JPS6318183Y2 - - Google Patents

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JPS6318183Y2
JPS6318183Y2 JP19850882U JP19850882U JPS6318183Y2 JP S6318183 Y2 JPS6318183 Y2 JP S6318183Y2 JP 19850882 U JP19850882 U JP 19850882U JP 19850882 U JP19850882 U JP 19850882U JP S6318183 Y2 JPS6318183 Y2 JP S6318183Y2
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opening
tuner case
tuner
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penetrating part
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JP19850882U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はアンテナ端子の如き貫通部品を取付け
たチユーナケース装置に関し、特に、上記貫通部
品の固定強度を充分に得ることができるチユーナ
ケース装置に関する。
〔背景技術とその問題点〕
テレビジヨン・チユーナ回路の如き高周波回路
は、その回路構成部品を実装したプリント基板を
テレビジヨン受像機等の機器本体内に装着して用
いられるが、これら高周波回路は周辺の回路から
静電的または電磁的な干渉を受けると発振等を起
こして不安定になるため、導電金属により形成さ
れ外部から静電誘導を受けたり外部に静電誘導作
用を及ぼしたりしないように遮蔽するチユーナケ
ース内に収納して用いられている。
ところで、このようなチユーナケースにあつて
は、このチユーナケース内に収納されるチユーナ
回路に外部からの信号を伝達するための貫通部
品、例えばアンテナ端子等を設ける必要があり、
従来、これら貫通部品はチユーナケースの一側面
に設けられる開口部に挿入され、例えばこの開口
部をカシメることによつて取付け固定されてい
る。
すなわち、従来のチユーナケース装置を図面に
従つて説明すると、従来のチユーナケース装置は
第1図及び第2図に示すようにチユーナケース1
01の一側面101aに矩形の開口部102を設
け、この開口部102内にアンテナ端子の如き貫
通部品103が挿入されている。そして、上記開
口部102と隣接してスリツト104が設けら
れ、このスリツト104と開口部102間に形成
されるカシメ片105を治具を用いて第2図に示
すようにカシメることによつて、上記貫通部品1
03を第2図中A方向に挿し付けて固定してい
る。
しかしながら、このような従来のチユーナケー
ス装置にあつては、上記貫通部品103に対する
接触面積が上記開口部102の周縁のみであるた
めに、例えば上記貫通部品103に第2図中B方
向のガタツキが生ずる等、貫通部品103の取付
けに充分な固定強度を得ることが困難である。
この場合、上記開口部102の周縁の上記接触
面積を増すために、チユーナケース101の板厚
を厚くすることも考えられるが、肉厚金属板を用
いるために材料費が嵩み、加工が面倒であり、チ
ユーナケース装置の重量も増加する等の欠点があ
る。
〔考案の目的〕
そこで本発明は、上述の従来のものの有する欠
点を解消するために提案されたものであり、薄い
板厚のチユーナケースを用いてもアンテナ端子の
如き貫通端子を充分な固定強度で取付けることが
可能なチユーナケース装置を提供することを目的
とする。
〔考案の概要〕
上述した目的を達成するために、本考案は、チ
ユーナケースの一側面に略矩形状の開口部を穿設
し、この開口部に断面略矩形状の貫通部品を挿入
し、上記開口部の対向する両端辺にて上記貫通部
品を挾み付け固定し、上記両端辺と略直交して対
向する他の両端辺の一部を貫通部品の挿入方向に
突出させて上記貫通部品表面と対接させて支持し
てなるものである。
〔実施例〕
以下、本考案をテレビジヨンチユーナ装置のチ
ユーナケース装置に適用した一実施例について図
面に従つて説明する。
本考案によるチユーナケース装置は、第3図に
示すように、チユーナ回路を構成する回路構成部
品3を配設した回路構成部品実装面2aと銅箔等
により配線パターンが形成される配線パターン形
成面2bとからなるプリント基板2を比較的肉薄
の導電金属製のチユーナケース1に取付けて構成
