JPH0439133A - 自動変速機搭載車両の制御装置 - Google Patents

自動変速機搭載車両の制御装置

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Publication number
JPH0439133A
JPH0439133A JP14547790A JP14547790A JPH0439133A JP H0439133 A JPH0439133 A JP H0439133A JP 14547790 A JP14547790 A JP 14547790A JP 14547790 A JP14547790 A JP 14547790A JP H0439133 A JPH0439133 A JP H0439133A
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JP
Japan
Prior art keywords
automatic transmission
braking
state
water temperature
throttle valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP14547790A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Sekiguchi
秀樹 関口
Masuo Kashiwabara
柏原 益夫
Masanobu Horiguchi
正伸 堀口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Japan Electronic Control Systems Co Ltd filed Critical Japan Electronic Control Systems Co Ltd
Priority to JP14547790A priority Critical patent/JPH0439133A/ja
Publication of JPH0439133A publication Critical patent/JPH0439133A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は自動変速機搭載車両の制御装置に関し、詳しく
は、トルクコンバータ付自動変速機と組み合わせて使用
される内燃機間を搭載した車両において、内燃機関の冷
機状態における運転性を改善した装置に関する。
〈従来の技術〉 トルクコンバータ付自動変速機と組み合わされる内燃機
関を搭載した車両(特開昭60−34567号公報等参
照)では、内燃機関がアイドル運転されていてもシフト
レバ−操作によって変速機を非ニュートラル状態(前進
段又は後進段)にしていると、アイドル運転状態におけ
る機関出力がトルクコンバータを介もて駆動輪に伝達さ
れて、車両が進むという現象があり、一般にかかる現象
をクリープ現象と呼んでいる。
〈発明が解決しようとする課題〉 ところで、内燃機関においては、始動直後の冷機状態に
おいてアイドル回転速度を上昇させる制御を行って、ア
イドル運転の安定化と暖機促進とを図るようにしており
、かかる冷機時のアイドル回転速度の上昇によって機関
出力が完暖状態よりも大きくなってしまう。このため、
上記のようなトルクコンバータ付自動変速機と組み合わ
せて用いられる内燃機関にあっては、冷機時にクリープ
現象によって車両を動かそうとする力が強くなるから、
制動操作を行っての停車状態が不安定になったり、また
、急発進したりすることがあるという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、冷機状
態であってもクリープ現象によって車両の運転性が悪化
することを抑止できる制御装置を提供することを目的と
する。
〈課題を解決するための手段〉 そのため本発明では、第1図に示すように、内燃機関の
温度を検出する機関温度検出手段と、内燃機関の吸気系
に介装されたスロットル弁の開度を検出するスロットル
弁開度検出手段と、トルクコンバータ付自動変速機の変
速機における非ニュートラル状態を検出する非ニュート
ラル検出手段と、この非ニュートラル検出手段で非ニュ
ートラル状態が検出されているときに前記各検出手段で
検出された機関温度とスロットル弁開度とに基づいて決
定した制動力制御量に基づいて車両の制動装置を制御し
て制動を加える制動制御手段と、を含んで自動変速機搭
載車両の制御装置を構成するようにした。
〈作用〉 即ち、非ニュートラル検出手段でトルクコンバータ付自
動変速機における非ニュートラル状態が検出されている
ときに、制動制御手段が、アイドル回転速度の上昇を間
接的に示すことになる機関温度と、運転者による機関回
転速度の上昇要求を示すスロットル弁開度とに基づいて
制動力制御量を決定し、この制動力制御量に基づいて車
両の制動装置を制御して制動を加える。
従って、アイドル回転速度が一般的により高く制御され
ることになる冷機時でクリープ現象によって車両を動か
す力が大きいときほど、大きな制動を加えてクリープ現
象を抑止し、また、スロットル弁が開いたときには、か
かる制動力を弱めて運転者による走行意志に反しない程
度の制動を加えて急発進を回避することが可能となる。
〈実施例〉 以下に本発明の詳細な説明する。
一実施例を示す第2図において、車両1に搭載された内
燃機関2には、トルクコンバータ付自動変速機3が組み
合わせてあり、前記自動変速機3の出力軸から取り出さ
れる機関出力が駆動輪である後輪4 a +  4 b
に伝達されるようになっている。
前記内燃機関2の吸気マニホールド5には、アクセルペ
ダル6に連動して開閉するスロットル弁7が介装されて
おり、このスロットル弁7で機関の吸入空気量が制御さ
れる。
前記スロットル弁7には、その開度TVOをポテンショ
メータによって検出するスロットル弁開度検出手段とし
てのスロットルセンサ8が付設されており、開度TVO
に応じた検出信号を出力する。また、機関温度を代表す
る機関2の冷却水温度Twを検出する機関温度検出手段
としての水温センサ9が設けられている。
また、前記トルクコンバータ付自動変速機3の変速動作
を電子制御する自動変速機用コントロールユニット10
が備えられており、このコントロールユニットlOは、
運転者によって操作される自動変速セレクトレバーのセ
レクト位置を検出する非ニュートラル検出手段に相当す
るインヒビタースイッチ11からの信号や、車速、前記
スロットル弁開度TVOなどに基づいて、予め設定され
ている変速パターンに沿った変速制御を行う。
更に、本実施例では、駆動輪である後輪4a。
4b及び従動輪である前輪12a、 12bそれぞれに
設けられている油圧制御の制動装置(ブレーキ)14a
〜14dを電子制御するための制動制御手段としてのコ
ントロールユニット13が備えられており、この制動用
コントロールユニット13には、前記スロットルセンサ
8及び水温センサ9の検出信号が入力される他、前記自
動変速機用コントロールユニット10からインヒビター
スイッチ11に基づいて判別される変速機のニュートラ
ル・非ニュートラルを示す信号が入力されるようになっ
ている。
前記制動用コントロールユニット13は、第3図のフロ
ーチャートに示すプログラムに従って、運転者のブレー
キペダル操作とは独立した制動制御を実行することで、
冷機時のクリープ現象による運転性の悪化を回避するよ
うになっている。
第3図のフローチャートにおいて、まず、ステップl(
図中ではSlとしである。以下同様)では、スロットル
センサ8で検出されるスロットル弁開度TVO,水温セ
ンサ9で検出される冷却水温度(機関温度)Tw、更に
、インヒビタースイッチ11に基づく自動変速機のニュ
ートラル・非ニュートラルの判別信号を入力する。
そして、次のステップ2では、トルクコンバータ付自動
変速機3における変速機が、非ニュートラル状態である
か否かを判別し、ニュートラル状態であって機関出力が
駆動輪である後輪4a、4bに伝達されない状態では、
本プログラムをそのまま終了させるが、アイドル時にク
リープ現象が発生する非ニュートラル状態であるときに
はステップ3へ進んで冷却水温度Twが所定温度(例え
ば70°C)以下であるか否かを判別する。
ステップ3で、冷却水温度Twが所定温度以下であると
判別された冷機状態においてのみステップ4へ進み、こ
のステップ4では、予め冷却水温度Twに応じた制動係
数kを記憶させておいたマツプから、現状の冷却水温度
Twに対応する制動係数kを検索して求める。ここで、
前記制動係数には、その値が太き(なるに従ってより大
きな制動を加えるものとし、冷却水温度Twが低いとき
ほど大きな制動係数kが設定されて、より大きな制動が
加えられるようにしである。
即ち、冷却水温度Twが低いとアイドル回転速度を比較
的高く制御してアイドルの安定と暖機の促進を図るから
、これに伴ってクリープによって車両を進ませようとす
る力も強くなるので、これに応じて制動力も高めて、車
両を進ませようとする力を減衰させようとするものであ
る。
一方、ステップ3で冷却水温度Twが所定温度以上であ
ると判別されたときには、機関2が略完暖状態であって
、アイドル回転速度が比較的低く制御されることになり
、クリープ現象によって車両を進ませようとする力も弱
いから、制動力の電子制御はキャンセルされる。
冷却水温度Twが所定温度よりも低く、ステップ4で制
動係数kを設定すると、次のステップ5では、スロット
ル弁開度TVOに前記制動係数kを乗算した値に対応さ
せて予め制動力制御量BKを記憶させておいたマツプか
ら、現状のスロットル弁開度TVOとステップ4で求め
た制動係数にとに対応する制動力制御量BKを検索して
求める。
ここで、前記制動力制御量BKは、TVOXkが大きい
ときほど小さな値に設定されて、TVOXkが大きいと
きには制動力を弱めるようにしである。従って、同じ冷
却水温度Twのときでも、スロットル弁開度TVOが大
きいときほど制動力が弱まることになり、アイドル状態
から運転者がアクセルペダル6を踏んでスロットル弁7
を開くときには、アクセルペダル6の動きに連動する形
で制動力を弱めることができるようにしである。
また、スロットル弁7をある開度以上間いて走行してい
るときには、電子制御によって制動力が加えられること
はキャンセルされる。
このようにして制動力制御量BKが決定されると、次の
ステップ6では、該制動力制御量BKに応じた制動を行
わせる。具体的には、制動装置14a−14dの各油圧
シリンダに対して、ブレーキペダルの踏込みによって作
られる作動油とは独立して作動油を供給するために、ア
キュムレータが付設される油圧ポンプを設けておき、こ
の油圧ポンプからの作動油の供給系に電磁弁を設け、こ
の電磁弁をデユーティ制御することで、油圧ポンプから
油圧シリンダに供給される油圧を制御して制動力を調整
する。従って、前記制動力制御量BKを前記電磁弁の開
駆動信号のデユーティ比としても良い。
このように、冷却水温度Twが低いときほど大きな制動
力が加わるように電子制御されれば、冷却水温度Twが
低いためにアイドル回転速度が高く制御され、これに伴
ってクリープ現象を発生させる機関出力トルクが高いと
きに、制動を加えてクリープによって車両が進もうとす
る力を減衰させることができるから、クリープによって
車両が進む度合いを冷却水温度Tw(アイドル時の機関
出力)に関係なく略一定にすることが可能となり、かか
るクリープをブレーキ操作によって制動して停車させる
ときに大きな制動力をブレーキ操作によって発生させる
必要もない。
更に、かかるアイドル状態から発進させるときに、スロ
ットル弁開度TVOの増大に応じて制動力が除々に低下
するから、電子制御される制動力が急激にゼロになって
急発進してしまうこともない。
尚、上記のように制動装置14a−14dを、ブレーキ
ペダルの踏込みと関係なく動作させるためのハードウェ
ア構成は、トラクションコントロールやアンチスキッド
ブレーキシステムに備えられる油圧ポンプや電磁弁を流
用することができる。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によると、機関温度が低く
アイドル回転速度用いては機関出力トルクが高く制御さ
れるときに自動的に制動が加えられるので、大きなレベ
ルのクリープが発生して停車安定性を損ねたりすること
が抑止され、また、急発進が発生することも回避できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の一実施例を示すシステム概略図、第3図は同上実施
例における制動制御の内容を示すフローチャートである
。 1・・・車両  2・・・内燃機関  3・・・トルク
コンバータ付自動変速機  6・・・アクセルペダル7
・・・スロットル弁  8・・・スロットルセンサ9・
・・水温センサ  10・・・自動変速機用コントロー
ルユニット  11・・・インヒビタースイッチ13・
・・制動用コントロールユニット14a〜14d・・・
制動装置 特許出願人 日本電子機器株式会社 代理人 弁理士 笹 島 富二雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 トルクコンバータ付自動変速機と組み合わせて使用され
    る内燃機関を搭載した自動変速機搭載車両の制御装置で
    あって、 内燃機関の温度を検出する機関温度検出手段と、内燃機
    関の吸気系に介装されたスロットル弁の開度を検出する
    スロットル弁開度検出手段と、前記トルクコンバータ付
    自動変速機の変速機における非ニュートラル状態を検出
    する非ニュートラル検出手段と、 該非ニュートラル検出手段で非ニュートラル状態が検出
    されているときに前記検出された機関温度とスロットル
    弁開度とに基づいて決定した制動力制御量に基づいて車
    両の制動装置を制御して制動を加える制動制御手段と、 を含んで構成された自動変速機搭載車両の制御装置。
JP14547790A 1990-06-05 1990-06-05 自動変速機搭載車両の制御装置 Pending JPH0439133A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09282693A (ja) * 1996-04-15 1997-10-31 Nec Corp 光学ヘッド装置
JP2006306201A (ja) * 2005-04-27 2006-11-09 Toyota Motor Corp 駆動系にトルクコンバータを備えた車輌の制駆動力制御装置
JP2006308058A (ja) * 2005-05-02 2006-11-09 Toyota Motor Corp 自動変速機の制御装置
JP2007168692A (ja) * 2005-12-26 2007-07-05 Toyota Motor Corp 駆動系にトルクコンバータを備えた車輌の制駆動力制御装置
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