JPH01117963A - エンジンのアイドル回転数制御装置 - Google Patents

エンジンのアイドル回転数制御装置

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JPH01117963A
JPH01117963A JP27649987A JP27649987A JPH01117963A JP H01117963 A JPH01117963 A JP H01117963A JP 27649987 A JP27649987 A JP 27649987A JP 27649987 A JP27649987 A JP 27649987A JP H01117963 A JPH01117963 A JP H01117963A
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JP
Japan
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engine
vehicle
feedback control
speed
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP27649987A
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English (en)
Inventor
Keisuke Akusa
敬祐 阿草
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アイドル時のエンジン回転数を所定目標回転
数に制御するようにしたエンジンのアイドル回転数制御
装置に関するものである。
(従来技術) 最近、特に自動車用のエンジンにおいて多用されるよう
になってきている電子制御方式によるエンジンのアイド
ル回転数制御装置は、例えば電子制御燃料噴射を前提と
する吸入空気量制御方式の場合、当該エンジンのスロッ
トル弁をバイパスするように吸入空気のバイパス通路を
形成するとともに、このバイパス通路にスロットル弁の
最小開度状態(アイドル状態)における吸入空気量を調
整する吸入空気量調整手段(アイドル回転数制御用電磁
絞り弁)を設け、RPMセンサ等のエンジン回転数検出
手段によらて検出されたエンジンの実際の回転数と予め
設定された所定アイドル目標回転数との回転数の餡差量
に応じて当該吸入空気量調整手段を所定のフィードバッ
ク制御手段によってフィードバック制御することにより
上記所定の−アイドル目標回転数で運転するように構成
されている。
そして、上記の場合、さらに具体的には一般にマイクロ
プロセッサにより構成されるエンジンコントロールユニ
ットを使用して上記フィードバック制御手段を構成し、
上記予め定められたアイドル目標回転数に対応させて設
定した所定の基本制御量によって上記吸入空気量調整手
段を制御し当該所定の基本制御量によって得られるエン
ジンの実回転数が上記アイドル目標回転数と不一致の場
合には、そのときの回転偏差量並びに負荷量(エンジン
外部負荷)に応じて上記所定の基本制御量を補正(増減
)することによって上記エンジン実回転数を上記予め定
められたアイドル目標回転数に収束せしめる構成が採用
されている(例えば特開昭56−44431号公報参照
)。
ところで、該アイドル回転数制御時の上記補正量を含め
た最終的な制御量は次のようにして一般的に定められる
最終制御、ff1G=Gn+ΣGL+Grs−# ・(
1)但し、GB二二基側制御 量し=各種エンジン負荷に対応した負荷補正量 Grs:回転偏差量に基くフィードバック補正量 ここで、上記基本制御fJ G aは一般にエンジンの
無負荷且つ無劣化時における当該エンジン固有の特性値
を基礎にしてエンジンの冷却水温値に対応して設定され
た基準となる制御量である。また、エンジン負荷(例え
ばエアコンON、パワーステアリングON等)に対応し
た負荷補正51 G Lは、それぞれの負荷量に応じた
