JPH051587A - エンジンの暖機制御装置 - Google Patents

エンジンの暖機制御装置

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JPH051587A
JPH051587A JP17732291A JP17732291A JPH051587A JP H051587 A JPH051587 A JP H051587A JP 17732291 A JP17732291 A JP 17732291A JP 17732291 A JP17732291 A JP 17732291A JP H051587 A JPH051587 A JP H051587A
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JP
Japan
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engine
vehicle
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warm
sensor
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JP17732291A
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JP2887538B2 (ja
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Asaji Yamamoto
朝司 山本
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Suzuki Motor Corp
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 寒冷始動直後に発進するときエンジン停止を
生ずることがなく、しかも急発進もしないエンジンの暖
機制御装置を得る。 【構成】 エンジン1の冷却水温度を検出する水温セン
サ16と、エンジン1の回転数を検出する回転数センサ18
と、変速機のシフト位置がNレンジであることを検出す
るシフトセンサ19と、これら各センサの出力信号から、
車輌がエンジン暖機中の走行であり、かつ、一時的に停
止したことを検出して出力信号を発するコントロールユ
ニット15と、このコントロールユニット15の出力信号を
受けてアイドリング回転数を低下させる機構を設けた。
これにより、暖機始動直後の発進後停止してNレンジに
したときにおいては停止中にアイドリング回転数が低下
するので、急発進をすることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オートマチック車に適
用することができるエンジンの暖機制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】変速機にオートマチック式のものを搭載
した車輌(AT車)は、クラッチ機構を有するマニュア
ル式変速機を搭載した車輌(MT車)のようにクラッチ
ペダル操作をすることなく車輪に動力伝達をすることが
できることから、運転者の操作が未熟であったり、操作
ミスがあったりすると、急発進をする可能性がある。も
とより、適切な操作を行なったときにはそのようなこと
は生じ得ない。しかしながら、急発進をする原因はとも
かくとして、急発進をするのはエンジン暖機中のように
エンジンの回転数が通常より高くなっているときである
ことから、この状態のときに制御を加えて、車輌の急発
進を防止するようにした技術が、実開平1-58328 号公報
に開示されている。
【0003】この公報に記載された考案は、寒冷始動時
に高回転のファーストアイドリングを行なうオートチョ
ーク式キャブレタを有するAT車において、シフトレン
ジがP,N以外の位置にあり、かつアクセルペダルが踏
まれていないときには、ファーストアイドリングを停止
させるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記公報に記載された
技術により、寒冷始動時における車輌の急発進は防止で
きることになるが、寒冷始動直後に発進しようとして変
速機のシフトレバーをDレンジあるいはRレンジにシフ
トすると、ファーストアイドリングが停止してエンジン
回転数が低下し、エンジン停止(エンスト)してしまう
問題がある。
【0005】本発明はこの点に鑑みてなされたものであ
り、寒冷始動直後に発進しようとして変速機のシフトレ
バーをDレンジあるいはRレンジにしてもエンジン停止
はせず、しかも急発進もしないエンジンの暖機制御装置
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、エンジンの冷却水温度を検出
する水温センサと、エンジンの回転数を検出する回転数
センサと、変速機のシフト位置がNレンジであることを
検出するシフトセンサと、これら各センサの出力信号か
ら、車輌がエンジン暖機中の走行であり、かつ、一時的
に停止したことを検出して出力信号を発するコントロー
ルユニットと、該コントロールユニットの出力信号を受
けてアイドリング回転数を低下させる機構とを備えた構
成としたものである。
【0007】
【作用】このような構成とすれば、コントロールユニッ
トが、車輌がエンジン暖機中に走行し、その後停止して
変速機のシフト位置がNレンジに切換えられたことを検
出して、エンジンのアイドリング回転数を徐々に低下さ
せるように作用することになる。これによりアイドリン
グ回転数をエンジンの暖機進行と関連付けることができ
ることになり、エンジン停止と車輌急発進の双方を防止
できることになる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1について説明
する。1はエンジンであり、2はインテークマニホール
ド、3はエキゾーストマニホールドである。インテーク
マニホールド2の上流側にはスロットルボディ4が接続
されており、その内部にスロットルバルブ5および同軸
のスロットルポジションセンサ6が設けられている。7
はアイドリング通路である。スロットルバルブ5の上流
側にはインジェクタ8が設けられており、燃料ポンプ9
により吸上げられた燃料タンク10内の燃料11をスロット
ルバルブ5に向けて噴射するようになっている。12は燃
料圧力調整弁であり、インジェクタの噴射圧力を調整
し、余剰燃料を燃料タンク10に戻すものである。13は酸
素センサ、14は触媒コンバータである。
【0009】15はコントロールユニットである。このコ
ントロールユニット15は、エンジンの冷却水温度を検出
する水温センサ16と、吸気温度を検出する吸気温センサ
17と、エンジンの回転数を検出する回転数センサ18と、
変速機のシフト位置がNレンジであることを検出するシ
フトセンサ19と、スロットルポジションセンサ6からの
出力信号が入力され、これら各センサの出力信号から、
車輌がエンジン暖機中の走行であり、かつ、一時的に停
止したことを検出して出力信号を発するものである。コ
ントロールユニット15の出力側には、ISCバルブ(ア
イドリングスピードコントロールバルブ)20およびスロ
ットルオープナVSV(バキュームスイッチバルブ)21
が接続されている。22はスロットルオープナである。
【0010】このような構成からなるこの装置は、水温
センサ16、回転数センサ18ならびにシフトセンサ19の出
力信号からコントロールユニット15が、車輌がエンジン
暖機中に走行し、その後停止して変速機のシフト位置が
Nレンジに切換えられたことを検出して、エンジンのア
イドリング回転数を徐々に低下させるように作用するこ
とになる。これによりアイドリング回転数をエンジンの
暖機進行と関連付けることができることになり、エンジ
ン停止と車輌急発進の双方を防止できることになる。
【0011】アイドリング回転数を徐々に低下させる方
法としては、コントロールユニット15がISCバルブ20
およびスロットルオープナVSV21に指令を与え、その
開度を変えることにより、エンジンが停止しないように
して徐々に回転数を下げることになる。図2にステップ
30ないしステップ36で示すフローはこの制御過程であ
り、図3はエンジンおよび車輌の状態と燃料噴射量の関
係を、また図4はエンジンおよび車輌の状態とエンジン
回転数との関係を表している。
【0012】図3においてAゾーンは燃料噴射量のアイ
ドリング補正分であり、Bゾーンは暖機増量補正分であ
る。この暖機増量補正分が従来はCで示すように緩やか
に減少していたのを、本発明においては図示するよう
に、時間経過に合わせて段階的に減少させることにな
る。暖機終了後は図示するようにフィードバック制御が
行なわれる。図4においてで示す曲線は本発明による
エンジン回転数、は従来のものによるエンジン回転数
である。
【0013】本発明によれば、寒冷暖機の直後に走行
し、その後停止した状態でNレンジにシフトした場合、
アイドリング回転数が停止時間に応じて徐々に低下する
ことになる。したがって再発進時のDレンジシフト時の
急発進を防止できることになる。アイドリング回転数の
制御は、ISCバルブ20の制御により空気量を減少さ
せ、あるいは燃料噴射量の暖機増量補正を減らすことに
より行なう。このように制御することにより、移動直後
に発進してもエンジン停止することなく発進することが
でき、走行後の一時停止時にNレンジにシフトした場合
でもアイドリング回転数が徐々に低下するので、その後
の急発進を防ぐことができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
たエンジンの暖機制御装置であるから、暖機始動直後の
アイドリング回転数が上昇しているときに発進する場合
には、エンジン停止をすることなく、円滑に発進するこ
とができ、その後、走行後の一時停止したときにNレン
ジにシフトすると停止時間に応じて徐々にアイドリング
回転数が低下して、発進時の急発進を防止できることに
なる。一次停止時にNレンジにすることは次に走行用の
DレンジあるいはNレンジにするということであるの
で、Nレンジに係らしめてアイドリング回転数を低下さ
せることにより、実態に合った急発進防止が図れること
になる。そして一時停止時でも、D,Rレンジの状態で
はフートブレーキまたはサイドブレーキがオンとなって
いるので、アイドリング回転は低下しないことになる。
暖機直後の発進は慎重に行なわれるが、一度走行してし
まうと運転者はアイドルアップのことを失念し、通常の
操作を行なうことが多いが、本発明によれば、この場合
にも急発進を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の系統図である。
【図2】図1のものの作動を説明するフローチャート図
である。
【図3】本発明と従来例におけるエンジンおよび車輌の
状態と燃料噴射量の関係を示すグラフである。
【図4】本発明と従来例におけるエンジンおよび車輌の
状態とエンジン回転数との関係を表すグラフである。
【符号の説明】
1 エンジン 4 スロットルボディ 5 スロットルバルブ 6 スロットルポジショナセンサ 7 アイドリング通路 8 インジェクタ 9 燃料ポンプ 15 コントロールユニット 16 水温センサ 17 吸気温センサ 18 回転数センサ 19 シフトセンサ 20 ISCバルブ 21 スロットルオープナVSV
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 41/08 325 9039−3G 45/00 312 C 8109−3G

