JP2543193Y2 - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JP2543193Y2
JP2543193Y2 JP1992034686U JP3468692U JP2543193Y2 JP 2543193 Y2 JP2543193 Y2 JP 2543193Y2 JP 1992034686 U JP1992034686 U JP 1992034686U JP 3468692 U JP3468692 U JP 3468692U JP 2543193 Y2 JP2543193 Y2 JP 2543193Y2
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俊生 本間
正一 辺見
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、端子を自動実装機でチ
ャッキングしてプリント基板へ実装される電子部品に係
り、特にその端子形状の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】複数本の端子を本体の下方へ突設した半
固定可変抵抗器のような電子部品は、通常、該端子の延
伸部分をキャリアテープと称せられる長尺のテープに担
持せしめた状態で搬送され、プリント基板への実装時に
該端子を自動実装機でチャッキングして該キャリアテー
プから切り離す。
【0003】図2は、この種の電子部品の従来例をプリ
ント基板へ実装した状態を示す側面図で、符号1で総括
的に示す電子部品たる半固定可変抵抗器は、モールドケ
ース3内に抵抗体や集電体を有する本体2と、この本体
2の側部から傾斜部4aを介して中央延出部4bを下方
へ突出せしめた2本の端子4(うち1本は図示せず)
と、本体2の下方へまっすぐに突出するやや短寸の端子
5とによって構成されており、2本の端子4(所謂1,
3端子)は上記抵抗体の両端に接続され、残り1本の端
子5(所謂2端子)は上記集電体に接続されている。な
お、2本の端子4の中央延出部4bはいずれも、本体2
の略中央を含む縦断面の真下へ向かって延びている。ま
た、これら端子群4,5にはそれぞれプリント基板6と
係合可能な係合段部4c,5aが形成されており、各係
合段部4c,5aは同じ高さに位置している。
【0004】かかる半固定可変抵抗器1は、端子4の中
央延出部4bの延伸部分(図中の鎖線部分)を図示せぬ
キャリアテープに担持せしめた状態でテーピング包装さ
れ、これをプリント基板6へ実装する際には、まず、キ
ャリアテープと一体の半固定可変抵抗器1を図示せぬ自
動実装機へ供給し、端子4の中央延出部4bを該実装機
の把持部でチャッキングしてキャリアテープから切り離
した後、該把持部を斜め上方へ退避させ、各端子4,5
をプリント基板6の所定の透孔7内へ挿入していく。そ
して、端子群4,5の各係合段部4c,5aをプリント
基板6の表面に当接させることによって本体2の取付高
さを規定し、しかる後、ディップはんだを行って各端子
4,5をプリント基板6の回路パターン8にはんだ付け
する。なお、こうしてプリント基板6上に実装した半固
定可変抵抗器1は、本体2の一部にドライバ等の調整治
具を挿入して回動操作することにより、抵抗値の微調整
が行われる。
【0005】だが、半固定可変抵抗器やタクトスイッチ
等の電子部品は、実装後に本体をプリント基板側へ押し
込むような押圧力が付与されるので、図2に示す如き端
子形状は、該押圧力により端子4の傾斜部4aが変形し
て本体2が傾きやすく、その改善が望まれていた。
【0006】そこで、本出願人は先に、実開昭63−1
42801号公報記載の電子部品を提案した。このもの
は、図3に示す如く、端子4の中央延出部4bよりも基
端側が略L字形を呈するように加工してあり、その水平
部4dが、実装後に付与される上記押圧力の受け部とし
て機能するため、前記従来品に比して端子4の機械的強
度が大幅に向上して変形しにくくなっている。なお、図
3に示す端子4は、本体2の側部から下方へ延びる部分
と、中央延出部4bや水平部4dを有する先端側の部分
とを、連結片4eを介して一体化して所望の端子形状を
実現している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来提案は、端子4の略L字形部分が自動実装機の把持部
と接触事故を起こしやすいという不具合があった。すな
わち、図3に鎖線で示すように、プリント基板への実装
時に端子4の中央延出部4bは自動実装機の把持部10
によってチャッキングされ、各端子4,5の挿入段階で
該把持部10は中央延出部4bから同図の矢印A方向へ
と退避していくが、このとき、把持部10が本体2に接
近して移動すると、端子4の略L字形部分の角部Bが把
持部10と接触しやすいため、各端子4,5をプリント
基板の所定の透孔内へ挿入できないという挿入ミスを招
来していた。
【0008】本考案はこのような従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、その目的は、プリント基板への端子
の挿入ミスや実装後の端子の変形が防止できる電子部品
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の本考案の目的は、
部品本体の側部から外方へ突出し、最初の折曲部で下方
に折り曲げられ、さらに折り曲げられて、その先端部が
部品本体の略中央部の真下に平行に延びる中央延出部と
なっている複数本の端子は最初の折曲部と中央延出部
の間に、最初の折曲部から中央延出部に向かって複数段
階段状部が形成されることにより達成される。
【0010】
【作用】上記手段によれば、端子の階段状折曲部の下方
に、中央延出部よりも上方に退避した自動実装機の把持
部の移動を妨げない逃げスペースが確保できるので、該
把持部との接触事故を未然に防止することができ、ま
た、金属板を階段状に折曲加工すると材料硬化を起こす
ので、端子の階段状折曲部は機械的強度に富み、変形し
にくくなる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1に基づいて説明
する。なお、同図は、電子部品たる半固定可変抵抗器を
自動実装機でチャッキングした状態を示す側面図であ
り、先に説明した図2,3と対応する部分には同一符号
が付してある。
【0012】図1において、符号1で総括的に示す半固