負荷固有値の総和として定められる制御量であり、負荷
補正モードにおける吸入空気量の画一的な増量値として
作用する。
さらに、上記フィードバック補正1iGFBは、上記エ
ンジン回転数検出手段によって検出された実際のエンジ
ン回転数と上記予め設定されたアイドル目標回転数との
偏差量に応じて当該運転状態の変化に応じて任意に定ま
るクローズトループ制御時の補正mである。
すなわち、上記の一般式(上述した吸入空気量調整手段
のソレノイドを駆動制御する制御信号のデユーティ−比
算出式となっている)から明らかなように、上記最終制
御11Gは、エンジン固有の特性値と冷却水温によって
定められる上記基本制御量GBを中心とし、外部負荷m
に対応した補正f4 G L と回転数の偏差量に対応
したフィードバック補正m G FBとが各々加算され
て決定されるようになっている。
そして、上記フィードバック補正IGFEIが作用する
のは、勿論フィードバック制御を行ない得る領域(以下
これを単にF/B領域と略称する)であり、通常該F’
/B領域はアイドル接点、のON(スロットル全閉)と
アイドル回転数制御時の所定基準回転数(これは、もち
ろんアイドル回転、数と同じく当該エンジンの特性に応
じて決定されるが、アイドル回転数よりは所定値高く設
定されている)以下への低下の2つの条件によって判定
されるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、このようなP/B領域判定手段を採用したエ
ンジンのアイドル回転数制御装置の場合、例えばトノC
クコンバータ型の自動変速機(オートマチックトランス
ミッション)を備えた車両(以下、A/T車と言う)に
適用した場合に次に次のような問題を生じる。
すなわち、上記A/T車の場合には、一般に第5図(A
)に示すように変速機のシフトレバ−がニュートラルレ
ンジ(N)からドライブレンジ(D)にシフトされた時
、本来アクセル操作がなされておらずエンジンがアイド
リング状態にあるにも拘わらずブレーキが踏まれていな
いと、低速(4に+n/h程度)で車両が走行を開始す
る現象、いわゆるりリープ現象がある。このクリープ現
象は、ドライブレンジ(D)ではニュートラルレンジ(
N)と違い、本来エンジンとトルクコンバータの駆動系
とが接続された状態となるので、その時のアイドル回転
数分に応じたトルク伝達が行なわれ、これにより車両が
駆動されることによるものであるが、一方該クリープ現
象が生じ得る上記ドライブレンジ(D)でのエンジンに
対するミッション負荷の負荷量は当該ドライブレンジ(
D)でフットブレーキが踏まれ、又はサイドブレーキが
引かれている車両停止状態(第5図り、Eで各ブレーキ
がONの状態)の場合とそれら各ブレーキの操作が解除
されて車両がクリープ走行している状態(第5図り、E
で各ブレーキがOFFの状態)の場合とでは相当に異な
る。つまり、走行時にはトルクコンバータのトルク伝達
部の相対回転速度が低下し、摩擦抵抗が減るとともに又
走行慣性を生じることにより回転安定性ら増す。その結
果、ミッション負荷が軽減される。
従って、該A / T車の場合には、スロットル弁の全
閉によりアイドル接点がONで、かつエンジン回転数が
アイドル回転数のフィードバック制御を行なうための設
定基孕回転数以下の上記F/B領域にある場合であって
も、上記のようにクリープ現象による車両の走行が生じ
ると、該走行によるミッション負荷の減少によって本来
ミッション負荷の増大を見込んで増大される当該Dレン
ジでの上記一般式(りに於ける基本制御量ではその制御
量が大きすぎることになり、上記N→Dシフト時の負荷
変化によって一旦低下した当該アイドル時のエンジン回
転数Neが上昇し、やがて本来の無負荷時のアイドル目
標回転数よりもエンジン実回転数が相当に高くなってし
まうケースが生じる(第5図(I3)参照)。そうする
と、上記吸入空気量制御のためのフィードバック制御手
段は本来のアイドル目標回転数と当該上昇回転数との回
転偏差量に対応して第5図(C)に示すようにその制御
量GFBを可変ならしめ吸入空気量をΔGFB減少させ
てエンジン回転数NeをDレンジ領域に対応して設定さ
れたNレンジよりも低い目標回転数に低下させるべくア
イドル回転数の制御を行うことになる。
そして、一方上記のようにA/T車でクリープ現象が生
じると、通常ドライバーの方は第5図(D)に示すよう
にフットブレーキを踏んで車両を停止させる。しかも、
このブレーキ操作は、例えば交差点での停車時などのこ
とを考えると、前車の挙動との関係などから比較的急ブ
レーキとなることが多い。
ところが、上記ブレーキングによる急停車時に、該停車
によってミッション負荷が増大しエンジン回転数はアイ
ドル回転数に復帰するが、他方該回転低下時における吸
入空気量は、第5図(B)から明らかなように上記フィ
ードバック制御によってΔGFB分低下させられたまま
となっているため、該実際にエンジンに供給される吸入
空気量は、当該車両停車時のミッション負荷軽減状態で
のアイドル回転数を維持するに足る吸入空気量しか確保
されなくなって、負荷オーバによりエンジン回転数の相
当な落ち込みを生じ、場合によってはエンジンストール
を招いてしまう問題がある(第5図(B)、(C)参照
)。
ところで、上記N、D切換時の負荷量急変によるエンジ
ン回転数の落ち込み、またそれにより生じるエンジンス
トール等を例えば上述の吸入空気mR整手段を利用した
ダッシュボットエアの供給等による過渡的な吸気増量補
正によって防止しようとする等の方法は、例えば特開昭
60−19933号公報に示されているように従来から
知られているが、上述のようなりリープ走行途中におけ
るブレーキング時のエンジン回転数の落ち込み、エンジ
ンストールの防止については何等の対策が施されていな
いのが現状である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述の問題を解決することを目的としてなさ
れたものであって、アイドル時のエンジン回転数を検出
するエンジン回転数検出手段と、該エンジン回転数検出
手段によって検出された実際のエンジン回転数と予め設
定された所定のアイドル目標回転数との偏差に応じて当
該エンジンの吸入空気量をフィードバック制御すること
により上記エンジンの実回転数を上記アイドル目標回転
数に収束させ之フィードバック制御手段とを備え、自動
変速機を有する車両に搭載されたエンジンにおいて、上
記車両の上記エンジンアイドル運転時における走行状態
を検出する車両走行状態検出手段と、上記エンジンアイ
ドル運転時におけるフィードバック制御手段のフィード
バック制御量を可変調整するフィードバック制御量可変
手段とを設け、上記車両走行状態検出手段によりエンジ
ンアイドル運転時において当該車両の走行状態が検出さ
れた場合には上記フィードバック制御量可変手段により
上記フィードバック制御手段のフィードバック制御爪を
当該エンジンアイドル運転時の車両非走行状態における
制御量よりも小さな値に制限する上うにしてなるもので
ある。
(作 用) 上記本発明の問題点解決手段によると、先ず基本的にア
イドル時のエンジン回転数を検出するエンジン回転数検
出手段と、該エンジン回転数検出手段によって検出され
た実際のエンジン回転数と予め設定された所定のアイド
ル目標回転数との偏差に応じて当該エンジンの吸入空気
量をフィードバック制御することにより上記エンジンの
実回転数を上記アイドル目標回転数に収束させるフィー
ドバック制御手段とを備えているので、エンジン回転数
の変動に応じた吸入空気量のフィードバック補正により
、負荷変動等運転条件の変化に拘わらずアイドル目標回
転数での運転が可能になる。
さらに、上記本発明では上記の基本構成に加えて上記ア
イドル運転時の車両の走行状態を検出する車両走行状態
検出手段と同じく上記アイドル運転時において上記フィ
ードバック制御手段の制御量を可変調整するフィードバ
ック制御量可変手段とが組合されているので、車両の走
行状態が検出されると、上記フィードバック制御手段の
