JPH0516018Y2 - - Google Patents

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JPH0516018Y2
JPH0516018Y2 JP1986125954U JP12595486U JPH0516018Y2 JP H0516018 Y2 JPH0516018 Y2 JP H0516018Y2 JP 1986125954 U JP1986125954 U JP 1986125954U JP 12595486 U JP12595486 U JP 12595486U JP H0516018 Y2 JPH0516018 Y2 JP H0516018Y2
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JP
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lever
shift lever
parking brake
brake lever
brake
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JP1986125954U
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、変速操作できる変速レバーを所定
操作することによつて駐車ブレーキも掛けること
ができる駐車ブレーキ兼変速レバー構造に関する
ものである。
(ロ) 従来技術 考案者等は、先に、駐車ブレーキ兼変速レバー
構造として、前後傾倒自在に構成した変速レバー
を中立位置から前後傾倒させて前進位置あるいは
後進位置に切替え、この変速レバーが中立位置に
あるときは、常時ブレーキレバーに作用し駐車ブ
レーキがかかつている構造のものを提案した。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 ところが、このような駐車ブレーキ兼変速レバ
ー構造では、変速レバーが中立位置にあるときに
のみブレーキレバーから常時一定の荷重を受ける
ことになるため、この変速レバーを中立位置から
前後進位置に変速操作する変速操作時に、ブレー
キレバーから受けている荷重をその都度解除する
ことになつてフイーリングが悪くなり、また、中
立位置ではブレーキレバーを介して常時駐車ブレ
ーキが掛かり、変速ギヤが逃げにくく、変速操作
がスムーズに行なえない等の問題があつた。
(ニ) 問題を解決するための手段 そこで、この考案は、前後左右に傾倒可能な変
速レバーと前後に傾倒可能な駐車ブレーキレバー
とを接近させて設け、変速レバーの中立位置から
左右一方側への傾倒を駐車ブレーキレバー作用
域、他方側への傾倒を駐車ブレーキレバー不作用
域に設定するとともに、変速レバーが駐車ブレー
キレバー不作用域では、中立位置から前後の変速
位置への傾倒を可能にし、駐車ブレーキレバー作
用域では、中立位置付近で駐車ブレーキレバーに
作用してこれを前方へ傾倒させ、ブレーキを効か
すことを特徴としたものである。
(ホ) 作用 以上の構成としたことにより、変速レバーをブ
レーキレバーの不作用域とこの作用域とに所定左
右傾倒操作させることによつて自由に切替えで
き、そして、この作用域から不作用域に切替えた
ときには、この不作用域内で中立位置から前後傾
倒させて変速位置に切替えできるようになり、逆
に、不作用域から作用域内に切替操作したときに
のみ、自動的にブレーキレバーを作動させて駐車
ブレーキを掛けれようになる。
(ヘ) 実施例 以下、この考案を実施した具体的な実施例を図
面を参照して説明する。
駐車ブレーキ兼変速レバー構造は、第1図ない
し第3図に示すように、移動用作業機のミツシヨ
ンケース2(第4図および第5図参照)内に内臓
された変速機構(図示省略)を中立、前後進変速
させるため、これにワイヤー3を介して連動され
た変速レバー4と、この変速レバー4の所定操作
によって作動されるブレーキレバー5等とを機体
1の適所に関連配設して構成される。
変速レバー4は、前記ワイヤー3の端部を回動
自在に取付けた前後傾倒片6が機体に直接若しく
はこれに連設した部材1に横軸7で前後傾倒自在
に枢支され、この前後傾倒片6に変速レバー本体
8が左右傾倒自在に噛合支持されて構成され、こ
の変速レバー本体8の先端部を持つて前後傾倒さ
せると、前後傾倒片6と一体となつて横軸7回り
に回動され、一方、左右傾倒させると、この変速
レバー本体8のみが前後傾倒片6に対し、左右回
動されるようになつている。そして、変速レバー
本体8の基部からブレーキレバー5の遊端部のあ
る一側方に向けて押し上げ片9が突設され、変速
レバー本体8を左右一方に所定量傾倒させると、
ブレーキレバー不作用域Bからブレーキレバー作
用域Aに入り、このブレーキレバー5を押し上げ
れるようになつている。
また、変速レバー本体8の前後左右傾倒をガイ
ドするためのガイド溝11を有する変速掛金10
が機体1側に取付けられる。ガイド溝11は、略
Y字状に形成され、交差点の中立位置Nを基準と
して、本機前方側に前進位置Fと駐車ブレーキ位
置P、後方側に後進位置Rが形成されている。こ
の場合、中立位置Nにおいて、変速レバー本体8
が左右傾倒できるようになつており、駐車ブレー
キ位置Pのある側に傾倒したときにのみブレーキ
レバー作用域Aに移動され、駐車ブレーキ位置P
まで前傾させるとロツクできるようになつてい
る。
ブレーキレバー5は、L字形状等の板材からな
り、機体1側に中途部が軸支され、一端部が前記
ミツシヨンケース2内に内臓されたブレーキ機構
(図示省略)にワイヤー12を介して連動され、
この遊端部が前記押し上げ片9の若干上方に向け
て延出されるとともに、所定位置から下がらない
ように回動規制ピン13で回動規制されており、
常時はこの回動規制ピン13位置まで付勢されて
いる。
以上によると、変速レバー4が中立位置Nにあ
るとき、まず、駐車ブレーキ位置Pのある側に左
右傾倒させると、変速レバー本体8と押し上げ片
9とがブレーキレバー5の復帰力に抗して回動し
てブレーキレバー作用域A内に入り、押し上げ片
9がブレーキレバー5の遊端部を押し上げて駐車
ブレーキを掛け、この駐車ブレーキ状態で変速レ
バー4をロツクしたいときには、前方に傾倒させ
て駐車ブレーキ位置Pに導く。次に、変速レバー
4を駐車ブレーキ位置Pから逆に中立位置Nまで
戻すと、この中立位置Nでブレーキレバー5の復
帰力によつて回動規制ピン13までブレーキレバ
ー5が戻るので、変速レバー4もこれに追従して
