JPH0514481Y2 - - Google Patents

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JPH0514481Y2
JPH0514481Y2 JP1987186546U JP18654687U JPH0514481Y2 JP H0514481 Y2 JPH0514481 Y2 JP H0514481Y2 JP 1987186546 U JP1987186546 U JP 1987186546U JP 18654687 U JP18654687 U JP 18654687U JP H0514481 Y2 JPH0514481 Y2 JP H0514481Y2
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terminal
circuit board
printed circuit
electronic component
eccentric
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、端子の一端をキヤリアテープに担持
した状態で供給され、キヤリアテープから切り離
されてプリント基板に実装される電子部品に関わ
り、特に、半固定可変抵抗器やタクトスイツチ等
のように、プリント基板への実装後の調整操作時
に該プリント基板方向へ押圧されることのある上
面操作型電子部品に関するものである。
[従来の技術] 可変抵抗器やトランジスタ等の端子を有する電
子部品は、キヤリアテープと称せられる長尺状の
テープに各端子の一端を固定した状態で搬送され
ることが多い。
従来技術として、電子部品として可変抵抗器及
びスライドスイツチを例示した実願昭57−51039
号(実開昭58−153499)がある。
この従来技術によれば、電子部品本体から取り
出される端子の内少なくとも3個の端子からなる
導出端子がほぼ同一方向に導出配設され、これら
導出端子の少なくとも2個の端子は第1群端子と
してその遊端部が第1の平面内において互にほぼ
並行に配設され、前記導出端子の少なくとも1個
の端子は第2群端子としてその遊端部が前記第1
の平面内において前記第1群端子に並行に配置さ
れ、前記第2端子群はその遊端部よりも前記電子
部品本体側において前記第1の平面に平行な第2
の平面上に位置し且つその遊端部に平行な延長部
分を有する電子部品が開示されている。そして、
前記第1群端子および前記第2群端子の遊端部は
キヤリアテープにテーピングされている。この従
来例の電子部品は、前記第1群端子および前記第
2群端子がテープから自動的に切断され、自動的
に電子部品に設けたスタンドオフ部(プリント基
板への当接部)を当接させた状態でプリント基板
に装着される。このとき、前記第2群端子が前記
第2の平面上に位置する延長部分で切断されるの
で、前記第1群端子と前記第2群端子とは平行し
た真直な状態でプリント基板に装着される。又、
前記スタンドオフ部(プリント基板への当接部)
は電子部品本体に設けられたりもしくは各端子の
一部として形成された位置決め用の係合段部とし
て設けられている。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、前述した電子部品、例えば可変抵抗
器(半固定抵抗器を含む)にあつては、上記した
各端子はプリント基板の所定位置の端子挿入孔に
挿入された後、その端部が曲げられてクリンチさ
れる際に、曲げる力によつて可変抵抗器の一端が
持ち上がり、全体として傾いて装着され、ドライ
バーのごとき調整治具を可変抵抗器の上面の操作
部(調整溝)に挿入して抵抗値の微調整が行われ
る際に調整軸が調整溝にぴつたり挿入できないと
いう問題が発生する。以上のような不都合は、前
述した可変抵抗器に限らず、プリント基板へ装着
する電子部品、例えばタクトスイツチ等について
も同様に発生する。
本考案は叙上の点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、プリント基板上に
堅固に実装することができる上面操作型電子部品
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案は、外形の
縦方向の中心を通る平面を挟んで一方には長寸の
複数の第1の端子が、他方には短寸の第2の端子
が共に下方に延出しており、前記第1の端子がキ
ヤリアテープに担持された状態で搬送される上面
操作型電子部品であつて、前記第1の端子は途中
で折曲されてその延出軸がほぼ前記平面内に偏心
されかつ下方に延びる偏心部を備えるとともに前
記平面を挟んで前記第2の端子の反対側に下方に
突出しかつその先端が前記偏心部の上端よりは下
方に位置する当接部を備え、かつ前記第2の端子
には下方に係合段部を設け、前記第1の端子は該
偏心部においてキヤリアテープから切り離され、
該偏心部及び前記第2の端子がプリント基板の端
子挿入孔に挿入可能にかつ前記当接部の先端およ
び前記係合段部が前記プリント基板の上面に当接
可能と成されており、更に前記偏心部の幅が前記
プリント基板の前記端子挿入孔の径より小なる範
囲が前記当接部の前記先端の位置より上方にまで
及ぶように構成した。
