JP2779486B2 - 魚焼きグリルの受け皿用トレー - Google Patents

魚焼きグリルの受け皿用トレー

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は魚焼きグリルの受
け皿用トレー、特に、システムキッチンレンジやテーブ
ルコンロに内蔵されている魚焼きグリルの底部に引き出
し自在に設けられる受け皿内に敷いて使用するトレーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】システムキッチンのレンジ部に内蔵され
ている魚焼きグリル部は、一般に、前記レンジ部本体の
正面中央に設けられている開閉扉と、前記開閉扉から出
し入れ自在に設けられている矩形皿状の受け皿と、前記
受け皿の上に配置される格子状の魚載置網とを具備する
ように構成されている。
【0003】前記受け皿(20)は、図1に示すように、略
長方形状の底面部(21)と、前記底面部(21)の周縁から斜
め上方に立上がる4つの側壁(22)(22)と、前記側壁(22)
(22)の上方端から外方へ突出するフランジ(23)(23)とか
ら構成されている。テーブルコンロの中央部に内蔵され
ている魚焼きグリルの受け皿(20)も、同様な構成であ
る。
【0004】前記グリル部の使用中に、前記グリル部の
周辺部が異常過熱状態とならないように、通常、前記受
け皿(20)内には水を張って使用される。この場合、魚焼
成時には、魚から出る油や焼きかす等が前記魚載置網
(3) から前記受け皿(20)内に張った水の上に落下するた
め前記水は汚されてしまう。よって、使用後には、前記
受け皿内の汚水を処分して、前記受け皿を洗浄しなけれ
ばならないが、油等の付着した前記受け皿の洗浄は大層
煩わしく、手間のかかるものである。
【0005】そこで、前記受け皿(20)の汚れを防止する
為に前記受け皿内に敷いて使用されるアルミニウム箔製
のトレー(10)がある。従来のこの種トレーとしては、1
5〜20ミクロンの硬質アルミニウム箔が利用されてお
り、図1に示すように、前記受け皿(20)の矩形底部(21)
よりやや小さな略長方形状の底部(110) と、前記底部(1
10) の周縁から斜め上方に連続する側壁(120)(120)とか
ら構成されている。前記底部(110) の長辺及び短辺の長
さは、前記受け皿(20)の底面部(21)のそれらよりもやや
短く構成されている。前記4つの側壁(120) の立上がり
長さは均等であるが、その立上がり長さは、前記受け皿
(20)の側壁(22)の立上がり長さとほぼ同等となってい
る。
【0006】上記のような従来の受け皿用トレーでは、
前記トレー(10)を魚焼きグリルの受け皿(20)内に嵌め込
んで、その上から前記魚載置網(3) をセットする。前記
魚載置網(3) は、前記受け皿(20)の底面部(21)に丁度収
容される大きさに設定されているから、前記魚載置網
(3) の足(31)は、前記受け皿(20)の底面部(21)の周縁に
沿って位置することとなる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記トレー(10)は上記
した大きさであるから、前記魚載置網(3) の足(31)は、
図2に示すように、前記トレー(10)の底部(110) から外
方へはみ出した位置に位置することとなり、前記トレー
(10)の側壁(120) を不用意に押え付けてしまうこととな
る。この場合、前記トレー(10)は硬質アルミニウム箔か
ら成型されている為、破れ易く、同図に示すようにトレ
ー(10)に穴が開いてしまうという不都合がある。
【0008】前記トレー(10)の破損を回避する為に、前
記トレー(10)の側壁(120) と受け皿(20)の側壁(22)との
間に、前記魚載置網(3) の足(31)が位置するように、前
記魚載置網(3) を載置することが考えられる。しかしな
がら、この場合では、図3に示すように、前記トレー(1
0)の側壁(120) が、前記魚載置網(3) によって押え込ま
れて潰されてしまう為、前記側壁(120) は、前記受け皿
(20)の側壁(22)よりもかなり低くなってしまう。従っ
