JP3078982B2 - 排水蓋 - Google Patents

排水蓋

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JP3078982B2
JP3078982B2 JP06077413A JP7741394A JP3078982B2 JP 3078982 B2 JP3078982 B2 JP 3078982B2 JP 06077413 A JP06077413 A JP 06077413A JP 7741394 A JP7741394 A JP 7741394A JP 3078982 B2 JP3078982 B2 JP 3078982B2
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克朗 村井
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Refuse Receptacles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流し台の水槽に設けら
れた排水口部に着脱自在に取付けられる排水蓋に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、流し台のような厨房機器の排水口
部に着脱自在に取付けられる排水蓋として実開平4−8
4472号公報に示されるようなものが提供されてい
る。このものは、図5乃至図7に示されるように略円板
状に形成された蓋体20が排水口部3に着脱自在に取付
けられるようになっている。この蓋体20は図6、図7
に示されるように半円部20aが斜め下方に向けて突設
され、残りの半円部20bが下方に向けて大きく湾曲突
設されており、各半円部20a,20bの間に設けられ
た排水口21より生ごみ及び食器洗い後の洗浄水の排水
を行なうようになっている。そして、各半円部20a,
20bによって排水及び生ごみの排水を行なわせながら
スプーンや箸等の長尺物が排水容器内に流れ込むのを防
止するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、排水蓋上に流れ込んでくる水は外縁
部5の上面及び各半円部20a,20bの上面を介して
順次排水口21内に流れ込むようになっているものであ
り、つまり、排水蓋の部分で整流されたりするようなこ
となく順次排水口21に向けて流れ込むように構成され
ているだけであり、排水口21の部分で相対して流れ込
んでくる水同士が衝突したりすると排水口21内への水
の流れ込みが悪くなり、これによって排水性能が低下す
るという問題があった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、整流して投入口内に流れ込むようにすること
で排水性能の高い排水蓋を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、流し台1の水槽2の排水口部
3に設けられたゴミ収容部4の上面部分を開閉自在に覆
う排水蓋において、ゴミ収容部4の上面開口縁部に着脱
自在に嵌着される外縁部5の内方に被覆部6を設け、こ
の被覆部6を略半分が斜め上方に向けて突設される上が
り傾斜片7と、残りの略半分が斜め下方に向けて突設さ
れる下り傾斜片8とで構成し、上がり傾斜片7と下り傾
斜片8との間にゴミや水を導入する投入口9を形成し、
外縁部5の内周部に沿って上がり傾斜片7側から下り傾
斜片8側に向けて徐々に広がる凹溝10を投入口9に連
続するように凹設したことを特徴とするものである。
【0006】請求項2の発明では、請求項1において投
入口9を被覆部6の一端に寄せて配置し、この投入口9
に向けて凹設された凹溝10を投入口9に近づくほど深
くしたことを特徴とするものである。請求項3の発明で
は、請求項1において外縁部5の上面に内方に向けて下
り傾斜する排水ガイド面11を設けたことを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】請求項1の発明によれば、排水蓋上に流れ込む
水やゴミは外縁部5の内周部に沿って形成された凹溝1
0に沿って流れて投入口9内に流れ込むものであり、投
入口9に流れ込む水は外縁部5の内側に沿って螺旋状に
移動して順次投入口9内に流れ込むものであって、この
ように螺旋状に移動することで投入口9への排水が乱れ
たりすることなく整流された後に投入口9内に流れ込む
ものである。また、凹溝10は投入口9に近づくほど広
くなっているので、まとめて凹溝10内を流れる水が乱
れたり凹溝10より溢れたりするようなことがない。
【0008】請求項2の発明によれば、まとめて凹溝1
0内を流れる水が乱れたり凹溝10より溢れたりするよ
うなことがない。請求項3の発明によれば、外縁部5の
上面に水が溜まったりするようなことなく凹溝10に向
けて順次水が流れる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を図示された実施例に基づいて
詳述する。排水蓋は、流し台1の水槽2に設けられた排
水口部3の上面開口部を覆うように排水口部3に着脱自
在に取付けられるようになっている。この排水蓋は耐熱
性及び滑動性に優れた樹脂材料によって一体形成されて
おり、図1乃至図3に示されるように排水口部3の上部
開口縁に嵌着される外縁部5と、外縁部5の内方に形成
された被覆部6とによって主体が構成されている。12
はゴミ収容部4を形成する容器であり、13は容器12
内に着脱自在に取付けられたゴミかごである。
【0010】外縁部5は環状に形成されており、周端面
が排水口部3の上部開口部に隙間無く嵌着される大きさ
となっている。外縁部5の上面には内方に向けて下り傾
斜する排水ガイド面11が形成されており、外縁部5上
の水は排水ガイド面11にガイドされて被覆部6に向け
て流れるようになっている。外縁部5の周端面の下部に
は傾斜ガイド面14が形成されており、ゴミ収容部4の
