JPH09111826A - キッチンカウンタのシンク排水口構造 - Google Patents

キッチンカウンタのシンク排水口構造

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Publication number
JPH09111826A
JPH09111826A JP29384895A JP29384895A JPH09111826A JP H09111826 A JPH09111826 A JP H09111826A JP 29384895 A JP29384895 A JP 29384895A JP 29384895 A JP29384895 A JP 29384895A JP H09111826 A JPH09111826 A JP H09111826A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strainer
drainage
lid
sink
drain
Prior art date
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Pending
Application number
JP29384895A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsuyoshi Oota
篤佳 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Living Tech Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Living Tech Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Living Tech Co Ltd filed Critical Yamaha Living Tech Co Ltd
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 食糟などの生ゴミによる異臭やストレーナの
滑りの発生を防止することにより、ストレーナの清掃を
簡便にし、清潔感を高める。 【解決手段】 シンク本体1の排水口部2に装着される
排水容器10内に、中央部が有底筒状のゴミ堆積部21
でかつその上端開口周縁部21aにフランジ部22が形
成されたハット型のストレーナ20を着脱自在に配置す
る。このストレーナの上部に位置する排水容器の上端開
口部をキャップ状の蓋体30にて着脱自在に施蓋する。
ストレーナのゴミ堆積部を比較的小径に形成し、かつそ
のフランジ部を上方に向け拡開するように幅広に傾斜さ
せて形成する。蓋体の外周部に複数の排水流入部31を
設けて、その裏面中央部に筒状の遮断体32を突出させ
て形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば厨房設備
におけるキッチンカウンタのシンク排水口構造に関する
もので、特に、シンク本体の排水口部に装着される排水
容器内に着脱自在に配置される網カゴ等からなるストレ
ーナの主要部への蓋施状態における汚水や細かな生ゴミ
の流入を防止することにより、ストレーナの滑り等によ
る異臭の発生を防止するとともに、ストレーナの清掃処
理を簡便に行なえるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のキッチンカウンタのシン
ク排水口構造においては、図5に示すように、シンク本
体aの底面部に開口形成された排水口部bにパッキンc
及びロックナットdを介して排水容器eを装着し、この
排水容器eの内底面部にトラップgを介して臨ませた排
水管fを排水配管系に接続してなる一方、前記排水容器
e内の上部にストレーナhを着脱自在に配置するととも
に、このストレーナhの上部の排水容器eの上端開口部
を蓋体iにて施蓋してなる構成を有するものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のシンク排水口構造では、汚水や大小の生ゴミの
排出に拘らず蓋体iを取外して、直接排水容器e内に配
置したストレーナh内に大小の生ゴミを汚水と共に同一
経路を介して直接投入していることから、ストレーナh
内に堆積する食糟などの生ゴミの長時間の放置による発
酵や腐敗によって異臭や滑りが発生し易く、不潔感を与
えるばかりでなく、ゴミ捨て毎にストレーナの滑りを除
去するための面倒な清掃を頻繁に行なう必要がある。
【0004】この発明の目的は、排水容器内に配置され
るストレーナへの食糟などの生ゴミや汚水による異臭や
滑り等の発生を防止することにより、ストレーナの清掃
を簡便にし、清潔感を高めることができるようにしたキ
ッチンカウンタのシンク排水口構造を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を達成する
ために、この発明は、シンク本体と、このシンク本体の
内底面部に開口形成された排水口部と、この排水口部に
装着された排水容器と、この排水容器の内底面部にトラ
ップを介して臨ませた排水配管系に接続される排水管
