JPH11276354A - 組込み式加熱調理装置 - Google Patents

組込み式加熱調理装置

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Publication number
JPH11276354A
JPH11276354A JP8690698A JP8690698A JPH11276354A JP H11276354 A JPH11276354 A JP H11276354A JP 8690698 A JP8690698 A JP 8690698A JP 8690698 A JP8690698 A JP 8690698A JP H11276354 A JPH11276354 A JP H11276354A
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JP
Japan
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roaster
built
main body
heating
cooking device
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Application number
JP8690698A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Shimomura
誠郎 下村
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロースター部における使用者の調理にかかる
手間を省く。 【解決手段】 組込み式加熱調理装置の本体21上面の
トッププレート22上に、前側の左右部に位置して電磁
調理用の加熱部28,29を設け、後側の右部に位置し
てヒータ調理用の加熱部30を設ける。本体21の後側
左部に位置して、上面に出入口24aを有し焼き魚調理
などを行うロースター部24を設ける。ロースター部2
4の前後両側部に夫々側面ヒータを設ける。出入口24
aを塞ぐ蓋40の下面側に、魚等の調理物をその焼き面
が側面ヒータ側を向くように起こした状態に保持する保
持具、及び受皿を設ける。これにて、調理物の両方の焼
き面を一度に加熱することができる。蓋40に、手掛部
41及び排煙口40aを設ける。本体21の前面に、大
形の操作パネル32を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体内に、魚や海
老,いか等の魚介類、肉などの調理物を焼くためのロー
スター部を有する組込み式加熱調理装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図9及び図10は、こ
の種の組込み式加熱調理装置の従来の構成を示してい
る。ここで、この加熱調理装置の本体1は、キッチンの
調理台Aに上方から組込まれる上ユニット2と、前方か
ら組込まれる下ユニット3とから構成されている。その
うち上ユニット2は、矩形箱状のケース2aの上面にト
ッププレート4を設けると共に、図示はしないが、その
内部に左右に位置して誘導加熱コイル、中央後部に位置
してコイルヒータを設けて構成される。これにて、前記
トッププレート4上には、左右に位置して電磁調理用の
加熱部5,6が設けられると共に、中央後部に位置して
ヒータ調理用の加熱部7が設けられるようになってい
る。
【0003】一方、前記下ユニット3は、矩形箱状のケ
ース3a内に、左側に位置してロースター部8を有する
と共に、前面右端側に位置して操作パネル9を備えて構
成されている。前記ロースター部8は、上部に例えば3
本のヒータ10を前後に並べて備え、その底部には、魚
等の調理物Fが載置される焼網11が受皿12により支
持されて収容されるようになっている。下ユニット3の
前面部にはそのロースター部8に対する出入口が設けら
れ、その出入口は扉13により開閉されるようになって
いる。
【0004】このとき、下ユニット3には、ロースター
部8の上部から後部に延びる排煙通路14が設けられ、
その排煙通路14は前記上ユニット2の後辺部に設けら
れた排煙通路15に連通されるようになっている。そし
て、上ユニット2の後辺部上面(トッププレート4の後
ろ側)には、その排煙通路15からの排煙(排気)を行
う排煙口16が設けられている。また、前記操作パネル
