半導体層5に欠陥がなければ、
ブロッキング層8のパターニング時にゲート絶縁膜4を
エッチングしてしまうことはないが、薄膜トランジスタ
の特性を上げるには、i型半導体層5の層厚をできるだ
け薄くすることが望ましいため、欠陥のないi型半導体
層5を成膜することは困難である。
【0025】そして、n型半導体層6およびソース,ド
レイン電極S,Dは、上述したように、ブロッキング層
8をパターニングした後に形成されるため、ゲート絶縁
膜4に上記のようなピンホールが発生していると、ゲー
ト電極Gとソース,ドレイン電極S,Dとの間に層間短
絡が発生してしまう。なお、この層間短絡は、ゲートラ
インとデータラインとが交差する部分にも発生する。
【0026】このため、上記従来のTFTパネルは、そ
の製造過程で層間短絡を発生することが多く、したがっ
て製造歩留が悪いという問題をもっていた。
【0027】本発明の目的は、薄膜トランジスタのi型
半導体層の上にブロッキング層を設けることなく、しか
もi型半導体層のチャンネル領域にダメージを与えるこ
となくn型半導体層を電気的に分離できるTFTパネル
を提供するとともに、あわせてその製造方法を提供する
ことにある。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明のTFTパネル
は、画素電極の端部を薄膜トランジスタのソース電極と
その下のソース側コンタクト層との間に介在させ、この
画素電極と同じ透明導電膜からなる導電層を前記薄膜ト
ランジスタのドレイン電極とその下のドレイン側コンタ
クト層との間に設けるとともに、前記ソース側およびド
レイン側のコンタクト層をそれぞれ前記画素電極の端部
および前記導電層と同一の形状に形成し、かつ前記薄膜
トランジスタのn型半導体層のソース,ドレイン電極間
の部分を層厚全体にわたって酸化させた酸化絶縁層とし
たことを特徴とするものである。
【0029】また、本発明のTFTパネルの製造方法
は、基板上にゲート用金属膜を成膜し、この金属膜をパ
ターニングしてゲート電極を形成する第1の工程と、前
記基板上に、ゲート絶縁膜とi型半導体層とn型半導体
層とコンタクト層とを順次成膜する第2の工程と、前記
コンタクト層とn型半導体層とi型半導体層とを、トラ
ンジスタ素子領域の外形にパターニングする第3の工程
と、これらの層を覆って前記ゲート絶縁膜の上に透明導
電膜を成膜する第4の工程と、前記透明導電膜をパター
ニングして端部がソース電極形成領域に重なる画素電極
とドレイン電極形成領域に設ける導電層とを形成すると
ともに、前記コンタクト層を前記画素電極の端部および
前記導電層と同一の形状にパターニングする第5の工程
と、ソース,ドレイン用金属膜とを成膜する第6の工程
と、前記ソース,ドレイン用金属膜をソース,ドレイン
電極の形状にパターニングする第7の工程と、前記ソー
ス,ドレイン用金属膜のパターニングに用いたレジスト
マスクを残したまま前記n型半導体層の酸化処理を行な
い、このn型半導体層のソース,ドレイン電極間の部分
を酸化絶縁層とする第8の工程と、からなることを特徴
とするものである。
【0030】
【作用】すなわち、本発明のTFTパネルは、薄膜トラ
ンジスタのn型半導体層を、そのソース,ドレイン電極
間の部分を酸化絶縁層とすることによってソース側とド
レイン側とに電気的に分離したものであり、このTFT
パネルは、n型半導体層をエッチングして切離し分離す
るものではないため、i型半導体層の上にブロッキング
層を設けておかなくても、i型半導体層のチャンネル領
域にダメージを与えることはない。しかも、このTFT
パネルにおいては、前記ソース電極とその下のソース側
コンタクト層との間に端部を介在させて形成する画素電
極と同じ透明導電膜からなる導電層を前記ドレイン電極
とその下のドレイン側コンタクト層との間にも設けて、
前記ソース側およびドレイン側のコンタクト層をそれぞ
れ前記画素電極の端部および前記導電層と同一の形状に
形成しているため、その製造に際して、前記画素電極と
コンタクト層とを同じ工程でパターニングすることがで
きる。
【0031】また、本発明の製造方法は、上記のような
工程でTFTパネルを製造するものであり、特に、透明