上部開口部に嵌合する場合には傾斜ガイド面14によっ
てガイドされることで上部開口部への嵌め込み作業を支
障なく簡易に行なうことができるようになっている。
【0011】被覆部6は略半分が斜め上方に向けて突設
された上がり傾斜片7と、残りの略半分が斜め下方に向
けて突設された下り傾斜片8とで構成されており、上が
り傾斜片7と下り傾斜片8との間にはゴミや水を導入す
る略三日月状の投入口9が形成されている。この投入口
9は一端が外縁部5の内端に接するように被覆部6の一
端に寄せた状態で配置されている。上がり傾斜片7は上
端縁部が外縁部5の上面と略面一の位置に位置するよう
に斜め上方に向けて突設されており、幅方向においては
中央部が両端よりも高くなった凸曲面状に湾曲した状態
となっている。下方に向けて突設された下り傾斜片8は
凹曲面状に形成されており、箸やスプーン等の長尺物を
受けて長尺物がゴミかご13内に脱落するのを防止する
形状となっている。
【0012】外縁部5の内周部に沿って外縁部5と被覆
部6との間には上がり傾斜片7側から下り傾斜片8側に
向けて徐々に広がる凹溝10が投入口9に連続するよう
に凹設されている。また、凹溝10はその溝深さを投入
口9に近づくほど深くしてある。つまり、被覆部6の一
端寄りに配置された投入口9に向けて螺旋状に水をガイ
ドするように凹溝10が形成されている。
【0013】しかして、上記のように構成された排水蓋
の投入口9は洗浄時や調理時には水やゴミがゴミ収容部
4内のゴミかご13に流れ込みやすい方向にセットさ
れ、これらの洗浄作業や調理作業が終了した後には上が
り傾斜片7が水槽2の手前側に位置し、下り傾斜片8が
水槽2の奥側に位置するようにセットされるものであ
る。つまり、洗浄時や調理時には水やゴミが投入口9を
介してごみかご13内に流れ込みやすくなり、洗浄また
は調理終了後には投入口9を介してゴミかご13が直接
見えないように設置されるものである。
【0014】そして、箸やスプーン等の長尺物の食器類
は略三日月状に形成されている投入口9へと回り込みに
くいために投入口9内に落下しにくいものであり、しか
も、凹溝10に沿って投入口9に向けて流れる水は外縁
部5の内周部に沿うように螺旋状に流れて投入口9に流
れ込むために投入口9に流れる水は整流されながら投入
口9に流れ込むこととなり、排水蓋の部分で排水が乱れ
たりするようなことなく順次投入口9内に水が流れ込む
ものであり、排水性能が高いものである。
【0015】
【発明の効果】請求項1の発明は、ゴミ収容部の上面開
口縁部に着脱自在に嵌着される外縁部の内方に被覆部を
設け、この被覆部を略半分が斜め上方に向けて突設され
る上がり傾斜片と、残りの略半分が斜め下方に向けて突
設される下り傾斜片とで構成し、上がり傾斜片と下り傾
斜片との間にゴミや水を導入する投入口を形成し、外縁
部の内周部に沿って上がり傾斜片側から下り傾斜片側に
向けて徐々に広がる凹溝を投入口に連続するように凹設
してあるので、排水蓋上に流れ込む水やゴミは外縁部5
の内周部に沿って形成された凹溝10に沿って流れて投
入口9内に流れ込むものであり、投入口9に流れ込む水
は外縁部5の内側に沿って螺旋状に移動して順次投入口
9内に流れ込むこととなり、このように螺旋状に移動す
ることで投入口9への排水が乱れたりすることなく整流
された後に投入口9内に流れ込むものであり、排水性能
を向上させることができるものである。
【0016】請求項2の発明は、請求項1において投入
口を被覆部の一端に寄せて配置し、この投入口に向けて
凹設された凹溝を投入口に近づくほど深くしてあるの
で、請求項1の効果に加えてまとめて凹溝10内を流れ
る水が乱れたり凹溝10より溢れたりするようなことが
なく凹溝を介して投入口内に水が流れ込むものであり、
排水性能を向上させることができるものである。
【0017】請求項3の発明は、請求項1において外縁
部の上面に内方に向けて下り傾斜する排水ガイド面を設
けてあるので、請求項1の効果に加えて外縁部上の水や
ゴミは排水ガイド面によって凹溝にガイドされることと
なり、投入口に向けての排水性能をより一層向上させる
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】図1におけるB−B線断面図である。
【図4】図1のC−C線断面における設置状態を示す断
面図である。
【図5】従来例を示す分解斜視図である。
【図6】従来例を示す平面図である。
【図7】同上の断面図である。
【符号の説明】
1 流し台 2 水槽 2a 底板面 3 排水口部 4 ゴミ収容部 5 外縁部 6 被覆部 7 上がり傾斜片 8 下り傾斜片 9 投入口 10 凹溝 11 排水ガイド面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流し台の水槽の排水口部に設けられたゴ
    ミ収容部の上面部分を開閉自在に覆う排水蓋において、
    ゴミ収容部の上面開口縁部に着脱自在に嵌着される外縁
    部の内方に被覆部を設け、この被覆部を略半分が斜め上
    方に向けて突設される上がり傾斜片と、残りの略半分が
    斜め下方に向けて突設される下り傾斜片とで構成し、上
    がり傾斜片と下り傾斜片との間にゴミや水を導入する投
    入口を形成し、外縁部の内周部に沿って上がり傾斜片側
    から下り傾斜片側に向けて徐々に広がる凹溝を投入口に
    連続するように凹設して成ることを特徴とする排水蓋。
  2. 【請求項2】 投入口を被覆部の一端に寄せて配置し、
    この投入口に向けて凹設された凹溝を投入口に近づくほ
    ど深くして成ることを特徴とする請求項1記載の排水
    蓋。
  3. 【請求項3】 外縁部の上面に内方に向けて下り傾斜す
    る排水ガイド面を設けて成ることを特徴とする請求項1
    記載の排水蓋。
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