JPH051432U - 電気調理器 - Google Patents
電気調理器Info
- Publication number
- JPH051432U JPH051432U JP5306391U JP5306391U JPH051432U JP H051432 U JPH051432 U JP H051432U JP 5306391 U JP5306391 U JP 5306391U JP 5306391 U JP5306391 U JP 5306391U JP H051432 U JPH051432 U JP H051432U
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- heater
- container
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 本体容器6内に水受け容器9を着脱自在に収
容し、その上部に蓋体18をヒンジ4を介して開閉自在
に取付け、水受け容器9に穿設された透孔11を貫通し
て本体ヒーター13を前記本体容器6の背面のヒーター
プラグ8に着脱可能に取付け、前記蓋体18内にも蓋ヒ
ーター22を配置し、ヒーター13,22に対する通電
を制御するタイマー7を本体容器6の前面に設ける。 【効果】 被調理物をヒーター13,22により上下か
ら同時に加熱する形式の電気調理器であり且つ、本体容
器6の前面にタイマー7が設けられて操作性が良好であ
り、本体ヒーター13を着脱可能とすることにより水受
け容器9の洗浄が可能である。
容し、その上部に蓋体18をヒンジ4を介して開閉自在
に取付け、水受け容器9に穿設された透孔11を貫通し
て本体ヒーター13を前記本体容器6の背面のヒーター
プラグ8に着脱可能に取付け、前記蓋体18内にも蓋ヒ
ーター22を配置し、ヒーター13,22に対する通電
を制御するタイマー7を本体容器6の前面に設ける。 【効果】 被調理物をヒーター13,22により上下か
ら同時に加熱する形式の電気調理器であり且つ、本体容
器6の前面にタイマー7が設けられて操作性が良好であ
り、本体ヒーター13を着脱可能とすることにより水受
け容器9の洗浄が可能である。
Description
【0001】
本発明は魚焼き器などの電気調理器に関するものである。
【0002】 一般にこの種の電気調理器においては、その内部に魚などの被調理物を載置し て加熱し、調理するものであるので、調理の際の煙や臭気が外部に放出されない ものであることが望ましく、またその内部が煙や油で汚れ易いため、容易に洗浄 できるものであることが要求される。
【0003】
従来この種の電気調理器としては、本体と蓋体とをヒンジを介して開閉自在に 取付け、その内部にヒーターを設け、本体内に載置されたグリルに魚などの被調 理物を載置して蓋体で密閉し、前記ヒーターに通電して、被調理物を加熱して調 理するものが知られている。
【0004】 その一例として、実開昭61−67634号公報に記載されたものが知られて いる。このものはベース上に本体容器を載置し、ベースの背部に取付けられたヒ ーターが、本体容器の背面の長孔を貫通して本体容器内に挿入されており、本体 容器を前方に引抜くことによりヒーターが長孔を通過し、本体容器が取外されて 洗浄することができるようになっている。
【0005】 また他の構造としては、特公昭59−49005号や実公昭49−31980 号公報に示されるように、蓋体に設けられたヒーターのみによって上部からのみ 加熱する形式のものも知られている。
【0006】
ところでこの種の電気調理器においては、被調理物が上下から均等に加熱され て一度に焼けるものが好ましい。
【0007】 また被調理物の種類や大きさなどによって加熱時間が異るので、タイマーによ ってヒーターへの通電時間を制御することが望まれている。
【0008】 前記従来の電気調理器において、特公昭59−49005号及び実公昭49− 31980号公報に示されたものは、被調理物は上方からのみ加熱される形式の ものであり、全体を均等に焼くためには途中で被調理物をひっくりかえす必要が あるものであって、好ましくない。
【0009】 その点実開昭61−67634号公報に示されたものは、被調理物を上下から 同時に加熱する形式であり、全体に亙って均等に加熱されるものであって、より 好ましい調理ができる。
【0010】 ところがこの構造においては、ヒーターに通電する時間を制御するためのタイ マーを取付けるのが困難である。
【0011】 タイマーはその機能上、本体容器の正面中央部に設けるのが好ましいのである が、そのような位置に取付けると、タイマーに接続されたコードが本体容器の内 部に露出することになり、ヒーターの熱でコードが焼損したり、水や油でショー トする恐れがある。
【0012】 ベースの把手部にタイマーを取付けることによりこのような問題を回避するこ とはできるが、タイマーの使い勝手が悪くなる。
【0013】 またヒーターは被調理物を広範囲に亙って均等に加熱するために、幅広い形状 に屈曲させる必要があるが、本体容器をベースから着脱するためには、この幅の 広いヒーターを通過させるために、長孔の長さを充分に長いものとしなければな らず、その長孔から煙や臭気が漏出する恐れがある。
【0014】 前記公報に示されたものにおいては、この長孔は使用時には塞ぎ板により塞が れるようになってはいるが、大きな長孔を確実に閉塞するのは困難であり、僅か な歪みから煙や臭気は漏出する。
