JP3267050B2 - 車両用自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

車両用自動変速機の変速制御装置

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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用自動変速機の変
速制御装置に係り、特に自動変速機がドライブレンジで
の走行中に従来よりも頻繁に燃料カットを行わせ得て、
頻繁な燃料カットにより燃料消費率や排気浄化性能を向
上し得るとともに、頻繁な燃料カットにより燃料カット
時に大気圧を増大させる大気圧推定法を実施する場合に
頻繁に推定法を実施させ得て推定精度を向上させ得る車
両用自動変速機の変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載される内燃機関には、燃料消
費率の向上を目的として、減速運転時等の燃料カット領
域への移行時に、燃料カットされるものがある。また、
車両には、あらゆる走行状態において内燃機関の駆動力
を有効に取り出して利用するために、車両用自動変速機
(以下「自動変速機」という)を搭載したものがある。
【0003】車両に搭載される自動変速機は、運転操作
が簡便であり、また、円滑な発進、加速、減速等が可能
となるように、走行条件に合致させて係合状態を自動的
に変更する。
【0004】前記自動変速機は、制御装置によって運転
状態に応じて変速段の係合状態を変更すべく制御され
る。制御装置は、車両の走行時に車速やスロットル開度
等により予め設定された変速マップにしたがって、変速
段変更手段により走行条件により要求される一の変速段
の係合状態に変更すべく制御する。
【0005】このような車両用自動変速機の変速制御装
置には、減速走行時や下り坂走行等にエンジンブレーキ
を効かせるために変速マップ等の切換えを行い、自動変
速機を低速側変速段の係合状態に変更(シフトダウン)
している。
【0006】このような車両用自動変速機の変速制御装
置としては、例えば、特公昭60−38584号公報や
特開平1−176838号公報に開示されるものがあ
る。
【0007】前記特公昭60−38584号公報に開示
される変速制御装置は、ブレーキペダルが踏み込み操作
状態であり且つ内燃機関が燃料カット中の場合は自動変
速機をシフトダウンすべく制御するものである。
【0008】前記特開平1−176838号公報に開示
される変速制御装置は、機関回転数またはこの機関回転
数に対応する回転数が燃料カット解除回転数よりも所定
量高く設定された基準回転数よりも高く且つブレーキペ
ダルが踏み込み操作状態である場合は自動変速機を少な
くとも1段だけシフトダウンすべく制御するものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の変速
制御装置は、自動変速機をドライブレンジとして減速走
行や下り坂走行すると、高速側の変速段の係合状態に変
更(シフトアップ)することになる。
【0010】このため、従来の変速制御装置において
は、車速が低いと、シフトアップにより機関回転数が燃
料カット領域以下に低下してしまい、燃料カットが行わ
れなくなることにより、燃料消費率や排気浄化性能を低
下させる不都合があるとともにエンジンブレーキの効き
が低下する不都合がある。
【0011】また、従来の変速制御装置においては、自
動変速機をドライブレンジとして走行している場合には
燃料カットの行われる頻度が少ないため、燃料カット時
に大気圧を増大させる大気圧推定法を実施する場合に
は、推定法の実施の頻度も少なくなることにより、推定
精度が不正確となる不都合がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、燃料カット領域への移行
時に燃料カットされる内燃機関を搭載するとともにこの
内燃機関に連結される自動変速機を搭載した車両の前記
自動変速機の係合状態を運転状態に応じて変更すべく制
御する車両用自動変速機の変速制御装置において、前記
自動変速機がドライブレンジの高速側の変速段の係合状
態であり前記内燃機関のスロットルバルブがアイドル開