9には、前記各加熱部5,6,7及びロースター部8に
対するオン,オフや火力調整を行うための操作キー17
や火力表示部18等が設けられている。尚、この組込み
式加熱調理装置の本体1は、その幅,奥行き,高さ等の
寸法が、規格化されている。
【0005】しかしながら、上記従来のものでは、ロー
スター部8は、上部のヒータ10によって調理物Fを上
面から加熱する構成であり、例えば魚を焼く場合には、
片面を焼いた後、使用者が受皿12(焼網11)を引出
してその魚をひっくり返し、残りの片面を焼くものとな
っていた。このため、使用者にとって手間が掛かって使
いづらいものとなっていた。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、ロースター部における使用者の調理に
かかる手間を省くことができ、使いやすさの向上を図る
ことができる組込み式加熱調理装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の組込み式加熱調
理装置は、キッチンの調理台に組込まれる本体と、この
本体の上面に設けられたトッププレートと、このトップ
プレート上に載置された鍋等の加熱を行う複数の加熱部
と、前記本体内に前記トッププレートの下方に位置して
前記加熱部とは別途に設けられたロースター部と、この
ロースター部の両側部に設けられた側面ヒータと、前記
ロースター部内に出入可能に設けられ、魚等の調理物
を、その焼き面が側方を向くように起こした状態に保持
する保持具とを具備する構成に特徴を有する(請求項1
の発明)。
【0008】これによれば、ロースター部においては、
両側部に側面ヒータが設けられ、その内部に出し入れさ
れる保持具により、魚等の調理物は、その焼き面が側方
を向くように起こした状態に保持されるようになる。従
って、調理物の焼き面に対して両側面ヒータを夫々対向
させて加熱を行うことが可能となって、調理物の両側の
焼き面を一度に加熱することができるようになる。この
結果、使用者が調理物をひっくり返すといったことが不
要となる。
【0009】このとき、前記ロースター部を、蓋により
閉塞される出入口をトッププレートの上面部に有した構
成とすることができる(請求項2の発明)。これによれ
ば、トッププレートの上面部分からロースター部に体す
る調理物等の出し入れを行う構成となり、使用者は、腰
をかがめることなく楽な姿勢で出し入れの作業を行うこ
とができるようになる。また、本体の前面に、ロースタ
ー部の出入口を不要とすることができる。
【0010】また、前記ロースター部を、本体の後側に
位置して設けることができ(請求項3の発明)、これに
よれば、ロースター部に比べて使用頻度が高いと考えら
れる他の加熱部を前側に配置することができて、加熱部
を使いやすくすることができる。この場合、本体の後側
に、ロースター部に隣合って他の加熱部を設ける構成と
しても良く(請求項4の発明)、これにより、本体の後
側にロースター部及び加熱部を効率的に配置することが
でき、本体内のスペースを有効に利用することができ
る。
【0011】そして、前記保持具を、上下方向に延びる
主部に、その主部との間で調理物を倒れないように支え
るフック部を、上下方向に複数設ける構成としたり(請
求項5の発明)、あるいは、上下方向に延びる主部の両
側に、その主部との間で調理物を倒れないように支える
フック部を設けると共に、それらフック部の高さ位置を
夫々異ならせる構成とすることができる(請求項6の発
明)。
【0012】これらによれば、フック部によって、魚等
の調理物をその焼き面が側方を向くように起こした状態
に保持することが可能となり、また、そのフック部が上
下方向に複数設けられているので、一度に複数個の調理
物を加熱することができると共に、その際に、一の調理
物の焼き面に対して他の調理物が側面ヒータの熱のいわ
ば陰となることを防止することができる。
【0013】ところで、上記のようにロースター部の出
入口をトッププレートの上面部に有した構成としたもの
にあっては、本体の前面部に、全体的に位置して操作部
を設けることが可能となり(請求項7の発明)、これに
よれば、操作部を大きくして、使用者にとって見やすく
且つ操作しやすい構成とすることができる。
【0014】あるいは、本体の前面部に操作部を設ける
と共に、本体内にその操作部と隣り合って物品の収納室
を設けることもできる(請求項8の発明)。これによ
