JPH05152974A - クロツクノイズ除去回路 - Google Patents

クロツクノイズ除去回路

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JPH05152974A
JPH05152974A JP33574291A JP33574291A JPH05152974A JP H05152974 A JPH05152974 A JP H05152974A JP 33574291 A JP33574291 A JP 33574291A JP 33574291 A JP33574291 A JP 33574291A JP H05152974 A JPH05152974 A JP H05152974A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
clock signal
clock
input
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP33574291A
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English (en)
Inventor
Teruo Hotta
照男 堀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Priority to JP33574291A priority Critical patent/JPH05152974A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノイズによる影響を低減することができるI
C化に好適なクロックノイズ除去回路を提供する。 【構成】 入力クロック信号は、バッファ回路56で所
定時間の遅延を受ける。この遅延クロック信号は、入力
クロック信号とともにEX−OR回路54に入力され、
ここで排他的論理和の演算が行われる。そして、その結
果に基づいてD−フリップフロップ58で遅延クロック
信号がラッチされるとともに、このラッチ信号と遅延ク
ロック信号に対してEX−NOR回路60で排他的論理
和の否定の演算が行われる。その後、この排他的論理和
の否定の演算結果に基づいてD−フリップフロップ62
で入力クロック信号がラッチされ、ノイズが除去され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロックノイズ除去回路
にかかり、たとえば、シリアルなデータ信号をクロック
信号を用いてパラレルなデータ信号に変換するシリアル
パラレル(直並列)変換回路(以下「S−P変換回路」
という)などに好適なクロックノイズ除去回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】適当なクロック信号を用いてデータ信号
のS−P変換を行う変換回路としては、たとえば図4
(A)に示すものがある。同図において、入力端子10
には外部からクロック信号CLKが入力されており、入力
端子12には外部から変換対象のパルス信号DATAが入力
されている。入力端子10,12は、いずれも入力制御
回路14に接続されている。入力制御回路14の出力側
には、16ビットのシフトレジスタ16が接続されてお
り、このシフトレジスタ16の並列出力側には16ビッ
トのラッチ回路18が接続されている。更に、ラッチ回
路18の出力側には16ビットのデータバッファ20が
接続されている。
【0003】このようなS−P変換回路の動作を、同図
(B)のタイムチャートを参照しながら説明すると、入
力制御回路14では、クロック信号CLKの立ち上がりの
タイミングでデータ信号DATAがシフトレジスタ16に対
して出力される(同図TA,TB,……参照)。シフト
レジスタ16では、入力データのシフト(転送)が順に
行われる。
【0004】そして、入力クロック信号CLKの立ち下が
り時にデータ信号DATAが論理値の「H」となったとき
(同図TQ参照)、入力制御回路14からラッチ回路1
8に対してラッチ動作が指示される。ラッチ回路18で
は、このタイミングでシフトレジスタ16に格納されて
並列に出力されているデータがラッチされ、それらのデ
ータは更にデータバッファ20に対して出力されて格納
される。データバッファ20に格納されたデータは、出
力端子Q0〜Q15から図示しない適宜のマイクロコン
ピュータなどの装置に取り込まれる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、クロッ
ク信号を用いるS−P変換回路では、入力クロック信号
CLKに基づいてシリアルパラレルの変換動作が行なわれ
るため、クロック信号CLKの正確さが直接データ変換に
影響する。
【0006】たとえば、図2(A)に示すように、クロ
ック信号CLKの伝送中に外部からノイズSNが混入した
とする。上述した入力制御回路14では、たとえば所定
のスレッショールドレベルSLで入力クロック信号CLK
の論理値「H」,「L」が判別される。すると、入力制
御回路14では、同図(B)に示すように擬似クロック
PNが余計に入力されたと判断され、結果的にクロック
数が増えてシリアルパラレルの変換動作に誤りが生ずる
ことになる。
【0007】特に、S−P変換回路がIC化されている
ような場合には、その動作速度が高くなるにつれてノイ
ズの影響も受けやすくなり、高速で正確にS−P変換を
行うデバイスの実現は困難である。本発明はそれらの点