と、この排水管の上部に位置する前記排水容器内に着脱
自在に配置された中央部が有底筒状のゴミ堆積部でかつ
その上端開口周縁部にフランジ部が形成されたハット型
のストレーナと、このストレーナの上部に位置する前記
排水容器の上端開口部を着脱自在に施蓋するキャップ状
の蓋体とを備えたキッチンカウンタのシンク排水口構造
において、前記ストレーナは、そのゴミ堆積部を比較的
小径に形成し、かつ前記フランジ部を上方に向け拡開す
るように幅広に傾斜させて形成してなる一方、前記蓋体
の外周部に複数の排水流入部を設け、かつその裏面中央
部に筒状の遮断体を突出させて形成するとともに、この
遮断体にて前記排水容器への蓋体の施蓋状態における前
記排水流入部からの排水の前記ストレーナのゴミ堆積部
への流入を阻止するように分離してなる構成としたもの
である。
【0006】この場合、前記蓋体の施蓋状態において、
ストレーナの傾斜フランジ部の上面と蓋体の遮断体の外
周側面との間に細かなゴミの貯留部が形成され、また、
排水容器の内周側面とストレーナのゴミ堆積部の外周側
面との間に蓋体の外周部に設けた排水流入部からストレ
ーナのフランジ部を通して流入する排水の排水通路を形
成してなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1から図4に示す図面に基づいて詳細に説明すると、図
1に示すように、図中1はこの発明に係るキッチンカウ
ンタのシンク部を形成するステンレススチール製等のシ
ンク本体である。
【0008】このシンク本体1内の内底面部には、排水
口部2が段差部2aをもたせて開口形成され、この排水
口部2の段差部2aには、パッキン3及びロックナット
4を介して排水容器10が圧締状態にて装着されてい
る。
【0009】そして、この排水容器10の内周側面10
aの上部には、後述するストレーナ20と蓋体30とが
係止される段部11,12が設けられているとともに、
その内底面部10bには、図示しない排水配管系に接続
される排水管13の先端部13aがトラップ14を介し
て臨ませてなる構成を有している。
【0010】そして、前記排水容器10内に配置したス
トレーナ20は、図2に示すように、金網からなる中央
部が比較的小径な有底筒状のゴミ堆積部21と、このゴ
ミ堆積部21の上端開口周縁部21aに張出し形成され
たフランジ部22とからなるハット型の形状を有すると
ともに、このフランジ部22は、上方に向け拡開するよ
うに幅広に傾斜させて形成されて、その外周端縁部22
aを前記排水容器10の内周側面10aの上部中間部位
に形成した段部12に係止させることにより着脱自在に
支持されるようになっている。
【0011】また、前記排水容器10の上端開口部に
は、キャップ状の蓋体30が前記ストレーナ20の上部
に位置させて配置され、この蓋体30の外周部には、図
3に示すように、複数の排水流入部31が切欠き形成さ
れていて、その裏面中央部には、筒状の遮断体32が一
体に突出させて設けられているとともに、その外周端縁
部30aを前記排水容器10の内周側面10aの上端部
位に形成した段部11に係止させることにより着脱自在
に施蓋されるようになっている。
【0012】すなわち、前記蓋体30に設けた遮断体3
2は、前記排水容器10への施蓋状態において、前記排
水流入部31からの汚水Aが前記ストレーナ20のゴミ
堆積部21内に流入するのを阻止するように分離してな
るとともに、その汚水Aは前記ストレーナ20のフラン
ジ部22を通して前記排水容器10の内周側面10aと
ストレーナ20のゴミ堆積部21の外周側面21bとの
間に形成される排水通路41に排水させるようになって
いる一方、前記ストレーナ20の傾斜フランジ部22を
通過しない細かなゴミは、前記ストレーナ20の傾斜フ
ランジ部22の上面と蓋体30の遮断体32の外周側面
32aとの間に形成される空間(ゴミ貯留部)42に堆
積されるようになっている。
【0013】したがって、上記した構成によれば、細か
なゴミを汚水Aと共に排水させる際には、蓋体30をそ
のまま施蓋した状態で行なわれ、細かなゴミや汚水A
は、ストレーナ20の主要なゴミ堆積部21内には流入
しない。
【0014】また、大きなゴミを汚水Aと共に排水させ
る際には、図4に示すように、蓋体30を取外した状態
で行なわれ、大きなゴミは細かなゴミや汚水Aと共にス
トレーナ20の主要なゴミ堆積部21内に流入させると
ともに、これらのゴミをゴミ堆積部21内に堆積させ、
汚水Aのみを通過させて排水させるようになっているも
ので、この場合、前記ゴミ貯留部42に堆積された細か
なゴミは、ブラシ等によってゴミ堆積部21内に掻き落
すようになっている。
【0015】なお、この発明の実施の形態において、前
記ストレーナ20を金網にて形成したが、これには限定
されず、例えばバンチングメタル等にて形成しても良
く、その材料の選択は任意である。
【0016】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明は、シンク本体の排水口部に装着される排水容器内
に、中央部が有底筒状のゴミ堆積部でかつその上端開口