自動的に戻り、ブレーキレバー不作用域Bに移動
する。そして、このブレーキレバー不作用域B内
にあるとき、変速レバー4はこの不作用域Bの中
立位置Nを経由させて前後傾倒させると、前進位
置Fあるいは後進位置Rの変速位置に通常の変速
操作できる。これにより、変速レバー4がブレー
キレバー作用域Aにあるときには、駐車ブレーキ
を掛けるための荷重がブレーキレバー5を介して
伝わることになるが、ブレーキレバー不作用域B
にあるときには、この荷重が何らかからずスムー
ズに変速操作できることになる。
第4図および第5図は移動用作業機における後
輪操舵用油圧シリンダの取付構造を示し、この取
付構造は、車台14後部に設けたミツシヨンケー
ス2から左右にリヤアクスル15,15が突設さ
れるとともに、リヤアクスル15,15の各外端
部に縦軸16,16を介して後輪17,17が回
動自在に枢支連結される一方、前記リヤアクスル
15,15と平行に操舵用油圧シリンダ18が車
台14もしくはミツシヨンケース2に取付けら
れ、この油圧シリンダ18の両端より左右に突出
したピストンロツド19,19の両端にタイロツ
ド20,20が連結され、タイロツド20,20
と後輪17,17側のナツクルアーム21,21
とがボールジヨイント22,22によつて連結さ
れてなり、この油圧シリンダ18の操作によつて
この油圧ピストン23を左右に適宜量移動させ、
ピストンロツド19,19、ナツクルアーム2
1,21を介して後輪17,17が縦軸16,1
6回りに左右自在に操舵できるようになつてい
る。
なお、図中、24は後輪17,17の操舵量を
検出する検出器、25は電磁弁、26は電磁弁2
5を介して油圧シリンダ18内に送油する油圧パ
イプ、27は油圧シリンダ取付ブラケツト、28
は保護板である。
(ト) 考案の効果 以上、この考案は、変速レバー4をブレーキレ
バー不作用域Bで中立位置Nから前後傾倒させて
変速位置に切替えれるようにするとともに、ブレ
ーキレバー作用域Aでは前記変速レバー4がブレ
ーキレバー5に作用して駐車ブレーキを掛けれる
ようにしたことから、従来のように変速レバーが
中立位置Nにあるとき、常時ブレーキレバー5に
作用して変速レバーに荷重がかかつているものよ
り、変速操作時、変速ギヤが入り易く、しかも、
フイーリングがよくなり、スムーズに変速操作が
できる。また、変速操作のみを変速レバーで行な
い、駐車ブレーキレバーを別に設けているものと
比較すると、変速レバー4でこれら両機能を有す
るので、操作が容易かつ簡単に行なえ、操作性が
よくなる他、レバー本数も少なくなり、構造が簡
単になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る駐車ブレーキ兼変速レ
バー構造を示す平面図、第2図はその断面正面
図、第3図はその要部側面図、第4図は移動用作
業機における後輪操舵用油圧シリンダの取付構造
を示す要部破断平面図、第5図はその断面側面図
である。 符号、4……変速レバー、5……ブレーキレバ
ー、A……ブレーキレバー作用域、B……ブレー
キレバー不作用域、N……中立位置、R……後進
位置(変速位置)、F……前進位置(変速位置)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後左右に傾倒可能な変速レバー4と前後に傾
    倒可能な駐車ブレーキレバー5とを接近させて設
    け、変速レバー4の中立位置から左右一方側への
    傾倒を駐車ブレーキレバー作用域A、他方側への
    傾倒を駐車ブレーキレバー不作用域Bに設定する
    とともに、変速レバー4が駐車ブレーキレバー不
    作用域Bでは、中立位置Nから前後の変速位置
    F,Rへの傾倒を可能にし、駐車ブレーキレバー
    作用域Aでは、中立位置付近で駐車ブレーキレバ
    ー5に作用してこれを前方へ傾倒させ、ブレーキ
    を効かすことを特徴とする駐車ブレーキ兼変速レ
    バー構造。
JP1986125954U 1986-08-18 1986-08-18 Expired - Lifetime JPH0516018Y2 (ja)

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JP1986125954U JPH0516018Y2 (ja) 1986-08-18 1986-08-18

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JP1986125954U JPH0516018Y2 (ja) 1986-08-18 1986-08-18

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Publication Number Publication Date
JPS6332030U JPS6332030U (ja) 1988-03-01
JPH0516018Y2 true JPH0516018Y2 (ja) 1993-04-27

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ID=31019304

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005125857A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Komatsu Zenoah Co 走行レバー装置
JP4502117B2 (ja) * 2004-05-21 2010-07-14 井関農機株式会社 コンバイン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS619331B2 (ja) * 1981-03-26 1986-03-22 Toray Industries

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JPS619331U (ja) * 1984-06-22 1986-01-20 株式会社クボタ 車輛における前後進切換操作装置の中立位置ロツク装置

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JPS619331B2 (ja) * 1981-03-26 1986-03-22 Toray Industries

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