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 エンジンの冷却水温度を検出する水温セ
    ンサと、エンジンの回転数を検出する回転数センサと、
    変速機のシフト位置がNレンジであることを検出するシ
    フトセンサと、これら各センサの出力信号から、車輌が
    エンジン暖機中の走行であり、かつ、一時的に停止した
    ことを検出して出力信号を発するコントロールユニット
    と、該コントロールユニットの出力信号を受けてアイド
    リング回転数を低下させる機構とを備えたことを特徴と
    するエンジンの暖機制御装置。
JP17732291A 1991-06-21 1991-06-21 エンジンの暖機制御装置 Expired - Lifetime JP2887538B2 (ja)

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JP17732291A JP2887538B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 エンジンの暖機制御装置

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JP17732291A JP2887538B2 (ja) 1991-06-21 1991-06-21 エンジンの暖機制御装置

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Publication Number Publication Date
JPH051587A true JPH051587A (ja) 1993-01-08
JP2887538B2 JP2887538B2 (ja) 1999-04-26

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010026291A (ko) * 1999-09-04 2001-04-06 박종섭 차량의 급발진 방지 장치
CN103168128A (zh) * 2010-08-31 2013-06-19 洁福有限公司 具有防滑性能的弹性地板覆盖物及其制备方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010026291A (ko) * 1999-09-04 2001-04-06 박종섭 차량의 급발진 방지 장치
CN103168128A (zh) * 2010-08-31 2013-06-19 洁福有限公司 具有防滑性能的弹性地板覆盖物及其制备方法

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JP2887538B2 (ja) 1999-04-26

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