導電膜をパターニングして端部がソース電極形成領域に
重なる画素電極とドレイン電極形成領域に設ける導電層
とを形成する際に、コンタクト層を前記画素電極の端部
および前記導電層と同一の形状にパターニングし、ま
た、ソース,ドレイン用金属膜のパターニングに用いた
レジストマスクを残したままn型半導体層の酸化処理を
行なってこのn型半導体層のソース,ドレイン電極間の
部分を酸化絶縁層としているため、少ないレジストマス
ク形成回数で上記TFTパネルを製造することができ
る。
【0032】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0033】まず、TFTパネルの構成を説明する。図
4はTFTパネルの一部分の平面図、図1、図2および
図3は図4の I−I 線、II−II線および III−III 線に
沿う拡大断面図である。
【0034】このTFTパネルは、ガラス等からなる透
明な基板10の上に、画素電極12aと、その能動素子
である薄膜トランジスタ(TFT)13とを形成したも
のである。
【0035】上記薄膜トランジスタ13は、図1および
図4に示すように、基板10上に形成したゲート電極G
と、このゲート電極Gを覆うゲート絶縁膜14と、この
ゲート絶縁膜14の上に形成されたi型半導体層15
と、このi型半導体層15の上にn型半導体層16とコ
ンタクト層17とを介して形成されたソース電極Sおよ
びドレイン電極Dとで構成されている。
【0036】なお、i型半導体層15はa−Si で形成
され、n型半導体層16はn型不純物をドープしたa−
Si で形成され、コンタクト層17はCr 等の金属で形
成されている。
【0037】また、この薄膜トランジスタ13のゲート
電極Gは、基板10上に形成したゲートラインGLに一
体に形成されており、ゲート絶縁膜14はゲート電極G
およびゲートラインGLを覆って基板10のほぼ全面に
形成されている。このゲート絶縁膜14はSi N等で形
成されており、このゲート絶縁膜14の上には、ドレイ
ン電極DにつながるデータラインDLが形成されてい
る。なお、上記ゲート電極GおよびゲートラインGLは
Al またはAl 合金等のゲート用金属膜11で形成さ
れ、またソース,ドレイン電極S,Dおよびデータライ
ンDLはAl またはAl 合金等のソース,ドレイン用金
属膜18で形成されている。
【0038】一方、上記画素電極12aは、上記ゲート
絶縁膜(透明膜)14の上に設けられている。この画素
電極12aは、ITO等からなる透明導電膜12で形成
されており、この画素電極12aは、その端部を薄膜ト
ランジスタ13のソース側コンタクト層17とソース電
極Sとの間に介在させて形成することによって前記ソー
ス電極Sに接続されている。なお、この画素電極12a
の端部は、ソース電極Sより小さい面積に形成されてお
り、ソース電極Sは、画素電極端部が介在していない部
分では直接n型半導体層16に接している。
【0039】また、上記薄膜トランジスタ13のドレイ
ン電極Dとその下のドレイン側コンタクト層17との間
には、上記画素電極12aと同じ透明導電膜(ITO膜
等)12からなる導電層12bが設けられており、前記
ソース側およびドレイン側のコンタクト層17はそれぞ
れ上記画素電極12aの端部および上記導電層12bと
同一の形状に形成されている。なお、上記導電層12b
およびドレイン側コンタクト層17は、ドレイン電極D
より小さい面積に形成されて全体をドレイン電極Dで覆
われており、ドレイン電極Dは、導電層12bが介在し
ていない部分では直接n型半導体層16に接している。
【0040】さらに、上記薄膜トランジスタ13のn型
半導体層16は、i型半導体層15の上にその全域にわ
たって形成されており、このn型半導体層16のソー
ス,ドレイン電極S,D間の部分は、この部分を層厚全
体にわたって酸化させた酸化絶縁層16aとされてい
る。すなわち、このn型半導体層16は、そのソース,
ドレイン電極S,D間の部分を酸化絶縁層16aとする
ことによって、ソース側とドレイン側とに電気的に分離
されている。
【0041】なお、この実施例のTFTパネルでは、そ
