JP3206323B2 - 排水口の覆蓋 - Google Patents

排水口の覆蓋

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JP3206323B2 JP20573894A JP20573894A JP3206323B2 JP 3206323 B2 JP3206323 B2 JP 3206323B2 JP 20573894 A JP20573894 A JP 20573894A JP 20573894 A JP20573894 A JP 20573894A JP 3206323 B2 JP3206323 B2 JP 3206323B2
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克朗 村井
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キッチンシンクの底面
に埋設して用いられる排水トラップの排水口に嵌合して
用いられる排水口の覆蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からキッチンシンク等の底面には、
ゴミ取り用の排水トラップが埋設して用いられており、
この排水トラップの排水口には、トラップされて中にた
まったゴミが外から見えないようにするために、水落と
し口を備えた覆蓋が着脱自在に嵌合して取り付けられて
いる。この覆蓋の一つとして、図3(a)(b)に示す
如く、排水トラップの排水口の内周壁面に嵌着される外
周縁部(ニ)の、一方の内側半分を中央部に向かって僅
かに傾斜する平面片(ハ)とし、他方の内側半分を中央
部に向かって下向きに傾斜する水受け片(ロ)として設
け、平面片(ハ)と水受け片(ロ)との間に水落とし口
(イ)を設けてなる覆蓋が、実開平4−84472の公
報に示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如き覆蓋にあっては、水落とし口(イ)があまり大きく
できないために、排水量が多いとスムースな排水が望め
ないものであった。すなわち、この覆蓋において水受け
片(ロ)の下向きの傾斜角度を大きくすると、覆蓋の排
水能力を高めることができるものの、反面、水受け片
(ロ)が箸やスプーン等を受け止めることができなくな
って排水トラップ内に落下するという問題があった。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、排水能力に優れた排水
口の覆蓋を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の排水口の覆蓋
は、シンクの底面に埋設された排水トラップの排水口に
嵌合して用いられる排水口の覆蓋であって、排水トラッ
プの排水口の内周壁面に嵌着される外周縁部4の、一方
の内側半分を外周縁部4の内周縁から中央部に向かって
上向き又は下向きに折り返し自在に傾斜する目隠し片3
とし、他方の内側半分を外周縁部4の内周縁から中央部
に向かって下向きに傾斜する水受け片2として設け、目
隠し片3と水受け片2との間に開口する水落とし口1を
設けてなることを特徴とするものである。
【0006】ここで、本発明の排水口の覆蓋を構成する
材質としては、耐久性に優れ、且つ目隠し片3を上向き
又は下向きに自在に折り返しても、目隠し片3が破損さ
れないものであればよく、例えば、弾性を有する合成樹
脂や硬質のゴム質材を用いると好ましいものである。
【0007】
【作用】本発明の排水口の覆蓋によると、目隠し片3を
上向きに傾斜させると水落とし口1が大きくなって排水
能力が高まる。一方、目隠し片3を下向きに傾斜させる
と、該覆蓋の上に鍋やフライパン等の洗い物を置いて
も、目隠し片3が邪魔にならない。
【0008】
【実施例】以下、本発明を実施例として示した図面に基
づいて説明する。
【0009】図1(a)は、本発明の排水口の覆蓋の一
例を示す斜視図であり、(b)は(a)のA−A断面図
である。また、図2は、本発明の排水口の覆蓋の設置例
を示す斜視図である。
【0010】図示の如く、該覆蓋は、シンクの底面に埋
設された筒状の排水トラップ5の排水口6に嵌合して用
いられるものである。該覆蓋は、抗菌剤を含有した硬質
のゴム質材からなる成形品である。該覆蓋の外周縁部4
はリング状に形成されており、排水トラップ5の排水口
6の内周壁面に密接して嵌着するものである。
【0011】この外周縁部4の一方の内側半分には、外
周縁部4の内周縁から中央部に向かって上向き又は下向
きに折り返し自在に傾斜する目隠し片3が設けられてい
る。この目隠し片3は硬質のゴム質材から形成されてい
るので弾性を有しており、上下からそれぞれ力を加える
と、歪みながら上向き又は下向きに反転し、傾斜した状
態で安定するものである。
【0012】一方、外周縁部4の他方の内側半分には、
外周縁部4の内周縁から中央部に向かって下向きに傾斜
する水受け片2が設けられている。この水受け片2の先
端縁は、目隠し片3の先端縁の真下よりも奥に延出する
ように設けられていると、排水トラップ5の内部を隠す
うえで好ましいものである。
【0013】さらに、目隠し片3と水受け片2との間に
は、上下に連通する水落とし口1が設けられている。す
なわち、この水落とし口1の内周は、目隠し片3と水受
け片2の先端縁で形成されているものである。したがっ
て、目隠し片3を上向き又は下向きに折り返すと水落と
し口1の大きさを変更することができるものである。
【0014】該覆蓋を排水トラップ5の排水口6に嵌着
する際には、水受け片2が奥側となるようにすると望ま
しいものである。このようにすると、目隠し片3が視界
を遮って水落とし口1から排水トラップ5の内部が見え
なくなる。
【0015】また、シンクにて洗い物をする際には、目
隠し片3を上向きに傾斜させて使用すると、水落とし口
1が大きくなって排水能力が高まり、排水がスムースと
なるものである。このとき、水は目隠し片3を回り込ん
で水落とし口1に流入し、箸、スプーン、小皿等の小さ
な食器類は、水受け片2にて受け止められて水落とし口
1から排水トラップ5内に落下しにくくなっている。
【0016】一方、目隠し片3を下向きに傾斜させて使
用すると、該覆蓋の上に鍋やフライパン等の洗い物を置
いても、目隠し片3が邪魔にならないものである。さら
に、シンクに溜水する際には、排水トラップ5の排水口
6を密栓する止水蓋を装着しやすくなるという効果もあ
る。
【0017】
【発明の効果】本発明の排水口の覆蓋によると、目隠し
片3を上向きに傾斜させると水落とし口1が大きくなっ
て排水能力が高まる。一方、目隠し片3を下向きに傾斜
させると、該覆蓋の上に鍋やフライパン等の洗い物を置
いても、目隠し片3が邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の排水口の覆蓋の一例を示す上
面図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。
【図2】本発明の排水口の覆蓋の設置例を示す斜視図で
ある。
【図3】(a)は従来の覆蓋を示す上面図であり、
(b)は(a)のA−A断面図である。
【符号の説明】
1 水落とし口 2 水受け片 3 目隠し片 4 外周縁部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクの底面に埋設された排水トラップ
    の排水口に嵌合して用いられる排水口の覆蓋であって、
    排水口の内周壁面に嵌着される外周縁部4の、一方の内
    側半分を外周縁部4の内周縁から中央部に向かって上向
    き又は下向きに折り返し自在に傾斜する目隠し片3と
    し、他方の内側半分を外周縁部4の内周縁から中央部に
    向かって下向きに傾斜する水受け片2として設け、目隠
    し片3と水受け片2との間に開口する水落とし口1を設
    けてなることを特徴とする排水口の覆蓋。
JP20573894A 1994-08-30 1994-08-30 排水口の覆蓋 Expired - Fee Related JP3206323B2 (ja)

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