JP3018728U - 魚焼き器 - Google Patents

魚焼き器

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JP3018728U
JP3018728U JP1995006223U JP622395U JP3018728U JP 3018728 U JP3018728 U JP 3018728U JP 1995006223 U JP1995006223 U JP 1995006223U JP 622395 U JP622395 U JP 622395U JP 3018728 U JP3018728 U JP 3018728U
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heat
fish
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skewer
heater
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武志 表
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構造で、家庭で手軽に使用することが
でき、食卓等で魚を立てかけた状態で美味しく焼くこと
ができるようにする。 【構成】 内壁が鏡面13になっている耐熱ケース12
と、耐熱ケース12に着脱自在で縦型のヒータ本体38
を持つヒータ装置34とから成る。耐熱ケース12の上
面に串14が貫通した状態の魚16を出し入れする開口
部18が設けられている。開口部18には、串14を立
てかけ、さらに串14が横転しないように、開口部18
の周縁部に、串14の上端付近を係止する凹部等の複数
の係合部20を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、川魚等を口を下にして立てた状態で加熱調理する魚焼き器に関す る。
【0002】
【従来の技術】
川魚は、串刺しにした状態で口を下に向けて立てて焼くと、水切れと油切れが よく、からりと香ばしく焼きあがるものであるが、従来家庭用で簡単にこのよう に魚を焼くことができる装置はなかった。また、特開昭51−19658号公報 には、魚を垂直にしたまま焼く大型の調理レンジが開示されている。これは、漁 船等に設置する厨房器具であり、耐熱ケースの内部に縦型のヒータと、内壁を覆 う反射板とを設けており、このヒータの放熱部分に串等で固定した魚等を口を下 にして保持し、ヒータの熱で焼くものである。また、このレンジは、串を垂直に 保持するために、耐熱ケースに串を立てるための透孔を設けており、その透孔に 固定するための凸部を有した専用の串を使用するものであった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術の調理用レンジの場合、客船、漁船等に設置する厨房器具であ るため、ヒータの上方に鍋を載せる構造を有する大がかりな据え置き式の調理器 具であった。また、専用の串を垂直に保持するための透孔や、内壁を覆う反射板 を設けたりして、複雑な構造になっていた。従って内部の掃除が面倒であり、重 量が重く、一般家庭で手軽に使用できるものではなかった。また串は、串を垂直 に保持する透孔に嵌合する専用の串を用意しなければならず、この点でも不便を 生じるものであった。
【0004】 この考案は、上記従来の問題点に鑑みて成されたものであり、簡単な構造で、 家庭で手軽に使用することができ、食卓等で魚を立てかけた状態で美味しく焼く ことができる魚焼き器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の魚焼き器は、内壁が鏡面になっている耐熱ケースと、耐熱ケースに 着脱自在で縦型のヒータ本体を持つヒータ装置とから成り、上記耐熱ケースの上 面に串が貫通した状態の魚を出し入れする開口部が設けられ、この開口部に上記 串が立てかけられるものである。さらに串が横転しないように、開口部の周縁部 には、串の上端付近を係止する凹部等の複数の係合部が設けられている魚焼き器 である。
【0006】
【作用】
この考案の魚焼き器は、串で貫通した魚を開口部から耐熱ケースの中に、口を 下にして縦にした状態で入れ、串の上端付近を開口部の周縁部分に設けられた係 合部に立てかけることにより、串が横転しないように魚を耐熱ケース内に保持す ることができる。そして電気でヒータを加熱し、ヒータの放射熱と、耐熱ケース 内壁の鏡面からの反射熱とにより、魚を両面から加熱調理するものであり、調理 中の魚の口や体表面から出た油分や水分は、下方に流れ受け皿で受ける。
【0007】
【実施例】
以下、この考案の一実施例について図面に基づいて説明する。この実施例の魚 焼き器10は、図1、図2に示すように、ステンレス製の立方体の耐熱ケース1 2を有し、耐熱ケース12の内壁13が、鏡面になっている。耐熱ケース12の 上面には、魚16を出し入れするための四角形の開口部18が2個設けられてい る。魚16は、垂直方向に保持できるように、耐熱ケース12の高さよりも長い 串14を、口から縦方向に貫通し、保持される。開口部18の周縁部分には串1 4の上端付近を係止する、複数の凹部から成る係合部20が設けられている。そ して耐熱ケース12の上面の一端部側には、開口部18の一側線に開口部18を 覆う蓋22が開閉自在に蝶番により取り付けられている。
【0008】 蓋22は、開口部18より少し大きい形で、かつ係合部20の凹部底面で囲ま れた四角形よりわずかに小さい形状に形成されている。これにより蓋22を開口 部18にかぶせたとき、蓋22と係合部20との間に間隙を生じ、係合部20に 串14が係止されていても蓋22に串14の端部がつかえることがない。
【0009】 耐熱ケース12の一側面には、細長い長方形をした透孔24が2個、耐熱ケー ス側面12の中央をはさんで左右対称に、かつその長軸が垂直方向を向くように 設けられている。そして耐熱ケース12の一側面の底辺近傍には、細長い長方形 で、耐熱ケース12の底辺より少し短い長辺と、適当な長さの短辺よりなり、そ の長辺が水平方向に設けられた受け皿挿入口26が設けられている。