に着目したもので、ノイズの影響を良好に低減すること
ができ、IC化にも好適なクロックノイズ除去回路を提
供することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、クロック信号
に含まれるノイズを除去するクロックノイズ除去回路に
おいて、前記クロック信号を所定時間遅延させて遅延ク
ロック信号を得る信号遅延回路と、遅延前のクロック信
号と遅延クロック信号に対して排他的論理和の演算を行
うEX−OR回路と、これによる演算結果に基づいて遅
延クロック信号をラッチする第1のラッチ回路と、これ
によるラッチ出力と前記遅延クロック信号に対して排他
的論理和の否定の演算を行うEX−NOR回路と、これ
による演算結果に基づいて遅延前のクロック信号をラッ
チするとともにクロック信号として出力する第2のラッ
チ回路とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】本発明によれば、クロック信号を所定の短時間
だけ遅延させて遅延クロック信号を形成し、遅延前後の
クロック信号に対して排他的論理和の演算が行われる。
そして、この排他的論理和の結果に基づいて遅延クロッ
ク信号がラッチされるとともに、ラッチ信号と遅延クロ
ック信号の排他的論理和の否定が演算される。その後、
その演算結果に基づいて遅延前のクロック信号がラッチ
されて、ノイズが除去されたクロックが得られる。この
クロックは、たとえばシリアルなデータ信号をパラレル
に変換する際に利用される。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるクロックノイズ除去回路
の一実施例について、添付図面を参照しながら説明す
る。図1には、本実施例にかかるクロックノイズ除去回
路が示されている。この例は、上述したS−P変換回路
に適用したものである。
【0011】同図において、S−P変換回路30の入力
制御回路14の入力端子10側には、クロックノイズ除
去回路50が設けられている。このクロックノイズ除去
回路50は、全体がディジタル回路で構成されており、
入力端子52に外部からクロック信号CLKが入力される
ようになっている。この入力端子52は、EX−OR回
路54の一方の入力側,バッファ回路56の入力側に各
々接続されている。
【0012】バッファ回路56の出力側は、EX−OR
回路54の他方の入力側,D−フリップフロップ58の
D入力端子,及びEX−NOR回路60の一方の入力側
に各々接続されている。また、EX−OR回路54の出
力側は、D−フリップフロップ58のクロック入力側に
接続されており、D−フリップフロップ58のQ出力端
子はEX−NOR回路60の他方の入力側に接続されて
いる。更に、EX−NOR回路60の出力側は、D−フ
リップフップ62のクロック入力側に接続されており、
このD−フリップフロップ62のD入力側には上述した
入力端子52が接続されている。そして、D−フリップ
フロップ62のQ出力側が、S−P変換回路30の入力
制御回路14の入力端子10と接続されている。
【0013】以上の各部のうち、バッファ回路56は遅
延回路として作用し、入力信号がΔtの遅延を受けて出
力されるようになっている。また、EX−OR回路54
は排他的論理和の演算結果をそのまま出力するものであ
るが、EX−NOR回路60は排他的論理和の否定を出
力するように構成されている。D−フリップフロップ5
8,62は、いずれもクロック入力のタイミングでD入
力をラッチしてQ出力とするラッチ回路として作用する
機能を有している。
【0014】次に、以上のように構成された実施例の動
作について、図2及び図3のタイムチャートを参照しな
がら説明する。なお、以下の説明では、クロックノイズ
除去回路50を構成する各回路が図2に示したスレッシ
ョルドレベルSLで入力信号の論理値「L」,「H」を
判別するものとし、入力端子52には同図(A)に示す
ようなノイズSNを含むクロック信号が入力されたとす
る。すると、EX−OR回路54,バッファ回路56,
D−フリップフロップ62には、同図(B)に示すよう
な擬似クロックPNが含まれたクロック信号が入力され
たことになる。図3(A)には、このクロック信号SA
が示されている。
【0015】クロック信号SAは、バッファ回路56に
よって所定時間Δtの遅延を受け(同図(B)参照)、
信号SBがEX−OR回路54,60の他方の入力側,
D−フリップフロップ58のD入力側に各々供給され
る。まず、EX−OR回路54では、同図(A),
(B)の各信号SA,SBに対して排他的論理和の演算
が行われる。その結果、同図(C)に示すような信号S
Cが得られる。このEX−OR回路54の出力信号は、
同図(A)のパルス信号SAにおける立ち上がり,立ち
下がりのタイミングを示す信号となる。これが、D−フ
リップフロップ58のクロック入力側に供給される。
【0016】次に、D−フリップフロップ58では、同
図(B)の遅延クロック信号SBが同図(C)の信号S
Cの立ち上がりのタイミングでラッチされる。このた
め、D−フリップフロップ58の出力SDは、同図
(D)に示すようになる。この第1のラッチ信号SDと
遅延クロック信号SBは、EX−NOR回路60に各々
入力され、ここで排他的論理和の否定の演算が行われて
信号SEが出力される(同図(E)参照)。
【0017】次に、D−フリップフロップ62では、同
図(A)のクロック信号SAが同図(E)の信号SEの
立ち上がりのタイミングでラッチされる。このため、D
