JPH0317484Y2 - - Google Patents

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JPH0317484Y2
JPH0317484Y2 JP11780484U JP11780484U JPH0317484Y2 JP H0317484 Y2 JPH0317484 Y2 JP H0317484Y2 JP 11780484 U JP11780484 U JP 11780484U JP 11780484 U JP11780484 U JP 11780484U JP H0317484 Y2 JPH0317484 Y2 JP H0317484Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はチユーナ装置に関し、特にたとえば
電子チユーナ等のような回路基板に直接挿入され
るピン端子を含むチユーナ装置に関する。
(従来技術) 従来、たとえばいわゆる電子チユーナ等におい
てプリント基板ないし回路基板に直接ピン端子を
取り付けないし挿入することが行なわれている。
そのような従来技術はたとえば実公昭57−27189
号公報などに開示されている。
(考案が解決しようとする問題点) 上述の従来技術においては、L字形ピン端子を
用いるので取り付けが複雑である。そこで直線状
のピン端子を直接回路基板に挿入ないし圧入する
ことが考えられる。しかしながら、この場合に
は、回路基板の透孔などの寸法のばらつきによつ
て圧入が弱い場合や回路基板の板厚が薄い場合に
は、ピン端子の保持ないし固定が極めて不安定な
ものとなる。そのために、たとえば圧入後におい
てピン端子の傾きや基板からの浮き上がりなどを
生じ、特に基板から浮き上がつた場合には、ピン
端子の上端がその近傍に配置された導体たとえば
シールド板などと接触してしまうという問題があ
る。
それゆえに、この考案の主たる目的は、直線状
のピン端子を確実に回路基板に取り付けることが
でき、しかも近傍の導体と接触事故が生じないよ
うな構造のチユーナ装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この考案は、ピン端子をその一端で保持するた
めのかつ絶縁物からなる支持部材を備え、支持部
材に支持されたピン端子の一端は支持部材の端面
よりピン端子の他端側に位置し、それによつて支
持部材の端面の近傍に導体が配置されたときピン
端子と導体との接触が回避される、チユーナ装
置。
(作用) ピン端子の一端たとえば上端が支持部材によつ
て支持される。ピン端子はその支持部材に支持さ
れた状態で回路基板の透孔に挿入される。ピン端
子の一端たとえば上端は支持部材の端面よりピン
端子の他端側たとえば下方に凹み、その一端は支
持部材の端面から外方に突出することはない。
(考案の効果) この考案によれば、ピン端子はその一端たとえ
ば上端において支持部材によつて支持されている
ので、回路基板に挿入する場合その支持部材をも
つて挿入することができ、挿入のための作業が簡
単にかつ確実に行なえる。さらに、もし浮き上が
りなどが生じても、ピン端子の一端たとえば上端
とその近傍に配置された導体たとえばシールド板
との接触の危険性は、支持部材によつて回避され
る。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は、図面を参照して行なう以下の実施例
の詳細な説明から一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視図
である。電子チユーナ100は回路基板10を含
み、この回路基板10にはその主面を貫通する透
孔12,12,…が幅方向のほぼ中央にかつその
長手方向に1列に形成される。この回路基板10
には、チユーナとして必要な電気回路たとえば同
調回路や局発回路などを構成するコンポーネント
が組み立てられる。
回路基板10の上方にはピン端子連20が配置
され、このピン端子連20では、たとえば合成樹
脂などの絶縁物からなる支持部材22に支持され
た複数の端子ないしピン端子24,24,…を含
む。これらピン端子24は、後述のように、回路
基板10の透孔12の対応のものに挿通される。
回路基板10の下方には、筒状コンデンサ連3
0が配置され、この筒状コンデンサ連30は帯状
の金属板32に、その長手方向に配列されて支持
された筒状コンデンサ38,38,…を含む。そ
して、この筒状コンデンサ38の中空部に、後述
