JPH0451288Y2 - - Google Patents

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JPH0451288Y2
JPH0451288Y2 JP20000286U JP20000286U JPH0451288Y2 JP H0451288 Y2 JPH0451288 Y2 JP H0451288Y2 JP 20000286 U JP20000286 U JP 20000286U JP 20000286 U JP20000286 U JP 20000286U JP H0451288 Y2 JPH0451288 Y2 JP H0451288Y2
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JP
Japan
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saucer
grill
frame member
attached
cooking
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JP20000286U
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JPS63108007U (ja
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はオーブントースター等の加熱調理器に
関するものである。
従来の技術 従来、この種の調理器は例えば第6図に示すよ
うに、調理庫を形成する略箱状の内筐体18の略
中央部に調理物を載置する焼き網19を備え、こ
の焼き網19の上方側と下方側に、両端を内筐体
18の両側壁に固定したヒータ20を備え、焼き
網19の上下両面から加熱調理する構成であつ
た。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記のような従来品は、焼き餅類の調
理を行なつた場合、調理物の上下からヒータによ
り直火で加熱を受けるため、急激な加熱となり、
餅内部に含まれる空気等が上方へ移動し、餅内部
と表皮の間に空気層が発生され、さらに加熱が進
むと表皮が破れて中身が露出したり、空気層の増
加による餅内部の空洞化が発生し、調理の出来栄
えは非常に悪いものであつた。
又、焼き網19はトースター用のため網を形成
する線材間の透き間が大きく、表皮を破つて露出
した餅内部が、焼き網から下側のヒータ20上に
落下して発火したり、炭化してこびりつき、危険
であると共に熱効率の低下にもつながるものであ
つた。
本考案は上記のような従来の問題点を解決する
もので、簡単な構成で従来の調理性能を低下させ
ることなく焼き餅等の調理が簡単かつ良好に行な
える加熱調理器を提供することを目的とするもの
である。
問題点を解決するための手段 本考案は上記問題点を解決するために、ヒータ
を備えた調理庫と、この調理庫内に収納され焼き
網を載置することのできる線材からなる枠部材
と、この枠部材に前記焼き網に替えて上端外周の
フランジ部を係合して装着される受皿と、この受
皿上に装着される押え網とを備え、前記受皿の上
端外周に設けた取付部に高さの異なる複数個の貫
通穴を設け、この貫通穴に挿入自在な挿入部を前
記押え網に設け、所望の高さ位置の貫通穴を選ん
で受皿に押え網を着脱自在に装着した加熱調理器
とした。
作 用 上記の構成により、焼き網上に載置される通常
の焼き網を取り外した後、受皿の上端外周のフラ
ンジ部を枠部材に係合させることにより受皿を枠
部材に収納するため、通常の焼き網の位置よりも
下方に受皿底面が位置するようになつた。従つ
て、受皿上に載せた調理物が下部ヒータに近づく
が、受皿によつて輻射熱から伝導熱へ変換される
ので、調理物への加熱が非常にソフトになり、さ
らに受皿に設けた取付部の複数個の貫通穴の内、
適宜選択した貫通穴へ挿入部を挿入して押え網を
装着することにより、餅等を焼くときの過剰な膨
張を防止し、良好な出来栄えに調理することがで
きる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図に基
づいて説明する。
1は調理庫をなす内筐体で、アルミ処理鋼板等
で略筐状に形成されている。2は上ヒータ、3は
下ヒータで、上下のヒータ2,3はそれぞれその
両端を内筐体1の両側面に固定されている。4は
上ヒータ2と下ヒータ3との中間位置に設けた枠
部材で、線材から成るロツド5を枠状にスポツト
溶接し、その両側端に板金等で形成した付属金具
6を配設して構成されている。7は内筐体1の両
側壁に設けた横長のスリツト穴で、付属金具6を
挿入係合することにより枠部材4を内筐体1内に