定可変抵抗器は、モールドケース3内に抵抗体や集電体
を有する本体2と、この本体2の側部から階段状折曲部
9aを介して中央延出部9bを下方へ突出せしめた2本
の端子9(うち1本は図示せず)と、本体2の下方へま
っすぐに突出する短寸の端子5とによって構成されてお
り、2本の端子9(所謂1,3端子)は上記抵抗体の両
端に接続され、残り1本の端子5(所謂2端子)は上記
集電体に接続されている。ここで、2本の端子9の中央
延出部9bはいずれも、本体2の略中央を含む縦断面の
真下へ向かって延びており、この中央延出部9bよりも
基端側で本体2の下方に位置する階段状折曲部9aに
は、略直角に起立する第1の立上り部9cと、徐々に傾
きを増して起立する第2の立上り部9dとが形成してあ
る。また、両端子9には第1の立上り部9cに隣接する
位置決め突起9eが形成してあり、この位置決め突起9
eの下端を端子5の係合段部5aと同じ高さに位置させ
ている。
【0013】かかる半固定可変抵抗器1は、端子9の中
央延出部9bの延伸部分を図示せぬキャリアテープに担
持せしめた状態でテーピング包装され、これをプリント
基板6へ実装する際には、まず、キャリアテープと一体
の半固定可変抵抗器1を自動実装機へ供給し、端子9の
中央延出部9bを該実装機の把持部10でチャッキング
してキャリアテープから切り離した後、該把持部10を
中央延出部9bから図1の矢印A方向へと退避させ、各
端子9,5をプリント基板6の所定の透孔7内へ挿入し
ていく。そして、端子群9,5の位置決め突起9eおよ
び係合段部5aをプリント基板6の表面に当接させるこ
とによって本体2の取付高さを規定し、しかる後、ディ
ップはんだを行って各端子9,5をプリント基板6の回
路パターン8にはんだ付けする。
【0014】このように上記実施例は、端子9の中央延
出部9bよりも基端側が階段状に折曲加工してあるの
で、この階段状折曲部9aの近傍には、第1の立上り部
9cの外側に位置し第2の立上り部9dの下方に位置す
る所定の空間Cが形成されることとなり、この空間C
を、中央延出部9bの上方に退避した自動実装機の把持
部10を逃がすための逃げスペースとして機能させるこ
とができる。すなわち、端子群9,5をプリント基板6
の各透孔7内へ挿入していく段階で、把持部10はチャ
ッキングしていた中央延出部9bから斜め上方へ向かっ
て退避していくが、このとき把持部10が本体2に接近
して移動しても、空間(逃げスペース)Cが確保してあ
るので該把持部10が端子9と接触する虞はない。した
がって、把持部10との接触事故に起因する端子9,5
の挿入ミスが防止でき、信頼性の高い自動実装が行え
る。
【0015】また、上記実施例の端子9のように金属板
を階段状に折曲加工すると材料硬化を起こすので、該端
子9の階段状折曲部9aは機械的強度に富んでいる。し
たがって、実装後の半固定可変抵抗器1の本体2の一部
にドライバ等の調整治具を挿入し、該本体2をプリント
基板6側へ押し込むような押圧力を付与しつつ抵抗値の
微調整を行っても、2本の端子9の各階段状折曲部9a
と、該押圧力が長さ方向に作用する短寸の端子5とによ
って、本体2をプリント基板6上で強固に支持すること
ができ、これら端子9,5群が該押圧力によって変形す
る虞はない。
【0016】なお、本体を支持する機械的強度が要求さ
れる端子を自動実装機でチャッキングして実装される電
子部品であれば、半固定可変抵抗器に限らず、本考案は
適用可能である。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば
品本体の側部から外方へ突出し、最初の折曲部で下方に
折り曲げられ、さらに折り曲げられて、その先端部が部
品本体の略中央部の真下に平行に延びる中央延出部とな
っている複数本の端子は最初の折曲部と中央延出部との
間に、最初の折曲部から中央延出部に向かって複数段の
階段状折曲部形成されているので、階段状折曲部の下
方に一方が階段状に区画された空間が形成されることと
なり、キャリアテープに延伸部分が担持された中央延出
部を自動実装機の把持部でチャッキングしてプリント基
板へ実装する際に、中央延出部から斜め上方に退避する
上記自動実装機の把持部の円滑な移動を保証する逃げス
ペースが確保できるから上記把持部との接触による
子の挿入ミス防止できる。また、端子を金属材料で形
成すれば多段の加工により折曲部の機械的強度
が高まるから外力による端子の変形を受け難くでき
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例たる半固定可変抵抗器を自動実装機でチ
ャッキングした状態を示す側面図である。
【図2】従来例をプリント基板へ実装した状態を示す側
面図である。
【図3】他の従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 半固定可変抵抗器(電子部品) 2 本体 6 プリント基板 9 端子 9a 階段状折曲部 9b 中央延出部 10 把持部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品本体の側部から外方へ突出し、最初
    の折曲部で下方に折り曲げられ、さらに折り曲げられ
    て、その先端部が部品本体の略中央部の真下に平行に延
    びる中央延出部となっている複数本の端子を具え、これ
    ら端子群の上記中央延出部の延伸部分キャリアテープ
    に担持せしめられた電子部品において、複数本の上記端
    は上記最初の折曲部と上記中央延出部との間に、上記
    最初の折曲部から上記中央延出部に向かって複数段の
    段状部が形成されたことを特徴とする電子部品。
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JPH0593003U JPH0593003U (ja) 1993-12-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02285602A (ja) * 1989-04-26 1990-11-22 Murata Mfg Co Ltd 電子部品
JPH0442901A (ja) * 1990-06-06 1992-02-13 Murata Mfg Co Ltd 電子部品

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