JP2871454B2 - キッチンカウンタのシンク排水口構造 - Google Patents

キッチンカウンタのシンク排水口構造

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JP2871454B2
JP2871454B2 JP6079288A JP7928894A JP2871454B2 JP 2871454 B2 JP2871454 B2 JP 2871454B2 JP 6079288 A JP6079288 A JP 6079288A JP 7928894 A JP7928894 A JP 7928894A JP 2871454 B2 JP2871454 B2 JP 2871454B2
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sink
drain
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side portion
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康浩 水嶋
一平 丸尾
充 宮本
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YAMAHA RIBINGU TETSUKU KK
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば流し台、収納
ボックスあるいは調理台などが適宜組み合わせ並設配置
された厨房設備におけるキッチンカウンタのシンク排水
口構造に関するもので、特に、シンク本体の排水口に設
けられる目皿に工夫を施すことにより、シンク内の清潔
感を高めるとともに、ストレーナ内への小物食器類の落
込み等による排水不良を防止するようにしたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキッチンカウンタのシン
ク排水口構造においては、図7に示すように、シンク本
体aの底面部に開口形成された排水口bに、網カゴcが
設けられたストレーナdを装着し、このストレーナdの
前記排水口bに臨む開口部eの内周面に形成した段付面
部f上に目皿としてゴム製蓋gを取外し自在に嵌合し載
置してなる構成を有するものがある。
【0003】そして、このような従来のゴム製蓋gは、
図8に示すように、円盤状のゴム板hからなり、このゴ
ム板hの上辺中心部に排水孔iを設けるとともに、この
排水孔iの中心からゴム板hの外周部に向け複数のスリ
ットjを放射状に切設することにより分離形成した各々
の舌片kのゴム弾性による復元力を利用して、ストレー
ナdの開口部eを開閉可能に閉塞するような排水通路か
らなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来構造のものでは、図7に2点破線で示すように、
ゴム製蓋gの上辺部が排水孔iを中心とした複数の舌片
kにて開閉するようになっていることから、ストレーナ
d内に箸やスプーン等の小物食器類が食糟などのゴミと
共に落ち込み易いばかりでなく、舌片kの開き時に、ス
トレーナd内の網カゴcに堆積した食糟などのゴミが見
えて不潔感を与える。
【0005】 しかも、ゴム製蓋gの上辺部がシンク本体
aの底面部と面一か、それより下方に位置しているため
に、シンク本体aの排水口bが鍋等の食器類の底で塞が
れて、排水不良が生じるという問題があった。
【0006】
【発明の目的】この発明の目的は、シンク内の清潔感を
高め、かつ、ストレーナ内への小物食器類の落込み等に
よる排水不良を防止することができるようにしたキッチ
ンカウンタのシンク排水口構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、この発明は、シンク本体内の底面部に開口形成
された排水口にストレーナを装着し、かつこのストレー
ナの前記排水口に臨む開口部の内周面に段付面部を形成
するとともに、この段付面部上に目皿を遊嵌状態にて取
外し自在に嵌合し載置してなるキッチンカウンタのシン
ク排水口構造において、前記目皿は、上辺部と周側辺部
とで形成されたキャップ体からなり、このキャップ体の
上辺部と周側辺部に排水通路を設けてなることを特徴と
し、さらに、前記キャップ体の一部を前記シンク本体内
の底面部より突出させてなることを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】すなわち、この発明は、上記の構成を採用する
ことにより、目皿を上辺部と周側辺部とからなるキャッ
プ体にて形成し、このキャップ体の上辺部と周側辺部に
排水通路を設けてなるために、キャップ体の上辺部に洗
浄水や食糟などのゴミ等が溜ることなくストレーナ内に
排出され、シンク内が清潔に保たれるばかりでなく、箸
やスプーン等の小物食器類がストレーナ内に落ち込むこ