り、収納室に、調理用器具など調理用の小物を入れてお
くことができ、便利となると共に、スペースの有効利用
を図ることができる。
【0015】そして、蓋により閉塞される出入口をトッ
ププレートの上面部に有したロースター部にあっては、
その蓋の下面に保持具を設けることができる(請求項9
の発明)。これにより、蓋の開閉と一緒に保持具ひいて
は調理物をロースター部に出し入れすることができ、ロ
ースター部に対する調理物の出し入れの作業を容易とす
ることができる。
【0016】さらには、保持具の下部に、受皿が連結さ
れる構成としても良く(請求項10の発明)、これによ
り受皿の出し入れも容易となる。また、ロースター部の
出入口を閉塞する蓋に、排煙口を設けることができ(請
求項11の発明)、これにより、本体やトッププレート
に別途に排煙口を設ける必要がなくなり、省スペース化
を図ることができる。
【0017】ここで、側面ヒータと焼き面との対向方向
に例えば2個の調理物を並べて配置する場合、それら調
理物に相互に側面ヒータの熱のいわば陰となる焼き面が
生ずることになる。そこで、ロースター部の上部に、両
側面ヒータの間に位置して上部ヒータを設けるようにす
れば(請求項12の発明)、それらいわば陰となる焼き
面を上部ヒータにより加熱することが可能となり、全て
の焼き面を一度に加熱することができるようになる。
【0018】このとき、上部ヒータの最大加熱出力を、
側面ヒータの最大加熱出力よりも大きく構成することに
より(請求項13の発明)、焼き面と上部ヒータとの間
が大きく離れている場合でも、側面ヒータによる焼き面
と同様の加熱状態を得ることができ、上部ヒータを使用
する場合に適合するものとなる。
【0019】さらには、上部ヒータを設けたものにあっ
ては、側面ヒータ及び上部ヒータに対する通電の切換が
可能な構成とすることができる(請求項14の発明)。
これによれば、例えば上部ヒータ及び側面ヒータの双方
への通電と、側面ヒータのみへの通電とを切換えること
により、調理物の数や位置に応じた適切な加熱を行うこ
とが可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】(1)第1の実施例 以下、本発明の第1の実施例について、図1ないし図5
を参照しながら説明する。尚、この実施例は、請求項
1,2,3,4,5,6,7,9,10,11に対応し
ている。
【0021】図1は、本実施例に係る組込み式加熱調理
装置の本体21を、キッチンの調理台Aに組込んだ様子
を示している。この本体21は、全体として矩形箱状を
なすケースの上面開口部に、鍋等が載置される例えば耐
熱ガラス製のトッププレート22を配して構成されてい
る。尚、詳しく図示はしないが、この本体21は、調理
台Aに前方から組付けられる下ユニットと、上方から組
付けられる上ユニットとを結合して構成される。
【0022】また、前記トッププレート22は、本体2
1の上面全体を塞ぐような大きさに構成され、該本体2
1の上縁部にフレーム23を介して取付けられている。
そして、本実施例では、詳しくは後述するように、本体
21の後側左部に位置してロースター部24が設けられ
るようになっており、このトッププレート22の後側左
部のコーナー部には、そのロースター部24の出入口2
4aとなる横長矩形状(例えば幅寸法が400mm,奥行
き寸法が300mm)の開口部(切欠部)が形成されてい
る。
【0023】前記本体21内(トッププレート22の下
面側)には、図2に示すように、前側の左右部位に位置
して夫々誘導加熱コイルユニット25,26が設けられ
ている。これら誘導加熱コイルユニット25,26は、
例えばほぼ円板状をなす耐熱絶縁材製のコイル保持台上
に渦巻き状の誘導加熱コイルを配設して構成されてい
る。また、本体21内には、後側の右部つまり前記ロー
スター部24に隣合って位置してコイルヒータ27が設
けられている。
【0024】これにて、図1に示すように、前記トップ
プレート22上には、該トッププレート22上に載置さ
れた図示しない鍋等の加熱を行う複数の加熱部、つまり
前側の左右部に夫々位置する電磁調理用の加熱部28,
29と、後側の右部に位置するヒータ調理用の加熱部3
0とが設けられているのである。尚、ここでは、各加熱
部28,29,30の最大加熱出力が異なっており、例
えば、左側の加熱部28が3kW、右前部の加熱部29
が2kW、右後部の加熱部30が1.2kWとされてい