度であり前記内燃機関の運転状態が燃料カット領域外で
燃料カット中でなく且つブレーキペダルが踏み込み操作
されている状態が所定時間経過した際に前記車両の車速
が設定車速未満の場合は、前記自動変速機を現在の変速
段よりも低速側の変速段の係合状態に変更して前記内燃
機関の機関回転数を上昇させることにより前記内燃機関
の運転状態を前記燃料カット領域に移行させるべく制御
する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0013】
【作用】この発明の構成によれば、変速制御装置は、制
御手段によって、自動変速機がドライブレンジの高速側
の変速段の係合状態であり、内燃機関のスロットルバル
ブがアイドル開度であり、内燃機関の運転状態が燃料カ
ット領域外で燃料カット中でなく、且つブレーキペダル
が踏み込み操作されている状態が所定時間経過した際の
車両の車速が設定車速未満の場合は、自動変速機を現在
の変速段よりも低速側の変速段の係合状態に変更して前
記内燃機関の機関回転数を上昇させることにより前記内
燃機関の運転状態を前記燃料カット領域に移行させるべ
く制御している。
【0014】これにより、変速制御装置は、自動変速機
をドライブレンジとして走行している際に、シフトダウ
ンによって機関回転数を上昇させて燃料カット領域に移
行させることができ、燃料カットを行わせることができ
る。
【0015】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図3は、この発明の実施例を示すもので
ある。図3において、2は内燃機関、4はシリンダブロ
ック、6はシリンダヘッド、8はピストン、10は燃焼
室、12は吸気弁、14は排気弁、16は吸気マニホル
ド、18は吸気通路、20はサージタンク、22はスロ
ットルバルブ、24はエアクリーナ、26は排気マニホ
ルド、28は排気通路、30は排気管、32はキャタラ
イザ(触媒)である。
【0016】図示しない車両に搭載される内燃機関2
は、燃焼室10に指向させて燃料を噴射する燃料噴射弁
34を設けている。この燃料噴射弁34は、デリバリパ
イプ36に連結されている。このデリバリパイプ36に
は、燃料供給管38の一端側が連結されている。この燃
料供給管38の他端側は、燃料ポンプ40に連結されて
いる。この燃料ポンプ40は、燃料タンク42内に設置
されている。
【0017】前記デリバリパイプ36には、連結管44
を介してプレッシャレギュレータ(燃料圧力調整弁)4
6が連絡されている。このプレッシャレギュレータ46
は、燃料圧調整用圧力管48からのサージタンク20内
の吸気圧力によって作動し、燃料圧力を調整するもので
ある。このプレッシャレギュレータ46には、燃料タン
ク42に開口する燃料戻り管50が連結されている。
【0018】前記サージタンク20には、検出圧力管5
2の一端側が連結されている。この検出圧力管52の他
端側には、圧力センサ54が設けられている。この圧力
センサ54は、サージタンク20内の吸気圧力を検出す
るものである。前記スロットルバルブ22には、該スロ
ットルバルブ22の開度状態を検出するスロットルセン
サ56が連絡されている。前記エアクリーナ24には、
該エアクリーナ24内の吸気温度を検出する吸気温セン
サ58が取付けられている。
【0019】また、前記排気マニホルド26には、排気
中の酸素濃度を検出するO2 センサ60が取付けられて
いる。前記シリンダブロック4には、該シリンダブロッ
ク4に形成した冷却水通路62内の冷却水温度を検出す
る水温センサ64が取付けられている。
【0020】前記シリンダヘッド6には、ディストリビ
ュータ66が取付けられている。このディストリビュー
タ66には、クランク角のみならず機関回転数を検出し
て回転数センサとしても機能するクランク角センサ68
が設けられている。
【0021】前記内燃機関2には、自動変速機70が連
結される。この自動変速機70は、トルクコンバータ7
2と補助変速機構74とを備えている。なお、この実施
例の補助変速機構74は、3速の変速段を有するものと
して説明する。
【0022】この自動変速機70には、バルブボディ7
6が取付けられている。このバルブボディ76内には、
