JPH0629877Y2 - ヒユ−ズ - Google Patents

ヒユ−ズ

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JPH0629877Y2
JPH0629877Y2 JP1987131029U JP13102987U JPH0629877Y2 JP H0629877 Y2 JPH0629877 Y2 JP H0629877Y2 JP 1987131029 U JP1987131029 U JP 1987131029U JP 13102987 U JP13102987 U JP 13102987U JP H0629877 Y2 JPH0629877 Y2 JP H0629877Y2
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JP
Japan
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fuse
electrodes
slits
fusible
electrode
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JP1987131029U
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JPS6435646U (ja
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智子 大倉
敏和 関口
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Sony Corp
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Sony Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案ヒューズを以下の項目に従って説明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.従来技術 D.考案が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.実施例 G.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は新規なヒューズに関する。詳しくは、電子部品
として部品自動装着装置により基板等に実装することが
可能なヒューズに関するものであり、小型化が容易であ
ると共に構造が簡単で製造も容易であり、ヒューズ自体
のインピーダンスが高くなることがないようにした新規
なヒューズを提供しようとするものである。
(B.考案の概要) 本考案ヒューズは、板状部材をL字状に屈曲して形成し
た2つの電極にスリットを夫々設け、該2つのスリット
間に可融体を張架し、該可融体の両端を電極のスリット
にカシメにより固着したため、可融体の取り付けにハン
ダ付を要せず、小型化と構造の簡単化に寄与することが
でき、また、可融体を細くしなくてもよいため、これ自
体のインピーダンスを大きくなることがない。
(C.従来技術) 従来、ヒューズとしてはガラス管の両端に有底筒状の電
極を固着するとともに、可融体をガラス管に挿通すると
共にその両端を電極の内面にハンダ付けして電極間に張
架したものがある。
しかしながら、このようなヒューズにあっては可融体を
電極にハンダ付けする工程を必要とするため、ヒューズ
の小型化を図ることができず、また、近年、電子部品の
基板への装着に使用される部品自動装着装置によってヒ
ューズを基板に実装することはできなかった。
そのため、ヒューズの小型化を図るため、第4図に示す
ようなヒューズが考えられた。
aはヒューズを示すものであり、bセラミックスから成
る基体、c、cは前記基体bの両端に固着された電極、
dは前記電極c、c間を結ぶように基体b上に印刷され
た銀ペーストから成る可融体である。
そして、このようなヒューズaに過電流が流されたと
き、可融体dが溶融し、電流の流れを遮断するようにな
っている。
(D.考案が解決しようとする問題点) 上述のようなヒューズaにあっては、確かに小型化を可
能にすることはできる、基体bに可融体dを印刷してい
るため、可融体dに過電流が流れ、熱を生じても基体b
からの放熱量が大きく、そのため、可融体dの巾を細く
しなければヒューズとしての役を為さない。
しかしながら、可融体dの印刷巾を細くすることは、ヒ
ューズ自体のインピーダンスを高くすることとなり、こ
のようなヒューズを電子回路の一部に使用するのは好ま
しくなく、また、印刷という工程を要するため、ヒュー
ズの製造コストが高くならざるを得ないという問題があ
った。
(E.問題点を解決するための手段) そこで、本考案ヒューズは、上記した問題点を解決する
ために、絶縁体の両端に取着した板状部材をL字状に屈
曲して形成した2つの電極にスリットを夫々設け、該2
つのスリット間に可融体を張架するとともに、可融体の
両端を前記2つの電極に夫々カシメて固着したものであ
る。
従って、本考案ヒューズはその製造に可融体のハンダ付
け工程などを要せず、小型化及び構造の簡単化を図るこ
とができ、また、可融体の線径を細くする必要もないの
で、ヒューズ自体のインピーダンスが高くなってしまう
ことがなく、更に、カシメにより可融体を電極に固着す
るため、製造コストも安価にすることができる。
(F.実施例) 第1図乃至第3図は本考案ヒューズの実施例1を示すも
のである。
図中2、2は導電性を有する板状部材をL字状に屈曲し
て形成した電極であり、該電極2、2の夫々の一方の屈
曲片2a,2aがインサート成型により絶縁体3の両端
部に一体的に連結されている。
4、4は前記電極2、2の互いに離間した状態で対向し
た他方の屈曲片2b、2bに形成されたスリットであ
り、該スリット4、4は後述する可融体の径よりも僅か