−フリップフロップ62の出力SFは、同図(F)に示
すようになる。これによって、入力クロック信号SAと
位相が同じで、ノイズによる擬似クロックPNが除去さ
れた本来のクロック信号が得られることになり、これが
S−P変換回路30に入力されることになる。
【0018】このように、本実施例によれば、何らかの
理由でクロック信号SAにノイズSNが混入しても、ク
ロックノイズ除去回路50で良好に除去されたクロック
信号がS−P変換回路30に供給されることになり、デ
ータ信号DATAは正確にS−P変換されることになる。ま
た、ノイズの影響が低減されるため、S−P変換動作の
高速化を図ることも可能となる。更に、クロックノイズ
除去回路50全体がディジタル回路で構成されているの
で、IC化も容易となる。
【0019】なお、本発明は、何ら上記実施例に限定さ
れるものではなく、たとえば次のようなものも含まれ
る。 (1)前記実施例は、本発明をS−P変換回路に適用し
たものであるが、クロックを扱うような回路であればど
のようなものでも本発明は適用可能である。 (2)周知のように、論理回路は入出力の関係が同様と
なるように種々の回路構成が可能であり、本発明におい
ても同様であって前記実施例に限定されるものではな
い。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるクロ
ックノイズ除去回路によれば、入力信号に対して所定の
時間遅延を行うとともに、この遅延前後の信号を用いて
排他的論理和とラッチの処理を行うこととしたので、ノ
イズが良好に除去されるという効果がある。また、ディ
ジタル回路で構成したため、IC化も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるクロックノイズ除去
回路を示す構成図である。
【図2】クロック信号に対するノイズの混入とクロック
の増大を示す説明図である。
【図3】前記実施例の作用を示すタイムチャートであ
る。
【図4】S−P変換回路の例とその動作を示す説明図で
ある。
【符号の説明】 10,12,52…入力端子、14…入力制御回路、1
6…シフトレジスタ、18…ラッチ回路、20…データ
バッファ、50…クロックノイズ除去回路、54…EX
−OR回路、56…バッファ回路(信号遅延回路)、5
8,62…D−フリップフロップ(第1及び第2のラッ
チ回路)、60…EX−NOR回路、PN…疑似クロッ
ク、SA〜SF…各部の信号、SL…スレッショルドレ
ベル、SN…ノイズ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号に含まれるノイズを除去す
    るクロックノイズ除去回路において、前記クロック信号
    を所定時間遅延させて遅延クロック信号を得る信号遅延
    回路と、遅延前のクロック信号と遅延クロック信号に対
    して排他的論理和の演算を行うEX−OR回路と、これ
    による演算結果に基づいて遅延クロック信号をラッチす
    る第1のラッチ回路と、これによるラッチ出力と前記遅
    延クロック信号に対して排他的論理和の否定の演算を行
    うEX−NOR回路と、これによる演算結果に基づいて
    遅延前のクロック信号をラッチするとともにクロック信
    号として出力する第2のラッチ回路とを備えたことを特
    徴とするクロックノイズ除去回路。
JP33574291A 1991-11-25 1991-11-25 クロツクノイズ除去回路 Pending JPH05152974A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33574291A JPH05152974A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 クロツクノイズ除去回路

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JP33574291A JPH05152974A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 クロツクノイズ除去回路

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JPH05152974A true JPH05152974A (ja) 1993-06-18

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ID=18291970

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JP33574291A Pending JPH05152974A (ja) 1991-11-25 1991-11-25 クロツクノイズ除去回路

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JP (1) JPH05152974A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100290960B1 (ko) * 1994-09-14 2001-09-17 윤종용 클럭노이즈를제거하기위한글리치필터회로

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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