JPH0643613Y2 - 焙焼器 - Google Patents

焙焼器

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JPH0643613Y2
JPH0643613Y2 JP1988034667U JP3466788U JPH0643613Y2 JP H0643613 Y2 JPH0643613 Y2 JP H0643613Y2 JP 1988034667 U JP1988034667 U JP 1988034667U JP 3466788 U JP3466788 U JP 3466788U JP H0643613 Y2 JPH0643613 Y2 JP H0643613Y2
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JP
Japan
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heat
water
roasting
saucer
grill
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JP1988034667U
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JPH01140416U (ja
Inventor
四郎 小林
Original Assignee
パロマ工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ガステーブルこんろのグリル、ガスオーブ
ン等の焙焼器に関する。
〔従来の技術〕
ガステーブルこんろのグリル、ガスオーブン等の焙焼器
において、魚、肉等の調理物を焼き料理すると、調理物
から出る汁、油脂等がたれ落ちて焙焼庫の底面部を汚染
する。そこで、従来のこの種の焙焼器にあっては、たと
えば、第3図及び第4図に示されているように、焙焼庫
1′の底面部に水受皿2′を前面開口6′から出し入れ
自由に設けて、調理物A′から出る汁、油脂等を水a′
を満たした該水受皿2′で受止めるようにしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の水受皿で対処するものは、以下に述べる問題
点があった。
使用の都度、水受皿2′内の水a′を入れ替える必要
があるため水a′の入った水受皿2′を出し入れするの
が面倒で、しかも、出し入れ時に水a′がこぼれて焙焼
庫1′内等を汚すなど使い勝手が頗る悪い。
水受皿2′に水a′を入れるのを忘れたり、使用中に
水a′が蒸発して無くなると焙焼庫1′の底面部の温度
が加熱上昇し甚だ危険である。
水受皿2′にも水中又は浮遊する汁、油脂等が付着す
るため一定の期間ごとに(使用の都度が理想的)水受皿
2′を焙焼庫1′から取り出し清掃する必要があるなど
その手入れにも相当の手間がかかる。
水受皿2′から蒸発した水蒸気が魚、肉等の調理物
A′に付着してその表面で凝縮し調理物A′の焼き上が
りを害するため炭火で焼いたような、かりつ、とした焼
き料理ができない。
加熱源からの輻射熱(赤外線)が水受皿2′内の水
a′に吸収されて、特に、調理物A′の下面の焼け具合
が悪くなる。
水受皿2′には相当量の水a′を入れる必要があるた
め水受皿2′には相当の深さが要求される。したがっ
て、水受皿2′は大型となり、焙焼器の高さがそれだけ
大きくなる。
この考案は、かかる従来の問題点に鑑み、水受皿を廃し
て水は一切使わず、水を使わないことによる断熱効果を
高めて安全となし、併せて、効果的な焼き料理が可能
で、しかも、焙焼庫内の汚れは全くなく、使い勝手も頗
るよい焙焼器の提供を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案における焙焼器
は、焙焼庫の底面部に底面に複数の突起4を間隔を存し
て設け突起間に空気による断熱層4aを形成した受皿5を
備え、該受皿5の突起4上に皿状のアルミ箔等耐熱薄箔
2を取替え自由に敷設してその上に焼網8を載せ、かつ
前記焙焼庫の底面部に凸条9を設けて空間8aを形成しか
つ又その下面に断熱材3を貼設せしめた構成として、断
熱薄箔と、受皿の突起や底面の凸条間の空気の断熱層と
断熱材による断熱効果とが相まって焙焼庫の底面部の断
熱効果を高めたものである。
〔作用〕
この考案の焙焼器は上記構成としたから、焙焼庫の底面
部に備える受皿に多数の突起を設け、該突起上に耐熱薄
箔を敷きつめて、突起間に空気による断熱層が形成さ
れ、底面部の凸条間に空間が形成され、断熱材を貼設し
たから、耐熱薄箔、断熱層、および断熱材によって三重
の断熱効果が得られ、焙焼庫の底面部の温度上昇が確実
に防止される。
〔実施例〕
以下この考案による焙焼器の実施例について図面を参照
して説明する。
第1図及び第2図において、図示の実施例はガステーブ
ルこんろのグリルに適用したものであって、1はグリル
Gにおけるグリル庫で、その底面部に浅い受皿5を前面
開口6からその扉7を開いて出し入れ自由に備え、該受
皿5にアルミ箔等の耐熱薄箔2を皿状に敷きつめ、該耐
熱薄箔2上に魚、肉等の調理物Aを載せる焼網8を載せ
て耐熱薄箔2を押え、焼網8上の調理物Aから滴下する
汁、油脂等を受皿5に敷きつめた耐熱薄箔2で受止めう
るようになしている。3は断熱材で、実施例ではグリル
庫1の底面部の耐熱薄箔2を敷設する部位、すなわち、
受皿5が位置する部位(受皿相当部)の下面に貼設せし
めて、該断熱材3でグリル庫1の底面部の温度が加熱上
昇するのを防いでいる。
