JP4200722B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動変速機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動変速機を有する車両が公知である。一般的な自動変速機は、エンジンから回転動力を受けるトルクコンバータと、トルクコンバータからの回転動力を変速して車輪へ伝達する歯車変速装置とを有している。このような自動変速機において、シフトレンジがドライブレンジとされていると、アクセルペダルを開放しても、トルクコンバータからトルクを歯車変速装置へ伝達するためのクラッチが接続されていて、エンジンはアイドル回転で運転されるために、若干のトルクが車輪側に伝達され、車両は前進してしまう。
【0003】
この現象は一般的にクリープ現象と称されている。シフトレンジをニュートラルレンジとすれば、歯車変速装置のクラッチが切断され車輪側へトルクが伝達されることはなく、クリープ現象を防止することはできる。しかしながら、信号待ち等の車両一時停止に際してシフトレンジをドライブレンジからニュートラルレンジとし、発進に際して再びドライブレンジに戻すことは面倒であり、通常は、フットブレーキによってクリープ現象による車両の前進を防止している。
【0004】
こうして、フットブレーキにより車両の発進を防止するためには、比較的大きな踏込力をブレーキペダルに作用させなければならない。この踏込力を低減するために、車両一時停止時において、歯車変速装置のクラッチを滑らせて車輪側へ伝達されるクリープトルクを減少させることが提案されている。
【0005】
しかしながら、こうしてクラッチを滑らせると、車輪側へ伝達されるトルクが減少する分、エンジンの負荷が減少することとなり、それにより、この時にエンジン回転が吹き上がり、運転者は違和感を有することとなる。また、エンジン回転の吹き上がりは、燃料を無駄に消費することでもある。
【0006】
この問題を解決することを意図して、歯車変速装置のクラッチの滑り開始時におけるエンジン負荷トルクを算出し、このエンジン負荷トルクに対応する目標吸気量へ吸気量を減少させることが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−159612号公報(段落番号0065−0071、図4)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
確かに、前述のようにして、クリープトクルを減少させる際に、吸気量を目標吸気量へ減少させれば、エンジン回転の吹き上がりを防止することはできる。しかしながら、クラッチの滑り開始時にアイドルスピードコントロールバルブ等を制御しても、吸気量が直ぐに目標吸気量へ減少せず、エンジン回転の吹き上がりを防止することはできない。
【0009】
従って、本発明の目的は、クリープトルクを減少させるために、トルクコンバータからトルクを歯車変速装置へ伝達するためのクラッチを滑らす際に、機関回転数の吹き上がりを確実に防止することができる自動変速機の制御装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による請求項1に記載の自動変速機の制御装置は、クリープトルクを減少させるために、トルクコンバータからトルクを変速装置へ伝達するためのクラッチを滑らせ、その後の機関回転数を目標回転数に維持するための自動変速機の制御装置において、前記制御装置は、前記クラッチを滑らす以前に、吸気量を増加させて機関回転数を上昇させてから、一部の気筒を休止させる減筒運転を実施して機関発生トルクを減少させ、機関回転数が前記目標回転数近傍まで低下した時に前記クラッチを滑らすことを特徴とする。
【0011】
また、本発明による請求項2に記載の自動変速機の制御装置は、請求項1に記載の自動変速機の制御装置において、前記制御装置は、前記クラッチを滑らす以前にアイドルスピードコントロールバルブにより吸気量を増加させて機関回転数を上昇させることを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による制御装置が取り付けられる内燃機関の自動変速機を示す概略図である。同図において、1は機関クランクシャフトに連結されたフロントカバーであり、2はフロントカバー1に連結されたインペラポンプである。3はオートマチック・トランスミッション・フルードを介してインペラポンプ2に対向配置するタービンライナである。このタービンライナ3はオーバドライブ・インプットシャフト(ODシャフト)4に連結されている。ODシャフト4は、オーバドライブ機構(図示せず)を介してインプットシャフト5に連結されている。
【0017】
6は歯車変速装置であり、複数のプラネタリ歯車を有して複数の変速比を実現可能とするものである。7は歯車変速装置内のインタミーデイトシャフトである。インタミーデイトシャフト7は、アウトプットシャフト(図示せず)を介してディファレンシャルギヤ(図示せず)へ連結されている。8はフォワードクラッチであり、インプットシャフト5のトルクをインタミーデイトシャフト7へ伝達するために接続され、また、伝達しないように切断される。シフトレンジがドライブレンジである時には、フォワードクラッチ8は接続されている。それにより、信号待ち等のドライブレンジとされたままの車両一時停止時には、アイドル回転によってインプットシャフト5に発生するトルクが、歯車変速装置6のインタミーデイトシャフト7へ伝達されることとなるために、車両が発進しようとするのをフットブレーキによって防止しなければならない。
【0018】
本発明による制御装置は、このようにして歯車変速装置6へ伝達されるクリープトルクを減少させるために、図2及び3に示す第一フローチャートに従ってフォワードクラッチ8を制御する。フォワードクラッチ8は、一般的に、油圧により作動されるものであり、作動油圧を高めれば接続されてインプットシャフト5とインタミーデイトシャフト7とを連結し、作動油圧を下げれば切断されてインプットシャフト5とインタミーデイトシャフト7とを切り離すようになっている。
【0019】
先ず、ステップ101では、自動変速機のシフトレンジがドライブレンジであるか否かが判断される。例えば、ドライブレンジ以外のニュートラルレンジでは、フォワードクラッチ8は切断されており、インプットシャフト5のトルクはインタミーデイトシャフト7へ伝達されることはなく、クリープトルクは発生しない。次いで、ステップ102では、車両が停止しているか否かが判断される。次いで、ステップ103ではブレーキペダルが踏み込まれていて(ON)、かつ、アクセルペダルが解放されている(OFF)か否かが判断される。ステップ101から103における判断のいずれかが否定される時にはそのまま終了するが、いずれも肯定される時には、インプットシャフト5からインタミーデイトシャフト7へクリープトルクが伝達されることとなり、ステップ104へ進む。
【0020】
ステップ104では、多気筒内燃機関において、一部の気筒を休止して残り気筒だけを運転する減筒運転を実施する条件が成立しているか否かが判断される。減筒運転は、アイドル運転時等に燃料消費を低減するために実施されるものであるが、それに伴って機関出力が減少する。それにより、エアコンディショナ等の機関出力の一部を使用する機器が作動されている時には、機関出力の減少がエンジンストールを引き起こす可能性があるために、減筒運転を実施しないようになっている。
【0021】
ステップ104における判断が肯定される時には、ステップ105においてアイドルスピードコントロールバルブ(ISC弁)を開弁する。ISC弁は、吸気通路のスロットル弁をバイパスするバイパス吸気通路に設けられているものであり、ISC弁を開弁することにより、スロットル弁を開弁させなくてもバイパス吸気通路を介して吸気量を増加させることが可能となる。それにより、ISC弁の開弁によって機関出力が増加し、機関回転数Nが上昇する。
【0022】
ステップ106では、機関回転数Nが設定回転数N1まで上昇したか否かが判断され、これが肯定されるまでステップ106における判断が繰り返される。こうして、機関回転数Nを十分に高めた後、ステップ107において、一部気筒を休止するために一部気筒において燃料噴射及び点火が停止されて減筒運転が開始される。減筒運転の開始による機関出力の減少によって、設定回転数N1まで高められた機関回転数Nは低下する。
【0023】
ステップ109では、機関回転数Nがアイドル時の目標回転数Ntより僅かに高い回転数(Nt+α)まで低下したか否かが判断され、この判断が肯定されるまでステップ109における判断が繰り返される。機関回転数Nがアイドル時の目標回転数Ntより僅かに高い回転数(Nt+α)まで低下すると、ステップ110において、フォワードクラッチ8の作動油圧をフォワードクラッチ8が滑り始めるまで徐々に低下させる。このフォワードクラッチ8の滑り始めは、タービンライナ3の回転数を監視することにより検出可能である。
【0024】
こうして、ドライブレンジにおいて接続されていたフォワードクラッチ8を滑らせることにより、インタミーデイトシャフト7へ伝達されるクリープトルクを減少させることができ、車両の発進を防止するためのブレーキペダルの踏込力が減少可能となる。この時において、内燃機関に作用する負荷が急激に減少するために、通常ではエンジン回転が吹き上がってしまう。しかしながら、本フローチャートにおいては、減筒運転によって機関発生トルクを減少させて機関回転数Nが低下している時にフォワードクラッチ8の作動油圧の低下を開始しており、フォワードクラッチ8が滑り始める時には、機関回転数は、アイドル時の目標回転数Ntを十分に下回っている。それにより、クリープトルクの減少によって機関回転数が上昇するが、目標回転数Ntを越えて吹き上がるようなことはない。
【0025】