[作用] 上記のごとく構成すると、実装時のクリンチ時
に偏心部を曲げる力が電子部品の全体を下方に引
つ張るように作用するので、当接部の先端をプリ
ント基板の上面に密着した状態で電子部品をプリ
ント基板に仮止めすることになるので、プリント
基板に対して電子部品が傾いて取り付けられるお
それがない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を説明
するためのもので、第1図はプリント基板に実装
された半固定可変抵抗器を示す一部断面側面図、
第2図はこの半固定可変抵抗器の平面図、第3図
はテーピング状態の半固定可変抵抗器を示す正面
図、第4図はその側面図である。
第1図ないし第4図において、9は半固定可変
抵抗器1のモールドケースの周面2箇所から下方
へそれぞれ延出する第1の端子、10はモールド
ケースの底面から下方へ延出する第2の端子であ
り、第1の端子9は図示せぬ抵抗体の両端と接続
し、第2の端子10は同じく図示せぬ集電体と接
続している。そして、第1の端子9には、折曲加
工により水平部9aが形成してあるとともに、こ
の水平部9aの一端を下方へ切り起こしてなる切
り起し部9bと、水平部9aの他端を半可変抵抗
器1のほぼ中心を通る平面内で下方へ折曲延出す
ることで延出軸を偏心せしめた偏心部9cとが形
成してある。換言するならば、モールドケースの
周面から下方に延出された第1の端子9は、切り
起し部9bを除いて略直角に折曲することで水平
部9aを形成し、該モールドケースの周面から中
心までの寸法とほぼ等しい長さの該水平部9aを
介して再び略直角に折曲することで、延出軸を所
定位置まで偏心させた偏心部9cを形成してい
る。そして、該偏心部9cの幅は上部の折曲部か
ら後述の下部の幅広部分に到るまでの全長にわた
つて、プリント基板6の端子挿入孔6aの径より
小に形成されている。また、この偏心部9cは第
3図に明らかなように、当初は長寸に形成されて
いて、テーピング時に該偏心部9cの下端の幅広
部分をキヤリアテープ4に固定することにより、
半固定可変抵抗器1がキヤリアテープ4に担持さ
れるようになつている。
一方、前記第2の端子10は、テーピング時に
キヤリアテープ4から十分に離間する短寸に形成
されており、該第2の端子10の所定位置には係
合段部10aが形成してある。また、この係合段
部10aと前記切り起し部9bの先端とは同一平
面内に位置するように設計されており、これらは
第1図に示すごとく、実装された状態でプリント
基板6の上面と当接するようになつている。な
お、第1の端子9の切り起し部9bと偏心部9c
には補強用のリブ9dが形成してあり、同様に第
2の端子10にも補強用のリブ10bが形成して
ある。
このようにキヤリアテープ4に担持された半固
定可変抵抗器1群は、該キヤリアテープ4と一体
的に取り扱われ搬送される。そして、これら半固
定可変抵抗器1をプリント基板6に実装する際に
は、キヤリアテープ4の各パイロツト孔5を利用
して所定の供給位置まで送られた後、図示せぬ把
持装置により第1の端子9の偏心部9cがチヤツ
キングされた状態で該偏心部9cの下部が切り離
され、引き続いてモールドケースが把持装置でチ
ヤツキングされて第1の端子9の偏心部9cおよ
び第2の端子10がプリント基板6の端子挿入孔
6aに挿入される。しかる後、各端子9,10の
不要部分の切断加工および偏心部9cの折曲クリ
ンチ加工が施されて半固定可変抵抗器1がプリン
ト基板6に順次仮止され、該プリント基板6を半
田槽に送ることにより、第1図に示すように、プ
リント基板6のランド部7に半固定可変抵抗器1
の各端子9,10が半田付けされる。
そして、上記クリンチ工程において、偏心部9
cを曲げる力は半固定可変抵抗器1の全体を下方
に引つ張るように作用するので、切り起し部9b
はプリント基板6の上面に密着した状態で半固定
可変抵抗器1がプリント基板6に仮止されること
になり、プリント基板6に対して半固定可変抵抗
器1が傾いて取り付けられるおそれが無くなる。
こうしてプリント基板6に実装された半固定可
変抵抗器1に対しては、その上面に形成されてい
る調整溝1aにドライバーのごとき調整治具8を
挿入し、該調整治具8を回動することにより抵抗
値の微調整が行なわれる。この場合、調整治具8
から半固定可変抵抗器1に作用する押圧力は、プ
リント基板6の上面に当接している一対の切り起
し部9bならびに係合段部10aの計3箇所で受
けられるため、各端子9,10が該押圧力で変形
するおそれは無い。
なお、上記一実施例では、第1の端子9に水平
部9aを折曲加工により一体形成した場合につい
て説明したが、下方へ延出する第1の端子9の下
端より幾分上方位置に、別途形成した水平部9a
をかしめ等の手段を用いて接続するようにしても
良い。この場合、水平部9aより下方に突出する
第1の端子9の下端が前述した切り起し部9aと
同様の機能、すなわちプリント基板に対する受け
部としての機能を発揮することはいうまでもな
い。
また、上記一実施例では、偏心部9cの幅を上
部の折曲部から下部の幅広部に到るまでの全長に
わたつて同一としたが、前述のクリンチ工程にお
いて、半固定可変抵抗器の全体を下方に引つ張る