のように、回路基板10の透孔12を挿通したピ
ン24が挿通される。
外装ケース40は、たとえば金属板などの導電
材料からなり、その下面が開口された中空立方体
形状とされ、その長手方向両端のそれぞれの側面
の下端縁には、孔42aおよび42bが形成され
るとともに、爪44が形成される。この孔42a
および42bには、後述のように、金属板32の
それぞれの脚34aおよび34bに形成された突
起36aおよび36bが係合され得る。爪44は
電子チユーナ100を親基板(図示せず)に取り
付けたときの受け部として機能する。また、外装
ケース40の側面の一部に3辺を切り抜いて爪4
6が形成され、この爪46をケースの内側へ曲げ
ることにより、回路基板10を固定する。
第2図はピン端子連を詳細に示す図であり、第
2図Aはピン端子フレームの正面図、第2図Bは
その右側面図、第2図Cは支持部材の正面図であ
る。ここで、第2図〜第4図を参照して、ピン端
子連20について詳しく説明する。ピン端子2
4,24,…は、第2図Aおよび第2図Bに示す
ように、フレーム26によつて一連のピン端子フ
レームとして準備される。このようにフレーム2
6によつて連結されたピン端子24を形成するた
めには、たとえばアルミニウムなどの金属の薄板
を第2図Aに示す形状に打ち抜く。このとき、ピ
ン端子24とフレーム26との連結部分にはノツ
チ26aを形成しておく。ピン端子24の幅方向
側端には第4図からよくわかるように、爪24a
が形成されている。一方、支持部材22はたとえ
ば合成樹脂の成型によつて、第2図Cに示すよう
に、長手のプレート状のものとして形成され、そ
の長手方向にはその主面を貫通する複数の透孔2
8,28,…が形成される。そして、それぞれの
透孔28の上端部分は径大の段差部28aとして
形成される。この段差部28aは支持部材22の
それぞれの透孔28に対応のピン端子24が挿入
されるときストツパとして働く。
ピン端子フレームのそれぞれのピン端子24を
支持部材22のそれぞれ対応の透孔28に挿入な
いし圧入する。このとき、段差部28aによつて
ピン端子24の上端の幅広部が係止される。ま
た、爪24aは透孔28に挿入されたピン端子2
4の抜け止めとして作用する。この状態で第3図
に示すように、フレーム26をノツチ26aの部
分で揺動させる。そうすると、フレーム26がそ
れぞれのピン端子24から切り離され、それぞれ
のピン端子24が独立する。その状態が第4図に
示される。このようにして、ピン端子連20が作
られる。
つぎに、第5図〜第7図を参照して、筒状コン
デンサ連30について説明する。筒状コンデンサ
連30は金属板32を含み、金属板32は、たと
えば銅などの薄板からなり、平板部とその平板部
の長手方向両端から下方に台形状に延びる脚34
aおよび34bを含む。この脚34aおよび34
bには、それぞれ、係合突起36aおよび36b
が形成され、この係合突起36aおよび36b
は、外装ケース40の孔42aおよび42b(第
1図)に嵌り合う。平板部には、その長手方向に
配列されて複数の透孔32a,32a,…(第5
図)が形成される。
筒状コンデンサ38は、第7図からよくわかる
ように、たとえばセラミツクなどの誘電体材料に
よつて形成され、径大部と径小部とを含む。径大
部の外面には電極38aが、そして中空部の内面
には電極38bがそれぞれ形成され、これら電極
38aおよび38bによつて、それらの間に存在
する誘電体と協働して、コンデンサを形成する。
筒状コンデンサ38の径小部が上述の透孔32a
に挿入される。
まず、はんだリング37が筒状コンデンサ38
の径小部に嵌め込まれた状態で、筒状コンデンサ
38の径小部が金属板32の透孔32aに挿入さ
れる。そして、その状態で、たとえばオーブンに
よつて加熱する。このとき、筒状コンデンサ38
が浮き上がらないように、適宜の押え(図示せ
ず)が利用される。加熱によつてはんだリング3
7が溶融し、第7図に示すように、金属板32の
平板部のそれぞれの透孔32aに筒状コンデンサ
38が電気的に接続されかつ機械的に固定され
る。第6図がこのようにして作られた筒状コンデ
ンサ連30を示し、第6図Aが平面図、第6図B
が正面図である。
第8図はチユーナ装置を組み立てに状態を示す
断面図解図である。まず、先に説明したように、
第2図〜第4図で示すピン端子連20を準備し、
かつ第5図〜第7図で示す金属板32を準備す
る。そして、回路基板10の透孔12のそれぞれ
にピン端子連20の対応のピン端子24を挿入
し、必要に応じてシールド板(図示せず)などと