る。また、本体21内の前端部中央部には、トッププレ
ート22が高温となっているときにその旨を使用者に報
知するための高温注意ランプ31が、トッププレート2
2上から透視可能に設けられている。
【0025】そして、図1に示すように、前記本体21
の前面部には、大形の操作部たる操作パネル32がほぼ
全面に渡って設けられている。この操作パネル32に
は、前記各加熱部28,29,30及びロースター部2
4に対するオン,オフキー33、火力調整キー34、火
力表示部(インジケータ)35が設けられており、それ
らキー33,34及び火力表示部35は、左から順に、
加熱部28、ロースター部28、加熱部30、加熱部2
9に夫々対応して設けられている。
【0026】さて、前記ロースター部24について、図
3ないし図5も参照して述べる。上述のように、このロ
ースター部24は、本体21内の後側左部に位置して、
底部及び前後左右部を壁で囲まれた部屋状に構成されて
いる。このとき、ロースター部24は、前記上ユニット
と下ユニットとの双方に上下にまたがって、本体21の
ほぼ全体に渡る高さ(例えば高さ寸法が240mm)で設
けられている。
【0027】図2に示すように、このロースター部24
の両側部この場合前後の両内壁部には、夫々ヒータ支え
36を介して側面ヒータ37,37が配設されている。
これら側面ヒータ37,37は、例えばシーズヒータか
らなり、交互に上下にて折返された蛇行状に構成されて
いる。
【0028】そして、このロースター部24内には、図
3に示すように、魚等の調理物F(図5参照)を保持す
るための保持具38、及び、ロースター部24の底部に
配され前記調理物Fから出る脂等を受けるための受皿3
9が出し入れ可能に収容されるようになっている。ま
た、ロースター部24の上面の出入口24aは、蓋40
により着脱自在に塞がれるようになっている。
【0029】前記蓋40は、図1にも示すように、出入
口24aをピッタリ塞ぐような矩形板状をなし、その中
央部には、図4にも示すような手掛部41が形成されて
いる。この手掛部41は、図4に示すように、使用者が
手指を差入れるためのほぼ半球状の凹部の上部に、指を
引掛けて蓋40を上方に持上げるための棒状部分を、全
体がフラットとなるように左右方向に掛渡して構成され
ている。また、図1,図3に示すように、この蓋40の
板面には、複数個の排煙口40aが形成されている。
【0030】前記保持具38は、図3に示すように、例
えば複数本の金属製の線材を組合わせて構成され、主部
42、フック部43、受皿支持部44を一体的に有して
構成されている。そのうち主部42は、縦棒と横棒とか
ら、左右方向の幅が前記蓋40よりもやや小さい格子板
状に構成され、板面が前後方向つまり前記側面ヒータ3
7側を向くように上下に延びて設けられている。このと
き、主部42の上端部が前記蓋40の下面の前後方向中
間部に連結されて取付けられている。
【0031】そして、前記フック部43は、鉤状をな
し、前記主部42との間で調理物Fを倒れないように支
えるようになっておる、主部42の各縦棒から横方向に
並んで設けられる。本実施例では、フック部43は、主
部42の前後両面側において、上下に位置を異ならせな
がら各2か所ずついわば段違い状に合計4組が設けられ
ている。これにて、図5に示すように、魚等の調理物F
は、その焼き面が前後方向を向くつまり側面ヒータ37
に対向するように起こした状態に保持されるようになっ
ているのである。尚、調理物Fとして、図5(a)に
は、さんま,あじ等の丸身魚を示し、(b)には、しゃ
け,ぶり等の切身魚を示している。
【0032】さらに、主部42の下端部には、その左右
両端部の縦棒の下端部から前後に延びるようにして、受
皿支持部44が設けられている。このとき、前記受皿3
9は、浅底の矩形容器状をなし、その上端部には、全周
に渡って外側下方にカールするカール部39aを有して
いる。そして、前記受皿支持部44の前後両端部が受皿
39の前後両辺部分のカール部39aを係止することに
より、保持具38の下端に受皿39が着脱可能に連結さ
れるようになっているのである。これにより、保持具3
8及び受皿39は、蓋40と一体的にロースター部38
内に出し入れされるようになるのである。
【0033】次に、上記構成の作用について述べる。使
用者は、煮物や炒め物など鍋やフライパン等を用いた調
理を行いたい場合には、トッププレート22上に構成さ