装着している。8は枠部材4に載置され調理物を
載せる焼き網である。9はアルミ処理鋼板等の板
金等で絞り加工された受皿で、上端外周にフラン
ジ部10が設けられている。この受皿9は前記焼
き網8を取り外した後に枠部材4に装着される。
11は絞り加工によつて形成された受皿9の周側
壁で、枠部材4の枠内部に嵌合し、フランジ部1
0が枠部材4と係合することにより、調理物収納
位置が前記焼き網8装着時よりも受皿装着時の方
が下方になる。12はフランジ部10に複数個設
けた爪状の取付部で、それぞれ複数個の貫通穴1
3が縦列して設けられている。14は受皿9の上
部に装着される押え網で、線材により縦横の網目
状に形成され、かつ前記貫通穴13に対応して線
材を突出することにより挿入部15を形成してい
る。挿入部15は線材の持つ弾性を利用して所望
の高さ位置の貫通穴13に挿入することにより、
押え網14を受皿9に保持している。16は調理
庫の前面開口部を開閉する扉で、枠部材4の付属
金具6とリンク金具17を回動自在に結合するこ
とにより、扉16の開閉操作と連動して枠部材4
が内筐体1内を前後に摺動する。
上記構成において平常装着されている焼き網8
を枠部材4から外して、受皿9を装着し、受皿に
餅を載せる。次に餅の高さに合わせて押え網14
の挿入部15を受皿9に設けた取付部12の複数
個の貫通穴13のうち適当な位置に挿入し、押え
網14を装着する。この時前述のように受皿9底
面は焼き網8装着時よりも下方に位置するため、
調理物は上ヒータ2から遠ざかり、下ヒータ3に
近づく。しかし、受皿9が遮熱板となり輻射熱か
ら伝導熱に変わることにより、調理物に対しては
ソフトな加熱状態となり、餅に対して最適な加熱
量となる。さらに押え網14によつて餅の異常な
膨張を制限するため、表皮の割れによる内部の露
出や、内部の空洞化を防止することができ、調理
の出来栄えが向上する。又、万一餅内部が露出し
ても受皿9上に流れるだけで、下ヒータ3に落ち
ることがなく、火災等の危険を防止できる。
考案の効果 本考案は上記のような構成をとつたので、平常
は焼き網が載置されている枠部材に焼き網に替え
て受皿を装着し、直火でなく受皿を介在した加熱
によりヒータからの加熱をソフトな加熱状態に
し、調理物の高さに応じて調整自在な押え網を装
着することにより焼き餅等、従来でき栄えに難点
のあつた調理も簡単に、でき栄え良く調理でき、
しかも調理物がヒータ上に落下しないので火災な
どの危険もなく安全でかつ調理性能を向上するこ
とができる等実用上大きな効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す加熱調理器の
斜視図、第2図は同加熱調理器の縦断面図、第3
図は枠部材と焼き網との分解斜視図、第4図は押
え網装着部の分解斜視図、第5図は第1図の要部
分解斜視図、第6図は従来の加熱調理器を示す斜
視図である。 1……内筐体、4……枠部材、8……焼き網、
9……受皿、12……取付部、13……貫通穴、
14……押え網、15……挿入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ヒータを備えた調理庫と、この調理庫内に収納
    され焼き網を載置することのできる線材からなる
    枠部材と、この枠部材に前記焼き網に替えて上端
    外周のスライド部を係合して装着される受皿と、
    この受皿上に装着される押え網とを備え、前記受
    皿の上端外周に設けた取付部に高さの異なる複数
    個の貫通穴を設け、この貫通穴に挿入自在な挿入
    部を前記押え網に設け、所望の高さ位置の貫通穴
    を選んで受皿に押え網を着脱自在に装着した加熱
    調理器。
JP20000286U 1986-12-29 1986-12-29 Expired JPH0451288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20000286U JPH0451288Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JP20000286U JPH0451288Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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Publication Number Publication Date
JPS63108007U JPS63108007U (ja) 1988-07-12
JPH0451288Y2 true JPH0451288Y2 (ja) 1992-12-03

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