の表面にSi N等からなる保護絶縁膜(透明膜)19を
設けており、上記データラインDLの端子部DLaは、
図2および図4に示すように、その上の保護絶縁膜19
に開口19aを形成することによって露出されている。
【0042】また、ゲートラインGLの端子部GLa
は、図3および図4に示すような二層構造とされてお
り、その下層膜は上記ゲート用金属膜11で形成され、
上層膜は上記ソース,ドレイン用金属膜18で形成され
ている。なお、前記上層膜(ソース,ドレイン用金属
膜)18は、ゲート絶縁膜14に設けた開口14a内に
充填されて上記下層膜(ゲート用金属膜)11の上に積
層されている。そして、このゲートライン端子部GLa
は、その上の保護絶縁膜19に開口19bを形成するこ
とによって露出されている。
【0043】すなわち、上記TFTパネルは、薄膜トラ
ンジスタ13のn型半導体層16を、そのソース,ドレ
イン電極S,D間の部分を酸化絶縁層16aとすること
によってソース側とドレイン側とに電気的に分離したも
のであり、このTFTパネルは、従来のTFTパネルの
ようにn型半導体層をエッチングして切離し分離するも
のではないため、i型半導体層15のチャンネル領域の
上にブロッキング層を設けておかなくても、n型半導体
層16の分離に際してi型半導体層15のチャンネル領
域にダメージを与えることはない。
【0044】そして、上記TFTパネルでは、薄膜トラ
ンジスタ13のi型半導体層15の上にブロッキング層
を設ける必要がないため、従来のTFTパネルのよう
に、前記ブロッキング層のパターニング時にゲート絶縁
膜14にピンホール等の欠陥を発生させてしまうことは
なく、したがって、ゲート電極Gとソース,ドレイン電
極S,Dとの間の層間短絡や、ゲートラインGLとデー
タラインDLとの交差部分の層間短絡の発生を防いで、
製造歩留を向上させることができる。
【0045】しかも、上記TFTパネルにおいては、前
記ソース電極Sとその下のソース側コンタクト層17と
の間に端部を介在させて形成する画素電極12aと同じ
透明導電膜からなる導電層12bを前記ドレイン電極D
とその下のドレイン側コンタクト層17との間にも設け
て、ソース側およびドレイン側のコンタクト層17を画
素電極12aの端部およびドレイン電極D部の導電層1
2bとそれぞれ同一の形状に形成しているため、その製
造に際して、画素電極12aとコンタクト層17とを同
じ工程でパターニングすることができる。
【0046】次に、上記TFTパネルの製造方法を説明
する。
【0047】図5および図6はTFTパネルの製造工程
図である。なお、図5(a)〜(d)および図6(e)
〜(h)はそれぞれ、TFTパネルの薄膜トランジスタ
部分とデータライン端子部およびデータライン端子部の
断面を示している。
【0048】[工程1]まず、図5(a)に示すよう
に、ガラス等からなる透明な基板10上にゲート電極G
およびゲートラインGL(図4参照)を形成する。この
ゲート電極GおよびゲートラインGLは、基板10上に
ゲート用金属膜11を成膜し、この金属膜11をフォト
リソグラフィ法によりパターニングして形成する。な
お、図5(a)において図上右端に示した金属膜11
は、ゲートライン端子部GLaの下層膜である。
【0049】[工程2]次に、上記図5(a)に示した
ように、上記基板10上に、上記ゲート電極Gおよびゲ
ートラインGLを覆って、ゲート絶縁膜14と、i型半
導体層15と、n型半導体層16と、コンタクト層17
とを順次成膜する。
【0050】[工程3]次に、図5(b)に示すよう
に、上記コンタクト層17とn型半導体層16とi型半
導体層15とを、フォトリソグラフィ法によって、トラ
ンジスタ素子領域の外形にパターニングする。
【0051】[工程4]次に、図5(c)に示すよう
に、ゲート絶縁膜14の上に、上記パターニングした各
層17,16,15を覆ってITO膜等の透明導電膜1
2を成膜する。
【0052】[工程5]次に、図5(d)に示すよう
に、上記透明導電膜12をフォトリソグラフィ法により
パターニングし、端部がソース電極形成領域に重なる画
素電極12aとドレイン電極形成領域に設ける導電層1
2bとを形成するとともに、上記コンタクト層17を前
