JPH05148741A - クロスロール交換装置における織布切断方法及び装置 - Google Patents
クロスロール交換装置における織布切断方法及び装置Info
- Publication number
- JPH05148741A JPH05148741A JP3316955A JP31695591A JPH05148741A JP H05148741 A JPH05148741 A JP H05148741A JP 3316955 A JP3316955 A JP 3316955A JP 31695591 A JP31695591 A JP 31695591A JP H05148741 A JPH05148741 A JP H05148741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll
- cloth
- empty
- full
- empty roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Looms (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 クロスロール交換の織布切断を製織停止する
ことなく円滑に行なう。 【構成】 織機上の織布巻き取り位置P1 から仮置台車
13上の満ロール仮置位置P3 へ移された満ロール4B
は固定状態にある歯車43との噛合によって回転を阻止
される。仮置台車13には空ロール支持アーム16A及
びカッター支持アーム17Aが支持され、カッター支持
アーム17Aの先端にはカッター19が取り付けられて
いる。空ロール支持アーム16A先端のハンド16aに
は空ロール4Aが支持され、空ロール回転モータ18に
よって回転されるようになっている。空ロール4Aの回
転により満ロール4Bと空ロール4Aとの間の織布Wが
不動状態で張力を付与され、カッター19が満ロール4
Bと空ロール4Aとの間の織布Wを切断する。
ことなく円滑に行なう。 【構成】 織機上の織布巻き取り位置P1 から仮置台車
13上の満ロール仮置位置P3 へ移された満ロール4B
は固定状態にある歯車43との噛合によって回転を阻止
される。仮置台車13には空ロール支持アーム16A及
びカッター支持アーム17Aが支持され、カッター支持
アーム17Aの先端にはカッター19が取り付けられて
いる。空ロール支持アーム16A先端のハンド16aに
は空ロール4Aが支持され、空ロール回転モータ18に
よって回転されるようになっている。空ロール4Aの回
転により満ロール4Bと空ロール4Aとの間の織布Wが
不動状態で張力を付与され、カッター19が満ロール4
Bと空ロール4Aとの間の織布Wを切断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、巻き上げ完了したクロ
スロールと空クロスロールとを交換する装置における織
布切断に関するものである。
スロールと空クロスロールとを交換する装置における織
布切断に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のクロスロール自動交換装置が特
開昭60ー17956号公報、実開昭60−17714
3号公報及び特開平1−97241号公報に開示されて
いる。
開昭60ー17956号公報、実開昭60−17714
3号公報及び特開平1−97241号公報に開示されて
いる。
【0003】特開昭60ー17956号公報及び実開昭
60−177143号公報におけるクロスロール自動交
換装置は全てクロスロール搬送車側に設置されており、
織機上のクロスロールが巻き上げ完了状態になるとクロ
スロール搬送車が呼出しを受けて織機前方の移載作業位
置へ到着する。クロスロール搬送車が織機前方の移載作
業位置へ到着停止すると、クロスロール自動交換装置が
一連のクロスロール交換動作を遂行し、織機上の巻き上
げ完了したクロスロール(以下、満ロールという)が搬
送車側へ移載されると共に、搬送車上の空クロスロール
(以下、空ロールという)が織機側へ移載される。次い
でクロスロール自動交換装置を構成するクロス切断機構
が空ロールと満ロールとの間の織布を切断し、織機側の
織布切断端部が空ロールに巻き付けられると共に、搬送
車側の織布切断端部が満ロールに巻き取られる。
60−177143号公報におけるクロスロール自動交
換装置は全てクロスロール搬送車側に設置されており、
織機上のクロスロールが巻き上げ完了状態になるとクロ
スロール搬送車が呼出しを受けて織機前方の移載作業位
置へ到着する。クロスロール搬送車が織機前方の移載作
業位置へ到着停止すると、クロスロール自動交換装置が
一連のクロスロール交換動作を遂行し、織機上の巻き上
げ完了したクロスロール(以下、満ロールという)が搬
送車側へ移載されると共に、搬送車上の空クロスロール
(以下、空ロールという)が織機側へ移載される。次い
でクロスロール自動交換装置を構成するクロス切断機構
が空ロールと満ロールとの間の織布を切断し、織機側の
織布切断端部が空ロールに巻き付けられると共に、搬送
車側の織布切断端部が満ロールに巻き取られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開昭60ー1795
6号公報及び実開昭60−177143号公報に開示さ
れるクロスロール交換装置では、クロスロール搬送車側
に移載された満ロールを回転して織布に張力を付与し、
この張力付与状態で織布切断が行われる。クロスロール
交換中も製織は継続している。そのため、カッターは織
布を斜めに切断してゆくことになるが、このような斜め
切断は多数本の緯糸をも切断することになり、カッター
の切断性能が短期間で低下する。しかも、斜め切断では
カッター側面に対して大きな摺接抵抗が作用し、切断ミ
スを起こし易い。
6号公報及び実開昭60−177143号公報に開示さ
れるクロスロール交換装置では、クロスロール搬送車側