【0015】 前記特公昭59−49005号公報に記載された考案においては、本体容器内 に水受け容器が収容され、本体容器の前面にタイマーが取付けられている。この 構造において水受け容器内にヒーターを設けることができれば、被加熱物を上下 から均等に加熱することが可能となり、且つタイマーのコードは本体容器と水受 け容器との間の間隙を通すことができるので、焼損やショートの恐れがなく、優 れた電気調理器となる。
【0016】 しかしながらこの構造で水受け容器内にヒーターを設けた場合には、水受け容 器を洗浄するために上方に外そうとするとヒーターが邪魔になり、また前方に外 すには本体容器が邪魔になって、水受け容器のみを外して洗浄することができな いのである。
【0017】 また本体容器と水受け容器とを一体として、実開昭61−67634号公報に 示されたような構造により前方に引抜いて外すことは可能であるが、その着脱の 都度タイマーのコードをヒーターの回路に確実に着脱する機構を設けなければな らず、機構が極めて複雑になる。
【0018】 従って前記特公昭59−49005号公報の構造においては、水受け容器内に ヒーターを設けることは極めて困難であり、この構造のものでは上部のヒーター のみにより調理する形式とならざるを得なかったのである。
【0019】 このように従来各種の電気調理器が提案されているが、上下から加熱する形式 のものにおいてはタイマーを取付けることが困難であり、またタイマーを本体前 面の好ましい位置に設けたものにおいては、上部からの加熱のみにより調理する 形式を取らざるを得なかったのである。
【0020】 本考案はかかる事情に鑑みなされたものであって、被調理物を上下から加熱し て調理する形式のものであって、且つ前面中央にタイマーを設けた、新規な電気 調理器を提供することを目的とするものである。
【0021】
而して本考案は、上部が開放された箱状の本体容器と、該本体内に着脱自在に 収容された上部が開放された水受け容器と、当該本体容器及び水受け容器の上部 にヒンジを介して開閉自在に取付けられた蓋体と、前記本体容器の背面に設けら れたヒータープラグと、前記水受け容器内に配置され当該水受け容器の壁面に穿 設された透孔を貫通して前記ヒータープラグに着脱可能に取付けられる本体ヒー ターと、前記蓋体内に配置された蓋ヒーターとを有し、前記本体ヒーター及び蓋 ヒーターに対する通電を制御するタイマーを前記本体容器の前面に設けたことを 特徴とするものである。
【0022】
以下本考案の実施例を図面に従って説明する。図1及び図2は本考案の電気調 理器1の一実施例を示すものである。
【0023】 電気調理器1は本体2と蓋3とよりなっており、この本体2と蓋3とは背部の ヒンジ4により開閉自在に取付けられている。
【0024】 本体2はベース5上に本体容器6が取付けられている。該本体容器6の前面に はタイマー7が取付けられており、また背部にはヒータープラグ8が取付けられ ている。
【0025】 そして本体容器6内には水受け容器9が収容されている。該水受け容器9はそ の外周縁部において前記本体容器6に支持され、本体容器6内面との間に若干の 空隙10をおいて保持されている。
【0026】 水受け容器9の背部には前記本体容器6のヒータープラグ8に対向する位置に 透孔11が穿設されている。そして前記本体容器6におけるヒータープラグ8の 下部には支持板12が止着され、該支持板12は本体容器6内面から前方に突出 し、水受け容器9の透孔11の下縁に臨んでいる。
【0027】 13は本体ヒーターである。該本体ヒーター13は、シーズヒーター14を水 受け容器9内の広い範囲を網羅するように適宜の形状に屈曲したものであって、 そのシーズヒーター14の両端はガイシ15に固定され、コネクターピン16に 接続されている。
【0028】 17は被調理物を載置する焼き網であって、水受け容器9内の適宜の高さに支 持されている。
【0029】 蓋3は、前記本体容器6及び水受け容器9の上部を覆う蓋体18が、ヒンジ4 を介して本体容器6に対して開閉自在に支持されている。その蓋体18の前上部 には覗き窓19が形成されており、背部にはヒータープラグ20が取付けられて いる。また蓋体18の上部には、電気調理器1内の空気を脱臭するための触媒2 1が取付けられている。
【0030】 22は蓋ヒーターであって、本体ヒーター13と同様にシーズヒーター14を 屈曲させてなり、その両端はガイシ15に固定され、ヒータープラグ20に結合 されるコネクターピンに接続されている。
【0031】 而して本体ヒーター13及び蓋ヒーター22に通電するための電気配線は、本 体容器6及び蓋体18の背部においてヒータープラグ8、20に接続されており 、当該配線とタイマー7とを接続するコードは、本体容器6と水受け容器9との 間の空隙10に配置されている。
【0032】
而して本考案においては、蓋3をヒンジ4を軸にして上方に回動し、本体2か ら開く。そして本体ヒーター13及び蓋ヒーター22のガイシ15をそれぞれヒ ータープラグ8,20に差込んで接続する。このとき図面の実施例においては、 本体ヒーター13のガイシ15が支持板12で支持され、本体ヒーター13は確 実に保持される。
【0033】 而して水受け容器9内に少量の水を張り、焼き網17を水受け容器9内に載置 する。当該焼き網17の上に魚などの被調理物を載置して、再度蓋3を閉じる。 そして本体ヒーター13及び蓋ヒーター22に通電すると共に、その通電時間を タイマー7で制御し、被調理物を上下両面からヒーター13,22で加熱して調 理する。
【0034】 調理後は蓋3を開いて焼き網17を取出し、本体ヒーター13のガイシ15を ヒータープラグ8から引抜いて取外す。そして水受け容器9を上方に引上げれば 本体容器6から取出すことができ、水受け容器9に付着した臭いや油を洗浄する ことができる。