記画素電極12aの端部および前記導電層12bと同一
の形状にパターニングする。なお、上記画素電極12a
の端部およびその下のソース側コンタクト層17はソー
ス電極形成領域より小さい面積にパターニングし、また
上記導電層12bとその下のドレイン側コンタクト層1
7は、ドレイン電極形成領域より小さくかつこの領域内
に完全に収まる面積にパターニングする。
【0053】[工程6]次に、上記図5(d)に示した
ように、ゲート絶縁膜14に、ゲートライン端子部GL
aの下層膜(ゲート用金属膜)11を露出させる開口1
4aをフォトリソグラフィ法によって形成する。
【0054】[工程7]次に、図6(e)に示すよう
に、ゲート絶縁膜14の上に、パターニングした透明導
電膜12等を覆ってソース,ドレイン用金属膜18を成
膜する。このとき、ソース,ドレイン用金属膜18は、
ゲート絶縁膜14に形成した上記開口14a内にも充填
される。
【0055】[工程8]次に、図6(f)に示すよう
に、上記ソース,ドレイン用金属膜18をフォトリソグ
ラフィ法によりパターニングして、ソース,ドレイン電
極S,DおよびデータラインDL(図4参照)と、ゲー
トライン端子部GLaの上層膜とを形成する。なお、ソ
ース,ドレイン電極S,Dは、画素電極12aの端部お
よび上記導電層12bを覆う面積に形成する。また、図
6(f)においてDLaはデータラインDLの端子部で
あり、このデータライン端子部DLaは上記ソース,ド
レイン用金属膜18のみで形成される。
【0056】[工程9]次に、上記図6(f)に示した
ように、上記ソース,ドレイン用金属膜18のパターニ
ングに用いたレジストマスク20を残したまま、n型半
導体層16の酸化処理を行なってそのソース,ドレイン
電極S,D間の部分をその層厚全体にわたって酸化させ
た酸化絶縁層16aとし、この酸化絶縁層16aにより
n型半導体層16をソース側とドレイン側とに電気的に
分離して薄膜トランジスタ13を完成する。
【0057】このn型半導体層15の酸化処理は、例え
ば陽極酸化によって行なう、この陽極酸化は、基板10
を電解液中に浸漬してn型半導体層16を電解液中にお
いて対向電極(白金電極)と対向させ、n型半導体層1
6を陽極とし、対向電極を陰極として、この両極間に電
圧を印加して行なう。このように電解液中においてn型
半導体層16と対向電極の間に電圧を印加すると、陽極
であるn型半導体層16のレジストマスク20で覆われ
ていない領域(電解液中に接する領域)が化成反応を起
して陽極酸化され、このn型半導体層16の酸化領域が
酸化絶縁層16aとなる。
【0058】なお、この場合、n型半導体層16はその
表面側から酸化されて行くが、その酸化深さは主に印加
電圧によって決まるから、n型半導体層16の層厚に応
じては印加電圧を設定すれば、n型半導体層16の酸化
領域をその層厚全体にわたって酸化させることができ
る。
【0059】また、上記陽極酸化におけるn型半導体層
16への通電は、データラインDLを電流経路とし、こ
のデータラインDLからドレイン電極Dを介して行なう
ことができるから、データラインDLに沿って形成され
る全ての薄膜トランジスタ13のn型半導体層16を均
一に陽極酸化することができる。
【0060】この場合、ドレイン電極Dおよびデータラ
インDLの側面はレジストマスク20で覆われていない
ため、このドレイン電極DおよびデータラインDLの側
面も陽極酸化されるが、このドレイン電極Dおよびデー
タラインDLは、その側面が酸化絶縁層となるだけで、
中央部は酸化されない。
【0061】また、ドレイン電極Dの下の導電層12b
がドレイン電極Dの外側に露出していると、電流が導電
層12bの露出部分と上記対向電極との間に流れて(こ
の導電層12bはITO等の酸化物であって化成反応を
起こさないから、電流が導電層12bの露出部分と対向
電極との間に流れ続ける)、n型半導体層16には電流
がほとんど流れなくなり、そのためにn型半導体層16
を陽極酸化させることができなくなるが、上述したよう
に、ドレイン電極Dを上記導電層12bを覆う面積に形
成しておけば、n型半導体層16と対向電極との間に電
流を流してn型半導体層16を陽極酸化させることがで