に移載された満ロールを回転して織布に張力を付与し、
この張力付与状態で織布切断が行われる。クロスロール
交換中も製織は継続している。そのため、カッターは織
布を斜めに切断してゆくことになるが、このような斜め
切断は多数本の緯糸をも切断することになり、カッター
の切断性能が短期間で低下する。しかも、斜め切断では
カッター側面に対して大きな摺接抵抗が作用し、切断ミ
スを起こし易い。
【0005】本発明は、製織を停止することなくクロス
ロール交換動作中の織布切断を確実に行ない得る方法及
び装置を提供することを目的とする。
ロール交換動作中の織布切断を確実に行ない得る方法及
び装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
織布巻き取り位置から満ロール仮置位置に満ロールを移
行し、満ロール仮置位置上の満ロールと織布巻き取り位
置に装着する前の空ロールとの間の織布の経路と、織布
幅方向へ移動するカッターの切断経路とを重ね合わせ、
この切断経路における織布を停止した状態で織布に張力
を付与しつつ前記切断経路に沿って織布を切断するよう
にした。
織布巻き取り位置から満ロール仮置位置に満ロールを移
行し、満ロール仮置位置上の満ロールと織布巻き取り位
置に装着する前の空ロールとの間の織布の経路と、織布
幅方向へ移動するカッターの切断経路とを重ね合わせ、
この切断経路における織布を停止した状態で織布に張力
を付与しつつ前記切断経路に沿って織布を切断するよう
にした。
【0007】このような織布切断を行なうため、織布巻
き取り位置から満ロール仮置位置に移された満ロールの
回転を阻止するための回転阻止手段と、満ロール仮置位
置上の満ロールから織機側に連なる織布に接触するよう
に空ロールを保持するための空ロール保持手段と、空ロ
ール保持手段によって保持された空ロールを回転する空
ロール回転手段と、満ロール仮置位置上の満ロールと織
布に接触する空ロールとの間の織布をその幅方向へ切断
する切断手段とを備えた織布切断装置を構成した。
き取り位置から満ロール仮置位置に移された満ロールの
回転を阻止するための回転阻止手段と、満ロール仮置位
置上の満ロールから織機側に連なる織布に接触するよう
に空ロールを保持するための空ロール保持手段と、空ロ
ール保持手段によって保持された空ロールを回転する空
ロール回転手段と、満ロール仮置位置上の満ロールと織
布に接触する空ロールとの間の織布をその幅方向へ切断
する切断手段とを備えた織布切断装置を構成した。
【0008】
【作用】満ロール仮置位置上の満ロールは回転阻止手段
によって回転を阻止されると共に、空ロールが満ロール
から織機側に連なる織布に接触するように空ロール保持
手段によって保持される。この回転阻止状態及び織布接
触状態のもとに空ロールが空ロール回転手段によって回
転され、この回転によって満ロールと空ロールとの間の
織布に張力が付与される。満ロールの回転が阻止されて
いるために満ロールと空ロールとの間の織布の移動はな
く、不動状態で張力を付与された織布は切断手段によっ
て切断される。従って、織布が斜め切断されることはな
い。
によって回転を阻止されると共に、空ロールが満ロール
から織機側に連なる織布に接触するように空ロール保持
手段によって保持される。この回転阻止状態及び織布接
触状態のもとに空ロールが空ロール回転手段によって回
転され、この回転によって満ロールと空ロールとの間の
織布に張力が付与される。満ロールの回転が阻止されて
いるために満ロールと空ロールとの間の織布の移動はな
く、不動状態で張力を付与された織布は切断手段によっ
て切断される。従って、織布が斜め切断されることはな
い。
【0009】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図6に基づいて説明する。図1に示すように1は織機の
サイドフレームであり、織機の左右両サイドフレーム1
間に架設されたサーフェスローラ2及びプレスローラ3
が織布Wを引き取る。サーフェスローラ2及びプレスロ
ーラ3の協働によって引き取られる織布Wは織布巻き取
り位置P1 上のクロスロール4に巻き取られる。クロス
ロール4の布周面にはクロスガイドバー11が接してお
り、織布Wがクロスガイドバー11によって巻皺防止作
用を受けつつクロスロール4に巻き取られる。クロスガ
イドバー11は左右一対の支持アーム12によって支持
されており、支持アーム12はサイドフレーム1上の固
定部1aによって回動位置を規制される。この回動規制
によってクロスガイドバー11の最下動位置が図3に示
す位置に規制される。
図6に基づいて説明する。図1に示すように1は織機の
サイドフレームであり、織機の左右両サイドフレーム1
間に架設されたサーフェスローラ2及びプレスローラ3
が織布Wを引き取る。サーフェスローラ2及びプレスロ
ーラ3の協働によって引き取られる織布Wは織布巻き取
り位置P1 上のクロスロール4に巻き取られる。クロス
ロール4の布周面にはクロスガイドバー11が接してお
り、織布Wがクロスガイドバー11によって巻皺防止作
用を受けつつクロスロール4に巻き取られる。クロスガ
イドバー11は左右一対の支持アーム12によって支持
されており、支持アーム12はサイドフレーム1上の固
定部1aによって回動位置を規制される。この回動規制
によってクロスガイドバー11の最下動位置が図3に示
す位置に規制される。
【0010】図2に示すようにクロスロール4のロール
軸は大径軸部4aと小径軸部4bとからなり、クロスロ
ール4は小径軸部4bを介して織布巻き取り位置P1 上
の装着凹部(図示略)に回転可能に支持される。大径軸
部4aの一端側には歯部4cが刻設されている。織布巻
き取り位置P1 上のクロスロール4の歯部4cは駆動歯
車5に噛合しており、駆動歯車5は中間歯車6、スプロ
ケット7、チェーン8及びスプロケット9を介してサー
フェスローラ2に作動連結されている。従って、クロス
ローラ4は、織機駆動モータ(図示略)によって駆動さ