フィードバック制御量が非走行状態の場合よりも小さい
所定の値に制限されるようになる。
(実施例) 先ず、第2図および第3図は、本発明をトルクコンバー
タを備えた自動変速機を有する自動車用のガソリンエン
ジンに実施した場合における同エンジンのアイドル回転
数制御装置を示すものであり、第2図は該実施例装置の
アイドル回転数制御システムの概略図、第3図は同制御
システムにおけるエンジンコントロールユニットのアイ
ドル回転数制御動作を示すフローチャートである。
先ず、最初に第2図を参照して本発明実施例の上記アイ
ドル回転数制御システムの概略を説明し、その後要部の
制御動作を説明する。
第2図において、先ず符号1はエンジン本体であり、吸
入空気はエアクリーナ30を介して外部より吸入され、
その後エア70メータ2、スロットルチャンバ3を経て
各シリンダに供給される。
また燃料は燃料ポンプ13により燃料タンク!2からエ
ンジン側に供給されてフューエルインジェクタ5により
上記エアフロメータ2の計量値Qに応じて同期又は非同
期噴射されるようになっている。そして、後に述べるよ
うなりリープ状態を除く通常の走行時における上記シリ
ンダへの吸入空気の量は、上記スロットルチャンバ3内
に設けられているスロットル弁6によって調量制御され
る。
スロットル弁6は、アクセルペダルの操作開度に対応し
て作動される。
なお、上記スロットルチャンバ3には、上記スロットル
弁6をバイパスしてバイパス吸気通路7が設けられてお
り、該バイパス吸気通路7にはアイドル時に於けるエン
ジン回転数制御のための吸入空気量調整手段となる電流
制御型電磁弁(IsCバルブ)8が設けられている。こ
の電磁弁8は、後述するエンジンコントロールユニット
9が当該エンジンの運転状態をアイドル・フィードバッ
ク制御領域と判定し、それに対応してその時の目標回転
数と実際の回転数との回転偏差に応じた所定デユーティ
−比の電磁弁制御信号Gを印加した時又は定常運転時に
おいて所定値以上の高回転状態からスロットル弁が全閉
状態となった減速領域においてダッシュボヅトエア供給
用の電磁弁制御信号が印加された時に当該各制御信号り
のデユーティ−比に応じて開弁され、それ以外の時には
完全に閉弁される。
また、符号10は、排気ガス浄化処理用の3元触媒コン
バータ11を備えたエンジンの排気管を示している。
一方、符号14は、上記エンジン本体lのシリンダヘッ
ド部に設けられた点火プラグであり、該点火プラグ14
にはディストリビュータ17、イグナイタ18を介して
所定の点火電圧が印加されろようになっており、この点
火電圧の印加タイミング、すなわち点火時期は上記エン
ジンコントロールユニット(以下、ECUという)9よ
り上記イグナイタ18に供給される点火時期制御信号1
gtによってコントロールされる。また、符号19は、
上記エンジン本体1のシリンダブロック部に設けられた
ノックセンサであり、エンジンのノッキングの発生強度
に応じた電圧出力V。を出力し、上記ECU9に入力す
る。さらに、符号20はブースト圧センサ20であり、
エンジン負荷に対応したエンジンブースト圧Bを検出し
て上記ECU9に人力する。
上記ECU9は、例えばM算部であるマイクロコンピュ
ータ(CP U)を中心とし、アイドル時における上記
電磁弁8を使用した吸入空気量のフィードバック制御回
路、メモリ(ROMおよびRAM)、インタフェース(
Ilo)回路などを備えて構成されている。そして、こ
のEC[J9の上記インタフェース回路には上述の各検
出信号に加えて例えば図示しないスタータスイッチから
のエンジン始動信号(ECU)リガー)、エンジン回転
数センサ15からのエンジン回転数検出信号N1水温サ
ーミスタ16により検出されたエンジンの冷却水温度の
検出信号Tw、例えばスロットル開度センサ4により検
出されたスロットル開度検出信号TVO,上記エアフロ
メータ2によって検出された吸入空気量検出信号0等エ
ンジンの運転状態(回転数)コントロールに必要な各種
の検出信が各々人力される。
