JPH0224010Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0224010Y2
JPH0224010Y2 JP5821885U JP5821885U JPH0224010Y2 JP H0224010 Y2 JPH0224010 Y2 JP H0224010Y2 JP 5821885 U JP5821885 U JP 5821885U JP 5821885 U JP5821885 U JP 5821885U JP H0224010 Y2 JPH0224010 Y2 JP H0224010Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
plate member
inner plate
grill
self
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5821885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61175805U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5821885U priority Critical patent/JPH0224010Y2/ja
Publication of JPS61175805U publication Critical patent/JPS61175805U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0224010Y2 publication Critical patent/JPH0224010Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、オーブントースター等の加熱調理器
に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の加熱調理器においては、第5図
に示すように、開口部を有する調理庫1の側部を
形成する側壁2に上ヒーター3と下ヒーター4を
懸架し、さらにこの上ヒーター3と下ヒーター4
の間に焼き網5を装着したものが一般的であつ
た。
考案が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来の構成では、魚
肉類を調理した場合、調理物内に含まれる脂肪酸
等の油分が加熱によつて飛び散り、そして調理庫
1の内壁に付着し酸化重合されて黒くこびり付く
ため、調理庫1の内壁が汚れて熱反射効率が悪く
なるばかりでなく、腐食の原因にもなるため、魚
肉調理ができないという問題があつた。
また、調理庫1の内壁に直接自己浄化機能処理
を施した場合、浄化処理部は熱反射率が非常に悪
いため、トースト焙焼のような自己浄化機能が不
必要な調理の場合も加熱効率が悪く、不必要な調
理時間がかかるばかりでなく、調理庫1の内側壁
が熱吸収により加熱され、制御装置等に熱的悪影
響をおよぼす危険性もあつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
使用性の向上と、掃除性の簡便化をはかつた加熱
調理器を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、加熱装
置と、調理物を載置する焼き網を有する調理庫と
を備え、少なくとも内壁に自己浄化機能処理を施
し、かつ上下に摺動可能な天面部材を有する略箱
状の内板部材を前記調理庫内の焼き網上に着脱自
在に設けたものである。
作 用 この構成によれば、内板部材が着脱自在である
ため、油分を含まない調理の効率を低下させるこ
となく、魚肉等の油分を含む調理が可能となり、
また天面部材が上下に摺動可能であるため、調理
庫内の上壁にそつて形成することが可能となり、
さらに内板部材の着脱時には、天面部材を下げる
ことによりスムースに着脱ができるものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて
説明する。第1図〜第4図において、11は調理
を行なう調理庫、12はアルミ処理鋼板等で形成
され、かつ前記調理庫11の側部を形成する側
壁、13はアルミ処理鋼板等で形成され、かつ前
記調理庫11の熱反射部を形成する反射板であ
る。14は前記側壁12に端部近傍を貫通保持し
たセラミツクヒーターで、このセラミツクヒータ
ー14は上ヒーター14aと下ヒーター14bを
備えており、調理庫内を加熱する。15は両端部
が前記側壁12の上ヒーター14aと下ヒーター
14bとの略中間部に貫通保持され、かつ調理物
を載置する焼き網で、この焼き網15は軟鋼線材
等で形成されたロツド16と、付属金具17によ
つて形成している。18はアルミ処理鋼板等の片
面に例えばホーローを焼き付けた後、ガラスと高
活性金属酸化物触媒を焼き付けることにより自己
浄化機能処理を施した内板部材で、この内板部材
18は略箱状に折り曲げ形成され、前記焼き網1
5上に着脱自在に載置される。
この内板部材18の上面には上下に摺動可能な
天面部材19が備えてあり、かつ上ヒーター14
aの熱をさえぎらないように角穴19aを設けて
いる。20は天面部材19の側壁部で、この側壁
部20は内面に自己浄化機能処理を施し、下端に
フランジ部21を有し、かつ内板部材18の曲げ
部22と摺動可能となるように取付けられてい
る。前記曲げ部22の下方には、補強棒23をス
ポツト溶接等で固定した継金具24を取付けてお
り、また前記焼き網15の付属金具17に補強棒
23の両端を挾み込むことにより左右の移動を規
制している。25は調理庫11の開口部を開閉す
る扉、26は下部に設けた屑受皿、27は調理物
28を載置する受皿である。
上記構成において動作を説明する。例えば油分
を多量に含む肉や魚類の調理をする場合、加熱に
よつて調理物28内の油が飛散するが、このと
き、飛散した油は大半が調理物28を囲う内板部
材18や天面部材19の側壁部20に付着するた
め、調理庫11内の側壁12や反射板13が油等
により汚れることはない。また内板部材18の下
方は受皿27が油等の飛散をさえぎるため、ほと
んど汚れることはなく、万一汚れた場合でも屑受