機能を損なうことがない程度の段部を上部に設け
ても良く、この場合は偏心部9cがプリント基板
6の端子挿入孔6aに引き込まれる量を規制する
ことができる。
また、上記一実施例では切り起し部9bは単な
る受け部として機能しているが、該切り起し部9
bの下部にプリント基板6に設けた後述の孔に挿
入可能な突部を設けるとともに、プリント基板6
には該切り起し部9bと当接する位置に孔とその
孔の周囲の裏面に半田ランドを設け、前記切り起
し部9bの前記突部を前記プリント基板6の前記
孔に挿入した後前記半田ランドに半田付けするこ
とにより、該切り起し部を電気的接続部として機
能させることも可能である。この場合前記偏心部
9cに対応する半田ランドは不要であり、偏心部
9cはプリント基板へ電子部品を仮止するだけの
機能を持つことになる。
また、上記一実施例では電子部品の一例として
半固定可変抵抗器を挙げて説明をしたが、タクト
スイツチや可変コンデンサ等の他の部品について
も本考案が適用可能であることは言うまでもな
い。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、外形の
縦方向の中心を通る平面を挟んで一方には長寸の
複数の第1の端子が、他方には短寸の第2の端子
が共に下方に延出し、第1の端子は途中で折曲さ
れてその延出軸がほぼ前記平面内に偏心されかつ
下方に延びる偏心部を備えるとともに前記平面を
挟んで第2の端子の反対側に下方に突出しかつそ
の先端が偏心部の上端よりは下方に位置する当接
部を備え、かつ第2の端子には下方に係合段部を
設け、更に偏心部の幅が前記プリント基板の端子
挿入孔の径より小なる範囲が当接部の先端の位置
より上方にまで及ぶように構成したので、電子部
品が該偏心部においてキヤリアテープから切り離
され、偏心部及び第2の端子がプリント基板の端
子挿入孔に挿入され、各端子がクリンチされる際
に、偏心部が端子挿入孔の中に引き込まれ、第1
の端子の当接部の先端および第2の端子の係合段
部がプリント基板の上面に密着されることができ
るので、実装時の電子部品の傾きを防止すること
が可能となる。また、電子部品をプリント基板に
実装する際の押圧力や実装後に調整操作を行う際
の押圧力によつて端子が変形することを防止する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例に係わ
り、第1図はプリント基板に実装された半固定可
変抵抗器を示す一部断面側面図、第2図はこの半
固定可変抵抗器の平面図、第3図はテーピング状
態の半固定可変抵抗器を示す正面図、第4図はそ
の側面図である。 1……半固定可変抵抗器、1a……調整溝、4
……キヤリアテープ、6……プリント基板、8…
…調整治具、9……第1の端子、9a……水平
部、9b……切り起し部(当接部)、9c……偏
心部、10……第2の端子、10a……係合段
部、6a……端子挿入孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外形の縦方向の中心を通る平面を挟んで一方に
    は長寸の複数の第1の端子が、他方には短寸の第
    2の端子が共に下方に延出しており、前記第1の
    端子がキヤリアテープに担持された状態で搬送さ
    れる上面操作型電子部品であつて、前記第1の端
    子は途中で折曲されてその延出軸がほぼ前記平面
    内に偏心されかつ下方に延びる偏心部を備えると
    ともに前記平面を挟んで前記第2の端子の反対側
    に下方に突出しかつその先端が前記偏心部の上端
    よりは下方に位置する当接部を備え、かつ前記第
    2の端子には下方に係合段部を設け、前記第1の
    端子は該偏心部においてキヤリアテープから切り
    離され、該偏心部及び前記第2の端子がプリント
    基板の端子挿入孔に挿入可能にかつ前記当接部の
    先端および前記係合段部が前記プリント基板の上
    面に当接可能と成されており、更に前記偏心部の
    幅が前記プリント基板の前記端子挿入孔の径より
    小なる範囲が前記当接部の前記先端の位置より上
    方にまで及ぶように構成したことを特徴とする上
    面操作型電子部品。
JP1987186546U 1987-12-08 1987-12-08 Expired - Lifetime JPH0514481Y2 (ja)

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JPH0192102U JPH0192102U (ja) 1989-06-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5253341U (ja) * 1975-10-16 1977-04-16
JPS58153499U (ja) * 1982-04-07 1983-10-14 東京コスモス電機株式会社 電子部品

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JPH0192102U (ja) 1989-06-16

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