補助変速機構74の変速段の係合状態を切換える変速段
変更手段たる第1ソレノイドバルブ78と第2ソレノイ
ドバルブ80とが設けられている。また、バルブボディ
76には、自動変速機70内のオイル温度を検出する油
温センサ82が取付けられている。自動変速機70に
は、回転軸(図示せず)の回転によって車速を検出する
車速センサ84が取付けられている。
【0023】前記燃料噴射弁34と燃料ポンプ40と圧
力センサ54とスロットルセンサ56と吸気温センサ5
8とO2 センサ60と水温センサ64とクランク角セン
サ68と第1ソレノイドバルブ78と第2ソレノイドバ
ルブ80と油温センサ82と車速センサ84とは、自動
変速機70の変速制御装置を構成する制御手段86に接
続されている。
【0024】この制御手段86には、シフトレバー(図
示せず)のシフト操作により選択された自動変速機70
のレンジ位置を検出するレンジスイッチ88が接続され
ている。このレンジスイッチ88は、シフトレバーがパ
ーキングレンジP、リバースレンジR、ニュートラルレ
ンジN、ドライブレンジD、2速レンジ2、ローレンジ
Lの各レンジ位置へのシフト操作で夫々切換わるもので
あり、各レンジ位置の信号を出力するものである。ま
た、制御手段86には、スロットルバルブ22のスロッ
トル開度がアイドル開度時にONするアイドルスイッチ
90と、ブレーキペダル92(図2参照)の踏み込み操
作時にONするブレーキスイッチ94と、が接続されて
いる。ブレーキスイッチ94は、ドライバーの減速する
意思を検出する。
【0025】制御手段86は、図2に示す如く、前記各
種センサから信号を入力し、吸気圧力等に基づき燃料噴
射弁34を動作制御して燃料を噴射させ、機関回転数・
スロットル開度・吸気圧力等により設定された燃料カッ
ト領域への移行時に燃料カット信号により燃料の噴射を
停止させて燃料カットすべく燃料噴射弁34を動作制御
し、車速等に基づき補助変速機構74の変速段の係合状
態を切換えて自動変速機70を変速すべく第1・第2ソ
レノイドバルブ78・80を動作制御する。
【0026】このような自動変速機70の変速制御装置
において、前記制御手段86によって、自動変速機70
がドライブレンジDの高速側の変速段の係合状態であ
り、スロットルバルブ22がアイドル開度であり、内燃
機関2の運転状態が燃料カット領域外で燃料カット中で
なく、且つブレーキペダル92が踏み込み操作されてい
て、この状態が所定時間経過した際の車速が設定車速未
満の場合には、自動変速機70を現在の変速段よりも低
速側の変速段の係合状態に変更(シフトダウン)して、
内燃機関2の機関回転数を上昇させることにより運転状
態を燃料カット領域に移行させるべく制御する。
【0027】次にこの発明の実施例を図1にしたがって
説明する。
【0028】制御手段86は、制御がスタート(ステッ
プ100)すると、レンジスイッチ88の信号によりド
ライブレンジDであるか否かを判断し(ステップ10
2)、アイドルスイッチ90がONであるか否かを判断
(ステップ104)する。
【0029】自動変速機70がドライブレンジDであり
(ステップ102:YES)、スロットルバルブ22が
アイドル開度でアイドルスイッチ90がONである(ス
テップ104:YES)場合は、燃料カットシフトダウ
ンモードを判断すべく燃料カットシフトダウンフラグF
/C SDが「1」であるか「0」であるかを判断する
(ステップ106)。
【0030】燃料カットシフトダウンモードでなく燃料
カットシフトダウンフラグF/CSDが「0」(ステッ
プ106:「0」)の場合は、自動変速機70が高速側
の3速の変速段の係合状態であるか否かを判断し(ステ
ップ108)、燃料カットF/C中であるか否かを判断
し(ステップ110)、ブレーキスイッチ94がONで
あるか否かを判断し(ステップ112)、カウンタによ
る所定時間TSDの減算のカウントが「0」であるか否か
を判断する(ステップ114)。
【0031】第1・第2シフトソレノイドバルブ78・
80の駆動信号により自動変速機70が高速側の3速の
変速段の係合状態であり(ステップ108:YES)、
内燃機関2の運転状態がクランク角センサ68による機
関回転数・アイドルスイッチ90の信号・圧力センサ5