仮固定する。この段階でリフローはんだによつて
はんだ付する。つぎに、回路基板10を外装ケー
ス40の爪46によつて固定し、次いで金属板3
2をその係合部36aおよび36bによつて外装
ケースの透孔42aおよび42bに仮固定する。
このとき、先に回路基板10に取り付けられたピ
ン端子連20のピン端子24が各筒状コンデンサ
38の中空部を挿通するようにされることは勿論
である。このように全体を仮固定した後、もう一
度はんだ付によつてそれぞれの部分を電気的に接
続しかつ機械的に固定する。このようにして、組
み立てられた状態の要部断面図が第9図に示され
る。この第9図からよくわかるように、ピン端子
24は、回路基板10の透孔12および筒状コン
デンサ38の中空部をそのピン端子24の長さ方
向に挿通される。したがつて、従来のようなL字
型ピン端子のような複雑な形状ないし構造のピン
端子を用いる必要がなく、この実施例によれば、
組立工程が単純化されるばかりでなく、従来のよ
うな副基板を用いる必要がないので、その構造が
コンパクトなものとなる。
さらに、この実施例において、第9図に示すよ
うにピン端子24の近傍に導体たとえばシールド
板50が取り付けられても、ピン端子24とシー
ルド板50との接触ないし短絡事故は生じない。
すなわち、ピン端子24の上端は支持部材22の
上端面より下方に下がつているため、シールド板
50は、支持部材22と接触することがあつて
も、ピン端子24と接触することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す分解斜視図
である。第2図はピン端子連の分解図であり、第
2図Aがピン端子フレームの正面図、第2図Bは
その右側面図、第2図Cは透孔が形成された支持
部材の正面図を、それぞれ示す。第3図はフレー
ムとピン端子とを切り離す工程を示す断面図解図
である。第4図はピン端子連として完成された状
態の要部断面図解図である。第5図〜第7図は金
属板に筒状コンデンサ取り付けて筒状コンデンサ
連を作る工程を示す図であり、第5図はその分解
正面図であり、第6図Aは完成された状態の平面
図を、第6図Bがその正面図を示し、第7図は完
成された状態の要部断面図解図である。第8図は
チユーナ装置を組み立てた状態を示す断面図解図
である。第9図はチユーナ装置を組み立てた状態
の要部断面図解図である。 図において、10は回路基板、12は透孔、2
0はピン端子連、22は支持部材、24はピン端
子、30は筒状コンデンサ連、32は金属板、3
8は筒状コンデンサ、40は外装ケース、50は
シールド板を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 その主面を貫通する複数の透孔が形成された回
    路基板と、前記回路基板の主面に直交する方向に
    前記透孔に挿入される複数のピン端子とを含むチ
    ユーナ装置であつて、 前記複数のピン端子をその一端で保持するため
    のかつ絶縁物からなる支持部材を備え、 前記支持部材に支持された前記ピン端子の一端
    は前記支持部材の端面よりピン端子の他端側に位
    置し、それによつて前記支持部材の端面の近傍に
    導体が配置されても前記ピン端子の一端と前記導
    体との接触が回避されることを特徴とする、チユ
    ーナ装置。
JP11780484U 1984-07-30 1984-07-30 チユ−ナ装置 Granted JPS6133533U (ja)

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JP11780484U JPS6133533U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 チユ−ナ装置

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JP11780484U JPS6133533U (ja) 1984-07-30 1984-07-30 チユ−ナ装置

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JPS6133533U JPS6133533U (ja) 1986-02-28
JPH0317484Y2 true JPH0317484Y2 (ja) 1991-04-12

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