JP2553679Y2 - 流し台の排水装置 - Google Patents

流し台の排水装置

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JP2553679Y2
JP2553679Y2 JP3114192U JP3114192U JP2553679Y2 JP 2553679 Y2 JP2553679 Y2 JP 2553679Y2 JP 3114192 U JP3114192 U JP 3114192U JP 3114192 U JP3114192 U JP 3114192U JP 2553679 Y2 JP2553679 Y2 JP 2553679Y2
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、流し台の排水装置に
関する。
【0002】
【従来技術】従来のこの種の排水装置の中には、図10
と図11に示す構成のものが公知である。
【0003】この従来の排水装置は、シンクの底部に縦
長状の排水口部2を凹設し、該排水口部2にゴミ収納器
3を装着すると共に、上記排水口部2に略正方形に形成
された蓋体5を着脱自在に、かつ、排水口部2の長手方
向に沿ってスライド自在に嵌着して構成されている。
【0004】そして、上記従来の排水装置にあっては、
常態では、図10に示すように、蓋体5を排水口部2の
手前側に配置してゴミ収納器3がシンク手前側から見え
ないようにして用い、排水は、上記手前側に配置された
蓋体5の後端部と排水口部2の奥行側との間に形成され
る開口2Aを通して行なうように構成されている。ま
た、大きなゴミをゴミ収納器3に捨てる場合には、図1
1に示すように、上記蓋体5を排水口部2の奥行側にス
ライドさせて、排水口部2の手前側に形成される開口2
Bから捨てているのが現状である。
【0005】
【従来技術の課題】しかしながら、上記従来の流し台の
排水装置にあっては、常に排水口部2の一部2A或は2
Bが開口していることとなるので、スプーンやフォーク
・箸等の小物類がゴミ収納器3内に流れ落ち易く使い勝
手が悪い。
【0006】一方、大きなゴミをゴミ収納器3内に捨て
易くするためには、上記開口2Bを大きく形成しなけれ
ばならず、該開口2Bを大きくすると、当然開口2Aも
大きくなるので、スプーンやフォーク・箸等の小物類が
いっそうゴミ収納器3内に流れ落ち易くなり、実用性が
悪くなる、という問題を有していた。
【0007】この考案は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、常態では、ゴ
ミ収納器がシンク手前側から全く見えないのは勿論、ス
プーンやフォーク・箸等の小物類がゴミ収納器内に流れ
落ちる虞れが全くなく、大きなゴミをゴミ収納器に捨て
る場合には、開閉自在な開口を開けることで、ゴミを容
易に捨てることができる使い勝手に優れた流し台の排水
装置を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この考案にあっては、シンクの底部に排水口部を凹
設し、該排水口部にゴミ収納器を装着すると共に、上記
排水口部に簀の子プレートを着脱自在に嵌着してゴミ収
納器の上部を覆うように構成されてなる流し台の排水装
置において、上記簀の子プレートに、水流入用のスリッ
トとゴミ導入用の開口部とを形成すると共に、該ゴミ導
入用の開口部は、上記簀の子プレートの下面にスライド
自在に装着されたシャッタープレートによって開閉自在
に構成されていることを特徴とするものである。
【0009】
【実施例】以下、添付図面に示す実施例に基き、この考
案を詳細に説明する。
【0010】図1乃至図8に示すように、この実施例に
係る排水装置が取り付けられる流し台は、キャビネット
(図示せず)の上部に取り付けられる天板10を有して
構成されており、該天板10は、その右側方にシンク部
11を有し、左側方に作業台部12を有して構成されて
いる。
【0011】シンク部11の作業台部側底部には、平面
形状が略正方形に形成された排水口部13が形成されて
おり、該排水口部13の底部は、中央部に形成された排
水孔部14方向へと流れ勾配を有して形成されていると
共に、該排水孔部14には、排水機能を有するゴミ収納
器15が着脱自在に装着されている。尚、このゴミ収納
器15および排水孔部14の構成・作用は従来の流し台
と同様であるため、その詳細な説明をここでは省略す
る。
【0012】作業台部12は、上記シンク部11方向へ
向かって緩やかな流れ勾配を有して構成されており、該
作業台部12の上にはまな板(図示せず)等を載置して
水を流しながら作業できるように浅い凹部を有して構成
されている。勿論、図1の仮想線で示すように、流し台
に取り付けられる蛇口は、シンク部11および作業台部
12へと回動するように構成されている。
【0013】また、上記シンク部11の排水口部13に
は、簀の子プレート20が着脱自在に嵌装されている。
【0014】この簀の子プレート20は、図1乃至図6
に示すように、上記排水口部13の平面形状よりも若干
小径の相似形状に形成されており、その本体21の手前
側および奥行側には、スプーン・フォーク・箸等が通り
抜けない程度の開口を有する複数の流入用のスリット2
2と、上記本体21の中央部に開設されたゴミ導入用の
開口部23と、が開設されている。
【0015】また、上記ゴミ導入用の開口部23は、図
7と図8からも明らかなように、該開口部23の真下に
配置されるゴミ収納器15に大きなゴミを直接落下でき
る程度の開口面積を有して構成されていると共に、上記
本体21の下面にスライド自在に装着されたシャッター
プレート25によって開閉自在に構成されている。
【0016】このシャッタープレート25は、上記ゴミ
導入用の開口部23の真下に配置された場合には、該開
口部23を完全に閉塞する大きさを有する平板で形成さ