されている。そして、このプリント基板2にはチ
ユーナ回路として複数の、例えば2種類の高周波
回路が形成されており、これら各高周波回路間の
静電的な干渉を防止するために、シールド板4が
チユーナケース1に対向して形成される一対の溝
状の凹部5,5に嵌合して上記プリント基板2に
直立するように設けられている。このシールド板
4は、プリント基板2に配設される回路構成部品
3の半田デイツプの際に同時にチユーナケース1
に半田付けされるものであるが、このとき、上記
シールド板4の両端に設けた脚片6と上記チユー
ナケース1の凹部5との間隙に毛細管現象により
溶融半田が吸い上げられ、これらシールド板4と
チユーナケース1間の半田付けによる接続が上記
シールド板4の脚片6のかなり上方まで及んで確
実なものとなり、充分にシールド効果を得ること
ができるようになつている。
さらに、上記チユーナケース1の一側面1aに
はアンテナで受信した信号を上記チユーナ回路を
形成したプリント基板2に供給するアンテナ端子
7や、他の電子回路装置との接続を図るためのピ
ンジヤツク8が取付け固定されている。
このアンテナ端子7は、第4図及び第5図に示
すように、断面矩形状の端子本体71と一対の端
子ピン72,72からなり、さらに上記端子本体
71は、後述するチユーナケース1の開口部と略
同一寸法を有する基端部73と、チユーナケース
1の外方に突出して臨み上記基端部73よりも厚
み方向、すなわち第5図中Y方向に段差Hを有し
て若干大きく形成される露出頭部74から構成さ
れている。そして、この露出頭部74と接して基
端部73の両側面73a,73bには係止溝7
5,76が設けられている。
一方、上記チユーナケース1の一側面1aに
は、上記アンテナ端子7の基端部73を挿入する
ために、第6図中Y方向にこの基端部73の厚さ
Dと略同一の開口径dを有し、X方向に上記基端
部73の幅Wより若干大きな開口径wを有する矩
形状の開口部9が設けられている。さらに、上記
開口部9の長手方向(X方向)に隣接してスリツ
ト10が設けられ、このスリツト10と開口部9
の間に短冊状のカシメ片11が形成されている。
また、上記開口部9のY方向に対向する一対の端
辺9a,9bの一部を例えば打ち出し加工により
アンテナ端子7の挿入方向(矢印Z方向)のケー
ス外方に向かつて突出し、緩み止め部12,13
が形成されている。この緩み止め部12,13は
それぞれ各端辺9a,9bの中央部付近に形成さ
れ、上記緩み止め部12,13の両端には打ち出
しの施されていない未打ち出し部21が略同一幅
に残されている。さらに、この緩み止め部12,
13の先端12a,13aは打ち出しによる折曲
のため、上記各端辺9a,9bと段差hを有し、
この段差hは先に述べたアンテナ端子7の端子本
体71の段差Hと略等しくなされている。
このように形成される開口部9にアンテナ端子
7を基端部73側から挿入して、図示しない治具
を用いて上記カシメ片11を第8図に示すように
カシメることによりX方向に対向する一対の端辺
9c,9dにて上記アンテナ端子7をチユーナケ
ース1に固定している。このとき、上記アンテナ
端子7の側面73bに設けた一方の係止溝75に
上記開口部9の端辺9cすなわちカシメ片11の
側辺が食い込み、また、他方の係止溝76に端辺
9dが食い込んで上記アンテナ端子7の第8図中
X方向のガタツキが規制されて固定されている。
また、端子本体71の露出頭部74の側面74
a,74bには、第9図に示すように上記緩み止
め部12,13の先端12a,13bがそれぞれ
対接し、また、上記基端部73の側面73c,7
3dには上記開口部9の未打ち出し部21の先端
21aが対接して上記アンテナ端子7のY方向の
ガタツキを防止している。
また、上記アンテナ端子7のカシメによる固定
時に、上記アンテナ端子7を上記開口部9に設け
られる緩み止め部12,13及び未打ち出し部2
1によつてカシメ前にガタツキを防止して支持す
ることができ、上記カシメ作業が非常に円滑なも
のとなる。
さらに、従来は、アンテナ端子7を安定に固定
するために接触面積を増すべくチユーナケースを
肉厚に形成せざるを得なかつたが、上述のように
緩み止め部12,13を設けることによりチユー
ナケース1を肉薄にしても充分安定して保持する
ことができ、製造コストを低減することが可能と
なつている。
一方、上記ピンジヤツク8は、第10図及び第
11図に示すように円筒状のジヤツク本体81
と、このジヤツク本体81より若干小径に形成さ
れる基端部82からなり、この基端部82をチユ
ーナケース1の一側面に上記基端部82と略同一