れたいずれかの加熱部28,29,30に鍋等を乗せ、
操作パネル32のキー操作を行うことにより、加熱調理
を行うことができる。加熱部28,29,30は互いに
最大加熱出力が異なるので、それらを使い分けることが
でき、また、同時に複数の加熱部28,29,30にて
調理を行うこともできる。
【0034】このとき、前記操作パネル32は、本体2
1の前面の全体的に大形に設けられ、各キー33,34
や火力表示部35も大形に構成されているので、使用者
にとって見やすく使いやすいものとなっている。また、
ロースター部24を後側に配置して、火力が大きく使用
頻度が高い加熱部28,29を、トッププレート22の
前側に設けるようにしたので、使用者にとっては、それ
ら加熱部28,29が使いやすいものとなっている。
【0035】これに対し、使用者が焼き魚調理を行いた
い場合には、本体21の後側左部に設けられているロー
スター部24が使用される。このロースター部24を使
用するにあたっては、まず、使用者は、出入口24aを
塞いでいる蓋40を上方に引上げて、保持具38及び受
皿39を取出す。次いで、保持具38のフック部43部
分に調理物F(丸身魚あるいは切身魚)をセットするよ
うにし、これと共に、受皿39内に適量の水を収容させ
る。
【0036】前記保持具38に調理物Fを保持させるに
あたっては、図5に示すように、保持具38の主部42
と各フック部43との間に形成される隙間部分に調理物
Fを上から縦方向に差込むようすれば良く、これにて、
調理物Fは、焼き面が前後方向を向くように起こした状
態に保持されるのである。このとき、図5(a)に示す
ように、調理物Fが、さんま,あじ等の丸身魚の場合、
最高4匹(4切れ)まで一度に保持させることができ、
(b)に示すように、しゃけ,ぶり等の高さ方向が大き
い切身魚の場合、前後方向に相互にラップしないよう
に、一度に保持させるのは2切れまでとする。
【0037】このようにして、保持具38に調理物Fを
保持させた後、蓋40を持ってその保持具38及び受皿
39をロースター部24内に収容させ、その蓋40を閉
める。このような保持具38(調理物F)及び受皿39
の出し入れは、トッププレート22の上面部分から行わ
れるので、使用者が腰をかがめたりすることなく楽な姿
勢でその作業を行うことができる。また、受皿39も保
持具38と一体に出し入れできるので、出し入れの手間
を一層少なくすることができる。
【0038】そして、操作パネル32を操作してロース
ター部24における加熱調理を開始すると、側面ヒータ
37,37の熱により、調理物Fが加熱されるのである
が、調理物Fの前後の焼き面が、側面ヒータ37,37
に夫々対向しているので、各調理物Fの両方の焼き面を
一度に加熱することができる。これにて、使用者が途中
で調理物Fをひっくり返すといったことが不要となり、
調理終了(焼き上がり)まで使用者は手間を掛けずに済
む。このとき、保持具38のフック部43が高さ位置を
異ならせて設けられており、一の調理物Fに焼き面に対
して他の調理物Fが側面ヒータ37の熱のいわば陰とな
ることはないので、全ての調理物Fについて焼き面全体
を加熱することができる。
【0039】また、この焼き魚調理時に発生する蒸気や
煙等は、蓋40に形成されている排煙口40aから排出
され、その後、例えば調理台Aの上部に設けられた図示
しない換気扇(レンジフードファン)により屋外に排出
されるようになる。これにより、本体21に別途の排煙
口などを設ける必要がなくなり、その分、本体21内を
大きく使うことができる(加熱部29,30を前後に並
べることができる)ようになったのである。
【0040】尚、このロースター部24を用いた調理時
に、他の調理を同時に行いたい場合、ロースター部24
の前側に位置する加熱部28は使いづらいものとなる
が、そのようなときには、他の加熱部29,30を用い
て調理を行えば良い。また、調理後も、蓋40の開閉に
よって、保持具38(調理物F)及び受皿39を容易に
出し入れすることができる。保持具38や受皿39を掃
除する(洗う)場合には、それらの間の連結を解くこと
もできる。
【0041】このように本実施例によれば、ロースター
部24の前後両側部に側面ヒータ37,37を設けると
共に、保持具38によって調理物Fをその両焼き面がそ
れら側面ヒータ37,37側を向くように起こした状態
に保持させる構成としたので、従来のような加熱の途中