れており、上記本体21の下面であって上記本体21の
手前側から開口部23の奥行方向へと延びる断面略L字
状および逆L字状のレール24に沿ってスライド自在に
嵌合係止されている。勿論、このシャッタープレート2
5を本体21の手前側へスライドさせた場合には、図8
に示すように、上記開口部23が大きく開口するように
構成されている。尚、図中符号26は、該シャッタープ
レート25に凹設された指掛り部である。
【0017】また、上記本体21の裏面側を合成樹脂で
裏打ちすることで、該本体21を薄板で構成しても十分
な強度を得ることができ、さらに、合成樹脂を本体21
の周縁フランジに被覆することで、簀の子プレート20
の着脱時或は洗浄時における怪我を有効に防止すること
ができると共に、該簀子プレート20を排水口部13に
装着しても、排水口部13の周縁部が傷つきにくく密着
性も向上する。
【0018】この実施例に係る流し台の排水装置は、以
上説明したように、上記シャッタープレート25でゴミ
導入用の開口部23を閉塞しておけば、ゴミ収納器15
がシンク手前側から全く見えないので、シンク部11内
を常に清潔な状態に保つことができることは勿論、洗浄
排水や小さなゴミは、上記流入用のスリット22からゴ
ミ収納器15内へと流下して排水される。このとき、ス
プーンやフォーク・箸等の小物類は、上記流入用のスリ
ット22を通り抜けることがないため、これらが誤って
ゴミ収納器15内に流れ落ちる虞れが全くなく、使い勝
手が大幅に向上する。
【0019】また、大きなゴミをゴミ収納器15内に捨
てる場合には、上記シャッタープレート25をスライド
させてゴミ導入用の開口部23を開口することで、ゴミ
を容易に捨てることができる。
【0020】尚、上記実施例では、ゴミ導入用の開口部
23を本体21の中央部に開設した場合を例にとり説明
したが、この考案にあっては、これに限定されるもので
はなく、例えば、図9に示すように、ゴミ導入用の開口
部23を本体21の手前側に配置し、或は、図示はしな
いが、本体の奥行側に配置しても同様の効果が得られる
ことは勿論、図9に示すように、上記シャッタープレー
ト25に、上記流入用のスリット22と同様の構成から
なるスリット27を開設して水はけをさらに向上させて
もよい。
【0021】さらに、この考案にあっては、上記シャッ
タープレート25を左右方向にスライド自在に構成して
もよく、また、簀の子プレート20および開口部22,
23の形状も上記実施例に限定されるものではない。
【0022】
【考案の効果】この考案は、以上説明したように、常態
では、ゴミ収納器がシンク手前側から全く見えないのは
勿論、スプーンやフォーク・箸等の小物類がゴミ収納器
内に流れ落ちる虞れが全くなく、大きなゴミをゴミ収納
器に捨てる場合には、開閉自在な開口を開けることで、
ゴミを容易に捨てることができる他、デザイン性も向上
する等、この種の排水装置における使い勝手を大幅に向
上させることができる、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る流し台の排水装置が
適用された天板の構成を示す平面図である。
【図2】同排水装置の簀の子プレートの構成を示す分解
斜視図である。
【図3】同簀の子プレートの本体の構成を示す平面図で
ある。
【図4】同簀の子プレート本体の正面図である。
【図5】図3V−V線断面図である。
【図6】図3VI−VI線断面図である。
【図7】同排水装置の排水部の構成を一部省略して示す
断面図である。
【図8】同排水装置のシャッタープレートをスライドさ
せてゴミ導入用の開口部を開放した状態を示す平面図で
ある。
【図9】簀の子プレートの他の実施例を示す平面図であ
る。
【図10】従来の排水装置の構成を示す平面図である。
【図11】同従来の排水装置の使用状態例を示す平面図
である。
【符号の説明】
11 シンク 13 排水口部 15 ゴミ収納器 20 簀の子プレート 22 流入用のスリット 23 ゴミ導入用の開口部 25 シャッタープレート

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンクの底部に排水口部を凹設し、該排
    水口部にゴミ収納器を装着すると共に、上記排水口部に
    簀の子プレートを着脱自在に嵌着してゴミ収納器の上部
    を覆うように構成されてなる流し台の排水装置におい
    て、上記簀の子プレートに、水流入用のスリットとゴミ
    導入用の開口部とを形成すると共に、該ゴミ導入用の開
    口部は、上記簀の子プレートの下面にスライド自在に装
    着されたシャッタープレートによって開閉自在に構成さ
    れていることを特徴とする流し台の排水装置。
JP3114192U 1992-03-30 1992-03-30 流し台の排水装置 Expired - Fee Related JP2553679Y2 (ja)

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JPH0581105U JPH0581105U (ja) 1993-11-02
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101410228B1 (ko) * 2013-05-21 2014-06-26 도예림 수저용 개수대를 갖는 싱크대

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101410228B1 (ko) * 2013-05-21 2014-06-26 도예림 수저용 개수대를 갖는 싱크대

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JPH0581105U (ja) 1993-11-02

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