次いで、ステップ111において、フラグFが1であるか否かが判断される。このフラグFは本フローチャートが繰り返される毎に0にリセットされるものであり、前述のフローではステップ111における判断は否定されてステップ112に進み、フォワードクラッチ8の作動油圧の低下を開始してから設定時間が経過したか否かが判断され、この判断が肯定されるまでステップ112における判断が繰り返される。
【0026】
この設定時間は、作動油圧の低下開始からフォワードクラッチ8が滑り始める直後までの時間とされ、すなわち、ステップ112における判断が肯定される時には、クリープトルクの減少に伴う機関回転数の上昇が終了した直後となる。それにより、この時以降には、機関発生トルク及び機関負荷の大きな変化はなく、ステップ113において、機関回転数Nをアイドル時の目標回転数Ntに一致させるために、ISC弁の開度をフィードバック制御する。
【0027】
こうして、本フローチャートでは、減筒運転を利用してクリープトルクの減少に際してのエンジン回転の吹き上がりを防止している。ここで、減筒運転を開始する以前にISC弁により吸気量を増加させて機関回転数Nを高めている(ステップ105)ために、減筒運転に際しての機関発生トルクの低下によってもエンジンストールが発生するようなことはない。もし、減筒運転を実施する条件が不成立である場合には、ステップ104における判断が否定され、ステップ108において前述のフラグFが1とされるために、フォワードクラッチ7の作動油圧の低下開始してから直ぐにISC弁のフィードバック制御が開始される。それにより、エンジン回転の吹き上がりを防止することはできないが、できる限り早期に機関回転数を目標回転数Ntに維持するようにはなっている。
【0028】
図4及び5は、本発明による制御装置によってフォワードクラッチ8を制御するための第二フローチャートである。第一フローチャートとの違いについてのみ以下に説明する。本フローチャートでは、シフトレンジがドライブレンジであって、車両が停止していて、ブレーキペダルが踏み込まれていて、かつ、アクセルペダルが解放されている時は、ステップ204において、クリープトルクを減少させるために、前述同様にフォワードクラッチ8の作動油圧を徐々に低下させる。次いで、ステップ205においては、減筒運転を実施する条件が成立しているか否かが判断され、これが肯定される時には、ステップ206において作動油圧の低下によってフォワードクラッチ8が滑り始めたか否かが判断される。この判断は肯定されるまで繰り返される。
【0029】
フォワードクラッチ8が滑り始めると、ステップ207において減筒運転を開始する。減筒運転は、前述したように、一部気筒で燃料噴射及び点火を停止することにより開始されるために、殆ど応答遅れはない。それにより、フォワードクラッチ8が滑り始めて機関負荷が減少すると同時に、減筒運転によって機関発生トルクを減少させるために、機関回転数がアイドル時の目標回転数を越えて吹き上がるようなことはなく、また、減筒運転による機関発生トルクの減少によってエンジンストールが発生することもない。
【0030】
次いで、ステップ208及び209では、第一フローチャートと同様に、フォワードクラッチ8の作動油圧の低下開始から設定時間経過した後に、ISC弁のフィードバック制御が開始される。本フローチャートにおいても、減筒運転を実施することができない時には、ステップ205における判断が否定されて、フォワードクラッチ8の作動油圧の低下開始と同時に、ステップ209においてISC弁のフィードバック制御が開始される。
【0031】
図6及び7は、本発明による制御装置によってフォワードクラッチ8を制御するための第三フローチャートである。第一フローチャートとの違いについてのみ以下に説明する。本フローチャートでは、シフトレンジがドライブレンジであって、車両が停止していて、ブレーキペダルが踏み込まれていて、かつ、アクセルペダルが解放されている時は、ステップ304において、クリープトルクを減少させるために、前述同様にフォワードクラッチ8の作動油圧を徐々に低下させる。次いで、ステップ305においては、作動油圧の低下によってフォワードクラッチ8が滑り始めたか否かが判断される。この判断は肯定されるまで繰り返される。
【0032】
フォワードクラッチ8が滑り始めると、ステップ306においてISC弁へ閉弁指令を発する。この閉弁指令値は、フォワードクラッチ8が滑り始めた時に減少する機関負荷分を相殺する吸気量の減少分より多く吸気量を減少することを意図する値である。こうして、ISC弁には、吸気量を比較的多量に減少するような閉弁指令値が与えられる。ISC弁は、この閉弁指令値に基づき大幅に閉弁されるが、応答遅れによって、その瞬間に意図するようには比較的多量に吸気量は減少しない。
【0033】
しかしながら、少なくとも機関負荷減少分を相殺する程度に吸気量を減少させることはできる。それにより、クリープトルクを減少させた際の機関負荷の減少分は、吸気量の減少に伴う機関発生トルクの低下によって相殺され、エンジン回転が吹き上がるようなことはない。