4による吸気圧力等により設定された燃料カット領域外
にあって燃料カット中でなく(ステップ110:N
O)、ブレーキペダル92が踏み込み操作されていてブ
レーキスイッチ94がONであり(ステップ112:Y
ES)、所定時間TSDが経過してカウンタによる減算の
カウントが「0」(ステップ114:「0」)の場合
は、燃料カットシフトダウンモードフラグF/C SD
を「1」とし(ステップ116)、燃料カットシフトダ
ウンモードに移行する。
【0032】次いで、車速Vsが設定車速VSFC 未満で
あるか否かを判断し(ステップ118)、自動変速機7
0が3速の変速段の係合状態であるか否かを判断する
(ステップ120)。
【0033】車速センサ84の検出する車速Vsが設定
車速VSFC 未満であり(ステップ118:YES)、第
1・第2シフトソレノイドバルブ78・80の駆動信号
により自動変速機70が3速の変速段の係合状態である
(ステップ120:YES)場合は、自動変速機70を
現在の3速の変速機段よりも低速側の2速の変速段の係
合状態に変更(シフトダウン)して(ステップ12
2)、カウンタを減少(デクリメント)し(ステップ1
24)、エンドになる(ステップ126)。
【0034】なお、ステップ106において燃料カット
シフトダウンフラグF/C SDが「1」(ステップ1
06:「1」)の場合は、ステップ118にジャンプす
る。また、ステップ102におい自動変速機70がドラ
イブレンジD以外のレンジの場合(ステップ102:N
O)、ステップ104においてスロットルバルブ22が
アイドル開度以上でアイドルスイッチ90がOFFの場
合(ステップ104:NO)は、燃料カットシフトダウ
ンフラグF/C SDを「0」として(ステップ12
8)通常モードに移行する。
【0035】さらに、ステップ108において自動変速
機70が3速の係合状態でない場合(ステップ108:
NO)、ステップ110において内燃機関2の運転状態
が燃料カット領域にあることにより燃料カットF/C中
である場合(ステップ110:YES)、ステップ11
2においてブレーキペダル92が踏み込み操作されてい
ずにブレーキスイッチ94がOFFの場合(ステップ1
12:NO)は、カウンタを所定時間TSDにプリセット
する(ステップ130)。
【0036】なお、この実施例においては、3速の自動
変速機70を例示して3速から2速にシフトダウンした
が、2速から1速にシフトダウンすることもできる。ま
た、ドライブレンジDの1速がワンウェイクラッチとな
っている自動変速機の場合には、1速においてエンジン
ブレーキを効かせることができないため、この制御によ
るシフトダウンは2速までとする。
【0037】このように、変速制御装置は、自動変速機
70がドライブレンジDの高速側の3速の変速段の係合
状態であり、スロットルバルブ22がアイドル開度であ
り、内燃機関2の運転状態が燃料カット領域外で燃料カ
ット中でなく、且つブレーキペダル92が踏み込み操作
されている状態が所定時間TSD経過した際の車速Vsが
設定車速VSFC未満の場合には、自動変速機70を現
在の3速の変速段よりも低速側の2速の変速段の係合状
態に変更(シフトダウン)する。
【0038】これにより、変速制御装置は、ドライブレ
ンジDで走行している際に、シフトダウンによって内燃
機関2の機関回転数を上昇させることができ、運転状態
を機関回転数やスロットル開度・吸気圧力等のその他の
条件により設定された燃料カット領域に移行させること
ができ、燃料カットを行わせることができる。
【0039】このため、この変速制御装置は、自動変速
機70をドライブレンジDとしての走行中に従来よりも
頻繁に燃料カットを行わせることができ、この頻繁な燃
料カットにより燃料消費率や排気浄化性能を向上するこ
とができるとともにエンジンブレーキの効きを向上する
ことができる。また、この変速制御装置は、燃料カット
時に大気圧を増大させる大気圧推定法を実施する場合
に、頻繁な燃料カットによってより頻繁に推定法を実施
させ得ることになり、推定精度を向上させることができ
るようになる。
【0040】なお、この実施例においては、3速の変速
段を有する自動変速機70を例示したが、3速以上の、
