JP6194507B2 - 封水式排水トラップ - Google Patents
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具体的には、洗面台の洗面ボウル、流し台のシンク、浴室の防水パン等の、排水機器に備えられる槽体の底面に、排水が流入する排水口を設け、この排水口から下水側の配管までを、主にパイプ管からなる排水配管によって接続してなる。
また、この排水配管には、臭気や害虫類が屋内側に逆流しないように、通常排水配管の途中部分に排水トラップと呼ばれる、臭気や害虫類の下水側からの逆流を防止する部材を配管してなる。
以下に従来の排水トラップを採用した、排水機器とその排水配管を、図面を参照しつつ説明する。
図21に示した、特許文献1に記載の排水機器とその排水配管は、以下に記載する、排水トラップ、及び配管部材より構成される。
排水トラップは、以下に記載するトラップ本体、及び防臭椀部材より構成される。
トラップ本体は、上方を開口した有底円筒状の部材であって、上方の開口部分を、槽体内の排水が流入する排水口とすると共に、底面に排水を流出させる排出口を備えてなる。更に、排出口に連通すると共に、トラップ本体の底面から上方に垂立するようにして、円筒形状の防臭筒部をトラップ本体と一体に備えてなる。
防臭椀部材は、略椀形状であって、トラップ本体への取り付け時、防臭筒部を覆うと共に、下端部分が防臭筒部の上端よりも下方且つトラップ本体の底面よりも上方に、着脱自在に配置固定される。
配管部材は、塩ビ材等硬質樹脂からなる管体であって、直管、曲がり管などから構成されてなる。
上記のように構成された各部材は、以下のようにして、配管される。
まず槽体の取付孔に、トラップ本体の排水口を接続固定する。次に、トラップ本体の排出口と、下水側に繋がる床下配管とを、配管部材を介して接続する。
最後に、防臭椀部材を、トラップ本体内部に、防臭筒部を覆うように配置固定して、槽体への排水トラップの施工が完了する。
上記のように構成した排水配管について、排水機器を使用して、槽体内に排水が生じると、排水が排水トラップの排水口からトラップ本体内部に流入する。トラップ本体内部に流入した排水は、そのまま防臭筒部の上縁まで溜まってゆく。排水の溜まりが防臭筒部の上縁に達すると、その上縁を超えて防臭筒部内部を流れ、排出口から配管部材を介して床下配管に排出され、最終的に下水側に排出される。
この時、トラップ本体の底面から、防臭筒部の上縁まで排水が溜まると共に、防臭椀部材の下端部分が防臭筒部の上端よりも下方且つトラップ本体の底面よりも上方に配置固定されているため、排水口から排出口に至る流路の途中部分、具体的には、トラップ本体の内側と防臭椀部材の外側の間であって溜まり水の水面(図21のAで示した部分)を起点とし、防臭椀部材の内側から防臭筒部の外側の間であって溜まり水の水面(図21のBで示した部分)までの部分の流路が、常に満水状態となる。この流路上の満水状態の部分(図21のAからBに至る流路)を、下水側から逆流した臭気や害虫類は進むことができないため、臭気や害虫類が屋内側に侵入することが防がれる。
このように、トラップ本体内部の、排水の流路を満水状態とする排水溜まりを「封水」、トラップ本体の封水を溜める部分を「封水部」と呼ぶ。また、封水を利用して、排水トラップ内部の、排水の流路の一部を常に満水状態にすることで、臭気や害虫類の屋内側への逆流を防止する構造の排水トラップを、「封水式排水トラップ」と呼ぶ。また、臭気や害虫類の屋内側への逆流を、封水を利用し排水の流路を満水とすることで防止した状態を、以下「水封状態」と記載する。
上記した特許文献1に記載の封水式排水トラップは、防臭椀部材を利用した封水式排水トラップであるが、封水式排水トラップは、上記のような防臭椀部材を利用した構造のもの以外にも、図22に示したような、特許文献2に記載の、排水口に接続された、防臭筒部材と呼ばれる筒状の部材を利用して、水封状態を作り出すものがある。