きる。
【0062】なお、i型半導体層15の抵抗率(ゲート
電極Gにゲート電圧が印加されていない状態での抵抗
率)は、n型半導体層16の抵抗率に対して3桁以上大
きく、したがって、n型半導体層16を陽極酸化する際
にその下のi型半導体層15も酸化されてしまうことは
ない。
【0063】[工程10]次に、上記レジストマスク2
0を剥離し、この後、図6(g)に示すように保護絶縁
膜19を成膜する。
【0064】[工程11]次に、図6(h)に示すよう
に、上記保護絶縁膜18をフォトリソグラフィ法により
パターニングして、データライン端子部DLaおよびゲ
ートライン端子部GLaの上に開口19a,19bを形
成し、これら端子部DLa,GLaを露出させてTFT
パネルを完成する。
【0065】上記TFTパネルの製造方法によれば、透
明導電膜12をパターニングして端部がソース電極形成
領域に重なる画素電極12aとドレイン電極形成領域に
設ける導電層12bとを形成する際に、コンタクト層1
7を前記画素電極12aの端部および前記導電層12b
と同一の形状にパターニングし、また、ソース,ドレイ
ン用金属膜18のパターニングに用いたレジストマスク
20を残したままn型半導体層16の酸化処理を行なっ
てこのn型半導体層16のソース,ドレイン電極S,D
間の部分を酸化絶縁層16aとしているため、少ないレ
ジストマスク形成回数で上記TFTパネルを製造するこ
とができる。
【0066】すなわち、上記製造方法によりTFTパネ
ルを製造する場合のレジストマスクの形成回数は、 (1) ゲート用金属膜11のパターニング時 (2) コンタクト層17とn型半導体層16およびi型半
導体層15のトランジスタ素子領域外形へのパターニン
グ時 (3) 透明導電膜12とその下のコンタクト層16のパタ
ーニング時 (4) ゲート絶縁膜14への開口14aの形成時 (5) ソース,ドレイン用金属膜18のパターニングおよ
びn型半導体層16の陽極酸化時 (6) 保護絶縁膜19への開口19a,19bの形成時の
計6回でよい。
【0067】したがって、上記製造方法によれば、上記
TFTパネルを少ないレジストマスク形成回数で高能率
にかつ低コストに製造することができる。
【0068】なお、上記実施例では、ゲートラインGL
の端子部GLaを、ゲート用金属膜11を下層膜とし、
ソース,ドレイン用金属膜18を上層膜とする二層構造
としたが、このゲートラインGLの端子部GLaは、ゲ
ート用金属膜11のみで形成してもよい。その場合は、
ゲート絶縁膜14に設ける開口14aを保護絶縁膜19
に開口19a,19bを形成するときに同時に形成でき
るため、上記実施例における[工程6]は不要となるか
ら、レジストマスクの形成回数はさらに1回少なくてす
む。
【0069】また、上記実施例では、n型半導体層16
のソース,ドレイン電極S,D間の部分を、電解液中で
化成反応を起させる酸化処理によって酸化させている
が、このn型半導体層16の酸化処理は、ガス雰囲気中
で化成反応を起させるプラズマ酸化によって行なっても
よい。
【0070】
【発明の効果】本発明のTFTパネルは、薄膜トランジ
スタのn型半導体層を、そのソース,ドレイン電極間の
部分を酸化絶縁層とすることによってソース側とドレイ
ン側とに電気的に分離したものであり、このTFTパネ
ルは、n型半導体層をエッチングして切離し分離するも
のではないため、i型半導体層の上にブロッキング層を
設けておかなくても、i型半導体層のチャンネル領域に
ダメージを与えることはない。しかも、このTFTパネ
ルにおいては、前記ソース電極とその下のソース側コン
タクト層との間に端部を介在させて形成する画素電極と
同じ透明導電膜からなる導電層を前記ドレイン電極とそ
の下のドレイン側コンタクト層との間にも設けて、前記
ソース側およびドレイン側のコンタクト層をそれぞれ前
記画素電極の端部および前記導電層と同一の形状に形成
しているため、その製造に際して、前記画素電極とコン
タクト層とを同じ工程でパターニングすることができ
る。
【0071】また、本発明の製造方法は、透明導電膜を
パターニングして端部がソース電極形成領域に重なる画