で使用者が焼網11を引出して魚をひっくり返す必要が
あったものと異なり、調理物Fの両側の焼き面を一度に
加熱することができるようになり、調理物Fをひっくり
返す作業が不要となる。この結果、ロースター部24に
おける使用者の調理にかかる手間を省くことができ、使
いやすさの向上を図ることができるという効果を得るこ
とができる。
【0042】また、特に本実施例では、ロースター部2
4を本体21の後側に設け、トッププレート22上の出
入口24aから、蓋40を介して、調理物Fを保持する
保持具38及び受皿39を出し入れする構成としたの
で、前側の加熱部28,29を使いやすいものとするこ
とができ、ロースター部24に対する調理物F等の出し
入れを使用者は楽な姿勢で容易に行うことができる。こ
のとき、本体1の前面にはロースター部24の出入口が
不要となったので、操作パネル32を大形化して使いや
すいものとすることができるようになったのである。
【0043】そして、保持具38についても、主部42
の両面に段違い状に複数組のフック部43を設けるとい
った工夫を施したので、複数個の調理物Fを一度に加熱
でき、その際に互いが側面ヒータ37の熱の陰となるこ
とを防止できるといった利点を得ることができる。さら
には、蓋40に排煙口40aを設けたので、別途の排煙
通路や排煙口を不要とし、本体21のスペースを有効に
利用できるといったメリットも得られるものである。
【0044】(2)第2の実施例 図6は、本発明の第2の実施例(請求項8に対応)を示
している。この実施例が上記第1の実施例と異なるとこ
ろは、次の点にある。即ち、加熱調理装置の本体51
は、上ユニット52と下ユニット53とを備えて構成さ
れており、この本体51内には、後側左部に位置して上
記第1の実施例と同様のロースター部24が設けられて
いる。
【0045】そして、前記下ユニット53の前面のう
ち、右側部に位置して、オン,オフキー33、火力調整
キー34、火力表示部35を有する操作パネル54を設
けるようにしている。さらに、下ユニット53には、そ
の操作パネル54の左側に隣り合って、物品の収納室5
5が設けられている。この場合、この収納室55は、引
出し状に構成されており、前記ロースター部24の手前
部までの奥行きを有している。
【0046】これにて、前記収納室55に、例えば菜
箸、スプーン、杓子等の調理道具、小物の食器、調味料
等を収納しておくことができ、容易に出し入れすること
ができる。従って、この実施例によれば、ロースター部
24に関しての上記第1の実施例と同様の効果を得るこ
とができ、それに加えて、収納室55に小物を入れてお
くことができるので、使用者にとって便利となると共
に、スペースの有効利用を図ることができるものであ
る。
【0047】(3)第3の実施例 図7及び図8は、本発明の第3の実施例(請求項12,
13,14に対応)を示している。この実施例において
も、加熱調理装置の本体は、上ユニット及び下ユニット
(いずれも図示せず)から構成されるのであるが、ここ
では、図7に示すように、下ユニットに、前面(操作パ
ネルの横)に出入口61aを有するロースター部61を
設けるようにしている。
【0048】そして、このロースター部61の左右の両
即壁部には、側面ヒータ62,62が夫々設けられてお
り、これと共に、ロースター部61の天井部には、両側
面ヒータ62,62の間に位置して上部ヒータ63が設
けられている。この場合、側面ヒータ62が夫々1本の
シーズヒータを横U字状に折返して構成されているのに
対し、上部ヒータ63は例えば3本のシーズヒータを並
べてなり、もって上部ヒータ63の最大加熱出力が側面
ヒータ62よりも大きく構成されている。
【0049】これに対し、ロースター部61の底部に
は、受皿64が出し入れ可能に設けられ、この受皿64
上に、調理物Fを起こした状態に保持する保持具が載置
されるようになっている。このとき、保持具としては、
図7(a)に示すような丸身魚等の比較的高さの低い調
理物Fを保持する丸身用焼き網65と、図7(b)に示
すような切身魚等の比較的高さの高い調理物Fを保持す
る切身用焼き網66との2種類が用意され、選択的に使
用されるようになっている。
【0050】これら丸身用焼き網65及び切身用焼き網
66は、共に、金属製の線材を全体として矩形状に組合
わせてなり、その左右2か所に位置して、前後方向に延
び、調理物Fをその焼き面が左右方向(側面ヒータ6