て、グリル使用後に、このトレー(10)内に収容されてい
る油等で汚れた水を処分しようとして前記受け皿(20)を
運搬する際に、前記汚水が前記低く潰された側壁(120)
を越えて受け皿(20)内にこぼれ易く、又、前記汚水を前
記受け皿(20)を傾けて捨てる際にも、前記汚水が前記受
け皿(20)とトレー(10)との間に入り込んでしまう。
【0009】このように、この種従来のトレー(10)
では、前記受け皿(20)の汚れを防止するという目的
を達成するのは困難である。請求項1記載の発明は、魚
載置網(3)が載置される底面部(21)と、前記底面
部(21)の周縁から上方へ連続する側壁(22)と、
前記側壁(22)の上端から外方へ張り出すフランジ
(23)とからなる魚焼きグリルの受け皿(20)の汚
れを確実に防止することができ、かつ皿状に同時に成形
された複数枚のトレーから容易に分離できる受け皿用ト
レー(1)を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の請求項1記載の発明は、『複数枚のア
ルミニウム箔を同時に皿状に成形した後、各アルミニウ
ム箔に分離して魚焼きグリルの方形状の受け皿に敷設し
て使用する受け皿用トレーであって、前記受け皿(2
0)の底面部(21)に対応した底部(11)と、前記
底部(11)の周縁から前記受け皿の側壁部に沿って立
ち上がる側壁(12)と、前記側壁(12)の各コーナ
部に形成された複数のひだ部(13)(13)とからな
り、前記側壁(12)の立上がり長さを前記受け皿(2
0)の側壁(22)の立上がり長さよりも長く設定する
とともに、全体を軟質のアルミニウム箔で構成した』こ
とを特徴としたものである。
【0011】従来のトレー(10)と同様に、受け皿(20)内
にトレー(1) を収容する。トレー(1) の底部(11)は、受
け皿(20)の底面部(21)に対応する大きさ形状に構成され
ているから、前記トレー(1) は、前記受け皿(20)内に収
容することができる。前記トレー(1) の側壁(12)の立上
がり長さは、前記受け皿(20)の側壁(22)の立上がり長さ
よりも長く設定されているから、トレー(1) を受け皿(2
0)内に収容させた状態においては、前記トレー(1) の側
壁(12)は、前記側壁(22)よりも上方に突出した状態とな
っている。この突出した部分は受け皿(20)のフランジ(2
3)側に折り曲げて使用することができる。この状態で、
前記トレー(1) 内に水を張ると共に、その中に魚載置網
(3) を載置して、グリル庫内等に収容して使用する。
【0012】又、軟質のアルミニウム箔は、硬質のもの
よりも伸びがあり、又、鋭角的な部分での割れが発生し
にくい特徴がある。さらに、側壁(12)の各コーナ部
には複数のひだ部(13)(13)が形成されているた
め、皿状の成形後の分離が容易となる。又、請求項2記
載の発明は、請求項1記載の発明の構成のうち、『前記
魚焼きグリルの受け皿はその上縁から外方へ突出するフ
ランジ(23)を有するものとし、前記側壁(12)の
立上がり長さは、前記受け皿(20)の側壁(22)の
立上がり長さと前記フランジ(23)の突出幅との合計
長さよりも長い』ことを特徴とする。
【0013】トレー(1) を受け皿(20)内に収容し、トレ
ー(1) の側壁(12)を前記受け皿(20)の側壁(22)に沿わせ
ると共に、前記側壁(22)よりも上方に突出する部分を、
フランジ(23)側に折り曲げる。側壁(12)は、前記受け皿
(20)の側壁(22)の立上がり長さとフランジ(23)の突出幅
の合計長さよりも長く設けられているから、側壁(12)
は、前記フランジ(23)の上面を被覆した後、さらに折り
曲げてその下面側まで被覆させることができる。
【0014】請求項3記載の発明は、特に、矩形皿状の
受け皿(20)に被覆させるトレー(1)に関するもので、請
求項1又は2記載の発明の構成のうち、『前記魚焼きグ
リルの受け皿の底面部は長方形形状を有するものとし、
前記底部(11)の形状を、前記受け皿(20)の底面部(21)よ
りもやや小さな略長方形状とするとともに、前記底部(1
1)の長辺側から立上がる側壁(12a) の立上がり長さを、
前記底部(11)の短辺側から立上がる側壁(12b) の立上が
り長さよりも短く設定した』ことを特徴とするものであ
る。
【0015】一般に、システムキッチンやテーブルコン
ロの魚焼きグリル部内に収容されて使用される受け皿(2
0)は、底面部の形状が略長方形の皿状体であり、前記グ
リル庫内に収容し易いように、又、グリル庫内から引き
出し易いように、その短辺側のフランジの突出長さは長
く、逆に、長辺側のフランジの突出長さは、前記短辺側
のフランジの突出長さよりも短く構成されている。請求
項3の発明のものでは、トレー(1) の長辺側の側壁(12
a) の立上がり長さを、短辺側の側壁(12b) の立上がり
長さよりも短く設定したから、トレー(1) の側壁(12)の
前記受け皿(20)の短辺側のフランジからのはみ出し長さ
に比べて、前記受け皿(20)の長辺側のフランジからのは
み出し長さが少ない。
【0016】請求項4記載の発明は、上記各請求項の発
明のアルミニウム箔の厚さを限定するものであり、『前
記軟質アルミニウム箔の厚みを、18〜35ミクロンと
した』ことを特徴とする。アルミニウム箔の厚みを上記
厚さ以下に設定すると、軟らか過ぎて、トレーとしての
保形性が乏しく、成型時に複数枚を同時成型する際にコ
ーナー部にシワが発生し易く、使用時に1枚ごとに剥し
にくいという不都合がある。又、厚さを35ミクロンよ
りも厚くすると、トレー(1) の端で手を切る危険性があ
る。請求項3の発明のものは、これらの中間の値に設定
していることで、上述したような不都合や危険性を回避
するものである。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、トレー(1)の底部(11)で、受
け皿(20)の底面部(21)を被覆でき、トレー
(1)の側壁(12)で、受け皿(20)の側壁(2
2)、及びフランジ(23)の少なくとも一部を被覆さ
せることができるので、魚載置網(3)に載置させた魚
等の被焼成物から落ちる油や焼きかす等が落下して、前
記トレー(1)内に溜めた水が汚れても、受け皿(2
0)が汚れることはない。また側壁(12)の各コーナ
部に複数のひだ部(13)(13)が形成されているた
め、複数のアルミニウム箔を同時に皿状に成形したもの
から、各トレーを分離するのが容易となる。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
発明の効果を更に向上させるものであり、受け皿(20)の
フランジ(23)の下面までをトレー(1) の側壁(12)で巻き
込むようにして被覆させる構成としたから、受け皿(20)
のトレー(1) 内の汚水を廃棄するに際し、廃棄場所まで
受け皿(20)を運搬する時や前記受け皿(20)を傾けて汚水
を処分する時に、前記トレー(1) と受け皿(20)との間に
前記汚水が入り込むことがない。よって、受け皿(20)の
汚れは確実に防止でき、受け皿(20)を常に清潔な状態に
保つことができる。
【0019】請求項3の発明のものでは、矩形皿状の受
け皿(20)にトレー(1) をセットした時、前記受け皿(20)
の長辺側のフランジから突出するトレー(1) の長辺側の
側壁(12a) のはみ出し量を、前記受け皿(20)の短辺側の
フランジから突出するトレー(1) の短辺側の側壁(12b)
のはみ出し量よりも少なく設定したから、トレー(1)を
セットした受け皿(20)を、グリル庫内に収納する際に、
前記フランジ(23)からはみ出た側壁(12)の先端が、グリ
ル庫の内壁に引っかかって前記受け皿(20)の収納が阻止
される不都合がない。又、前記側壁(12a) 側には余分な
材料が使用されないので、トレー(1) を安価に仕上げる
ことができる。
【0020】又、前記受け皿(20)の短辺側のフランジ
は、トレー(1) の長辺側の側壁(12a)よりも長く構成し
た短辺側の側壁(12b) によって十分被覆させることがで
きるから、前記受け皿(20)の短辺側のフランジが汚れる
不都合もない。請求項4の発明のものでは、前記軟質ア
ルミニウム箔のちょうど良い硬さ及び伸びが得られ、受
け皿(20)内にトレー(1) を沿わせ易く、且、破れにく
く、安全面での問題もない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を、
図示例と共に説明する。本願発明の実施の形態のもの
は、通常のシステムキッチンのレンジ部やテーブルコン
ロの魚焼きグリル内に収容されている矩形皿状の受け皿
(20)に被覆させて使用するトレー(1) に実施したもの
で、厚さ22ミクロンの軟質アルミニウム合金箔により
成型するものとする。
【0022】前記厚さの軟質アルミニウム箔を5枚重ね
て、長辺380mm、短辺285mmの略長方形状に打
ち抜くと共に、周辺部を折り曲げて、長辺240mm、
短辺185mmの底部(11)が形成されるように皿状に成
型する。この時、各コーナ部に、図4に示すような、断
面略三角形状の複数のひだ部(13)(13)が設けられるよう
に成型しておけば、一枚ずつに剥す際に剥し易いものと
なる。
【0023】こうして成型されたトレー(1) は、上記寸
法関係とすることにより、長辺側の側壁(12a) の立上が
り長さが50mm、短辺側の側壁(12b) の立上がり長さ
が70mmで、図4に示すような、前記受け皿(20)内に
丁度嵌め込み可能な大きさの皿状体となる。一方、一般
的な受け皿(20)の底面部(21)は、長辺265mm、短辺
205mmの長方形状であり、各辺から立ち上がる側壁
(22)は外方へやや傾斜しており、長辺274mm、短辺
213mmの上方開放端部を構成している。前記側壁(2
2)の立上がり長さは、28mmであり、前記長辺側のフ
ランジ(23a)(23a)の突出長さは8mm、短辺側のフラン
ジ(23b)(23b)の突出長さは、前方側が24mm、後方側
が15mmである。
【0024】すなわち、前記受け皿(20)の長辺側の側壁
(22)の立上がり長さとフランジ(23a) の突出長さとの合
計長さは、36mmであり、短辺側の側壁(22)の立上が
り長とフランジ(23b) の突出長さとの合計長さは、52
mm、又は、43mmとなる。上記大きさの受け皿(20)
内に、前記トレー(1) を収容する。受け皿(20)の底面部
(21)及びトレー(1) の底部(11)の寸法関係は上記したと
おりであるから、前記底部(11)は前記底面部(21)の上に
周囲に余裕をもって載置することができる。そして、そ
の上から、図5に示すように、魚載置網(3) をゆっくり
と入れる。前記魚載置網(3) の大きさは、長辺265m
m、短辺205mmと、前記受け皿(20)内に丁度収容さ
れる大きさに設定されているから、前記魚載置網(3) の
足(31)で、前記トレー(1) の側壁(12a)(12b)の基端部近
傍は押さえ付けられることとなるが、前記トレー(1) を
構成するアルミニウム合金箔は軟質で厚手のため、破れ
ることはなく、前記魚載置網(3) の足(31)になじむよう
に変形する。
【0025】魚載置網(3) を収容した後、図6に示すよ
うに、前記トレー(1) の側壁(12a)(12b) を、受け皿(2
0)の側壁(22)に沿わせると共に、前記フランジ(23a)(23
b)をそれぞれ巻き込むように被覆させる。前記トレー
(1) の側壁(12a)(12b)の立上がり長さと、受け皿(20)の
側壁(22)の立上がり長さとフランジ(23a)(23b)の突出長
さとの合計長さとの寸法関係は上記したとおりであるか
ら、前記トレー(1) の側壁(12a)(12b)で、受け皿(20)の
側壁(22)と各フランジ(23a)(23b)は、十分覆い得ること
となる。これにより、受け皿(20)の底面部(21)、側壁(2
2)、及びフランジ(23a)(23b)は、トレー(1) によって、
完全に覆われることとなり、前記トレー(1) に水を入れ
て使用して、前記水が魚等の被焼成物の油や焼きかす等
で汚れても、受け皿(20)は汚れることなく、いつまでも
清潔に使用することができる。
【0026】尚、図7に示すように、グリル部の開閉扉
(2) と受け皿(20)とが一体になっている形式のもので
は、トレー(1) の側壁(12b) で、受け皿(20)の前方側の
フランジ(23b) を巻き込むことができないので、トレー
(1) の内側へ折り返しておけば良い。上記した実施の形
態のものでは、流通段階前に、軟質アルミニウム合金箔
を予め皿状に成型したが、前記厚さの軟質アルミニウム
合金箔を、上記したように、複数枚重ねて、長辺380
mm、短辺285mmの略長方形状に打ち抜いた平板(1
5)として、そのままの形状で流通させても良い。この場
合、前記平板(15)内に、図8に示すように、トレー(1)
の底部(11)の周縁部及び各コーナ部のひだ部(13)(13)に
相当する折り目(16)(16)を付けておく。
【0027】この実施の形態のものでは、前記平板(15)
を受け皿(20)の上に載置するとともにそのまま前記受け
皿(20)内に、手で押し下げる。前記平板(15)は、前記折
り目(16)(16)に沿って、折り曲げられ、前記受け皿(20)
内で前記したトレー(1) と同様な皿状に成型されること
となる。このものでは、流通段階の嵩を低くできるの
で、在庫時に邪魔にならず、持ち運びも便利なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】受け皿(20)に従来のトレー(10)を収容した状態
を示す説明図。
【図2】前記トレー(10)内に魚載置網(3) を収容した状
態を示す要部拡大断面図。
【図3】前記トレー(10)と受け皿(20)との間に魚載置網
(3) の足(31)が位置するように魚載置網(3) を収容した
状態を示す要部拡大断面図。
【図4】本発明実施の形態におけるトレー(1) 及び受け
皿(20)の説明図。
【図5】本発明実施の形態におけるトレー(1) 、受け皿
(20)及び魚載置網(3) の説明図。
【図6】本発明実施の形態におけるトレー(1) 、受け皿
(20)及び魚載置網(3) のセット状態の説明図。
【図7】グリル部の開閉扉(2) と一体となった受け皿(2
0)に、図4のトレー(1) を収容させた状態を示す要部拡
大断面図。
【図8】本発明の他の実施の形態におけるトレー(1) の
平面図。
【符号の説明】
(1) ・・・・・・・トレー (11)・・・・・・・底部 (12)・・・・・・・側壁 (20)・・・・・・・受け皿 (21)・・・・・・・底面部 (22)・・・・・・・側壁 (23)・・・・・・・フランジ 尚、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のアルミニウム箔を同時に皿状に
    成形した後、各アルミニウム箔に分離して魚焼きグリル
    の方形状の受け皿に敷設して使用する受け皿用トレーで
    あって、前記受け皿(20)の底面部(21)に対応し
    た底部(11)と、前記底部(11)の周縁から前記受
    け皿の側壁部に沿って立ち上がる側壁(12)と、前記
    側壁(12)の各コーナ部に形成された複数のひだ部
    (13)(13)とからなり、前記側壁(12)の立上
    がり長さを前記受け皿(20)の側壁(22)の立上が
    り長さよりも長く設定するとともに、全体を軟質のアル
    ミニウム箔で構成した魚焼きグリルの受け皿用トレー。
  2. 【請求項2】 前記魚焼きグリルの受け皿はその上縁か
    ら外方へ突出するフランジ(23)を有し、前記側壁(12)の
    立上がり長さは、前記受け皿(20)の側壁(22)の立上がり
    長さと前記フランジ(23)の突出幅との合計長さよりも長
    い請求項1記載の魚焼きグリルの受け皿用トレー。
  3. 【請求項3】 前記魚焼きグリルの受け皿の底面部は長
    方形形状を有し、前記底部(11)の形状を、前記受け皿(2
    0)の底面部(21)よりもやや小さな略長方形状とするとと
    もに、前記底部(11)の長辺側から立上がる側壁(12a) の
    立上がり長さを、前記底部(11)の短辺側から立上がる側
    壁(12b) の立上がり長さよりも短く設定した請求項1又
    は2記載の魚焼きグリルの受け皿用トレー。
  4. 【請求項4】 前記軟質アルミニウム箔の厚みを、18
    〜35ミクロンとした請求項1から3のいずれかに記載
    の魚焼きグリルの受け皿用トレー。
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