皿26を取外して掃除をすればよい。
また内板部材18や天面部材19の側壁部20
には高活性金属酸化物触媒を焼き付けているため
に、付着した油は低温で燃焼し、炭酸ガスと水に
分解され、汚れとして残ることはない。
さらに内板部材18の天面部材19は受皿27
を調理庫11に入れる時、天面部材19の側壁部
20の下端に設けたフランジ部21によつて持ち
上げられるため、調理庫11のスペースを最大限
利用でき、しかも受皿27を取り出せば天面部材
19が下方へ下がるため、上ヒーター14aや反
射板13に引つかかることなく、スムーズに取り
出せる。したがつてトースト等の油分をほとんど
含まない調理の場合、内板部材18は焼き網15
に載置しているだけであるので、簡単に取外しが
可能であり、取り外した状態では、加熱効率を低
下させずに調理が可能となる。さらには連続して
油の飛散の多い調理を行なつた場合、一時的に触
媒の浄化能力が低下するが、この時、内板部材1
8を取外すことが可能なため、掃除性が非常に良
いことは言うまでもない。
なお、上記実施例においては、内板部材18及
び天面部材19の側壁部20の内面に自己浄化機
能処理を施しているが、内外面の両面や天面部材
19の全面に自己浄化機能処理を施しても同様の
効果が得られることは言うまでもなく、さらに、
自己浄化機能処理の代わりに、アルミホイール等
の金属箔等を内板部材18の内面に取外し自在に
取付けても同様の効果が得られるものである。
考案の効果 上記実施例からあきらかなように、本考案の加
熱調理器は、自己浄化能力を有し、かつ調理庫内
の焼き網上に着脱自在に装着可能な内板部材の天
面部材を上下に摺動可能としているため、加熱装
置や庫内形状に関係なく調理庫内のほぼ全面を調
理物の油等から保護でき、さらにスムーズに内板
部材を着脱することが可能となるため、他の調理
のときは内板部材を取外すことにより、加熱効率
を低下させることなく調理が可能となり、その結
果、使用性の向上と、掃除性の向上をはかること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す加熱調理器の
側断面図、第2図は同調理器における内板部材の
斜視図、第3図は同調理器における焼き網の斜視
図、第4図は同要部断面図、第5図は従来のオー
ブントースターを示す斜視図である。 11……調理庫、14……ヒーター(加熱装
置)、15……焼き網、18……内板部材、19
……天面部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱装置と、調理物を載置する焼き網を有する
    調理庫とを備え、少なくとも内壁に自己浄化機能
    処理を施し、かつ上下に摺動可能な天面部材を有
    する略箱状の内板部材を前記調理庫内の焼き網上
    に着脱自在に設けた加熱調理器。
JP5821885U 1985-04-18 1985-04-18 Expired JPH0224010Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5821885U JPH0224010Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5821885U JPH0224010Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61175805U JPS61175805U (ja) 1986-11-01
JPH0224010Y2 true JPH0224010Y2 (ja) 1990-07-02

Family

ID=30583515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5821885U Expired JPH0224010Y2 (ja) 1985-04-18 1985-04-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0224010Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063285Y2 (ja) * 1988-11-09 1994-01-26 堺化学工業株式会社 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61175805U (ja) 1986-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5009151A (en) Barbecuing protective food support
US2236992A (en) Broiling pan
US5605143A (en) Method and product for cleaning cooking grills
JPH0224010Y2 (ja)
JP2000325240A (ja) 調理用コンロ
US5579680A (en) Smokeless grill for indoor use
US3463076A (en) Bun toaster
JPH0310851B2 (ja)
JPH07301429A (ja) 加熱調理器
JPS64852Y2 (ja)
JP2003135285A (ja) 調理器
JPS583390Y2 (ja) 電気調理器
JP3730093B2 (ja) 焼き網
US20240108171A1 (en) System and method for managing grease from foodstuff during preparation
CN209863444U (zh) 一种新型多功能烘烤、蒸、煮、焖器皿
JPS5927854Y2 (ja) 焙焼器
JPH0443182Y2 (ja)
JPS6110088Y2 (ja)
JPH0141376Y2 (ja)
JP2007312799A (ja) 加熱調理器
GB2155311A (en) A food support
JP3018728U (ja) 魚焼き器
JP2008051343A (ja) 電磁調理器用油はね防止器具
JP2590613Y2 (ja) 電気調理器
JPS5927855Y2 (ja) 焙焼器