また、4は受皿5の底面に一定の間隔をおいて設けた多
数の突起で、該突起4間の空間に空気による断熱層4aを
形成せしめて断熱効果をより高めている。
なお、受皿5をグリル庫1の底面に設けた凸条9上に載
せると、受皿5とグリル庫1底面との間に形成される空
間9aによる断熱効果が得られるとともに、その出し入れ
も軽く行える。また、該受皿5に耐熱薄箔2を皿状に敷
きつめると、調理物Aからの汁、油脂等の受止めが確実
となり、しかも、跳ねこぼれることもないから実施上有
益である。図中、10はグリルバーナで、輻射板11を介し
て焼網8上の調理物Aの各部に輻射熱(赤外線)を照射
するようになっている。12はガス供給ノズル、13は排気
開口、14は排気開口の蓋で、使用時には取り除くもので
ある。
上記構成において、焼網8上の魚、肉等の調理物Aから
滴下する汁、油脂等は受皿5に敷きつめた耐熱薄箔2上
へ確実に落ちてそのすべてを受止める。耐熱薄箔2が
汁、油脂等によって汚れてきた場合は、これをグリル庫
1の前面開口6から扉7を開いて受皿5とともに引き出
し、器外で新しい耐熱薄箔2と取り替え再びグリル庫1
内に収納して使用するものである。
魚、肉等の焼き調理において受皿5に敷きつめた耐熱薄
箔2、受皿5の底面に形成せる多数の突起4間の空気に
よる断熱層4a、グリル庫1の底面部に形成した凸条9間
の空間9a、下面の断熱材3でグリル庫1の底面部を確実
に断熱し、グリル庫1の底面部の温度が加熱上昇するの
を防止する。
上記実施例はこの考案をガステーブルこんろのグリルに
適用したが、ガスオーブンその他の焙焼器にも適用でき
るは勿論である。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したように構成されているので、
以下に記載されるような効果を奏する。
水を一切使わないことによる焙焼庫の底面部の断熱
が、耐熱薄箔と断熱材及び空気による断熱層とで確実に
行いうるから、焙焼庫の底面部の温度上昇は確実に防止
され、その安全性は高められる。
水受皿を廃して水は一切使わないために使用の都度水
を入れ替える面倒が省け、また、水受皿を頻繁に清掃す
る手間を省けるなど使い勝手がよい。
水受皿の出し入れ時に水がこぼれ出ることによる汚染
等がないので焙焼庫内を常に清潔に保つことができ衛生
的である。
水を使わないため水蒸気が調理物の表面で凝縮しその
焼き上がりを害することはない。
加熱源からの輻射熱が焙焼庫の底面部に敷設したアル
ミ箔等の耐熱薄箔で反射し、該反射熱で調理物の下面部
を加熱するから熱効率は向上し調理物の焼けむらをなく
す。
該受皿は耐熱薄箔を敷くだけであるから水受皿に比べ
浅い皿状のものでよいので、それだけ焙焼庫の高さが低
くできる。したがって、焙焼器全体がコンパクトにでき
る。
受皿を用いると、アルミ箔等の耐熱薄箔の取り替えに
便利であり、また、調理物からの汁、油脂等の受止めが
確実で、跳ねこぼれることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による焙焼器の実施例を示す断面図、
第2図は第1図のX-X線における拡大断面図、第3図は
従来例の断面図、第4図は第3図のY-Y線における拡大
断面図である。 1……焙焼庫、2……耐熱薄箔、A……調理物、3……
断熱材、4……突起、4a……断熱層、5……受皿、8…
…焼網。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】焙焼庫(1)の底面部に底面に複数の突起
    (4)を間隔を存して設けた受皿(5)を備え、該受皿
    (5)の突起(4)上に皿状のアルミ箔等耐熱薄箔
    (2)を取替え自由に敷設してその上に焼網(8)を載
    せ、かつ前記焙焼庫(1)の底面部に凸条(9)を設
    け、かつ又その下面に断熱材(3)を貼設してなる焙焼
    器。
JP1988034667U 1988-03-16 1988-03-16 焙焼器 Expired - Lifetime JPH0643613Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988034667U JPH0643613Y2 (ja) 1988-03-16 1988-03-16 焙焼器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988034667U JPH0643613Y2 (ja) 1988-03-16 1988-03-16 焙焼器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01140416U JPH01140416U (ja) 1989-09-26
JPH0643613Y2 true JPH0643613Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=31261363

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JP1988034667U Expired - Lifetime JPH0643613Y2 (ja) 1988-03-16 1988-03-16 焙焼器

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JPH01140416U (ja) 1989-09-26

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