れるサーフェスローラ2の回転に同期して織布巻き取り
方向に回転する。
軸は大径軸部4aと小径軸部4bとからなり、クロスロ
ール4は小径軸部4bを介して織布巻き取り位置P1 上
の装着凹部(図示略)に回転可能に支持される。大径軸
部4aの一端側には歯部4cが刻設されている。織布巻
き取り位置P1 上のクロスロール4の歯部4cは駆動歯
車5に噛合しており、駆動歯車5は中間歯車6、スプロ
ケット7、チェーン8及びスプロケット9を介してサー
フェスローラ2に作動連結されている。従って、クロス
ローラ4は、織機駆動モータ(図示略)によって駆動さ
れるサーフェスローラ2の回転に同期して織布巻き取り
方向に回転する。
【0011】図1及び図2に示すように織布巻き取り位
置P1 上のクロスロール4はクロスロールストッパ10
A,10Bによって常には前記装着凹部からの転出を阻
止されている。クロスロールストッパ10A,10Bは
図示しない復帰ばねによってクロスロール転出阻止位置
に保持されており、クロスロール4の小径軸部4bに当
接している。
置P1 上のクロスロール4はクロスロールストッパ10
A,10Bによって常には前記装着凹部からの転出を阻
止されている。クロスロールストッパ10A,10Bは
図示しない復帰ばねによってクロスロール転出阻止位置
に保持されており、クロスロール4の小径軸部4bに当
接している。
【0012】図1に示すように左右のサイドフレーム1
間には仮置台車13が格納されている。仮置台車13は
モータ14の正逆転によって織機の前後方向に走行す
る。仮置台車13には左右一対のスタンド部15A,1
5Bが立設形成されており、スタンド部15A,15B
の上端には満ロール仮置凹部15aが形成されている。
仮置凹部15aの近傍には対ローラ41A,41Bが取
り付けられており、クロスロール4の大径軸部4aが対
ローラ41A,41B上に載置されるようになってい
る。
間には仮置台車13が格納されている。仮置台車13は
モータ14の正逆転によって織機の前後方向に走行す
る。仮置台車13には左右一対のスタンド部15A,1
5Bが立設形成されており、スタンド部15A,15B
の上端には満ロール仮置凹部15aが形成されている。
仮置凹部15aの近傍には対ローラ41A,41Bが取
り付けられており、クロスロール4の大径軸部4aが対
ローラ41A,41B上に載置されるようになってい
る。
【0013】一方のスタンド部15Bの上端部にはリミ
ットスイッチ36が取り付けられている。リミットスイ
ッチ36は対ローラ41A,41B上に載置されたクロ
スロール4の大径軸部4aによってONされる。
ットスイッチ36が取り付けられている。リミットスイ
ッチ36は対ローラ41A,41B上に載置されたクロ
スロール4の大径軸部4aによってONされる。
【0014】図1及び図2に示すようにスタンド部15
A,15Bの上端には蹴り出しレバー38A,38B及
び転出阻止解除レバー39A,39Bが取り付けられて
いる。
A,15Bの上端には蹴り出しレバー38A,38B及
び転出阻止解除レバー39A,39Bが取り付けられて
いる。
【0015】スタンド部15A,15Bには空ロール支
持アーム16A,16B及びカッター支持アーム17
A,17Bが回動可能に支持されている。左右の空ロー
ル支持アーム16A,16Bの先端にはハンド16aが
取り付けられている。ハンド16aは円弧状の板ばね製
であり、空ロール4Aの大径軸部4aを把持及び解放可
能である。
持アーム16A,16B及びカッター支持アーム17
A,17Bが回動可能に支持されている。左右の空ロー
ル支持アーム16A,16Bの先端にはハンド16aが
取り付けられている。ハンド16aは円弧状の板ばね製
であり、空ロール4Aの大径軸部4aを把持及び解放可
能である。
【0016】一方の空ロール支持アーム16Aにはトル
クモータ型の空ロール回転モータ18が取り付けられて
いる。空ロール回転モータ18の駆動ギヤ18aはハン
ド16a上の空ロール4Aの歯部4cに噛合し、空ロー
ル回転モータ18の正逆転によってハンド16a上の空
ロール4Aが回転する。
クモータ型の空ロール回転モータ18が取り付けられて
いる。空ロール回転モータ18の駆動ギヤ18aはハン
ド16a上の空ロール4Aの歯部4cに噛合し、空ロー
ル回転モータ18の正逆転によってハンド16a上の空
ロール4Aが回転する。
【0017】左右のカッター支持アーム17A,17B
の先端間にはバー17aが架設支持されており、バー1
7aにはカッター19が左右動可能に装着されていると
共に、ノズルパイプ42が取り付けられている。カッタ
ー19は図2に示すようにバー17aに取り付けられた
カッター駆動モータ20の正逆転によってバー17a上
を左右に走行する。
の先端間にはバー17aが架設支持されており、バー1
7aにはカッター19が左右動可能に装着されていると
共に、ノズルパイプ42が取り付けられている。カッタ
ー19は図2に示すようにバー17aに取り付けられた
カッター駆動モータ20の正逆転によってバー17a上
を左右に走行する。
【0018】図2に示すように一方のスタンド部15A
の内側面には一対のモータ21,22が取り付けられて
いる。それらの駆動ギヤ21a,22aがスタンド部1
5Aの外側面に配設されており、各駆動ギヤ21a,2
2aには中間歯車23,24が噛合している。各中間歯
車23,24の歯車軸23a,24aは左右両スタンド
部15A,15B間に架設されている。歯車軸23aの
両端にはスプロケット25A,25Bが止着されてお
り、歯車軸24aの両端にもスプロケット26A,26
Bが止着されている。
の内側面には一対のモータ21,22が取り付けられて
いる。それらの駆動ギヤ21a,22aがスタンド部1
5Aの外側面に配設されており、各駆動ギヤ21a,2
2aには中間歯車23,24が噛合している。各中間歯
車23,24の歯車軸23a,24aは左右両スタンド
部15A,15B間に架設されている。歯車軸23aの
