JPH078979U - 複合同軸コネクタ - Google Patents
複合同軸コネクタInfo
- Publication number
- JPH078979U JPH078979U JP4271693U JP4271693U JPH078979U JP H078979 U JPH078979 U JP H078979U JP 4271693 U JP4271693 U JP 4271693U JP 4271693 U JP4271693 U JP 4271693U JP H078979 U JPH078979 U JP H078979U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receptacle
- substrate
- contact
- board
- coaxial connector
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は、主として携帯電話等に使用され、
構成部品と組立工数の削減により、製造が容易で低価格
であるばかりでなく、小型化と接触信頼性に優れた複合
同軸コネクタを提供する。 【構成】 レセプタクルb′に信号側コンタクトを設け
てはんだによるリフロー表面実装を行う従来方式をや
め、接触の為のパターン部1を設けた基板aをレセプタ
クルbに挿入して嵌合された基板付きレセプタクルに、
ケーブル側プラグcをカードエッジで接続することを特
徴とする複合同軸コネクタである。
構成部品と組立工数の削減により、製造が容易で低価格
であるばかりでなく、小型化と接触信頼性に優れた複合
同軸コネクタを提供する。 【構成】 レセプタクルb′に信号側コンタクトを設け
てはんだによるリフロー表面実装を行う従来方式をや
め、接触の為のパターン部1を設けた基板aをレセプタ
クルbに挿入して嵌合された基板付きレセプタクルに、
ケーブル側プラグcをカードエッジで接続することを特
徴とする複合同軸コネクタである。
Description
【0001】
本考案は、主として携帯電話等に使用される複合同軸コネクタに関する。
【0002】
従来の複合同軸コネクタは、図3に示すように基板上に同軸側コンタクトと信 号側コンタクトを有するレセプタクルb′を表面実装により搭載し、ケーブル側 プラグc′と嵌合した構造からなる。 基板側レセプタクルb′の同軸側コンタクトと信号側コンタクトは、基板上で リフローはんだにより表面実装がなされる。 このようなリフローはんだの表面実装による方法ではレセプタクルのコンタク トの整列の程度が、実装の良否に大きく影響される。 すなわち、レセプタクルの同軸側コンタクトと信号側コンタクトの基板へはん だされる面は同一平面上になければならない。その誤差の許容値は一般に60μ 以内と規定されている。 同軸側コンタクトと信号側コンタクトが、それぞれ単独に存在する場合、この 値におさめることは比較的容易である。 しかしながら、同軸側と信号側のコンタクトを同時に同一平面上に上記許容値 内におさめるには、通常の成形工程では困難で、コンタクトばらつきをきびしく 管理しなければならず、ある種の修正工程を必要とする。 又、仮に同一平面内の許容値内におさめたとしても実装工程中の取り扱いで変 形してしまうこともあり、再修正を必要とする場合もあった。又、端子のピッチ も実装密度をあげる為に、2列にして異種端子で構成しなければならず、製造が 難しく高価になってしまうという欠点があった。
【0003】
本考案は、これらの欠点を解決する為に、鋭意検討した結果、構成部品と組立 工数の削減により、製造が容易で低価格であるばかりでなく、小型化と接触信頼 性に優れた複合同軸コネクタの提供を目的としてなされたもので、その要旨とす るところは、レセプタクルb′に信号側コンタクトを設けてはんだによるリフロ ー表面実装を行う従来方式をやめ、接触の為のパターン部1を設けた基板aをレ セプタクルbに挿入して嵌合された基板付きレセプタクルに、ケーブル側プラグ cをカードエッジで接続することを特徴とする複合同軸コネクタである。
【0004】
以下、本考案の複合同軸コネクタの実施例を添付図面を参照して詳細に説明す る。 図1(イ)は、本考案の複合同軸コネクタの基板aの斜視図である。図から明 らかな様に、基板aのエッジ部において、基板aの両面に金端子等からなるパタ ーン部1を形成し、かつ基板aの両サイドにレセプタクルbのハウジング3と係 合する為のガイド穴2を設ける。 図1(ロ)、(ハ)は、それぞれ本考案のレセプタクルbの斜視図と反対側か らみた斜視図である。 レセプタクルbは、基板aのパターン部1が挿入する為の切り欠き部5とその 両サイドに係合突起6を設けたハウジング3と同軸側コンタクト4からなる。 従って、本考案の基板aにレセプタクルbを挿入した場合、図1(ニ)から明 らかな様に、基板aのパターン部1がレセプタクルbのハウジング内におさまり 、基板aのガイド穴2がレセプタクルbのハウジング3と係合し、かつレセプタ クルbの両サイドに設けた係合突起6が基板a上に搭載されて嵌合された基板付 きレセプタクルが出来上がる。 図1(ホ)は、本考案のケーブル側プラグcの斜視図で、信号側コンタクト7 と同軸側コンタクト4からなる。 図2は、本考案と従来の複合同軸コネクタの比較説明の為の概略断面図である 。 図から明らかな様に、レセプタクルb′に信号側コンタクトを設けてはんだに よるリフロー表面実装を行うという従来方式をやめ、その代わりに本考案は、基 板aの両面に接触の為のパターン部1を設けたものである。 従って、ケーブル側プラグcには信号側コンタクト7が設けてあるので、基板 aのパターン部1とカードエッジで接続される。 以上の構造であるので、本考案の複合同軸コネクタは、はんだによるリフロー 表面実装は、同軸側コンタクト4のみで良くしかも、同一コンタクトで済むので 、構成部品と組立工数の削減がはかれ、容易にしかも低価格で製造することが可 能となる。 又、実装密度も基板の両面にパターン部1が配置出来るので、信号側コンタク トと基板の中心が一致する為、実装高さを低くすることが出来、小型化がはかれ る。 又、レセプタクルbのハウジング3に切り欠き部5を設けてあるので、基板a への自動実装も可能となる。