例えば、4速や5速の変速段を有する自動変速機にも実
施し得るものである。その場合には、自動変速機70の
高速側の変速段の係合状態の条件として、1速・2速以
外の変速段の係合状態、つまり、3速の変速段の係合状
態、あるいは、4速の変速段の係合状態とする。
【0041】また、車速が設定車速未満である条件は、
機関回転数が設定機関回転数未満である条件とすること
もできる。なお、車速が設定車速以上の場合には、シフ
トダウンを行わないことにより、過回転を防止すること
ができる。
【0042】さらに、制御手段86は、クランク角セン
サ68による機関回転数やアイドルスイッチ90による
スロットル開度、圧力センサ54による吸気圧力等によ
り設定された燃料カット領域であるか否かにより燃料カ
ットすべきかを判断し、燃料カット時に燃料噴射弁34
への噴射信号を無として燃料の噴射を停止させる。した
がって、制御手段86は、燃料カットを検出する必要が
ない。
【0043】
【発明の効果】このように、この発明によれば、車両用
自動変速機の変速制御装置は、自動変速機をドライブレ
ンジとして走行している際に、シフトダウンによって機
関回転数を上昇させて燃料カット領域に移行させること
ができ、燃料カットを行わせることができる。
【0044】このため、この変速制御装置は、自動変速
機をドライブレンジとしての走行中に従来よりも頻繁に
燃料カットを行わせることができ、この頻繁な燃料カッ
トにより燃料消費率や排気浄化性能を向上し得るととも
に、エンジンブレーキの効きを向上し得て、また、燃料
カット時に大気圧を増大させる大気圧推定法を実施する
場合に、頻繁な燃料カットによってより頻繁に推定法を
実施させ得て、推定精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による車両用自動変速機の変速制御装
置の実施例を示す制御のフローチャートである。
【図2】変速制御装置のブロック図である。
【図3】車両用自動変速機の変速制御装置の概略構成図
である。
【符号の説明】
2 内燃機関 22 スロットルバルブ 34 燃料噴射弁 54 圧力センサ 56 スロットルセンサ 68 クランク角センサ 70 自動変速機 84 車速センサ 86 制御手段 88 レンジスイッチ 90 アイドルスイッチ 92 ブレーキペダル 94 ブレーキスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−58519(JP,A) 特開 平1−176838(JP,A) 特開 平2−159461(JP,A) 特開 昭57−37142(JP,A) 特開 昭57−43050(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 59/00 - 61/12 F16H 61/16 - 61/24 F16H 63/40 - 63/48 B60K 41/06 F02D 41/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料カット領域への移行時に燃料カット
    される内燃機関を搭載するとともにこの内燃機関に連結
    される自動変速機を搭載した車両の前記自動変速機の係
    合状態を運転状態に応じて変更すべく制御する車両用自
    動変速機の変速制御装置において、前記自動変速機がド
    ライブレンジの高速側の変速段の係合状態であり前記内
    燃機関のスロットルバルブがアイドル開度であり前記内
    燃機関の運転状態が燃料カット領域外で燃料カット中で
    なく且つブレーキペダルが踏み込み操作されている状態
    が所定時間経過した際の前記車両の車速が設定車速未満
    の場合は前記自動変速機を現在の変速段よりも低速側
    の変速段の係合状態に変更して前記内燃機関の機関回転
    数を上昇させることにより前記内燃機関の運転状態を前
    記燃料カット領域に移行させるべく制御する制御手段を
    設けたことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装
    置。
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