【0010】 耐熱ケース12の内側底面には、耐熱ケース12の水平横断面とほぼ同じ形の 底面に形成され、受け皿挿入口26を通過できる形状の受け皿30が設けられて いる。受け皿30の受け皿挿入口26側に露出する側面には、取手28が設けら れ、受け皿30の中には、受け皿30の底面とほぼ同じ大きさで金属フレームで 縁どりされた金網32が敷かれている。
【0011】 そして、透孔24にはヒータ装置34が着脱自在に係止されている。ヒータ装 置34は、ヒータ制御部36とヒータ本体38と係止部40から成る。ヒータ制 御部36は、図3に示すように2個の透孔24の間隔より広い長辺を水平方向に もつ立方体の箱体で覆われており、その箱体の外側の一側面に、タイマ42と電 源コード差込み口45が接続されている。ヒータ制御部36は、タイマ42と電 源コード差込み口45とを有する面の反対側の面で、耐熱ケース12と接し、耐 熱ケース12と接する面の2つの透孔24に重なる部分に、ヒータ本体38が1 本づつ接続されている。ヒータ本体38は透孔24より細い管状のもので、ヒー タ制御部36と直角で水平方向に凹型を描いたような形に折り曲げられており、 その外形は透孔24を通ることが可能な大きさにおさめられている。また、ヒー タ制御部36とヒータ本体38の間に係止部40が1本づつ設けられている。係 止部40は、透孔24の短辺より少し短い短辺と透孔24の長辺より長く、耐熱 ケース12の高さよりは短い長辺からなる長方形の板でできており、透孔24に 対向するよう、ヒータ制御部の上面と下面とに直角にL字金具44で取り付けら れている。
【0012】 この実施例の魚焼き器の使用方法は、魚16を串14で背骨の方向に貫通して 固定し、これを開口部18から口を下にした状態で縦に入れ、ヒータ本体38に 触れないように串の下端を金網32に載せ、串14が横転しないように串の先端 付近を係合部20に立てかける。串14の下端は金網34の網目に支えられ、滑 って横転することはない。そして電源コード差し込み口45に電源コードを差し 込み、適当な時間をタイマ42でセットすることにより、ヒータ本体38が通電 され、ヒータ本体38が発熱して、ヒータ本体38の放射熱と、鏡面13に反射 して生じた反射熱とによって、魚の両面を均等に焼くことができる。魚を焼く時 、蓋22を閉じると耐熱ケース12の内部が早く加熱され、熱効率が良く、早く 焼きあげることができる。この時、魚から出た油や水は、金網32を通過して受 け皿30に溜る。受け皿30は調理終了後、取手28を使って耐熱ケース12か ら引き出して取り外し、金網32を取り除いて簡単に洗浄することができる。
【0013】 また、ヒータ装置34は、耐熱ケース12から簡単に取り外すことができ、ヒ ータ36及び耐熱ケース12の洗浄を容易に行なうことができる。取り外し方法 は、ヒータ制御部36を垂直方向に持ち上げ、係止部40の下端を透孔24から 取り出し、その状態でわずかに斜め下方にヒータ装置34を下げて係止部40の 上端を透孔24から抜き取る。そしてヒータ本体36、金網32、及び受け皿3 0をきれいに洗浄し、耐熱ケース12の内部もきれいに洗浄後、耐熱ケース12 に、ヒータ本体36、金網32、及び受け皿30を取り付ける。ヒータ装置34 の取り付け方法は、上記と逆に、透孔24にまずヒータ本体38を入れ、次に係 止部40の上端を透孔24の上方に差し込み、そのまま上に摺動させ、次に係止 部40の下端を透孔24に差し込み、透孔24の下縁部にヒータ制御部36が接 するまで下に摺動させて固定する。
【0014】 なお、この考案の魚焼き器は、耐熱ケース内壁の鏡面がステンレス製以外でも よく、またヒータを耐熱ケースに取り付ける機構は、上記実施例以外でもよい。 またヒータの数や形状は適宜設定できるものであり、耐熱ケースの形状や係合部 の数や形状もヒータにあわせて最も効率の良いものに設計すればよい。
【0015】
【考案の効果】
この考案の魚焼き器は魚の口を下にして立てて焼くので、からりと香ばしく焼 きあげことができる。さらに、電熱式でコンパクトであり、内壁が鏡であるので 構成が簡単であり、熱効率が良く、小さいヒータでも両面を均一に焼くことがで きる。従って家庭などで食卓上で手軽に使用でき、鮎などの川魚の焼きたてを一 度にたくさん提供することができる。また串は市販の串が利用できる上、構造が 簡単であり、容易に洗浄可能であり、清潔を保ことができる。さらに、着脱用の 部品を使わずに簡単に分解することができるため、掃除しやすいものであり、内 壁の鏡面をくもらせる汚れも落としやすいため手入れが容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例の魚焼き器の部分破断斜視
図である。
【図2】この実施例の魚焼き器の斜視図である。
【図3】この実施例のヒータ装置の斜視図である。
【図4】この実施例の使用状態を示す図2のA−A線断
面図である。
【符号の説明】
10 魚焼き器 12 耐熱ケース 13 鏡面 14 串 16 魚 18 開口部 20 係合部 34 ヒータ装置 38 ヒータ本体

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 串に貫通された魚を立てたまま加熱調理
    する魚焼き器において、内壁が鏡面になっている耐熱ケ
    ースと、上記耐熱ケースに着脱自在で垂直方向に放熱面
    を有するヒータ本体を備えたヒータ装置とから成り、上
    記耐熱ケースの上面に魚を出し入れするための開口部が
    設けらたことを特徴とする魚焼き器。
  2. 【請求項2】 上記開口部には魚を貫通している串が立
    てかけられ、上記開口部の周縁部に、上記串の上端付近
    を係止する複数の係合部が設けられたことを特徴とする
    請求項1記載の魚焼き器。
JP1995006223U 1995-05-29 1995-05-29 魚焼き器 Expired - Lifetime JP3018728U (ja)

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JP1995006223U JP3018728U (ja) 1995-05-29 1995-05-29 魚焼き器

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