両端にはスプロケット25A,25Bが止着されてお
り、歯車軸24aの両端にもスプロケット26A,26
Bが止着されている。
【0019】空ロール支持アーム16A,16Bの支軸
16bにはスプロケット27A,27Bが止着されてお
り、スプロケット27A,27Bとスプロケット25
A,25Bとがチェーン28A,28Bを介して作動連
結されている。従って、モータ21の正逆転によって空
ロール支持アーム16A,16Bが回動する。仮置台車
13が図1の格納位置にある場合には空ロール支持アー
ム16A,16Bは織布巻き取り位置P1 上のクロスロ
ール4の上方で空ロール4Aを支持する。即ち、ハンド
16aは空ロール仮置位置P2 となる。
16bにはスプロケット27A,27Bが止着されてお
り、スプロケット27A,27Bとスプロケット25
A,25Bとがチェーン28A,28Bを介して作動連
結されている。従って、モータ21の正逆転によって空
ロール支持アーム16A,16Bが回動する。仮置台車
13が図1の格納位置にある場合には空ロール支持アー
ム16A,16Bは織布巻き取り位置P1 上のクロスロ
ール4の上方で空ロール4Aを支持する。即ち、ハンド
16aは空ロール仮置位置P2 となる。
【0020】カッター支持アーム17A,17Bの支軸
17bにはスプロケット29A,29Bが止着されてお
り、スプロケット29A,29Bとスプロケット26
A,26Bとがチェーン30A,30Bを介して作動連
結されている。従って、モータ22の正逆転によってカ
ッター支持アーム17A,17Bが回動する。仮置台車
13が図1の格納位置にある場合にはカッター支持アー
ム17A,17Bは織布巻き取り位置P1 上のクロスロ
ール4の下方でカッター19を支持する。
17bにはスプロケット29A,29Bが止着されてお
り、スプロケット29A,29Bとスプロケット26
A,26Bとがチェーン30A,30Bを介して作動連
結されている。従って、モータ22の正逆転によってカ
ッター支持アーム17A,17Bが回動する。仮置台車
13が図1の格納位置にある場合にはカッター支持アー
ム17A,17Bは織布巻き取り位置P1 上のクロスロ
ール4の下方でカッター19を支持する。
【0021】図1及び図2に示すように空ロール支持ア
ーム16Aの支軸16b上には歯車43が相対回転可能
に支持されており、スタンド部15Aには電磁クラッチ
44が歯車43に隣接して止着されている。電磁クラッ
チ44のクラッチ板44aは電磁クラッチ44のONに
よって歯車43の側面に押接し、この押接作用によって
歯車43がスタンド部15Aに対して相対回転不能とな
る。
ーム16Aの支軸16b上には歯車43が相対回転可能
に支持されており、スタンド部15Aには電磁クラッチ
44が歯車43に隣接して止着されている。電磁クラッ
チ44のクラッチ板44aは電磁クラッチ44のONに
よって歯車43の側面に押接し、この押接作用によって
歯車43がスタンド部15Aに対して相対回転不能とな
る。
【0022】図1に示すように仮置台車13には4つの
近接スイッチ31,32,33,34が取り付けられて
おり、織機側に取り付けられた被検出体35との出会い
によってONする。図6に示すように近接スイッチ31
〜34及びリミットスイッチ36の出力信号は制御コン
ピュータC1 に取り込まれる。制御コンピュータC1 は
織機制御コンピュータC0 、近接スイッチ31〜34及
びリミットスイッチ36からの入力信号に応答してモー
タ14,18,20,21,22、電磁クラッチ44及
びノズルパイプ42用の電磁バルブ45の作動を制御す
る。
近接スイッチ31,32,33,34が取り付けられて
おり、織機側に取り付けられた被検出体35との出会い
によってONする。図6に示すように近接スイッチ31
〜34及びリミットスイッチ36の出力信号は制御コン
ピュータC1 に取り込まれる。制御コンピュータC1 は
織機制御コンピュータC0 、近接スイッチ31〜34及
びリミットスイッチ36からの入力信号に応答してモー
タ14,18,20,21,22、電磁クラッチ44及
びノズルパイプ42用の電磁バルブ45の作動を制御す
る。
【0023】織機制御コンピュータC0 は機台回転角度
検出用のロータリエンコーダ37から出力される機台1
回転毎の原点信号をカウントし、このカウント数が所定
数に達するとクロスロール交換信号を制御コンピュータ
C1 に出力する。制御コンピュータC1 はクロスロール
交換信号の入力に応答してモータ14の正転を指令す
る。モータ14の正転により仮置台車13が図1の格納
位置から図3の最前進位置まで移動する。この移動途中
に転出阻止解除レバー39A,39Bがクロスロールス
トッパ10A,10Bに当接し、クロスロールストッパ
10A,10Bが図1に示す転出阻止位置から下方へず
らされる。次いで、蹴り出しレバー38A,38Bが織
布巻き取り位置P1 上の満ロール4Bの大径軸部4aに
当接し、満ロール4Bがスタンド部15A,15B上の
対ローラ41A,41Bに転出載置される。即ち、対ロ
ーラ41A,41Bが満ロール仮置位置P3 となる。満
ロール4Bが満ロール仮置位置P3 上に載置されると、
満ロール4Bの歯部4cと歯車43とが噛合すると共
に、リミットスイッチ36がONする。
検出用のロータリエンコーダ37から出力される機台1
回転毎の原点信号をカウントし、このカウント数が所定
数に達するとクロスロール交換信号を制御コンピュータ
C1 に出力する。制御コンピュータC1 はクロスロール
交換信号の入力に応答してモータ14の正転を指令す
る。モータ14の正転により仮置台車13が図1の格納
位置から図3の最前進位置まで移動する。この移動途中
に転出阻止解除レバー39A,39Bがクロスロールス
トッパ10A,10Bに当接し、クロスロールストッパ
10A,10Bが図1に示す転出阻止位置から下方へず
らされる。次いで、蹴り出しレバー38A,38Bが織
布巻き取り位置P1 上の満ロール4Bの大径軸部4aに