【0005】 今迄、本考案の複合同軸コネクタを代表例にとり説明してきたが、基板aのガ イド穴2、レセプタクルbの切り欠き部5や係合突起6の形状や個数等設計上本 考案の範囲内で各種の変形を含むものであることはいうまでもない。
【0006】
以上説明の様に、本考案の複合同軸コネクタによれば、 レセプタクルに信号側コンタクトをなくした為、製造が容易で、低価格で 製造出来る。 実装高さを低くすることが出来、小型化がはかれる。 自動実装が可能である。 基板a、レセプタクルb、ケーブル側プラグcとの嵌合が確実で接触信頼 性に優れている という優れた効果があるので、その工業的価値は非常に大きい。
【図1】(イ)は、本考案の基板aの斜視図。(ロ)
は、本考案のレセプタクルbの斜視図。(ハ)は、反対
側からみた本考案のレセプタクルbの斜視図。(ニ)
は、本考案の基板aにレセプタクルbを挿入して嵌合さ
れた基板付きレセプタクルの状態図。(ホ)は、本考案
のケーブル側プラグcの斜視図。
は、本考案のレセプタクルbの斜視図。(ハ)は、反対
側からみた本考案のレセプタクルbの斜視図。(ニ)
は、本考案の基板aにレセプタクルbを挿入して嵌合さ
れた基板付きレセプタクルの状態図。(ホ)は、本考案
のケーブル側プラグcの斜視図。
【図2】本考案と従来の複合同軸コネクタの比較説明の
為の概略断面図。
為の概略断面図。
【図3】従来の複合同軸コネクタの斜視図。
1 パターン部 2 ガイド穴 3 ハウジング 4 同軸側コンタクト 5 切り欠き部 6 係合突起 7 信号側コンタクト a 本考案の基板 b 本考案のレセプタクル c 本考案のケーブル側プラグ a′ 従来の基板 b′ 従来のレセプタクル c′ 従来のケーブル側プラグ
Claims (1)
- 【請求項1】 基板aのエッジ部において、基板aの両
面にパターン部1を形成しガイド穴2を設けた基板a
を、基板aのパターン部1が挿入する為の切り欠き部5
とその両サイドに係合突起6を設けたハウジング3と同
軸側コンタクト4からなるレセプタクルbに挿入するこ
とにより、基板aのパターン部1がレセプタクルbのハ
ウジング3内におさまり、基板aのガイド穴2がレセプ
タクルbのハウジング3と係合し、かつ係合突起6が基
板上に搭載されて嵌合された基板付きレセプタクルに、
信号側コンタクト7と同軸側にコンタクト4からなるケ
ーブル側プラグcをカードエッジで接続することを特徴
とする複合同軸コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4271693U JPH078979U (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 複合同軸コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4271693U JPH078979U (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 複合同軸コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078979U true JPH078979U (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=12643803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4271693U Pending JPH078979U (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | 複合同軸コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078979U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011040419A1 (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-07 | 矢崎総業株式会社 | 基板用コネクタの実装構造 |
JP2012227054A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | コネクタおよび電気接続箱 |
JPWO2021024941A1 (ja) * | 2019-08-05 | 2021-09-30 | 宏致日本株式会社 | コネクタ、配線構造及び基板間接続方法 |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP4271693U patent/JPH078979U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011040419A1 (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-07 | 矢崎総業株式会社 | 基板用コネクタの実装構造 |
JP2011076751A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Yazaki Corp | 基板用コネクタの実装構造 |
JP2012227054A (ja) * | 2011-04-21 | 2012-11-15 | Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk | コネクタおよび電気接続箱 |
JPWO2021024941A1 (ja) * | 2019-08-05 | 2021-09-30 | 宏致日本株式会社 | コネクタ、配線構造及び基板間接続方法 |
US11777241B2 (en) | 2019-08-05 | 2023-10-03 | Aces Japan Co., Ltd. | Connector, wiring structure and inter-board connection method |
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