JP2875443B2 - 面実装型電子部品におけるリード端子の曲げ加工方法 - Google Patents

面実装型電子部品におけるリード端子の曲げ加工方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、図1〜図3に
示すように、半導体チップ等の主要部パッケージする合
成樹脂製モールド部2から突出した各リード端子3を、
前記モールド部2の底面2aに向かって折り曲げること
によって、J型に形成して成る面実装型の電子部品1に
おいて、前記各リード端子3の曲げ加工方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリード端子をJ型にした
面実装型電子部品1において、その各リード端子3の曲
げ加工は、先づ、図11に示すように、モールド部2か
ら突出する各リード端子3の先端部を、図12に示すよ
うに、モールド部2の底面2aに向かって直角に折り曲
げると言う第1の曲げ加工工程を行い。次いで、各リー
ド端子3を、図13に示すように、そのモールド部2に
対する付け根部において更にモールド部2の底面2aに
向かって直角に折り曲げると言う第2の曲げ加工工程を
行うようにしている。
【0003】ところで、この種の面実装型電子部品1の
プリント基板に対する実装は、一般的に、当該電子部品
1におけるモールド部2の底面2aに接着剤を塗布した
状態で、プリント基板に対して仮実装したのち、各リー
ド端子3を、プリント基板における電極パッドに対して
半田付けすることによって行われるものであるから、各
リード端子3の底面3aにおけるモールド部2の底面2
aからの突出高さ寸法Gは、厳格に管理しなければなら
ない。
【0004】なぜならば、この突出高さ寸法Gが大きい
場合には、プリント基板の表面に対する底面2aの浮き
上がりが大きくて、仮実装に際しての接着剤による接着
力が低下し、半田付けまでの間に電子部品1が外れたり
ずれ動くことになる一方、前記突出高さ寸法Gが小さい
場合には、接着剤にて仮実装したとき、各リード端子3
がプリント基板における電極パッドから浮き上がって、
半田付けの強度が低下するからである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来の曲
げ加工方法では、第1の曲げ加工工程において、リード
端子3の折り曲げ角度を、直角以下にすることができ
ず、むしろ、折り曲げ時におけるスプリングバックによ
って、直角よりも大きい折り曲げ角度にしかならず、第
2の曲げ加工工程したあとにおいて、各リード端子3の
先端が、図13に二点鎖線で示すように、モールド部2
の底面2aより浮き上がった状態になり、これに加え
て、第1の曲げ加工工程における折り曲げ角度のバラツ
キが大きいから、各リード端子3におけるモールド部2
の底面2aからの突出高さ寸法Gを、所定の許容値にす
ることが困難であると共に、前記突出高さ寸法Gのバラ
ツキが大きいのであった。
【0006】本発明は、モールド部から突出する各リー
ド端子を、モールド部の底面に向かって曲げ加工する場
合において、各リード端子におけるモールド部の底面か
らの突出高さ寸法を、コストのアップを招来することな
く、正確に規定できるようにした曲げ加工方法を提供す
ることを技術的課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この技術的課題を達成す
るため本発明は、電子部品におけるモールド部から突出
するリード端子の先端部を、前記モールド部の底面の方
向に略直角に折り曲げる第1の曲げ加工工程と、次い
で、前記リード端子を、そのモールド部に対する付け根
部においてモールド部の底面に向かって折り曲げる第2
の曲げ加工工程とを有する曲げ加工方法において、前記
第2の曲げ加工工程の途中の段階に、リード端子の先端
部をモールド部における底面の方向に押圧する工程を付
加することにした。
【0008】
【作 用】このように、第2の曲げ加工工程の途中の
段階において、リード端子の先端をモールド部の底面へ
の方向に押圧することにより、第1の曲げ加工工程時に
おける曲げを更に進行することができ、換言すると、リ
ード端子の先端部における曲げ角度を、直角よりも小さ
い角度にすることができると共に、その曲げ角度のバラ
ツキを小さくすることができるから、その後における第
2の曲げ加工工程によって、リード端子を、当該リード
端子の先端がモールド部の底面から浮き上がらない状態
に曲げ加工することができるのである。
【0009】
【発明の効果】従って、本発明によると、リード端子
を、当該リード端子におけるモールド部の底面からの突
出高さ寸法が所定値になり、且つ、突出高さ寸法のバラ
ツキが小さい状態に確実に折り曲げることができるので
あり、しかも、本発明は、第2の曲げ加工工程の途中に
おいてリード端子の先端を押圧するだけで良いから、コ
ストのアップを招来することがない効果を有する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図4〜図9の図面
ついて説明する。先づ、電子部品1における左右両側面
から突出する両リード端子3を、図4に示すように、受
け台A1 と押さえ体B1 とによってクランプし、この両
リード端子3の先端部を、前記受け台A1 の左右両側に
上下動するように配設したローラ型第1曲げ加工部材C
