JP2012227054A - コネクタおよび電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明のコネクタ20は、回路基板14の縁部14Aに形成され、回路基板14の板面に沿う方向に嵌合する相手方端子34と電気的に接続される縁部導電路16と、一端部27Aが回路基板14の縁部導電路16以外の第2導電路17に接続され、通電電流が縁部導電路16よりも高い端子金具27の他端部27Bと、を1つのハウジング22に収容してなることを特徴とする。本発明の電気接続箱10は、上記コネクタ20をケース11に収容してなる。
【選択図】図6
Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、コネクタを小型化するとともに、電気接続箱を小型化することを目的とする。
前記端子金具は、前記一端部と前記他端部との間に屈曲部を有し、前記端子金具の前記屈曲部と前記他端部との間に、前記端子金具を貫通させた状態で配されるとともに、前記ハウジングの奥壁に嵌めこまれる台座を備えていてもよい。
その結果、上記構成によれば、容易に端子金具の位置決めを行うことができ、製造コストを抑えつつ本発明のコネクタを作製することが可能である。
例えば縁部導電路と端子金具の他端部とを別の列に並べて配置する場合、縁部導電路を配置する列と、端子金具を配置する列とが必要であり、縁部導電路の列と端子金具の列のうち、並べる数の多い方にあわせてコネクタの幅寸法を設定する必要があるため、コネクタが全体として大型化することがある。そこで、上記のような構成とすると、コネクタ部を全体として小型化することができる。
本発明を具体化した実施形態1の電気接続箱10を図1ないし図16によって説明する。以下においては、図1における上方を上とし、下方を下とする。
本実施形態の電気接続箱10は電源(図示せず)と、ワイパーなどの車載電装品(図示せず)との間に配設されて車載電装品に対して電源からの電力のオンオフを制御するものである。
本実施形態の電気接続箱10は、図1に示すように、2枚の長方形状の回路基板14,15を備える。各回路基板14,15の表面および裏面の一方または双方には、図示しないプリント配線技術により導電路16,17が形成されている。
ヒューズブロック12は、図2に示すように、左側面側に1つ配置されている。ヒューズブロック12は、合成樹脂製の略直方体状のハウジング12Aを備え、図示しない多数のヒューズが装着可能とされる。
ヒューズブロック12の図1に示す右側と左側には、コネクタブロック13がそれぞれ配置されている。コネクタブロック13においては、電線Wを介して車載電装品に接続されるコネクタ20、および電源に接続されるコネクタ21Aが配置されている。
第1コネクタブロック13Aの車載電装品に接続されるコネクタ20を構成するオスコネクタ22は、相手方のコネクタ30を嵌合可能に開口した嵌合凹部24を有するハウジング23(オスハウジング23)を備える(図8ないし図10を参照)。
すなわち、オスコネクタ22の上半分の領域はメスコネクタの上半分の領域と嵌合して基板コネクタを構成している。
オスハウジング23の奥壁25のうち、下半分の部分には第1回路基板14を挿入して、第1回路基板14の縁部14Aをオスハウジング23内に配置可能な基板配置部25Bが形成されている。
台座29の上端部および下端部には、フランジ状に外側に張り出して、台座29をオスハウジング23の奥壁25の外壁面に係止する係止突部29Aが形成されている。
オスコネクタ22に嵌合するメスコネクタ30は、図11〜図13に示すように略直方体状をなす合成樹脂製のハウジング31(メスハウジング31)を備える。メスハウジング31には前後方向に開口するキャビティ32が複数形成されている。メスハウジング31のキャビティ32には、嵌合方向における後方(図13における左側)から、メス端子金具が挿入可能とされる。
以下に、本実施形態の電気接続箱10の組み立て方法の一例を説明する。
メスコネクタ30は、通常は(電気接続箱10と接続される)外部機器側に設けられるものであり、電気接続箱10を構成するものではない。以下では電気接続箱10の組み立ておよびメスコネクタ30との接続について、順を追って説明する。
まず、第1端子金具26、第2端子金具27および第3端子金具28をそれぞれL字状に屈曲させて屈曲部26C,27Cを形成する。次に、第1端子金具26、第2端子金具27および第3端子金具28を貫通させるとともに、第1端子金具26の他端部26Bと屈曲部26Cとの間、第2端子金具27の他端部27Bと屈曲部27Cとの間、および第3端子金具28の他端部28Bと屈曲部28Cとの間に配されるように、台座29をインサート成型により形成する。このとき、第1端子金具26を一端部26Aが上方を向くように配するとともに、第2端子金具27の一端部27Aおよび第3端子金具28の一端部が下に向くように配する。