2)を向くように起こした状態に保持するための、U字
状の凹所65a及び凹所66aが設けられている。ま
た、これら丸身用焼き網65及び切身用焼き網66は、
その四隅部に、前記凹所65a及び凹所66a(調理物
F)を受皿64底面からやや浮き上がった状態としなが
ら該受皿64に載置するための脚部65b及び脚部66
bを夫々有して構成されている。
【0051】さらに本実施例では、前記側面ヒータ6
2,62及び上部ヒータ63に対する通電の切換が可能
に構成されている。この場合、図示はしないが、操作パ
ネルの操作により調理物Fの数が2つか1つかを指定す
る、つまり焼き網65あるいは66の2か所の凹所65
aあるいは66aを共に使用するか、1か所の凹所65
aあるいは66aを使用するかを指定することによっ
て、調理物Fが2つの場合には、側面ヒータ62,62
及び上部ヒータ63の双方に通電され、調理物Fが1つ
の場合には、側面ヒータ62,62のみに通電されるよ
うになっている。
【0052】上記構成のロースター部61においては、
焼き網65あるいは66によって、調理物Fをその両焼
き面が側面ヒータ62,62側を向くように起こした状
態に保持させる構成としたので、例えば1つの調理物F
を加熱する場合には、両側面ヒータ62,62への通電
により、調理物Fの両側の焼き面を一度に加熱すること
ができるようになる。
【0053】これに対し、例えば2つの調理物Fを並べ
て配置する場合には、側面ヒータ62,62だけでは、
右側の調理物Fの左の焼き面及び左側の調理物Fの右の
焼き面がうまく加熱されなくなる事情があるが、上部ヒ
ータ63にも通電されることによって、それら側面ヒー
タ62の熱のいわば陰となる焼き面についても同時に加
熱することが可能となり、全ての焼き面を一度に加熱す
ることができるようになる。このとき、上部ヒータ63
の最大加熱出力は、側面ヒータ62よりも大きいので、
調理物Fの焼き面と上部ヒータ63との間が大きく離れ
ている場合でも、その焼き面に対して、側面ヒータ62
による焼き面側と同様の加熱状態を得ることができる。
【0054】従って、この実施例によっても、使用者が
調理の途中で調理物Fをひっくり返す作業が不要とな
り、ロースター部61における使用者の調理にかかる手
間を省くことができ、使いやすさの向上を図ることがで
きるものである。また、上部ヒータ63の最大加熱出力
を側面ヒータ62よりも大きくしたり、側面ヒータ6
2,62及び上部ヒータ63に対する通電切換を可能と
した工夫により、調理物Fに対して、より適切な加熱を
行うことができるものである。
【0055】尚、本発明は上記した各実施例に限定され
るものではなく、例えば側面ヒータや上部ヒータはシー
ズヒータに限らずランプヒータ等各種のヒータを採用す
ることができ、また、ロースター部以外の加熱部につい
ても、その熱源の種類や構成などについての変更が可能
である。さらには、保持具の形状や構造、操作パネルの
構成等についても種々の変形が可能である等、要旨を逸
脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るものである。
【0056】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の組込み式加熱調理装置によれば、ロースター部の両側
部に側面ヒータを設けると共に、そのロースター部内
に、魚等の調理物をその焼き面が側方を向くように起こ
した状態に保持する保持具を出入可能に設ける構成とし
たので、ロースター部における使用者の調理にかかる手
間を省くことができ、使いやすさの向上を図ることがで
きるという優れた実用的効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すもので、加熱調理
装置の本体を調理台に組込んだ様子を遠近法を用いて示
す図
【図2】トッププレート及び蓋を取除いた状態の本体の
平面図
【図3】蓋及び保持具並びに受皿の斜視図
【図4】図3のX−X線に沿う蓋の縦断正面図
【図5】保持具により丸身魚(a)及び切身魚(b)を
保持した様子を示す側面図
【図6】本発明の第2の実施例を示す本体の正面図
【図7】本発明の第3の実施例を示すもので、ロースタ
ー部を天井を除いて示す斜視図
【図8】保持具により丸身魚(a)及び切身魚(b)を
保持した様子を示す斜視図
【図9】従来例を示す図1相当図