当接し、満ロール4Bがスタンド部15A,15B上の
対ローラ41A,41Bに転出載置される。即ち、対ロ
ーラ41A,41Bが満ロール仮置位置P3 となる。満
ロール4Bが満ロール仮置位置P3 上に載置されると、
満ロール4Bの歯部4cと歯車43とが噛合すると共
に、リミットスイッチ36がONする。
【0024】満ロール4Bを載置した仮置台車13が図
3に示す最前進位置に向けて移動すると、満ロール4B
から織布Wが引き出される。この引き出しにより満ロー
ル4Bが対ローラ41A,41B上で回転する。近接ス
イッチ34と被検出体35との出会うと近接スイッチ3
4がONする。制御コンピュータC1はこのON信号に
応答してモータ14の作動を停止する。モータ14の停
止により仮置台車13が図3の最前進位置に停止する。
3に示す最前進位置に向けて移動すると、満ロール4B
から織布Wが引き出される。この引き出しにより満ロー
ル4Bが対ローラ41A,41B上で回転する。近接ス
イッチ34と被検出体35との出会うと近接スイッチ3
4がONする。制御コンピュータC1はこのON信号に
応答してモータ14の作動を停止する。モータ14の停
止により仮置台車13が図3の最前進位置に停止する。
【0025】仮置台車13の停止後、制御コンピュータ
C1 は電磁クラッチ44のONを指令すると共に、モー
タ21,22の所定量正転を指令する。電磁クラッチ4
4のONによりクラッチ板44aが歯車43に押接し、
歯車43がスタンド部15Aに対して相対回転不能とな
る。従って、満ロール4Bは仮置位置P3 上での回転を
阻止される。即ち、電磁クラッチ44及び歯車43は満
ロール回転阻止手段を構成する。
C1 は電磁クラッチ44のONを指令すると共に、モー
タ21,22の所定量正転を指令する。電磁クラッチ4
4のONによりクラッチ板44aが歯車43に押接し、
歯車43がスタンド部15Aに対して相対回転不能とな
る。従って、満ロール4Bは仮置位置P3 上での回転を
阻止される。即ち、電磁クラッチ44及び歯車43は満
ロール回転阻止手段を構成する。
【0026】モータ21の正転により空ロール支持アー
ム16A,16Bが図3に示す位置まで下動し、空ロー
ル仮置位置P2 上の空ロール4Aが織布巻き取り位置P
1 の高さに配置される。又、モータ22の正転によりカ
ッター支持アーム17A,17Bが図3に示す位置まで
上動し、カッター19が空ロール4Aと略同一の高さに
配置される。従って、満ロール4Bから織布巻き取り位
置P1 側へ連なる織布Wはバー17aの上を通った後、
空ロール4Aに接した状態でその下側を通る。
ム16A,16Bが図3に示す位置まで下動し、空ロー
ル仮置位置P2 上の空ロール4Aが織布巻き取り位置P
1 の高さに配置される。又、モータ22の正転によりカ
ッター支持アーム17A,17Bが図3に示す位置まで
上動し、カッター19が空ロール4Aと略同一の高さに
配置される。従って、満ロール4Bから織布巻き取り位
置P1 側へ連なる織布Wはバー17aの上を通った後、
空ロール4Aに接した状態でその下側を通る。
【0027】仮置台車13が格納位置から離れている状
態においても製織は継続しており、製織布Wはクロスガ
イドバー11側からハンド16a上の空ロール4A側に
送り出される。
態においても製織は継続しており、製織布Wはクロスガ
イドバー11側からハンド16a上の空ロール4A側に
送り出される。
【0028】モータ21,22の所定量正転後、制御コ
ンピュータC1 は空ロール回転モータ18の逆転を指令
し、空ロール4Aがハンド16a上で逆転する。この逆
転により満ロール4Bと空ロール4Aとの間の織布Wの
張力が上昇し、この張力が所定値に達するとトルクモー
タ型の空ロール回転モータ18の回転が停止する。この
状態では満ロール4Bと空ロール4Aとの間の織布Wの
張力が切断に適する状態となっている。
ンピュータC1 は空ロール回転モータ18の逆転を指令
し、空ロール4Aがハンド16a上で逆転する。この逆
転により満ロール4Bと空ロール4Aとの間の織布Wの
張力が上昇し、この張力が所定値に達するとトルクモー
タ型の空ロール回転モータ18の回転が停止する。この
状態では満ロール4Bと空ロール4Aとの間の織布Wの
張力が切断に適する状態となっている。
【0029】空ロール回転モータ18の逆転後、制御コ
ンピュータC1 はカッター駆動モータ20の正転を指令
すると共に、電磁バルブ45の励磁を指令する。カッタ
ー駆動モータ20の正転によりカッター19がカッター
支持アーム17A側からカッター支持アーム17B側に
向けて走行し、バー17aの上を通る織布Wが切断され
てゆく。この切断と同時に図4に矢印で示すようにノズ
ルパイプ42が空ロール4Aに向けてエア噴射する。空
ロール4A側の織布切断端部W1 はノズルパイプ42の
噴射作用によって空ロール4Aの周面に巻き掛けられ
る。カッター19の往動後、制御コンピュータC1 はカ
ッター駆動モータ20の逆転を指令し、カッター19が
待機位置に復帰する。
ンピュータC1 はカッター駆動モータ20の正転を指令
すると共に、電磁バルブ45の励磁を指令する。カッタ
ー駆動モータ20の正転によりカッター19がカッター
支持アーム17A側からカッター支持アーム17B側に
向けて走行し、バー17aの上を通る織布Wが切断され
てゆく。この切断と同時に図4に矢印で示すようにノズ
ルパイプ42が空ロール4Aに向けてエア噴射する。空
ロール4A側の織布切断端部W1 はノズルパイプ42の
噴射作用によって空ロール4Aの周面に巻き掛けられ
る。カッター19の往動後、制御コンピュータC1 はカ
ッター駆動モータ20の逆転を指令し、カッター19が
待機位置に復帰する。
【0030】空ロール4Aと満ロール4Bとの間の織布
Wに張力を付与するために満ロール4Bを巻き取り方向
に回転させた場合、空ロール4Aと満ロール4Bとの間
の織布がカッター19の切断経路Lを通過してゆくこと
になる。織布Wが切断経路Lを通過してゆけばカッター
19は織布Wを斜めに切断することになり、多数本の緯
糸が切断されることになる。多数本の緯糸を斜めに切断
すればカッター19の切断性能が短期間で低下する。
又、斜め切断ではカッター19の側面に対して大きな摺
接抵抗が作用し、切断ミスを起こし易い。
Wに張力を付与するために満ロール4Bを巻き取り方向
に回転させた場合、空ロール4Aと満ロール4Bとの間
の織布がカッター19の切断経路Lを通過してゆくこと
になる。織布Wが切断経路Lを通過してゆけばカッター
19は織布Wを斜めに切断することになり、多数本の緯
糸が切断されることになる。多数本の緯糸を斜めに切断
すればカッター19の切断性能が短期間で低下する。
又、斜め切断ではカッター19の側面に対して大きな摺
接抵抗が作用し、切断ミスを起こし易い。
【0031】本実施例では、満ロール4Bの回転を阻止
した状態で空ロール4Aを回転しており、満ロール4B
と空ロール4Aとの間の織布Wは満ロール4Bから引き
出される方向へ引っ張られる。即ち、空ロール4Aと満
ロール4Bとの間の織布Wは停止状態で張力を付与され
ており、空ロール4Aと満ロール4Bとの間の織布Wは
切断経路Lに対して停止状態で切断される。従って、織
布Wが斜め切断されることはなく、織布Wが円滑に切断
されると共に、カッター19の性能低下も回避される。
した状態で空ロール4Aを回転しており、満ロール4B
と空ロール4Aとの間の織布Wは満ロール4Bから引き
出される方向へ引っ張られる。即ち、空ロール4Aと満
ロール4Bとの間の織布Wは停止状態で張力を付与され
ており、空ロール4Aと満ロール4Bとの間の織布Wは
切断経路Lに対して停止状態で切断される。従って、織
布Wが斜め切断されることはなく、織布Wが円滑に切断
されると共に、カッター19の性能低下も回避される。
【0032】織布Wの切断後、制御コンピュータC1 は
空ロール回転モータ18の正転及びモータ14の逆転を
指令する。織機側の織布切断端部W1 は空ロール回転モ
ータ18の正転により空ロール4Aに巻き取られ、モー
タ14の逆転により仮置台車13が格納位置に向けて後
退する。即ち、空ロール4Aは織機側の織布切断端部W
1 を巻き取りながら織布巻き取り位置P1 に向かう。
空ロール回転モータ18の正転及びモータ14の逆転を
指令する。織機側の織布切断端部W1 は空ロール回転モ
ータ18の正転により空ロール4Aに巻き取られ、モー
タ14の逆転により仮置台車13が格納位置に向けて後
退する。即ち、空ロール4Aは織機側の織布切断端部W
1 を巻き取りながら織布巻き取り位置P1 に向かう。
【0033】仮置台車13の後退に伴う近接スイッチ3
2と被検出体35との出会いにより仮置台車13が図3
に仮想線で示す空ロール挿入位置に停止する。この後退
停止によりハンド16a上の空ロール4Aが織布巻き取
り位置P1 に挿入される。
2と被検出体35との出会いにより仮置台車13が図3
に仮想線で示す空ロール挿入位置に停止する。この後退
停止によりハンド16a上の空ロール4Aが織布巻き取
り位置P1 に挿入される。
【0034】空ロール挿入後、仮置台車13が前進し、
近接スイッチ33と被検出体35との出会いにより図5
に示すクロスロール移載位置に停止する。仮置台車13
は満ロール4Bを搭載して移載位置で搬送車40の到着
を待つ。搬送車40は搭載してきた空ロール4Aをハン
ド16a上に移すと共に、満ロール4Bを受け取る。満
ロール4Bが仮置台車13から離れるとリミットスイッ
チ36がOFFし、仮置台車13が図1の格納位置に後
退する。
近接スイッチ33と被検出体35との出会いにより図5
に示すクロスロール移載位置に停止する。仮置台車13
は満ロール4Bを搭載して移載位置で搬送車40の到着
を待つ。搬送車40は搭載してきた空ロール4Aをハン
ド16a上に移すと共に、満ロール4Bを受け取る。満
ロール4Bが仮置台車13から離れるとリミットスイッ
チ36がOFFし、仮置台車13が図1の格納位置に後
退する。
【0035】本発明は勿論前記実施例にのみ限定される
ものではなく、例えばハンド16a上の空ロール4Aを
回転して張力付与を行なう方式に代えて、仮置位置P3
上の満ロール4Bをトルクモータで巻き取り方向に回転
して張力を付与するようにしてもよい。この場合、空ロ
ール4Aの周面に接する織布が空ロール周面を摺接移動
しないようにしておくことによって織布の斜め切断が回
避される。又、満ロールの回転を阻止するためにロール
軸にシューを押接する構成も可能である。
ものではなく、例えばハンド16a上の空ロール4Aを
回転して張力付与を行なう方式に代えて、仮置位置P3
上の満ロール4Bをトルクモータで巻き取り方向に回転
して張力を付与するようにしてもよい。この場合、空ロ
ール4Aの周面に接する織布が空ロール周面を摺接移動
しないようにしておくことによって織布の斜め切断が回
避される。又、満ロールの回転を阻止するためにロール
軸にシューを押接する構成も可能である。
【0036】本発明は図7〜図9に示す実施例も可能で
ある。この実施例ではクロスロール交換装置が全て搬送
車46上に載せられており、搬送車46上の仮置位置P
2 にある空ロール4Aと織布巻き取り位置P1 上の満ロ
ール4Bとの交換は移載アーム47の移載動作によって
遂行される。図7及び図8に示すように移載アーム47
は支柱48に沿って上下動すると共に回動し、移載アー
ム47先端のハンド47aがクロスロールを把持及び解
放する。
ある。この実施例ではクロスロール交換装置が全て搬送
車46上に載せられており、搬送車46上の仮置位置P
2 にある空ロール4Aと織布巻き取り位置P1 上の満ロ
ール4Bとの交換は移載アーム47の移載動作によって
遂行される。図7及び図8に示すように移載アーム47
は支柱48に沿って上下動すると共に回動し、移載アー
ム47先端のハンド47aがクロスロールを把持及び解
放する。
【0037】織布巻き取り位置P1 上の満ロール4Bは
図8に示すように搬送車46上の満ロール仮置位置P3
へ移載され、満ロール4Bの歯部と回り止め阻止用の固
定ギヤ49とが噛合する。この噛合により満ロール4B
の回転が阻止される。次いで空ロール仮置位置P2 上の
空ロール4Aがハンド47aによって把持され、図9に
示すように空ロール4Aはカッター50の切断経路より
も下方へ移される。満ロール4Bと空ロール4Aとの間
の織布Wは空ロール4Aの下側に接すると共に、カッタ
ー50の切断経路に重なる。ハンド47aにはトルクモ
ータ型の空ロール回転モータ51が取り付けられてお
り、ハンド47a上の空ロール4Aが空ロール回転モー
タ51によって回転される。図1〜図6の実施例と同様
に満ロール4Bと空ロール4Aとの間の織布Wが空ロー
ル4Aの回転によって図1〜図6の実施例と同様に切断
経路に対して不動状態で張力を付与され、カッター50
によって切断される。従って、織布Wが斜め切断される
ことはない。
図8に示すように搬送車46上の満ロール仮置位置P3
へ移載され、満ロール4Bの歯部と回り止め阻止用の固
定ギヤ49とが噛合する。この噛合により満ロール4B
の回転が阻止される。次いで空ロール仮置位置P2 上の
空ロール4Aがハンド47aによって把持され、図9に
示すように空ロール4Aはカッター50の切断経路より
も下方へ移される。満ロール4Bと空ロール4Aとの間
の織布Wは空ロール4Aの下側に接すると共に、カッタ
ー50の切断経路に重なる。ハンド47aにはトルクモ
ータ型の空ロール回転モータ51が取り付けられてお
り、ハンド47a上の空ロール4Aが空ロール回転モー
タ51によって回転される。図1〜図6の実施例と同様
に満ロール4Bと空ロール4Aとの間の織布Wが空ロー
ル4Aの回転によって図1〜図6の実施例と同様に切断
経路に対して不動状態で張力を付与され、カッター50
によって切断される。従って、織布Wが斜め切断される
ことはない。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、切断経路
に対して織布を移動することなく織布切断を行なうよう
にしたので、製織状態にあっても織布が斜め切断される
ことはなく、製織を停止することなく良好な織布切断を
遂行し得るという優れた効果を奏する。
に対して織布を移動することなく織布切断を行なうよう
にしたので、製織状態にあっても織布が斜め切断される
ことはなく、製織を停止することなく良好な織布切断を
遂行し得るという優れた効果を奏する。
【図1】 仮置台車が格納位置にある状態を示す側面図
である。
である。
【図2】 仮置台車の一部省略要部背面図である。
【図3】 仮置台車が最前進位置にある状態を示す側面
図である。
図である。
【図4】 織布切断状態を示す平面図である。
【図5】 仮置台車が移載位置にある状態を示す側面図
である。
である。
【図6】 制御ブロック図である。
【図7】 別例を示す側面図である。
【図8】 満ロールが搬送車側に移載された状態を示す
側面図である。
側面図である。
【図9】 織布切断状態を示す側面図である。
4A…空ロール、4B…満ロール、13…仮置台車、1
6A,16B…空ロール保持手段を構成する空ロール支
持アーム、16a…空ロール保持手段を構成するハン
ド、18…空ロール回転モータ、19…カッター、43
…回転阻止手段を構成する歯車、44…回転阻止手段を
構成する電磁クラッチ、P1 …織布巻き取り位置、P2
…空ロール仮置位置、P3 …満ロール仮置位置。
6A,16B…空ロール保持手段を構成する空ロール支
持アーム、16a…空ロール保持手段を構成するハン
ド、18…空ロール回転モータ、19…カッター、43
…回転阻止手段を構成する歯車、44…回転阻止手段を
構成する電磁クラッチ、P1 …織布巻き取り位置、P2
…空ロール仮置位置、P3 …満ロール仮置位置。
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
Claims (2)
- 【請求項1】織布巻き取り位置から満ロール仮置位置に
満ロールを移行し、満ロール仮置位置上の満ロールと織
布巻き取り位置に装着する前の空ロールとの間の織布の
経路と、織布幅方向へ移動するカッターの切断経路とを
重ね合わせ、この切断経路における織布を停止した状態
で織布に張力を付与しつつ前記切断経路に沿って織布を
切断してゆくクロスロール交換装置における織布切断方
法。 - 【請求項2】織布巻き取り位置から満ロール仮置位置に
移された満ロールの回転を阻止するための回転阻止手段
と、 満ロール仮置位置上の満ロールから織機側に連なる織布
に接触するように空ロールを保持するための空ロール保
持手段と、 空ロール保持手段によって保持された空ロールを回転す
る空ロール回転手段と、 満ロール仮置位置上の満ロールと、織布に接触する空ロ
ールとの間の織布をその幅方向へ切断する切断手段とを
備え、 満ロール仮置位置上で満ロールの回転を阻止した状態で
空ロール保持案内手段上の空ロールを回転して張力を付
与し、この張力付与状態のもとに織布を切断するように
したクロスロール交換装置における織布切断装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316955A JPH05148741A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | クロスロール交換装置における織布切断方法及び装置 |
US07/907,188 US5265649A (en) | 1991-07-10 | 1992-07-01 | Cloth roll exchange apparatus for a loom |
TW081105411A TW210362B (ja) | 1991-07-10 | 1992-07-08 | |
EP92111712A EP0522559B1 (en) | 1991-07-10 | 1992-07-09 | Cloth roll exchange apparatus for a loom |