メスコネクタ30をオスコネクタ22の嵌合凹部24に挿入すると、第1回路基板14の縁部14Aがメスハウジング31の基板挿入口33に挿入される。第1回路基板14の縁部14Aが第2メス端子金具34の接点部37と当接すると、第1回路基板14の上下方向に配される2つの第2メス端子金具34の接点部37を含む天井壁35Aが拡開変形し、弾性部材38のU字部38Aが接点部37に押圧されて弾性変形する。第1回路基板14の縁部が基板挿入口33の奥壁33Aに当接するところまで挿入され嵌合が完了すると、弾性部材38が弾性復帰し、弾性部材38の弾性力および接点部37の弾性力により所定の接圧で上下方向から第1回路基板14の縁部14Aが挟持され、縁部導電路16と第2メス端子金具34の接点部37とが電気的に接続される(図6を参照)。このとき、第1端子金具26、第2端子金具27および第3端子金具28は、それぞれ第1メス端子金具33に電気的に接続される。
本実施形態の作用効果について説明する。本実施形態においては、通電電流の小さい信号用端子金具の一部を、第1回路基板14の縁部導電路16で構成して、カードエッジ接続としたので、端子金具の数(第2端子金具27および第3端子金具28の総数)を減らすことができ、これにより、第2端子金具27および第3端子金具28を第1回路基板14に接続するのに要するスペースや第2端子金具27および第3端子金具28の配置段数を削減することが可能となる。
また、本実施形態によれば、カードエッジ接続とすることで、オスハウジング23を第1回路基板14の板面の上に取り付ける必要がなくなり、オスハウジング23の底壁23Cを電気接続箱10のケース11の一部とすることができるので、高さ方向において省スペースとすることができる。
その結果、本実施形態によれば、車両用電装品が増えたとしてもオスハウジング23を高さ方向に省スペースとすることができ、第1回路基板14も大型化しないから、コネクタ20を小型化することができ、電気接続箱10も小型化することができる。
その結果、本実施形態によれば、容易に各端子金具27,28,29の位置決めを行うことができ、製造コストを抑えつつ、コネクタ20を作製することが可能である。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、回路基板14の縁部導電路16を備えるカードエッジコネクタを下側領域に配置し、一端部27Aが回路基板14に接続される第2端子金具27および第3端子金具28を備える基板コネクタを上側領域に配置した(つまり別の列に配置した)コネクタ20を示したが、回路基板14の縁部導電路16と端子金具27の他端部27Bとを同じ列に配置することで、カードエッジコネクタと、基板コネクタとを同じ列(下側領域)に配置してもよい(図17参照)。
図17に示すような構成とすると、コネクタハウジングを幅方向において小型化することが可能である。なお、図17に示すコネクタ40は、カードエッジコネクタと基板コネクタとが同じ列に配置されている点以外は上記実施形態1で説明したコネクタ20と同様の構成であるので、同様の構成については同じ符号を付す。
11…ケース
14…第1回路基板(回路基板)
16…縁部導電路
17…第2導電路
W…電線
20,40…コネクタ
22…オスコネクタ
23…オスハウジング(ハウジング)
25…奥壁
25A…台座配置部
27…第2端子金具(端子金具)
27A…一端部
27B…他端部
27C…屈曲部
28…第3端子金具
28B…他端部
28C…屈曲部
29…台座
30…メスコネクタ
31…メスハウジング
34…第2メス端子金具(相手方端子)
35A…天井壁
37…接点部
38…弾性部材
Claims (4)
- 回路基板の縁部に形成され、前記回路基板の板面に沿う方向に嵌合する相手方端子と電気的に接続される縁部導電路と、
一端部が前記回路基板の前記縁部導電路以外の第2導電路に接続され、通電電流が前記縁部導電路よりも高い端子金具の他端部と、を1つのハウジングに収容してなることを特徴とするコネクタ。 - 前記端子金具は、前記一端部と前記他端部との間に屈曲部を有し、
前記端子金具の前記屈曲部と前記他端部との間に、前記端子金具を貫通させた状態で配されるとともに、前記ハウジングの奥壁に嵌めこまれる台座を備えることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。 - 前記回路基板の前記縁部導電路と、前記端子金具の他端部とが同じ列に並んで配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のコネクタ。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載のコネクタをケースに収容してなる電気接続箱。
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