に大きい巾で形成されている。
5は線状に形成された可融体であり、該可融体5は前記
2つの電極2、2間の距離よりも稍長い長さを有し、そ
の両端部が前記2つのスリット4、4間に嵌合され、さ
らに、電極2、2をスリット4、4の幅を狭める方向に
押圧し、スリット4、4を潰し、可融体5の両端が電極
2、2にカシメにより固着されている。
6は合成樹脂から成り、一面が開口した細長箱状のケー
ス体であり、該ケース体6はその長さ方向の外法が前記
電極2、2の他方の屈曲片2b、2bの内面側の寸法と
略同一に、また、その幅方向の外法が前記絶縁体3の外
法と略同一に形成され、ケース体6の開口縁の長手方向
に沿う部分6a、6aの中央部には浅目の切欠6b、6
bが形成されている。また、7、7はケース体6の長手
方向における両端壁6c、6cに形成されたスリットで
あり、該スリット7、7は前記電極2、2に形成された
スリット4、4と対応する位置に形成され、かつ、スリ
ット4、4より稍幅広に形成されている。
そして、上記ケース体6は電極2、2−絶縁体3結合体
に嵌め込まれる。即ち、ケース体6の壁6c、6cは電
極2、2の他方の屈曲片2b、2bの内側に接し、ま
た、ケース体6の開口縁の長手方向に沿う部分6a、6
aは電極2、2の一方の屈曲片2a、2aの両側縁上に
接触する。そして、絶縁体3の両側縁部はケース体6の
切欠6b、6bに嵌合し、両者が熱融着により結合され
る。
しかして、このように形成されたヒューズ1は回路基板
8上にケース体6を下側にして載置され、その両端に露
出した電極2、2が回路基板8の配線パターン9、9に
ハンダ付けされ、その装着が完了する。
このような実施例におけるヒューズ1にあっては、可融
体5をケース体6によって覆っているため、ヒューズ1
単体での移動に際し可融体5を保護することができる。
(G.考案の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本考案ヒュ
ーズは、絶縁体の両側に夫々板状部材をL字状に屈曲し
て形成した電極の一方の屈曲片がインサート成型により
一体的に連結され、該電極の他方の屈曲片にはスリット
が夫々形成され、両電極のスリット間に可融体が架設さ
れると共に、該可融体の両端部が前記電極にカシメによ
り固着されたことを特徴とする。
従って、本考案ヒューズによれば、ハンダを要せずに電
極に可融体を支持せしめることがき、小型化及び構造の
簡単化を可能にするとともに、可融体の太さを細くせず
ともヒューズ全体の小型化を図ることができるため、ヒ
ューズ自体のインピーダンスが大きくなってしまうこと
がなく、回路内に設置した場合、他の電子部品への悪影
響はなく、従って、ヒューズの小型化及び構造の簡単化
を容易にし、部品自動装着装置による実装を可能にする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案ヒューズの実施例を示すもの
で、第1図は縦断面図、第2図は分解斜視図、第3図は
基板上に配置した状態を示す斜視図、第4図は従来のヒ
ューズを示す斜視図である。 符号の説明 1……ヒューズ、2……電極、 2a……一方の屈曲片、 2b……他方の屈曲片、 3……絶縁体、4……スリット、 5……可融体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁体の両端に夫々板状部材をL字状に屈
    曲して形成した電極の一方の屈曲片がインサート成型に
    より一体的に連結され、 該電極の他方の屈曲片にはスリットが夫々形成され、 両電極のスリット間に可融体が架設されると共に、 該可融体の両端部が前記電極にカシメにより固着された ことを特徴とするヒューズ
JP1987131029U 1987-08-28 1987-08-28 ヒユ−ズ Expired - Lifetime JPH0629877Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987131029U JPH0629877Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28 ヒユ−ズ

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JP1987131029U JPH0629877Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28 ヒユ−ズ

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Publication Number Publication Date
JPS6435646U JPS6435646U (ja) 1989-03-03
JPH0629877Y2 true JPH0629877Y2 (ja) 1994-08-10

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ID=31386722

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JP1987131029U Expired - Lifetime JPH0629877Y2 (ja) 1987-08-28 1987-08-28 ヒユ−ズ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4886339U (ja) * 1972-01-21 1973-10-19
JPS5557266U (ja) * 1978-10-12 1980-04-18

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JPS6435646U (ja) 1989-03-03

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