【0034】
その後において、大幅に閉弁されたISC弁によって実際の吸気量が比較的多量に減少され、機関回転数Nは、アイドル時の目標回転数Ntを下回るようになる。それにより、吸気量を増加させるように、ステップ308において、ISC弁には、設定変化量だけISC弁を開弁させる開弁指令が与えられる。次いで、ステップ308では、ISC弁の開弁によって、機関回転数Nがアイドル時の目標回転数Ntまで上昇したか否かが判断され、この判断が肯定されるまで、ステップ307においては、ISC弁を設定変化量だけ徐々に開弁させる。ステップ308における判断が肯定されれば、ステップ309において、機関回転数Nを目標回転数Ntに一致させるためのISC弁のフィードバック制御が開始される。
【0035】
本フローチャートにおいて、ステップ306でのISC弁の閉弁指令値は、応答遅れを伴う実際の吸気量の減少が、フォワードクラッチ7の滑り開始時の機関負荷減少分を確実に相殺するようにするためには、できる限りISC弁の開度を小さくするような閉弁指令値、すなわち、機関状態毎のアイドル時において、エンジンストールしない最低機関回転数を目標とする閉弁指令値とすることが好ましい。また、ステップ307において、ISC弁を徐々に開弁させる設定変化量は、エアコンディショナの作動又は非作動のような機関状態毎に目標アイドル回転数が異なるために、例えば、目標アイドル回転数が高いほど設定変化量を大きくする等、機関状態に応じて設定変化量を変化させることが好ましい。
【0036】
内燃機関が気筒内へ直接的に燃料を噴射する筒内噴射式火花点火内燃機関の場合には、吸気行程で燃料を噴射して理論空燃比の均質混合気を形成する均質燃焼と、圧縮行程後半に燃料を噴射して点火プラグ近傍に可燃混合気を形成する成層燃焼とが実施可能である。この場合において、アイドル時には、機関状態に基づいて均質燃焼及び成層燃焼のいずれかが実施され、均質燃焼は成層燃焼に比較して吸気量の増減に対する機関回転数変化の応答性が低いために、アイドル時に均質燃焼が実施される場合には、アイドル時に成層燃焼が実施される場合に比較して、前述の設定変化量を大きくすることが好ましい。
【0037】
前述した全てのフローチャートにおいて、アイドル時の吸気量制御手段としてISC弁を使用したが、スロットル弁がアクセルペダルに連動せずにステップモータ等の駆動装置によって自由に開度設定可能なものである場合には、スロットル弁を吸気量制御手段としても良い。また、吸気弁の開弁期間又はリフト量を可変として、吸気弁を吸気量制御手段としても良い。
【0038】
【発明の効果】
このように、本発明による自動変速機の制御装置は、クリープトルクを減少させるために、トルクコンバータからトルクを変速装置へ伝達するためのクラッチを滑らす以前に、吸気量を増加させて機関回転数を上昇させてから、一部の気筒を休止させる減筒運転を実施して機関発生トルクを減少させ、機関回転数が目標回転数近傍まで低下した時にクラッチを滑らすようになっている。それにより、クラッチを滑らす以前から機関発生トルクは確実に減少されており、クラッチを滑らす際の機関負荷の減少によって機関回転数が吹き上がるようなことはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による制御装置が取り付けられる自動変速機の概略図である。
【図2】自動変速機のフォワードクラッチを制御するための第一フローチャートの一部である。
【図3】第一フローチャートの残り一部である。
【図4】自動変速機のフォワードクラッチを制御するための第二フローチャートの一部である。
【図5】第二フローチャートの残り一部である。
【図6】自動変速機のフォワードクラッチを制御するための第三フローチャートの一部である。
【図7】第三フローチャートの残り一部である。
【符号の説明】
1…フロントカバー
2…インペラポンプ
3…タービンライナ
5…インプットシャフト
6…歯車変速装置
7…インタミーデイトシャフト
8…フォワードクラッチ
Claims (2)
- クリープトルクを減少させるために、トルクコンバータからトルクを変速装置へ伝達するためのクラッチを滑らせ、その後の機関回転数を目標回転数に維持するための自動変速機の制御装置において、前記制御装置は、前記クラッチを滑らす以前に、吸気量を増加させて機関回転数を上昇させてから、一部の気筒を休止させる減筒運転を実施して機関発生トルクを減少させ、機関回転数が前記目標回転数近傍まで低下した時に前記クラッチを滑らすことを特徴とする自動変速機の制御装置。
- 前記制御装置は、前記クラッチを滑らす以前にアイドルスピードコントロールバルブにより吸気量を増加させて機関回転数を上昇させることを特徴とする請求項1に記載の自動変速機の制御装置。
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