なお、符号50は吸気温センサを示している。
そして、該ECU9の上記フィードバック制御回路によ
るフィードバック制御動作時に於ける吸入空気量制御の
ための制御値(GFB)は、例えば予め設定されたアイ
ドル目標回転数NOと上記エンジン回転数センサI5に
よって検出されたエンジンの実回転数Neとの偏差±Δ
Ne(±ΔNe−Ne−No)の大きさに応じて正又は
負方向に変化する積分値(第4図(C))として構成さ
れており、当該回転偏差量ΔNeに対応した積分値に対
応して電磁弁8が開弁制御されて上記バイパス吸気通路
7の吸入空気流量の増減補正が行われることになる。
そして、該増減補正された吸入空気量が当該バイパス吸
気通路7を通してエンジンに供給される。
そして、この場合において、上記ECU9は、後に詳細
に説明するように車両のクリープ走行時には第3図のフ
ローチャートに示すような目標回転数NOの可変による
フィードバック制御量GFBの制限を目的とする制御動
作を行う。
一方、符号21は上記エンジン本体1の出力軸に連結さ
れた例えばオーバドライビング機構付ロックアツプトル
クコンバータ型の自動変速機を示している。該自動変速
機21は、例えばロックアツプクラッチ22、ロックア
ツプ制御バルブ23、ロックアツプソレノイド24、ロ
ックアツプコントロールユニット30等よりなるロック
アツプ機構と、オーバドライビングギヤ27、オーバド
ライビングバルブ28、オーバドライ゛ピングソレノイ
ド34、オーバドライビングスイッチ35等よりなるオ
ーバドライビング機構と、当該変速機自体のギヤトレン
部26と、該ギヤトレン部26を介して変速機出力軸側
に設けられた回転数検出用の遠心ガバナ29と、上記ロ
ックアツプ制御バルブ23、オーバドライビングギヤ2
7、オーバドライビングバルブ28、ギヤトレン部26
等をコントロールするコントロールバルブ3!と、キッ
クダウンソレノイド32並びにキックダウンスイッチ3
3等とを備えて構成されている。
そして、上記ロックアツプコントロールユニット30は
、各種センサからの入力信号を基にオーバドライブおよ
びロックアツプOKの状況を判断し、各々OKの条件を
具備している場合には、上記キックダウンソレノイド3
2、コントロールバルブ31を介して上記ロックアツプ
制御バルブ23、オーバドライビングギヤ27、オーバ
ドライビングバルブ28、ギヤトレン部26等を作動可
能に制御するとともにロックアツプソレノイド24にロ
ックアツプ信号SLを供給してロックアツプ機構のロッ
クアツプクラッチ22を作動させて上記トルクコンバー
タのロックアツプを行なう。
該ロックアツプ信号SLは、必要に応じて上記ECU9
に入力される。
さらに、符号4Iは上記自動変速機2Iのシフトレバ一
部710に設置されたインヒビダスイッチであり、当該
自動変速機21のシフトレバ−42の操作ポジション(
少なくともN又はD)を検出して該検出信号(第4図(
A))を上記ECU9に入力する。
また、符号45は当該自動車のフットブレーキ、符号S
 W 、は該フットブレーキ45に対応して設けられた
フットブレーキスイッチであり、上記フットブレーキ4
5が踏まれた時にONになり、当該ON又ハOF F信
号(第4図D)を上記E CU 9 +:大入力る。ま
た、符号47は同じくサイドブレーキであり、該サイド
ブレーキ47にもサイドブレーキスイッチSW2か設け
られており、当該サイドブレーキ47の操作(ON又は
0FF)状態を検出して上記ECU9にONN、OFF
信号(第4図E)を供給する。
次に、上記エンジンコントロールユニット9によるクリ
ープ走行状態からブレーキングによって車両が停止され
た時に於けるアイドル回転数の制御動作について第3図
のフローチャートを参照して詳細に説明する。
先ずステップS、にて上記エンジン回転数Ne。
エンジン冷却水温Tw、吸気温T人、アイドル接点S 
W +oのON・OFF信号、ブレーキング状態(フッ
トブレーキスイッチSW、、サイドブレーキスイッチS
 W tのON・0FF)等のエンジンお上び車両状態