周縁部にフランジ部が形成されたハット型のストレーナ
を着脱自在に配置し、このストレーナの上部に位置する
排水容器の上端開口部をキャップ状の蓋体にて着脱自在
に施蓋する一方、ストレーナのゴミ堆積部を比較的小径
に形成し、かつそのフランジ部を上方に向け拡開するよ
うに幅広に傾斜させて形成してなる一方、蓋体の外周部
に複数の排水流入部を設けて、その裏面中央部に筒状の
遮断体を突出させて形成し、この遮断体にて排水容器へ
の蓋体の施蓋状態における排水流入部からの排水のスト
レーナのゴミ堆積部への流入を阻止するように分離する
とともに、排水容器の内周側面とストレーナのゴミ堆積
部の外周側面との間に蓋体の外周部に設けた排水流入部
からストレーナのフランジ部を通して流入する排水の排
水通路を形成してなることから、従前のような食糟など
の細かな生ゴミの堆積による異臭やストレーナの滑りの
発生を防止することができ、これによって、ストレーナ
の清掃処理を簡便に行なうことができ、清潔感を高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係るキッチンカウンタのシンク排
水口構造の実施の形態を示す要部断面図。
【図2】 同じくストレーナの説明図。
【図3】 同じく蓋体の説明図。
【図4】 同じく蓋体の取外しによる排水状態を示す要
部断面図。
【図5】 従来のキッチンカウンタにおけるシンク排水
口構造の一例を示す蓋体取外し分離状態の要部断面図。
【符号の説明】
1……シンク本体、 2……排水口部、 10……排水容器、 10a……内周側面、 10b……内底面部、 13……排水管、 14……トラップ、 20……ストレーナ、 21……ゴミ堆積部、 21a……上端開口周縁部、 21b……外周側面、 22……フランジ部、 30……蓋体、 30a……外周端縁部、 31……排水流入部、 32……遮断体、 32a……外周側面、 41……排水通路、 42……ゴミ貯留部、 A……汚水。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シンク本体と、このシンク本体の内底面
    部に開口形成された排水口部と、この排水口部に装着さ
    れた排水容器と、この排水容器の内底面部にトラップを
    介して臨ませた排水配管系に接続される排水管と、この
    排水管の上部に位置する前記排水容器内に着脱自在に配
    置された中央部が有底筒状のゴミ堆積部でかつその上端
    開口周縁部にフランジ部が形成されたハット型のストレ
    ーナと、このストレーナの上部に位置する前記排水容器
    の上端開口部を着脱自在に施蓋するキャップ状の蓋体と
    を備えたキッチンカウンタのシンク排水口構造におい
    て、 前記ストレーナは、そのゴミ堆積部を比較的小径に形成
    し、かつ前記フランジ部を上方に向け拡開するように幅
    広に傾斜させて形成してなる一方、 前記蓋体の外周部に複数の排水流入部を設け、かつその
    裏面中央部に筒状の遮断体を突出させて形成するととも
    に、 この遮断体にて前記排水容器への蓋体の施蓋状態におけ
    る前記排水流入部からの排水の前記ストレーナのゴミ堆
    積部への流入を阻止するように分離してなることを特徴
    とするキッチンカウンタのシンク排水口構造。
  2. 【請求項2】 蓋体の施蓋状態において、ストレーナの
    傾斜フランジ部の上面と蓋体の遮断体の外周側面との間
    に細かなゴミの貯留部が形成されることを特徴とする請
    求項1に記載のキッチンカウンタのシンク排水口構造。
  3. 【請求項3】 蓋体の施蓋状態において、排水容器の内
    周側面とストレーナのゴミ堆積部の外周側面との間に蓋
    体の外周部に設けた排水流入部からストレーナのフラン
    ジ部を通して流入する排水の排水通路を形成したことを
    特徴とする請求項1または2に記載のキッチンカウンタ
    のシンク排水口構造。
JP29384895A 1995-10-18 1995-10-18 キッチンカウンタのシンク排水口構造 Pending JPH09111826A (ja)

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JPH09111826A true JPH09111826A (ja) 1997-04-28

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JP (1) JPH09111826A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003093592A1 (en) * 2002-05-02 2003-11-13 Pipesafe Pty Limited Pipe filter and closure assembly
WO2016117773A1 (ko) * 2015-01-23 2016-07-28 전찬우 음식물 수거 및 배수가 용이한 싱크대의 배수구조

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