とがない。
【0009】 また、目皿を形成するキャップ体の一部を
シンク本体内の底面部より突出させることにより、例え
ば鍋等の食器類などの底でシンク本体の排水口を塞ごう
としても、キャップ体の上辺部で鍋等の食器類などの底
がシンク本体内の底面部より持ち上げられるために、シ
ンク本体の排水口が塞がれることがない。
【0010】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図1から図6に
示す図面に基づいて詳細に説明すると、図1及び図2
は、この発明に係るキッチンカウンタのシンク排水口構
造の第1実施例を示すもので、図中1はキッチンカウン
タのシンク部を形成するステンレススチール製のシンク
本体である。
【0011】 このシンク本体1内の底面部1aには、排
水口2がその周辺に段差部2aを有して開口形成され、
この排水口2には、有底円筒状のストレーナ3が装着さ
れている。
【0012】 このストレーナ3は、上端開口部4の外周
縁にフランジ部5が形成され、その開口部4の内周面に
は、段付面部6A,6Bが2段に段付形成されている。
【0013】 すなわち、前記ストレーナ3は、前記シン
ク本体1の排水口2に上方から挿入され、そのフランジ
部5を前記排水口2の段差部2aにシール部材7を介し
て面一状態で係止させるとともに、前記シンク本体1の
裏面側から締付けナット8にて締結することにより取り
付けられるようになっているもので、その底部には、排
水管9が接続されている。
【0014】 そして、前記ストレーナ3の開口部4の内
周面に形成した上段の段付面部6A上には、ステンレス
等からなる目皿10が遊嵌状態にて取外し自在に嵌合さ
れ載置されていて、この目皿10は、上辺部12と周側
辺部13とからなるキャップ体11にて形成され、この
キャップ体11の上辺部12を凹ませて受面12Aにし
て、その周縁部12Bを前記シンク本体1の底面部1a
より突出Tさせてなるとともに、その周側辺部13の下
端縁13aと、その周縁部12Bとには、排水通路とし
ての複数の切欠き部14と窓孔15Aとがそれぞれ形成
されている。
【0015】 また、前記目皿10を形成するキャップ体
11の受面12Aにも、排水通路としての多数の小孔か
らなる排水孔16Aを開口させてなる形態を有する。
【0016】 なお、図中20は、前記ストレーナ3内に
挿入した網カゴで、この網カゴ20は、その上端縁に形
成したフランジ部21を前記ストレーナ3の開口部4の
内周面に形成した下段の段付面部6Bに上方から取外し
可能に係止されている。
【0017】 しかして、上記の構成によれば、目皿10
を形成するキャップ体11が上辺部12と周側辺部13
とからなり、このキャップ体11の上辺部12と周側辺
部13に排水通路としての複数の切欠き部14や窓孔1
5A及び排水孔16Aを設けてなるために、食糟などの
ゴミは、キャップ体11の周側辺部13のみから切欠き
部14や窓孔15を通してストレーナ3内に排出され、
箸やスプーン等の小物食器類がストレーナ3内に落ち込
むことがない。
【0018】 また、ストレーナ3の開口部4が常に目皿
10を形成するキャップ体11の上辺部12にて目隠し
しているために、ストレーナ3内の網カゴ20に堆積し
た食糟などのゴミが見えることがない。
【0019】 さらに、目皿10を形成するキャップ体1
1の周側辺部13に排水通路としての切欠き部14や窓
孔15を設けることにより、ストレーナ3内の食糟など
のゴミが堆積した網カゴ20を取り外す際に、キャップ
体11の切欠き部14や窓孔15に指を掛けることが可
能になる。
【0020】 さらにまた、目皿10を形成するキャップ
体11の上辺部12をシンク本体1内の底面部1aより
突出Tさせているので、例えば鍋等の食器類などの底で
シンク本体1の排水口2を塞ごうとしても、キャップ体
11の上辺部12で鍋等の食器類などの底がシンク本体
1内の底面部1aより持ち上げられるために、シンク本
体1の排水口2が塞がれることがない。
【0021】 図3及び図4は、この発明に係る第2実施
例を示すもので、図3に示すように、前記目皿10を形
成するキャップ体11の上辺部12を深く凹ませてコッ
プ状の受面12Aにし、この受面12Aに多数の小孔か
らなる排水孔16Aを形成するとともに、その周側辺部
13Aの下端部を立上り屈曲13Bさせて、この立上り
部13Bの部位に複数の窓孔15Aを切欠き形成し、こ
のような目皿10を、図4に示すように、上記第1実施
例と同様に、前記ストレーナ3の開口部4の内周面に形
成した上段の段付面部6A上に、キャップ体11の上辺
部12をシンク本体1の底面部1aより突出Tさせて載
置してなる構成を有するものである。
【0022】 また、図5及び図6はこの発明に係る第3
実施例を示すもので、図5に示すように、前記目皿10
を形成するキャップ体11の上辺部12の中央部に排水