DE69216308T DE69216308T2 (de) | 1991-07-10 | 1992-07-09 | Warenbaumwechsler für eine Webmaschine |
KR1019920012253A KR950010749B1 (ko) | 1991-07-10 | 1992-07-09 | 직기의 크로스 롤 교환장치 및 직포 절단방법 |
CN92105589A CN1038266C (zh) | 1991-07-10 | 1992-07-10 | 用于织机的换布卷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316955A JPH05148741A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | クロスロール交換装置における織布切断方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05148741A true JPH05148741A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=18082802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3316955A Pending JPH05148741A (ja) | 1991-07-10 | 1991-11-29 | クロスロール交換装置における織布切断方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05148741A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100845550B1 (ko) * | 2007-05-16 | 2008-07-10 | 최규수 | 스크린 원단의 절단 장치 |
WO2021033916A1 (ko) * | 2019-08-22 | 2021-02-25 | 주식회사 비엠오 | 콤비 블라인드 원단 커팅장치 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3316955A patent/JPH05148741A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100845550B1 (ko) * | 2007-05-16 | 2008-07-10 | 최규수 | 스크린 원단의 절단 장치 |
WO2021033916A1 (ko) * | 2019-08-22 | 2021-02-25 | 주식회사 비엠오 | 콤비 블라인드 원단 커팅장치 |
US11117775B2 (en) | 2019-08-22 | 2021-09-14 | BMO Inc. | Cutting apparatus for roll zebra blind |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5265649A (en) | Cloth roll exchange apparatus for a loom | |
JPH05148741A (ja) | クロスロール交換装置における織布切断方法及び装置 | |
JP3057920B2 (ja) | クロスロール交換装置における織布切断装置 | |
JP3147516B2 (ja) | クロスロール交換装置における織布切断装置 | |
JP2936846B2 (ja) | 織機におけるクロスロール交換装置 | |
JP3074954B2 (ja) | クロスロール交換装置における布張力付与装置 | |
JP3139168B2 (ja) | クロスロール交換装置における布張力付与方法 | |
JP3013594B2 (ja) | クロスロール交換装置における布張力付与装置 | |
JP3084954B2 (ja) | クロスロール交換装置における空ロール挿入方法 | |
JP3036257B2 (ja) | クロスロール交換装置におけるクロスロール把持機構 | |
JP2887953B2 (ja) | 織機のクロスロール交換装置におけるクロスロール検出兼用布張力検出装置 | |
JPH0525749A (ja) | 織機におけるクロスロール交換装置の織布巻き付け機構 | |
JPH06211387A (ja) | 織機におけるクロスロールへの織布端巻付装置 | |
JP2924375B2 (ja) | クロスロール交換装置における満ロール排出装置 | |
JP3013601B2 (ja) | クロスロール交換装置における織布切断方法及び装置 | |
JP2887955B2 (ja) | 織機におけるクロスロール交換装置のローラ転出機構 | |
EP2572999B1 (en) | Vertical-curtain wrapping apparatus with multiformat feeder | |
JP2887954B2 (ja) | 織機におけるクロスロール交換装置の仮置満ロール回転機構 | |
JPH0525747A (ja) | 織機におけるクロスロール交換装置の満ロール排出機構 | |
JP3036251B2 (ja) | 織機におけるクロスロール移載用仮置台車 | |
JPH0525742A (ja) | 織機におけるクロスロール交換装置の織布巻き付け方法及び織布巻き付け機構 | |
JPH0664797A (ja) | クロスロール交換装置における空ロールカバー構造 | |
JPH0664800A (ja) | クロスロール交換装置における空ロール検出装置 | |
JPH07126959A (ja) | 織機におけるクロスロール交換装置 | |
JPH0525745A (ja) | 織機のクロスロール交換装置における織布切断装置 |