【図10】ロースター部を示す本体の縦断側面図
【符号の説明】
図面中、21,51は本体、22はトッププレート、2
4,61はロースター部、24aは出入口、28,2
9,30は加熱部、32,54は操作パネル(操作
部)、37,62は側面ヒータ、28は保持具、39,
64は受皿、40は蓋、40aは排煙口、41は手掛
部、42は主部、43はフック部、44は受皿支持部、
52は上ユニット、53は下ユニット、55は収納室、
63は上部ヒータ、65は丸身用焼き網(保持具)、6
6は切身用焼き網(保持具)、Aは調理台、Fは調理物
を示す。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キッチンの調理台に組込まれる本体と、 この本体の上面に設けられたトッププレートと、 このトッププレート上に載置された鍋等の加熱を行う複
    数の加熱部と、 前記本体内に前記トッププレートの下方に位置して前記
    加熱部とは別途に設けられたロースター部と、 このロースター部の両側部に設けられた側面ヒータと、 前記ロースター部内に出入可能に設けられ、魚等の調理
    物を、その焼き面が側方を向くように起こした状態に保
    持する保持具とを具備してなる組込み式加熱調理装置。
  2. 【請求項2】 ロースター部は、トッププレートの上面
    部に、蓋により閉塞される出入口を有して構成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の組込み式加熱調理装
    置。
  3. 【請求項3】 ロースター部は、本体の後側に位置して
    設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    組込み式加熱調理装置。
  4. 【請求項4】 本体の後側には、ロースター部に隣合っ
    て他の加熱部が設けられていることを特徴とする請求項
    3記載の組込み式加熱調理装置。
  5. 【請求項5】 保持具は、上下方向に延びる主部に、そ
    の主部との間で調理物を倒れないように支えるフック部
    を、上下方向に複数設けて構成されることを特徴とする
    請求項1ないし4のいずれかに記載の組込み式加熱調理
    装置。
  6. 【請求項6】 保持具は、上下方向に延びる主部の両側
    に、その主部との間で調理物を倒れないように支えるフ
    ック部を備えると共に、それらフック部の高さ位置が夫
    々異なることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    に記載の組込み式加熱調理装置。
  7. 【請求項7】 本体の前面部には、全体的に位置して操
    作部が設けられていることを特徴とする請求項2記載の
    組込み式加熱調理装置。
  8. 【請求項8】 本体の前面部には、操作部が設けられる
    と共に、前記本体内には、その操作部と隣り合って物品
    の収納室が設けられていることを特徴とする請求項2記
    載の組込み式加熱調理装置。
  9. 【請求項9】 ロースター部の出入口を閉塞する蓋の下
    面に、保持具が設けられていることを特徴とする請求項
    2記載の組込み式加熱調理装置。
  10. 【請求項10】 保持具の下部には、受皿が連結される
    ようになっていることを特徴とする請求項2記載の組込
    み式加熱調理装置。
  11. 【請求項11】 ロースター部の出入口を閉塞する蓋に
    は、排煙口が設けられていることを特徴とする請求項2
    記載の組込み式加熱調理装置。
  12. 【請求項12】 ロースター部の上部には、両側面ヒー
    タの間に位置して上部ヒータが設けられていることを特
    徴とする請求項1ないし11のいずれかに記載の組込み
    式加熱調理装置。
  13. 【請求項13】 上部ヒータの最大加熱出力が、側面ヒ
    ータの最大加熱出力よりも大きくなるように構成されて
    いることを特徴とする請求項12記載の組込み式加熱調
    理装置。
  14. 【請求項14】 側面ヒータ及び上部ヒータに対する通
    電の切換が可能に構成されていることを特徴とする請求
    項12又は13記載の組込み式加熱調理装置。
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