の検出値を順次入力し、次にステップS、に進んで現在
のエンジン運転状態が、フィードバック制御によって上
記バイパス吸気通路7の電磁弁8をコントロールし吸入
空気量を増減補正ずべきアイドル運転領域、すなわちア
イドルフィードバック制御領域(以下、ID−FB領領
域略称する)にあるか否かを判定する。該判定は、上記
アイドル接点5Wtoh<ON(スロットル弁全閉開度
)で、かつ上記エンジン回転数Neがアイドル回転数の
フィードバック制御を行うべき基準となる設定基準回転
数N era (N era = N In+ΔN)以
下の場合には、ID−F’B領域(YES)と判定し、
それ以外の場合には非アイドル・フィードバック制御領
域(ID−1”B領域:NO)であると判定する。
そして、該判定の結果、YESの場合にはステップS3
に、また他方NOの場合にはステップs4に進む。ステ
ップS、では、上記自動変速fi21のシフトレバ一部
40に設けられたインヒビダスイッヂ41からの第4図
(A)に示すシフトレンジ検出信号(I!又はL信号)
を基にしてNレンジ(I−I)又はDレンジ(L)の何
れかのシフト状態を判定し、先ず該判定の結果がNレン
ジの場合にはステップS5に進んで上記ステップS、で
読み込んだエンジン冷却水温Twの値に基いて当該ニュ
ートラル状態〔トルクコンバータ駆動系側のミッション
負荷が荷されない第4図(G)の「Nレンジ停止状態」
〕に於ける基本制御潰(基本吸入空気量)GaN人を演
算(又はマツプ値リード)する。次に、上記判定結果が
、Dレンジであった場合には、他方ステップS6の方に
移って更に上記フットブレーキ45の操作状@(ONN
又はOF’F’)を判定する。上記フットブレーキスイ
ッチSWIがON〔第4図(D)参照〕、ずなイっちブ
レーキング状態の場合には続いてステップS、に進んで
上述のエンジン冷却水温Twの値に応じて当該Dレンジ
状態〔上記トルクコンバータ駆動系側のミッション負荷
が、そのまま荷された第4図(G)の「Dレンジ停止状
態」〕における基本制御qGnoRを演算(又はマツプ
値リード)する。一方、上記ステップS、でフットブレ
ーキスイッチSWlが0FF(No)の場合には、さら
にステップS8に進んでもうひとつの制動手段である上
記サイドブレーキ47の操作状態を上記サイドブレーキ
スイッチSW、のON又はOFF状態〔第4図(E)〕
により判定する。その結果、YES(サイドブレーキス
イッチSW2がON)の場合には、上記ステップS8で
YESの場合と同様であるから同じように上記ステップ
S7に進む一方、他方No(サイドブレーキスイッチS
W、が0FF)の場合には次にステップS8に進んで、
上記エンジンの冷却水温値Twに応じて当該Dレンジで
の走行状態〔上記トルクコンバータ駆動系側のミッショ
ン負荷が荷されるが、A/T車特有のクリープ走行によ
って当該ミッション負荷が軽減され、上記エンジン回転
数センサ15によって検出される第4図(B)のエンジ
ン実回転数Neが予め定められたDレンジに於ける本来
のアイドル目標回転数Noよりも高くなる第4図(G)
の「Dレンジ・クリープ走行状態」〕に対応し−た基本
制御量G IIDRLを演算する。
そして、上記ステップS、の基本制御IGa=GBN^
の演算が終了した場合には、先ずステップS1oに進ん
で、その時のアイドル目標回転数NOとエンジン実回転
数Neとの回転偏差ΔNeを求め、さらに次のステップ
Sllで上記ステップS、。で求めた回転偏差ΔNeに
対応したフィードバック補正ff1GFe=Gre(Δ
Ne)を演算する。
上記ステップS、の場合(Dレンジ・ブレーキング停車
時)、ステップS8の場合(Dレンジ・クリープ走行時
)にも上記ステップS1゜+ S L +の場合と全く
同様の動作(ステップS+t、s +3、ステップS1
4+S+5)によって当該各運転条件に対応したフィー
ドバック補正量G FBORSG FBDRLを演算す
るが、これらの場合には、その時のミッション負荷の負
荷量の度合に応じて上記目標回転数NOをNレンジ停車