径に設けられる開口14に挿入して半田付け固定
されている。このとき、上記ピンジヤツク8は、
上記開口14の周縁に対向して臨むようにチユー
ナケース1に打ち出し形成される一対の係止片1
5,15によつて保持され、この状態でプリント
基板2の配線パターン形成面2bに半田デイツプ
を施すことにより接続ピン83が接続されるとと
もに半田付け固定なされる。
また、上記チユーナケース1の他の一側面1b
には、上記プリント基板2に形成されるチユーナ
回路に外部から制御電圧等を印加するための複数
の、例えば5本の貫通端子16が上記回路構成部
品実装面2aに臨むように絶縁体17を介して挿
入されている。この貫通端子16の一端部16a
は、曲折されてプリント基板2に設けられる端子
取付孔18に挿入され、プリント基板2の配線パ
ターン形成面2bに設けられる接続用ランド部と
半田付けにより接続導通が図られている。
そして、上記チユーナケース1は上部蓋体19
と底部蓋体20によつて閉成され、外部とのシー
ルドが図られている。
このように、上記実施例においては、チユーナ
ケース1の開口部9の上下に対向する両端辺9
a,9bに緩み止め部12,13を設け、この緩
み止め部12,13の先端12a,13aをアン
テナ端子7に対接して支持することにより、上記
アンテナ端子7のチユーナケース1に対する取付
け強度を非常に増大することができ、確実に固定
することが可能となつている。
さらに、上記実施例においては、ピンジヤツク
8をチユーナケース1の開口部14に係止片15
を介して仮保持しておき、プリント基板2に配設
される回路構成部品3の接続のための半田デイツ
プ時に同時に半田付け固定することができ、上記
ピンジヤツク8の固定作業が非常に容易なものと
なつている。
〔考案の効果〕
上述した実施例の説明からも明らかなように、
本考案においては、アンテナ端子の如き貫通部品
を充分な固定強度でチユーナケースに取付けるこ
とが可能となつている。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例を示す要部外観斜視
図であり、第1図はカシメ前の状態、第2図はカ
シメ後の状態をそれぞれ示す。第3図は本考案を
適用したチユーナケース装置の一部切欠外観斜視
図、第4図はアンテナ端子の拡大平面図、第5図
は同じく拡大側面図、第6図はチユーナケースに
設けられるアンテナ端子の挿入のための開口部の
拡大平面図、第7図は第6図E−E線における縦
断面図、第8図はアンテナ端子の取付け状態を示
す拡大平面図、第9図は第8図F−F線における
縦断面図、第10図はピンジヤツクの取付け状態
を示す拡大平面図、第11図は第10図G−G線
における縦断面図である。 1……チユーナケース、7……アンテナ端子
(貫通部品)、9……開口部、12,13……緩み
止め部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チユーナケースの一側面に略矩形状の開口部を
    穿設し、この開口部に断面略矩形状の貫通部品を
    挿入し、上記開口部の対向する両端辺にて上記貫
    通部品を挾み付け固定し、上記両端辺の対向する
    方向と略直交して対向する他の両端辺の一部を貫
    通部品の挿入方向に突出させて上記貫通部品表面
    と対接させて支持することを特徴とするチユーナ
    ケース装置。
JP19850882U 1982-12-29 1982-12-29 チユ−ナケ−ス装置 Granted JPS59106238U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19850882U JPS59106238U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 チユ−ナケ−ス装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP19850882U JPS59106238U (ja) 1982-12-29 1982-12-29 チユ−ナケ−ス装置

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Publication Number Publication Date
JPS59106238U JPS59106238U (ja) 1984-07-17
JPS6318183Y2 true JPS6318183Y2 (ja) 1988-05-23

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