1 の上昇動にて、同図に二点鎖線で示すように、モール
ド部2の底面2aの方向に向かって略直角に折り曲げる
と言う第1の曲げ加工工程を行う。
【0011】次いで、別のステージにおいて、図5に示
すように、前記第1の曲げ加工を完了した電子部品1に
おけるモールド部2を、受け台A2 と押さえ体B2 とに
よってクランプし、この状態で、前記受け台A2 の左右
両側に上下動するように配設したローラ型第1曲げ加工
部材C2 を上昇動することによって、両リード端子3
を、モールド部2に対する付け根部からモールド部2の
底面2aに向かって、図6及び図7に示す状態を経て、
図8に示すように、折り曲げると言う第2の曲げ加工工
程を行うのである。
【0012】そして、この第2の曲げ加工工程の途中の
段階、つまり、第2の曲げ加工工程に際して図6の状態
になったとき、押さえ体B2 の左右両側に上下動するよ
うに配設した押圧体Dにて、両リード端子3の先端を、
図7に示すように、モールド部2の底面2aに向かって
押圧するのである。すると、この押圧体Dによる押圧
で、第1の曲げ加工工程時における曲げを更に進行する
ことができるから、両リード端子3の先端部における曲
げ角度を、第1の曲げ加工工程での直角より大きい曲げ
角度θ1 より、直角よりも小さい曲げ角度θ2 にするこ
とができると共に、その曲げ角度のバラツキを小さくす
ることができる。
【0013】従って、その後における第2の曲げ加工工
程を完了したとき、両リード端子3を、図9に示すよう
に、むしろ、先端に向かって斜め下向きに傾斜する状態
にして、当該両リード端子3の先端がモールド部2の底
面2aから浮き上がない状態に曲げ加工することができ
るから、両リード端子3におけるモールド部2の底面2
aからの突出高さ寸法Gを、正確に所定値にすることが
できると共に、前記突出高さ寸法Gのバラツキを小さく
することができるのである。
【0014】そして、前記の第1の曲げ加工及び第2の
曲げ加工に際しては、ローラ型第1曲げ加工部材C1
びローラ型第1曲げ加工部材C2 における円弧状の外周
面を両リード端子3に対して接当することにより、両リ
ード端子3の表面に傷が付くことを大幅に低減できるの
である。なお、本発明は、前記実施例のように、電子部
品を一個ずつ曲げ加工する場合に限らず、電子部品1
が、図10に示すように、長尺状のリードフレームEに
よって適宜ピッチの間隔で製造される場合には、前記第
1の曲げ加工工程において使用する上下動式の第1曲げ
加工部材C1 、及び、第2の曲げ加工工程において使用
する上下動式の第2曲げ加工部材C2 を、図10に示す
ように、リードフレームEにおける各セクションバーE
1 の間に挿入できる形状の上下動式曲げ加工部材C1
, 2 ′する一方、その先端におけるリード端子3に対
する接当部分を、円弧面C1 , 2 ″に形成し、これ
ら曲げ加工部材C1 , 2 ′を、リードフレームEの
長手方向に沿って適宜間隔を隔てて配設することによ
り、リードフレームEを、その長手方向に移送しなが
ら、当該リードフレームEにて製造される各電子部品1
に対する曲げ加工を連続して行うことができるのであ
る。
【0015】また、本発明は、前記実施例のように、モ
ールド部の左右両側からリード端子が突出する形態の電
子部品に限らず、モールド部における一側面又は全側面
からリード端子が突出する形態の電子部品に対しても適
用できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子部品の正面図である。
【図2】図1の底面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】本発明の方法において第1の状態を示す図であ
る。
【図5】本発明の方法において第2の状態を示す図であ
る。
【図6】本発明の方法において第3の状態を示す図であ
る。
【図7】本発明の方法において第4の状態を示す図であ
る。
【図8】本発明の方法において第5の状態を示す図であ
る。
【図9】本発明の方法によって曲げ加工した電子部品の
正面図である。
【図10】本発明の別の実施例を示す斜視図である。
【図11】曲げ加工前における電子部品の斜視図であ
る。
【図12】第1の曲げ加工後における電子部品の斜視図
である。
【図13】第2の曲げ加工後における電子部品の斜視図
である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品におけるモールド部から突出する
    リード端子の先端部を、前記モールド部の底面の方向に
    略直角に折り曲げる第1の曲げ加工工程と、次いで、前
    記リード端子を、そのモールド部に対する付け根部にお
    いてモールド部の底面に向かって折り曲げる第2の曲げ
    加工工程とを有する曲げ加工方法において、前記第2の
    曲げ加工工程の途中の段階に、リード端子の先端部をモ
    ールド部における底面の方向に押圧する工程を付加する
    ことを特徴とする面実装型電子部品におけるリード端子
    の曲げ加工方法。
JP32797192A 1992-12-08 1992-12-08 面実装型電子部品におけるリード端子の曲げ加工方法 Expired - Fee Related JP2875443B2 (ja)

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