時(ステップS、〜S1υの場合に比較して例えばNo
onの場合をNo0n=No+ΔN、と設定し、さらに
N0ORLの場合をN 0DRL = N OOR+Δ
N、と相対的に値を変えて設定(もちろん、ΔN t 
>ΔNl)シてステップS+2+S14での回転偏差量
ΔNeoR。
ΔNeonLを小さく(本実施例では零に近くなるよう
に)設定している。この結果、各々次のステップS +
t+S L3+s +5で演算されるフィードバック補
正量GFB(ΔNe)、 GFB(ΔNeoa)、 G
FB(ΔNeo口L)は、第4図(C)に示すように略
一定となり、クリープ走行によるエンジン回転数Neの
上昇があってもフィードバック制御による吸入空気量の
減量補正は実質的に作用しなくなる。
次に、以上の各フィードバック補正量演算動作(ステッ
プSll、SJ1.S1.)が完了すると、その何れの
場合にも続いてステップSI6に進み、例えばエアコン
、パワーステアリング、電気負荷等のエンジン外部負荷
の投入状態を判定し、外部負荷0N(YES)の場合に
はステップSl?に進んで当該投入されている負荷の総
虫に応じて負荷補正量ΣGLを演算する。他方、0FF
(No)の場合には、負荷補正量GLの値をGL=Oに
セットする。
このようにして最終制御量G決定のための基本制御量C
B(G BN^、GBDR,Gao口L)、フィードバ
ック補正量GFB(CFBN^、GF8DR,GF8D
RL )、負荷補正量GLが算出されると、最後にステ
ップ919で例えばダッシュボットエア供給システムを
備えたものの場合にはステップS19で該ダッシュボッ
トエアの供給条件(例えばエンジン回転数Neが所定回
転数以上でスロットル弁が全閉)の成立を判断し、YE
S(成立)の場合にはステップS、。
でダッシュボットエアの供給量Gopを演算し、該ダッ
シュボットエア供給11Gopをも含めて上記従来技術
の項で説明した最終制御量演算のための一般式(1)に
基いて最終制御量Gを演算(G = G a+G ra
+ GL + Gap)L、該演算された最終制御量G
に対応したデユーティ−比のパルス制御信号Gを形成し
て上記電磁弁8の開弁時間(弁リフト)を制御する。こ
れにより、アイドル回転数Neがアイドル目標回転数N
oに収束されるようになる。
一方、上記ステップSll+でダッシュボットエアの供
給滋養権が成立していないNoの場合には、ステップS
t+でその演算値Gopの値を0にセットした上で上述
のステップSttに進む。
(発明の効果) 本発明は、以上に説明したように、アイドル時のエンジ
ン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、該エン
ジン回転数検出手段によって検出された実際のエンジン
回転数と予め設定された所定のアイドル目標回転数との
偏差に応じて当該エンジンの吸入空気量をフィードバッ
ク制御することにより上記エンジンの実回転数を上記ア
イドル目標回転数に収束させるフィードバック制御手段
とを備え、自動変速機を有する車両に搭載されたエンジ
ンにおいて、上記車両の上記エンジンアイドル運転時に
おける走行状態を検出する車両走行状態検出手段と、上
記エンジンアイドル運転時におけるフィードバック制御
手段のフィードバック制御量を可変調整するフィードバ
ック制御量可変手段とを設け、上記車両走行状態検出手
段によりエンジンアイドル運転時において当該車両の走
行状態が検出された場合には上記フィードバック制御槓
可変手段により上記フィードバック制御手段のフィード
バック制御量を当該エンジンアイドル運転時の車両非走
行状態における制御量よりも小さな値に制限するように
したことを特徴とするものである。
すなわち、本発明によると、先ず基本的にアイドル時の
エンジン回転数を検出するエンジン回転数検出手段と、
該エンジン回転数検出手段によって検出された実際のエ
ンジン回転数と予め設定された所定のアイドル目標回転
数との偏差に応じて当該エンジンの吸入空気量をフィー
