JPH0141376Y2 - - Google Patents

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JPH0141376Y2
JPH0141376Y2 JP19273285U JP19273285U JPH0141376Y2 JP H0141376 Y2 JPH0141376 Y2 JP H0141376Y2 JP 19273285 U JP19273285 U JP 19273285U JP 19273285 U JP19273285 U JP 19273285U JP H0141376 Y2 JPH0141376 Y2 JP H0141376Y2
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JP
Japan
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far
cooking
cooking device
infrared
inner bottom
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JP19273285U
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JPS62100140U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は魚肉焼器等として使用することのでき
る遠赤外線を利用した調理器に関する。
(従来技術) 従来の魚肉焼器は一般に鉄板又はホーロー等の
金属板で製作されている。ところがそのような魚
肉焼器で魚の内部まで調理すると表面にこげが生
じ、逆に表面のこげを少なくすると内部まで調理
できない問題があつた。一方、最近は魚の成分の
内のタウリン(不飽和脂肪酸)に血圧を下げた
り、血液中のコレステロールを減らす効果がある
ことが広く知られるようになり、健康面から魚が
再認識されている。しかし逆に魚のこげは「癌」
の原因になる心配等から問題になつている。又従
来、食品の内部まで調理できるようにするため、
金属製調理具本体の内側表面を遠赤外線放射性の
セラミツク粒子層で被覆し、セラミツク粒子層を
合成樹脂層で被覆した遠赤外線利用調理具は既に
提案されている(例えば実開昭59−16526)。とこ
ろが調理具の内側表面に単に遠赤外線放射層を設
けただけでは魚肉が密着するため局部内に加熱さ
れ、こげの問題が避けられない。しかも調理器に
予め遠赤外線放射層を設けなければならないため
既に使用中の多量の調理器を放置して新たに上記
構造の調理器を準備しなければならず、無駄が大
きい。
(考案の目的) 本考案は従来家庭で使用されている調理器をそ
のまま利用できるようにすること、又遠赤外線に
よる食品の内部加熱効果が得られるようにするこ
と、又焼網の温度を速やかに上げて魚等の食品が
焼網にくつつくことがないようにする……等を目
的としている。
(考案の構成) 本考案は内底面が加熱される形式の調理器本体
と、調理器本体内底面の上方に間隔をへだてて配
置される焼網と、上記間隔内に配置され加熱によ
り遠赤外線を放射する遠赤外線放射板とからな
り、上記焼網が複数の支脚を一体に備え、各支脚
が遠赤外線放射板のスリツトを通して調理器本体
内底面上に当接している遠赤外線調理器である。
(実施例) 本考案による遠赤外線調理器の縦断面を示す第
1図において、1は調理器本体、2は蓋、3は遠
赤外線放射板、4は焼網、5は魚である。調理器
本体1は鉄板又はステンレス製で平担な内底面6
が下方の火炎7等により加熱されるようになつて
おり、熱を通すための多数の孔8を備え、又周囲
に油溜り9を有する。蓋2は一般にステンレス製
である。遠赤外線放射板3は例えば鉄板のプレス
成形品で、後述する焼網4の複数個の支脚10が
貫通するスリツト11を備え、このスリツト11
は放射板3と一体の切起しフランジからなる足1
2で形成されている。放射板3の上面は遠赤外線
放射体3aを備え、この遠赤外線放射体3aは金
属酸化物系セラミツクスを溶射(蒸着)加工する
ことにより得られる。
焼網4は折曲げ鉄線を第3図のように溶接した
構造を備え、縦向き鉄線4aの途中を下方へV型
に突出させることにより複数個の支脚10が形成
されている。支脚10が内底面6から受ける熱を
焼網4の全体へ均等にかつ迅速に伝達するため、
縦向き鉄線4aに多数の横向き鉄線4bを溶着さ
せることができる。横向き鉄線4bを省略する場
合は支脚10の数(従つてスリツト11の数)を
増加する。
焼網4上に魚5を置き、調理器を火炎7上に置
くと、火炎7により内底面6が加熱され、又火炎
7の熱は多数の孔8を通して調理器本体1内に伝
達され、遠赤外線放射板3の温度が上昇し、放射
体3aから遠赤外線が放出され、この遠赤外線に
より魚5は内部まで速やかに調理される。内底面
6の温度上昇と共に、内底面6の熱は支脚10を
通して直接焼網4に伝達され、又焼網4は放射体
3aからの遠赤外線によつても加熱され、速やか
に温度が上昇する。従つて焼網4と魚5の付着が
防止される。
調理器本体1の内底面6には孔8を省略し、従
来家庭で広く採用されている調理器本体をそのま
ま利用することもできる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によると、調理器本
体1は内底面6上に遠赤外線放射体を設ける必要
がないため、従来家庭で広く使用されている調理
器本体をそのまま利用することができる。又遠赤
外線放射板3は、各種サイズの物を予め用意して
おくことにより、各種サイズの既存の調理器本体
に自由に選択して最適寸法の物を使用することが
でき、寸法の変更が容易であるため、既存の調理
器を遠赤外線調理器に変更することが容易であ
る。又遠赤外線放射板3は調理器本体1の内底面
6上に単に載置されるだけであるため、焼網4と
共に取外して簡単に清掃することができ、取扱い
が容易になるばかりでなく、調理器本体が清潔に
なる。焼網4は遠赤外線放射板3のスリツト11
を通して支脚10が調理器本体内底面6上に当接
するので、焼網4を遠赤外線放射板3から上方に
適度に離して配置することができ、遠赤外線放射
板3の効果を損うことなく、魚5を所定位置に保
持できる。又支脚10の部分を通して内底面6の
熱が速やかに伝達されるため焼網4に魚5がくつ
つくことがなく、焼きあがつた魚5の姿が美しく
仕上がる。もちろん遠赤外線が利用されるため魚
5の表面のこげが少なくなり、しかも内部まで焼
きあがり、こげの少ない焼魚を調理することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による遠赤外線調理器の縦断面
図、第2図は遠赤外線放射板の斜視図、第3図は
焼網の斜視図である。1……調理器本体、3……
遠赤外線放射板、4……焼網、6…内底面、10
……支脚、11……スリツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内底面が加熱される形式の調理器本体と、調
    理器本体内底面の上方に間隔をへだてて配置さ
    れる焼網と、上記間隔内に配置され加熱により
    遠赤外線を放射する遠赤外線放射板とからな
    り、上記焼網が複数の支脚を一体に備え、各支
    脚が遠赤外線放射板のスリツトを通して調理器
    本体内底面上に当接している遠赤外線調理器。 (2) 遠赤外線放射板が複数の足を一体に備え、各
    足が調理器本体内底面に当接している実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の遠赤外線調理器。 (3) 足がスリツトの縁から下方に延びる切起しフ
    ランジで形成されている実用新案登録請求の範
    囲第2項記載の遠赤外線調理器。
JP19273285U 1985-12-13 1985-12-13 Expired JPH0141376Y2 (ja)

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JP19273285U JPH0141376Y2 (ja) 1985-12-13 1985-12-13

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JPS62100140U JPS62100140U (ja) 1987-06-25
JPH0141376Y2 true JPH0141376Y2 (ja) 1989-12-07

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