孔16を設けてなるとともに、この排水孔16を中心と
して前記キャップ体11の外周部に放射状に延びる排水
溝17を形成し、このような目皿10を、図6に示すよ
うに、上記第1,2実施例と同様にして、前記ストレー
ナ3の開口部4の内周面に形成した上段の段付面部6A
上に、キャップ体11の上辺部12をシンク本体1の底
面部1aより突出Tさせて載置してなる構成を有するも
のである。
【0023】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、シンク本体底面部の排水口に装着されたストレー
ナの開口部内周面に形成した段付面部上に遊嵌状態にて
取外し自在に嵌合し載置してなる目皿を、上辺部と周側
辺部とで形成されたキャップ体にて形成し、このキャッ
プ体の上辺部と周側辺部に排水通路を設けてなることか
ら、キャップ体の上辺部に洗浄水や食糟などのゴミ等が
溜ることなくトレーナ内に排出させることができ、これ
によって、シンク内を清潔に保つことができるととも
に、従前のような箸やスプーン等の小物食器類のストレ
ーナ内への落ち込を防止することができる。
【0024】 また、目皿を形成するキャップ体の一部を
シンク本体内の底面部より突出させることにより、例え
ば鍋等の食器類などの底でシンク本体の排水口を塞ごう
としても、キャップ体の上辺部で鍋等の食器類などの底
がシンク本体内の底面部より持ち上げられるために、シ
ンク本体の排水口が塞がれることがなく、これによっ
て、従前のような排水不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るキッチンカウンタのシンク排
水口構造の第1実施例を示す要部断面図。
【図2】 同じく目皿の拡大斜視図。
【図3】 この発明に係る第2実施例を示す目皿の拡大
斜視図。
【図4】 同じく目皿の取付状態を示すシンク本体の要
部断面図。
【図5】 この発明に係る第3実施例を示す目皿の拡大
斜視図。
【図6】 同じく目皿の取付状態を示すシンク本体の要
部断面図。
【図7】 従来のキッチンカウンタのシンク排水口構造
を示す要部断面図。
【図8】 同じく従来の目皿の拡大斜視図。
【符号の説明】
1・・・ シンク本体、1a・・・ 底面部、2・・・ 排水口、2
a・・・ 段差部、3・・・ ストレーナ、4・・・ 開口部、5・・
・ フランジ部、6A,6B・・・ 段付面部、9・・・ 排水
管、10・・・ 目皿、11・・・ キャップ体、12・・・ 上辺
部、13・・・ 周側辺部、14・・・ 排水通路(切欠き
部)、15,15A・・・ 排水通路(窓孔)、20・・・ 網
カゴ、T・・・ 突出高さ。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03C 1/264 E03C 1/262 E03C 1/266

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンク本体の底面部に開口形成された排
    水口にストレーナを装着し、かつこのストレーナの前記
    排水口に臨む開口部の内周面に段付面部を形成するとと
    もに、この段付面部上に目皿を遊嵌状態にて取外し自在
    に嵌合し載置してなるキッチンカウンタのシンク排水口
    構造において、 前記目皿は、上辺部と周側辺部とで形成されたキャップ
    体からなり、このキャップ体の上辺部と周側辺部に排水
    通路を設けたことを特徴とするキッチンカウンタのシン
    ク排水口構造。
  2. 【請求項2】 シンク本体の底面部に開口形成された排水
    口にストレーナを装着し、かつこのストレーナの前記排
    水口に臨む開口部の内周面に段付面部を形成するととも
    に、この段付面部上に目皿を遊嵌状態にて取外し自在に
    嵌合し載置してなるキッチンカウンタのシンク排水口構
    造において、 前記目皿は、上辺部と周側辺部とで形成されたキャップ
    体からなり、このキャップ体の上辺部と周側辺部に排水
    通路を設けるとともに、 前記キャップ体の一部を前記シンク本体の底面部より突
    出させたことを特徴とするキッチンカウンタのシンク排
    水口構造。
JP6079288A 1994-03-28 1994-03-28 キッチンカウンタのシンク排水口構造 Expired - Lifetime JP2871454B2 (ja)

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JP4954048B2 (ja) * 2007-12-18 2012-06-13 ヤマハリビングテック株式会社 ヘアキャッチャー
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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