ドバック制御することにより上記エンジンの実回転数を
上記アイドル目標回転数に収束さけるフィードバック制
御手段とを備えているので、エンジン回転数の変動に応
じた吸入空気量のフィードバック補正により、負荷変動
等運転条件の変化に拘わらずアイドル目標回転数での運
転が可能になる。
さらに、上記本発明では上記の基本構成に加えて上記ア
イドル運転時の車両の走行状態を検出する車両走行状態
検出手段と同じくアイドル運転時において上記フィード
バック制御手段のフィードバック制御量を可変調整する
フィードバック制御量可変手段とが組合されているので
、車両の走行状態が検出されると、上記フィードバック
制御手段のフィードバック制御量が非走行状態の場合よ
りも小さい所定の値に制限されるようになる。
従って、上記アイドル運転状態で車両が走行した後、ミ
ッション負荷の軽減によって一旦エンジン回転数が上昇
し、更にブレーキ操作がなされて該車両が停止し、該停
止によって再びミッション負荷が増大してエンジン回転
数がアイドル回転数にまで低下しても、該低下時におい
て行われる吸入空気量の減量補正は、上記フィードバッ
ク制御量の制限量に見合った少量のものとなるので、は
ぼDレンジ状態での目標回転数への収束が可能となり、
それ以下へのエンジン回転数の落ち込みは生じさせず、
従ってエンジンストールを発生させるようなこともなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のクレーム対応図、第2図は、本発明
の実施例に係るエンジンのアイドル回転数制御装置の制
御システム図、第3図は、同制御装置におけるエンジン
コントロールユニットのアイドル回転数制御動作を示す
フローチャート、第4図は、同第3図の制御動作に対応
した要部のタイムチャート、第5図は、従来のエンジン
のアイドル回転数制御装置の動作並びに問題点を説明す
るためのタイムチャートである。 !・・・・・エンジン本体 2・・・・・エアフロメータ 6・・・・・スロットル弁 7・・・・・バイパス吸気通路 8・・・・・電磁弁 9・・・・・エンジンコントロールユニットI5・・・
・エンジン回転数センサ 21・・・・自動変速機 40・・・・シフトレバ一部 45・・・・フットブレーキ 47・・・・サイドブレーキ SWl ・・・フットブレーキスイッチSW、・・・サ
イドブレーキスイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、アイドル時のエンジン回転数を検出するエンジン回
    転数検出手段と、該エンジン回転数検出手段によって検
    出された実際のエンジン回転数と予め設定された所定の
    アイドル目標回転数との偏差に応じて当該エンジンの吸
    入空気量をフィードバック制御することにより上記エン
    ジンの実回転数を上記アイドル目標回転数に収束させる
    フィードバック制御手段とを備え、自動変速機を有する
    車両に搭載されたエンジンにおいて、上記車両の上記エ
    ンジンアイドル運転時における走行状態を検出する車両
    走行状態検出手段と、上記エンジンアイドル運転時にお
    けるフィードバック制御手段のフィードバック制御量を
    可変調整するフィードバック制御量可変手段とを設け、
    上記車両走行状態検出手段によりエンジンアイドル運転
    時において当該車両の走行状態が検出された場合には上
    記フィードバック制御量可変手段により上記フィードバ
    ック制御手段のフィードバック制御量を当該エンジンア
    イドル運転時の車両非走行状態における制御量よりも小
    さな値に制限するようにしたことを特徴とするエンジン
    のアイドル回転数制御装置。
JP27649987A 1987-10-30 1987-10-30 エンジンのアイドル回転数制御装置 Pending JPH01117963A (ja)

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