【0035】 また蓋ヒーター22もガイシ15をヒータープラグ20から引抜いて取外すこ とにより、蓋体18の内面も清掃が容易である。
【0036】
本考案によれば、本体ヒーター13が水受け容器9に穿設された透孔11を貫 通して本体容器6に取付けられたヒータープラグ8に着脱自在に接続しているの で、本体ヒーター13に通電することにより被調理物を下方からも加熱すること ができると共に、本体ヒーター13を取外すことにより水受け容器9を本体容器 6に着脱することが可能となる。
【0037】 従って、水受け容器9を取外してそこに付着した臭いや油を洗浄することが容 易であると共に、本体容器6と水受け容器9との間の空隙10にタイマー7に接 続されたコードを配置することが可能となり、コードが焼損したりショートした りする恐れがなく、本体容器6の前面中央の最も操作し易い位置にタイマー7が 取付けられ、電気調理器1としての操作性が極めて良好となる。
【0038】 また水受け容器9に形成される透孔11は、ガイシ15が貫通し得るだけの小 さいものでよく、また本体ヒーター13を取付けた状態においてはその透孔11 はガイシ15で閉塞されるので、その透孔11から煙や臭気が外部に漏出するこ とがない。
【0039】 さらに前記実開昭61−67634号公報に示されたもののように水受け容器 9に本体ヒーター13の支持金具を植設する必要がないので、水受け容器9の洗 浄がより容易である。
【0040】 従って本考案によれば、従来の電気調理器においては極めて困難であった、両 面加熱式であり且つタイマー7を前面中央に配置した電気調理器1の形態を達成 することができたものであって、操作性がよく且つ両面を均等に焼くことができ る電気調理器となるのである。
【図1】 本考案の実施例の中央縦断面図
【図2】 同じ実施例の本体容器及び水受け容器を断面
で示した本体の正面図
で示した本体の正面図
1 電気調理器 4 ヒンジ 6 本体容器 7 タイマー 8 ヒータープラグ 9 水受け容器 11 透孔 13 本体ヒーター 18 蓋体 22 蓋ヒーター
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 上部が開放された箱状の本体容器(6)
と、該本体容器(6)内に着脱自在に収容された上部が
開放された水受け容器(9)と、当該本体容器(6)及
び水受け容器(9)の上部にヒンジ(4)を介して開閉
自在に取付けられた蓋体(18)と、前記本体容器
(6)の背面に設けられたヒータープラグ(8)と、前
記水受け容器(9)内に配置され当該水受け容器(9)
の壁面に穿設された透孔(11)を貫通して前記ヒータ
ープラグ(8)に着脱可能に取付けられる本体ヒーター
(13)と、前記蓋体(18)内に配置された蓋ヒータ
ー(22)とを有し、前記本体ヒーター(13)及び蓋
ヒーター(18)に対する通電を制御するタイマー
(7)を前記本体容器(6)の前面に設けたことを特徴
とする、電気調理器
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991053063U JP2562966Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 電気調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991053063U JP2562966Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 電気調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH051432U true JPH051432U (ja) | 1993-01-14 |
JP2562966Y2 JP2562966Y2 (ja) | 1998-02-16 |
Family
ID=12932383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991053063U Expired - Fee Related JP2562966Y2 (ja) | 1991-06-12 | 1991-06-12 | 電気調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2562966Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57121223U (ja) * | 1981-01-20 | 1982-07-28 |
-
1991
- 1991-06-12 JP JP1991053063U patent/JP2562966Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57121223U (ja) * | 1981-01-20 | 1982-07-28 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2562966Y2 (ja) | 1998-02-16 |
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Legal Events
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---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |