JP3078981B2 - 排水蓋 - Google Patents
排水蓋Info
- Publication number
- JP3078981B2 JP3078981B2 JP06077412A JP7741294A JP3078981B2 JP 3078981 B2 JP3078981 B2 JP 3078981B2 JP 06077412 A JP06077412 A JP 06077412A JP 7741294 A JP7741294 A JP 7741294A JP 3078981 B2 JP3078981 B2 JP 3078981B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inclined piece
- outer edge
- piece
- lid
- water tank
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- Expired - Lifetime
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- Sink And Installation For Waste Water (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、流し台の水槽に設けら
れた排水口部に着脱自在に取付けられる排水蓋に関する
ものである。
れた排水口部に着脱自在に取付けられる排水蓋に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、流し台のような厨房機器の排水口
部に着脱自在に取付けられる排水蓋として実開平４−８
４４７２号公報に示されるようなものが提供されてい
る。このものは、図６乃至図８に示されるように略円板
状に形成された蓋体２０が排水口部３に着脱自在に取付
けられるようになっている。この蓋体２０は図７、図８
に示されるように半円部２０ａが斜め下方に向けて突設
され、残りの半円部２０ｂが下方に向けて大きく湾曲突
設されており、各半円部２０ａ，２０ｂの間に設けられ
た排水口２１より生ごみ及び食器洗い後の洗浄水の排水
を行なうようになっている。そして、各半円部２０ａ，
２０ｂによって排水及び生ごみの排水を行なわせながら
スプーンや箸等の長尺物が排水容器内に流れ込むのを防
止するようになっている。
部に着脱自在に取付けられる排水蓋として実開平４−８
４４７２号公報に示されるようなものが提供されてい
る。このものは、図６乃至図８に示されるように略円板
状に形成された蓋体２０が排水口部３に着脱自在に取付
けられるようになっている。この蓋体２０は図７、図８
に示されるように半円部２０ａが斜め下方に向けて突設
され、残りの半円部２０ｂが下方に向けて大きく湾曲突
設されており、各半円部２０ａ，２０ｂの間に設けられ
た排水口２１より生ごみ及び食器洗い後の洗浄水の排水
を行なうようになっている。そして、各半円部２０ａ，
２０ｂによって排水及び生ごみの排水を行なわせながら
スプーンや箸等の長尺物が排水容器内に流れ込むのを防
止するようになっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、半円部２０ａが斜め下方に向けて突
設されているために各半円部２０ａ，２０ｂの先端間に
形成されることとなる排水口２１の開口寸法が小さくな
ってしまい、排水性能が低いものになってしまうという
問題があった。ここで、図８中創造線にて示されるよう
に残りの半円部２０ｂの傾斜角度を大きくして各半円部
２０ａ，２０ｂ間に形成される排水口２１の大きさを大
きくすることも考えられるが、下方への傾斜角度を大き
くすればするほど、排水口２１は大きくできるが、半円
部２０ｂによる受け片の作用が無くなることとなり、ス
プーンや箸等の長尺物の脱落防止作用がなくなってしま
うという問題がある。また、半円部２０ｂの下方への突
出寸法を大きくすると半円部２０ｂが排水口部３内に収
容されたゴミかご等の他の部材に接触して納まりが悪く
なるという問題があった。
従来例にあっては、半円部２０ａが斜め下方に向けて突
設されているために各半円部２０ａ，２０ｂの先端間に
形成されることとなる排水口２１の開口寸法が小さくな
ってしまい、排水性能が低いものになってしまうという
問題があった。ここで、図８中創造線にて示されるよう
に残りの半円部２０ｂの傾斜角度を大きくして各半円部
２０ａ，２０ｂ間に形成される排水口２１の大きさを大
きくすることも考えられるが、下方への傾斜角度を大き
くすればするほど、排水口２１は大きくできるが、半円
部２０ｂによる受け片の作用が無くなることとなり、ス
プーンや箸等の長尺物の脱落防止作用がなくなってしま
うという問題がある。また、半円部２０ｂの下方への突
出寸法を大きくすると半円部２０ｂが排水口部３内に収
容されたゴミかご等の他の部材に接触して納まりが悪く
なるという問題があった。
【０００４】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、箸やスプーン等の食器がゴミ収容部内に落ち
込むのを防止しながら投入口の開口寸法を大きくとるこ
とができ、排水性能の高い排水蓋を提供しようとするも
のである。
のであり、箸やスプーン等の食器がゴミ収容部内に落ち
込むのを防止しながら投入口の開口寸法を大きくとるこ
とができ、排水性能の高い排水蓋を提供しようとするも
のである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１の発明では、流し台１の水槽２の排水口部
３に設けられたゴミ収容部４の上面部分を開閉自在に覆
う排水蓋において、ゴミ収容部４の上面開口縁部に着脱
自在に嵌着される外縁部５の内方に被覆部６を設け、こ
の被覆部６を略半分が斜め上方に向けて突設される上が
り傾斜片７と、残りの略半分が斜め下方に向けて突設さ
れる下り傾斜片８とで構成し、上がり傾斜片７と下り傾
斜片８との間にゴミや水を導入する投入口９を形成した
ことを特徴とするものである。
に、請求項１の発明では、流し台１の水槽２の排水口部
３に設けられたゴミ収容部４の上面部分を開閉自在に覆
う排水蓋において、ゴミ収容部４の上面開口縁部に着脱
自在に嵌着される外縁部５の内方に被覆部６を設け、こ
の被覆部６を略半分が斜め上方に向けて突設される上が
り傾斜片７と、残りの略半分が斜め下方に向けて突設さ
れる下り傾斜片８とで構成し、上がり傾斜片７と下り傾
斜片８との間にゴミや水を導入する投入口９を形成した
ことを特徴とするものである。
【０００６】請求項２の発明では、請求項１において外
縁部５の上面に投入口９に向けて下り傾斜する傾斜面１
０を形成したことを特徴とするものである。請求項３の
発明では、請求項１において上がり傾斜片７と外縁部５
との間に排水孔１１を設けたことを特徴とするものであ
る。請求項４の発明では、請求項１において上がり傾斜
片７の上端縁を水槽２の底板面２ａと略面一の高さ位置
にしたことを特徴とするものである。
縁部５の上面に投入口９に向けて下り傾斜する傾斜面１
０を形成したことを特徴とするものである。請求項３の
発明では、請求項１において上がり傾斜片７と外縁部５
との間に排水孔１１を設けたことを特徴とするものであ
る。請求項４の発明では、請求項１において上がり傾斜
片７の上端縁を水槽２の底板面２ａと略面一の高さ位置
にしたことを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】請求項１の発明によれば、下り傾斜片８の傾斜
角度を大きくすることなく上がり傾斜片７と下り傾斜片
８との間に形成される投入口９の開口寸法を大きくする
ことができ、箸やスプーン等の長尺物がゴミ収容部４内
に落ち込むのを防止しながら投入口９の開口寸法を大き
くとることができる。
角度を大きくすることなく上がり傾斜片７と下り傾斜片
８との間に形成される投入口９の開口寸法を大きくする
ことができ、箸やスプーン等の長尺物がゴミ収容部４内
に落ち込むのを防止しながら投入口９の開口寸法を大き
くとることができる。
【０００８】請求項２の発明によれば、外縁部５上の水
やゴミは傾斜面１０によって投入口９にガイドされるこ
ととなり、投入口９に向けての排水性能がより一層向上
させられる。請求項３の発明によれば、上がり傾斜片７
と外縁部５との間からも排水が行なわれるものであり、
投入口９に向けての排水性能がより一層向上させられ
る。
やゴミは傾斜面１０によって投入口９にガイドされるこ
ととなり、投入口９に向けての排水性能がより一層向上
させられる。請求項３の発明によれば、上がり傾斜片７
と外縁部５との間からも排水が行なわれるものであり、
投入口９に向けての排水性能がより一層向上させられ
る。
【０００９】請求項４の発明によれば、皿等の食器や鍋
の蓋等を水槽２内に置いた場合、上端縁が水槽２の底板
面２ａと略面一の高さ位置となった上がり傾斜片７によ
って食器や蓋は水槽２の底板面２ａと上がり傾斜片７と
の間で支持されることとなり、排水口部３の部分におい
て傾いたりするようなことなく食器や蓋を安定した状態
で水槽２内に置くことができる。
の蓋等を水槽２内に置いた場合、上端縁が水槽２の底板
面２ａと略面一の高さ位置となった上がり傾斜片７によ
って食器や蓋は水槽２の底板面２ａと上がり傾斜片７と
の間で支持されることとなり、排水口部３の部分におい
て傾いたりするようなことなく食器や蓋を安定した状態
で水槽２内に置くことができる。
【００１０】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。排水蓋は、流し台１の水槽２に設けられた排
水口部３の上面開口部を覆うように排水口部３に着脱自
在に取付けられるようになっている。この排水蓋は耐熱
性及び滑動性に優れた樹脂材料によって一体形成されて
おり、図１、図２に示されるように排水口部３の上部開
口縁に嵌着される外縁部５と、外縁部５の内方に形成さ
れた被覆部６とによって主体が構成されている。１２は
ゴミ収容部４を形成する容器であり、１３は容器１２内
に着脱自在に取付けられたゴミかごである。
詳述する。排水蓋は、流し台１の水槽２に設けられた排
水口部３の上面開口部を覆うように排水口部３に着脱自
在に取付けられるようになっている。この排水蓋は耐熱
性及び滑動性に優れた樹脂材料によって一体形成されて
おり、図１、図２に示されるように排水口部３の上部開
口縁に嵌着される外縁部５と、外縁部５の内方に形成さ
れた被覆部６とによって主体が構成されている。１２は
ゴミ収容部４を形成する容器であり、１３は容器１２内
に着脱自在に取付けられたゴミかごである。
【００１１】外縁部５は環状に形成されており、周端面
が排水口部３の上部開口部に隙間無く嵌着される大きさ
となっている。外縁部５の上面には投入口９に向けて下
り傾斜する傾斜面１０が形成されており、外縁部５上の
水は図２中矢印に示されるように傾斜面１０にガイドさ
れて投入口９に向けて流れるようになっている。外縁部
５の周端面の下部には傾斜ガイド面１４が形成されてお
り、ゴミ収容部４の上部開口部に嵌合する場合には傾斜
ガイド面１４によってガイドされることで上部開口部へ
の嵌め込み作業を支障なく簡易に行なうことができるよ
うになっている。
が排水口部３の上部開口部に隙間無く嵌着される大きさ
となっている。外縁部５の上面には投入口９に向けて下
り傾斜する傾斜面１０が形成されており、外縁部５上の
水は図２中矢印に示されるように傾斜面１０にガイドさ
れて投入口９に向けて流れるようになっている。外縁部
５の周端面の下部には傾斜ガイド面１４が形成されてお
り、ゴミ収容部４の上部開口部に嵌合する場合には傾斜
ガイド面１４によってガイドされることで上部開口部へ
の嵌め込み作業を支障なく簡易に行なうことができるよ
うになっている。
【００１２】被覆部６は略半分が斜め上方に向けて突設
された上がり傾斜片７と、残りの略半分が斜め下方に向
けて突設された下り傾斜片８とで構成されており、上が
り傾斜片７と下り傾斜片８との間にはゴミや水を導入す
る略三日月状の投入口９が形成されている。上がり傾斜
片７は上端縁部が外縁部５の上面よりも上方に位置し、
且つ水槽２の底板面２ａと略面一の位置に位置するよう
に斜め上方に向けて突設されているものであるが、幅方
向においては図３に示されるように中央部のａ点が両端
のｂ点及びｃ点よりも高くなっており、凸曲面状に湾曲
した状態となっている。下方に向けて突設された下り傾
斜片８は凹曲面状に形成されており、箸やスプーン等の
長尺物を受けて長尺物がゴミかご１３内に脱落するのを
防止する形状となっている。
された上がり傾斜片７と、残りの略半分が斜め下方に向
けて突設された下り傾斜片８とで構成されており、上が
り傾斜片７と下り傾斜片８との間にはゴミや水を導入す
る略三日月状の投入口９が形成されている。上がり傾斜
片７は上端縁部が外縁部５の上面よりも上方に位置し、
且つ水槽２の底板面２ａと略面一の位置に位置するよう
に斜め上方に向けて突設されているものであるが、幅方
向においては図３に示されるように中央部のａ点が両端
のｂ点及びｃ点よりも高くなっており、凸曲面状に湾曲
した状態となっている。下方に向けて突設された下り傾
斜片８は凹曲面状に形成されており、箸やスプーン等の
長尺物を受けて長尺物がゴミかご１３内に脱落するのを
防止する形状となっている。
【００１３】しかして、上記のように構成された排水蓋
の投入口９は洗浄時や調理時には水やゴミがゴミ収容部
４内のゴミかご１３に流れ込みやすい方向にセットさ
れ、これらの洗浄作業や調理作業が終了した後には上が
り傾斜片７が水槽２の手前側に位置し、下り傾斜片８が
水槽２の奥側に位置するようにセットされるものであ
る。つまり、洗浄時や調理時には水やゴミが投入口９を
介してごみかご１３内に流れ込みやすくなり、洗浄また
は調理終了後には投入口９を介してゴミかご１３が直接
見えないように設置されるものである。
の投入口９は洗浄時や調理時には水やゴミがゴミ収容部
４内のゴミかご１３に流れ込みやすい方向にセットさ
れ、これらの洗浄作業や調理作業が終了した後には上が
り傾斜片７が水槽２の手前側に位置し、下り傾斜片８が
水槽２の奥側に位置するようにセットされるものであ
る。つまり、洗浄時や調理時には水やゴミが投入口９を
介してごみかご１３内に流れ込みやすくなり、洗浄また
は調理終了後には投入口９を介してゴミかご１３が直接
見えないように設置されるものである。
【００１４】そして、箸やスプーン等の長尺物の食器類
は略三日月状に形成されている投入口９へと回り込みに
くいために投入口９内に落下しにくいものであり、しか
も、上がり傾斜片７は斜め上方に向けて突設されている
ので、下り傾斜片８の傾斜角度を大きくすることなく上
がり傾斜片７と下り傾斜片８との間に形成される投入口
９の開口寸法を大きくすることができ、箸やスプーン等
の食器がゴミ収容部４内に落ち込むのを防止しながら投
入口９の開口寸法を大きくとることができ、排水性能を
高くすることができる。また、皿等の食器や鍋の蓋を水
槽２内に置いた場合、上端縁が水槽２の底板面２ａと略
面一の高さ位置となった上がり傾斜片７によって食器や
蓋は水槽２の底板面２ａと上がり傾斜片７との間で支持
されることとなり、排水口部の部分において傾いたりす
るようなことなく食器や蓋を安定した状態で水槽２内に
置くことができるものである。
は略三日月状に形成されている投入口９へと回り込みに
くいために投入口９内に落下しにくいものであり、しか
も、上がり傾斜片７は斜め上方に向けて突設されている
ので、下り傾斜片８の傾斜角度を大きくすることなく上
がり傾斜片７と下り傾斜片８との間に形成される投入口
９の開口寸法を大きくすることができ、箸やスプーン等
の食器がゴミ収容部４内に落ち込むのを防止しながら投
入口９の開口寸法を大きくとることができ、排水性能を
高くすることができる。また、皿等の食器や鍋の蓋を水
槽２内に置いた場合、上端縁が水槽２の底板面２ａと略
面一の高さ位置となった上がり傾斜片７によって食器や
蓋は水槽２の底板面２ａと上がり傾斜片７との間で支持
されることとなり、排水口部の部分において傾いたりす
るようなことなく食器や蓋を安定した状態で水槽２内に
置くことができるものである。
【００１５】図２は本発明の第２実施例を示しており、
このものにあっては、上がり傾斜片７と外縁部５との間
に排水孔１１が設けられている。この実施例において
は、上がり傾斜片７の上端縁は外縁部５の上端縁と略面
一の状態となっており、また、凹曲面状に形成された下
り傾斜片８の曲率は上記した実施例のものよりも大きい
ものとなっている。このものにおいては、上がり傾斜片
７と外縁部５との間からも小さなゴミ及び排水が行なわ
れるものであり、排水孔１１と投入口９との両方から排
水が行なわれることで排水性能が高いものとなってい
る。
このものにあっては、上がり傾斜片７と外縁部５との間
に排水孔１１が設けられている。この実施例において
は、上がり傾斜片７の上端縁は外縁部５の上端縁と略面
一の状態となっており、また、凹曲面状に形成された下
り傾斜片８の曲率は上記した実施例のものよりも大きい
ものとなっている。このものにおいては、上がり傾斜片
７と外縁部５との間からも小さなゴミ及び排水が行なわ
れるものであり、排水孔１１と投入口９との両方から排
水が行なわれることで排水性能が高いものとなってい
る。
【００１６】
【発明の効果】請求項１の発明は、ゴミ収容部の上面開
口縁部に着脱自在に嵌着される外縁部の内方に被覆部を
設け、この被覆部を略半分が斜め上方に向けて突設され
る上がり傾斜片と、残りの略半分が斜め下方に向けて突
設される下り傾斜片とで構成し、上がり傾斜片と下り傾
斜片との間にゴミや水を導入する投入口を形成してある
ので、下り傾斜片の傾斜角度を大きくすることなく上が
り傾斜片と下り傾斜片との間に形成される投入口の開口
寸法を大きくすることができ、箸やスプーン等の食器が
ゴミ収容部内に落ち込むのを防止しながら投入口の開口
寸法を大きくとることができるものであり、排水性能の
高い排水蓋を提供することができるものである。
口縁部に着脱自在に嵌着される外縁部の内方に被覆部を
設け、この被覆部を略半分が斜め上方に向けて突設され
る上がり傾斜片と、残りの略半分が斜め下方に向けて突
設される下り傾斜片とで構成し、上がり傾斜片と下り傾
斜片との間にゴミや水を導入する投入口を形成してある
ので、下り傾斜片の傾斜角度を大きくすることなく上が
り傾斜片と下り傾斜片との間に形成される投入口の開口
寸法を大きくすることができ、箸やスプーン等の食器が
ゴミ収容部内に落ち込むのを防止しながら投入口の開口
寸法を大きくとることができるものであり、排水性能の
高い排水蓋を提供することができるものである。
【００１７】請求項２の発明は、請求項１において外縁
部の上面に投入口に向けて下り傾斜する傾斜面を形成し
てあるので、請求項１の効果に加えて外縁部上の水やゴ
ミは傾斜面によって投入口にガイドされることとなり、
投入口に向けての排水性能をより一層向上させることが
できるものである。請求項３の発明は、請求項１におい
て上がり傾斜片と外縁部との間に排水孔を設けてあるの
で、請求項１の効果に加えて上がり傾斜片と外縁部との
間からも排水が行なわれるものであり、排水性能をより
一層向上させることができるものである。
部の上面に投入口に向けて下り傾斜する傾斜面を形成し
てあるので、請求項１の効果に加えて外縁部上の水やゴ
ミは傾斜面によって投入口にガイドされることとなり、
投入口に向けての排水性能をより一層向上させることが
できるものである。請求項３の発明は、請求項１におい
て上がり傾斜片と外縁部との間に排水孔を設けてあるの
で、請求項１の効果に加えて上がり傾斜片と外縁部との
間からも排水が行なわれるものであり、排水性能をより
一層向上させることができるものである。
【００１８】請求項４の発明は、請求項１において上が
り傾斜片の上端縁を水槽の底板面と略面一の高さ位置に
してあるので、請求項１の効果に加えて皿等の食器や鍋
の蓋を水槽内に置いた場合、上端縁が水槽の底板面と略
面一の高さ位置となった上がり傾斜片によって食器や蓋
は水槽の底板面と上がり傾斜片との間で支持されること
となり、排水口部の部分において傾いたりするようなこ
となく食器や蓋を安定した状態で水槽内に置くことがで
きるものである。
り傾斜片の上端縁を水槽の底板面と略面一の高さ位置に
してあるので、請求項１の効果に加えて皿等の食器や鍋
の蓋を水槽内に置いた場合、上端縁が水槽の底板面と略
面一の高さ位置となった上がり傾斜片によって食器や蓋
は水槽の底板面と上がり傾斜片との間で支持されること
となり、排水口部の部分において傾いたりするようなこ
となく食器や蓋を安定した状態で水槽内に置くことがで
きるものである。
【図１】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図２】同上の平面図である。
【図３】上がり傾斜片の傾斜状態を説明する説明図であ
る。
る。
【図４】他の実施例を示す断面図である。
【図５】同上の平面図である。
【図６】従来例を示す分解斜視図である。
【図７】従来例を示す平面図である。
【図８】同上の断面図である。
１ 流し台 ２ 水槽 ２ａ 底板面 ３ 排水口部 ４ ゴミ収容部 ５ 外縁部 ６ 被覆部 ７ 上がり傾斜片 ８ 下り傾斜片 ９ 投入口 １０ 傾斜面 １１ 排水孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E03C 1/262 E03C 1/266 B65F 1/00 102
Claims (4)
- 【請求項１】 流し台の水槽の排水口部に設けられたゴ
ミ収容部の上面部分を開閉自在に覆う排水蓋において、
ゴミ収容部の上面開口縁部に着脱自在に嵌着される外縁
部の内方に被覆部を設け、この被覆部を略半分が斜め上
方に向けて突設される上がり傾斜片と、残りの略半分が
斜め下方に向けて突設される下り傾斜片とで構成し、上
がり傾斜片と下り傾斜片との間にゴミや水を導入する投
入口を形成して成ることを特徴とする排水蓋。 - 【請求項２】 外縁部の上面に投入口に向けて下り傾斜
する傾斜面を形成して成ることを特徴とする請求項１記
載の排水蓋。 - 【請求項３】 上がり傾斜片と外縁部との間に排水孔を
設けて成ることを特徴とする請求項１記載の排水蓋。 - 【請求項４】 上がり傾斜片の上端縁を水槽の底板面と
略面一の高さ位置にして成ることを特徴とする請求項１
記載の排水蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06077412A JP3078981B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 排水蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06077412A JP3078981B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 排水蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07286349A JPH07286349A (ja) | 1995-10-31 |
| JP3078981B2 true JP3078981B2 (ja) | 2000-08-21 |
Family
ID=13633223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06077412A Expired - Lifetime JP3078981B2 (ja) | 1994-04-15 | 1994-04-15 | 排水蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3078981B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011106089A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-02 | Noritz Corp | 排水部材 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5244336B2 (ja) * | 2007-05-28 | 2013-07-24 | パナソニック株式会社 | 排水口覆い蓋 |
-
1994
- 1994-04-15 JP JP06077412A patent/JP3078981B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011106089A (ja) * | 2009-11-12 | 2011-06-02 | Noritz Corp | 排水部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07286349A (ja) | 1995-10-31 |
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