素電極とドレイン電極形成領域に設ける導電層とを形成
する際に、コンタクト層を前記画素電極の端部および前
記導電層と同一の形状にパターニングし、また、ソー
ス,ドレイン用金属膜のパターニングに用いたレジスト
マスクを残したままn型半導体層の酸化処理を行なって
このn型半導体層のソース,ドレイン電極間の部分を酸
化絶縁層としているため、少ないレジストマスク形成回
数で上記TFTパネルを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4の I−I 線に沿う拡大断面図。
【図2】図4のII−II線に沿う拡大断面図。
【図3】図4の III−III 線に沿う拡大断面図。
【図4】本発明の一実施例を示すTFTパネルの一部分
の平面図。
【図5】TFTパネルの製造方法を示す前半の製造工程
図。
【図6】TFTパネルの製造方法を示す後半の製造工程
図。
【図7】従来のTFTパネルの一部分の断面図。
【符号の説明】
10…基板、11…ゲート用金属膜、G…ゲート電極、
GL…ゲートライン、GLa…端子部、12…透明導電
膜、12a…画素電極、12b…導電層、13…薄膜ト
ランジスタ、14…ゲート絶縁膜、15…i型半導体
層、16…n型半導体層、16a…酸化絶縁層、17…
コンタクト層、18…ソース,ドレイン用金属膜、S…
ソース電極、D…ドレイン電極、DL…データライン、
DLa…端子部、19…保護絶縁膜、20…レジストマ
スク。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜とi
    型半導体層とn型半導体層とコンタクト層とソース,ド
    レイン電極とからなる薄膜トランジスタと、この薄膜ト
    ランジスタのソース電極につながる画素電極とを形成し
    た薄膜トランジスタパネルにおいて、 前記画素電極の端部を前記ソース電極とその下のソース
    側コンタクト層との間に介在させ、この画素電極と同じ
    透明導電膜からなる導電層を前記ドレイン電極とその下
    のドレイン側コンタクト層との間に設けるとともに、前
    記ソース側およびドレイン側のコンタクト層をそれぞれ
    前記画素電極の端部および前記導電層と同一の形状に形
    成し、かつ前記n型半導体層のソース,ドレイン電極間
    の部分を層厚全体にわたって酸化させた酸化絶縁層とし
    たことを特徴とする薄膜トランジスタパネル。
  2. 【請求項2】基板上に、ゲート電極とゲート絶縁膜とi
    型半導体層とn型半導体層とコンタクト層とソース,ド
    レイン電極とからなる薄膜トランジスタと、この薄膜ト
    ランジスタのソース電極につながる画素電極とを形成し
    た薄膜トランジスタパネルの製造方法において、 基板上にゲート用金属膜を成膜し、この金属膜をパター
    ニングしてゲート電極を形成する第1の工程と、 前記基板上に、ゲート絶縁膜とi型半導体層とn型半導
    体層とコンタクト層とを順次成膜する第2の工程と、 前記コンタクト層とn型半導体層とi型半導体層とを、
    トランジスタ素子領域の外形にパターニングする第3の
    工程と、 これらの層を覆って前記ゲート絶縁膜の上に透明導電膜
    を成膜する第4の工程と、 前記透明導電膜をパターニングして端部がソース電極形
    成領域に重なる画素電極とドレイン電極形成領域に設け
    る導電層とを形成するとともに、前記コンタクト層を前
    記画素電極の端部および前記導電層と同一の形状にパタ
    ーニングする第5の工程と、 ソース,ドレイン用金属膜とを成膜する第6の工程と、 前記ソース,ドレイン用金属膜をソース,ドレイン電極
    の形状にパターニングする第7の工程と、 前記ソース,ドレイン用金属膜のパターニングに用いた
    レジストマスクを残したまま前記n型半導体層の酸化処
    理を行ない、このn型半導体層のソース,ドレイン電極
    間の部分を酸化絶縁層とする第8の工程と、からなるこ
    とを特徴とする薄膜トランジスタパネルの製造方法。
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