排水トラップは、以下に記載するトラップ本体、及び防臭筒部材より構成される。
トラップ本体は、上方を開口した有底円筒状の部材であって、上方の開口部分を、槽体内の排水が流入する排水口とすると共に、側面の中間よりも若干上方となる位置に排水を流出させる排出口を備えてなる。
防臭筒部材は、略円筒形状を成す筒部と、該筒部の上端から、外周方向に周縁に沿って連続して突出した取付部と、から構成される。
配管部材は、塩ビ材等硬質樹脂からなる管体であって、直管、曲がり管などから構成されてなる。
上記のように構成された各部材は、以下のようにして、配管される。
まず槽体の取付孔に、トラップ本体の排水口を接続固定する。次に、トラップ本体の排出口と、下水側に繋がる床下配管とを、配管部材を介して接続する。
最後に、防臭筒部材を、トラップ本体内部に配置されるように、取付部を排水口に接続することで、槽体への排水トラップの施工が完了する。
上記のように構成した排水配管について、排水機器を使用して、槽体内に排水が生じると、排水が排水トラップの排水口から防臭筒部材の筒部分内部を通過し、トラップ本体内に流入する。トラップ本体内部に流入した排水は、そのまま排出口の下端まで溜まってゆく。排水の溜まりが排出口の下端に達すると、排水は排出口の下端を超えて、排出口から配管部材を介して床下配管に排出され、最終的に下水側に排出される。
この時、トラップ本体の底面から、排出口の下端まで排水が溜まって封水を形成すると共に、防臭筒部材の下端部分が排出口の下端よりも下方且つトラップ本体の底面よりも上方に配置固定されているため、排水口から排出口に至る流路の途中部分、具体的には、防臭筒部材の筒部分の内側の封水水面(図22のAで示した部分)を起点とし、トラップ本体の内側と防臭筒部材の外側の間の封水水面(図22のBで示した部分)までの部分の流路が、常に満水状態となる。この流路上の満水状態の部分(図22のAからBに至る流路)を、下水側から逆流した臭気や害虫類は進むことができないため、臭気や害虫類が屋内側に侵入することが防がれる。
しかしながら、特許文献1に記載の従来例から防臭椀部材を取り出しても、その内部には封水が溜まった状態のままであるため、内部に溜まった塵芥などが確認し難く、また封水により洗剤が拡散して薄められてしまうため洗剤等を有効に活用させ難い。また、封水は排水であり、油成分やヌメリなどで汚れているので、清掃の為に手を差し込むにも不快感を生じる。更に清掃が終わって、洗剤やトラップ本体内面から分離した塵芥などを洗い流すために蛇口等から吐水を行っても、封水部内に残った清掃時の排水と吐水とが混ざるだけで、封水部内部に溜まった清掃時の排水は希釈はされても洗い流すことはなかなかできず、汚れが留まった状態のままとなる、といった問題があった。
この問題を解決するため、特許文献1に記載の、トラップ本体に防臭筒部を備え、防臭筒部に封水椀部を被せる構造の排水トラップでは、防臭筒部をトラップ本体から取り外し可能とすることで、トラップ本体内部の封水を排出口から排出させ、清掃を容易に行う方法が考案されている。しかしながら、この特許文献1に記載の排水トラップでは、防臭筒部材を取り外すためには、清掃の為に封水の中に手を差し込まねばならず、汚水である封水の中に手を差し込む不快感がある、という問題を解消することはできなかった。
また、特許文献2に記載の、排水口に接続される防臭筒部材を利用し、トラップ本体に封水を溜める構造の封水式排水トラップの場合、封水部の外壁部分を取り外すことは、そのままトラップ本体の内部と外部を貫通する孔を設ける事であり、当然ながら封水がキャビネットや床下空間などに流出してしまうことになるため、採用することができない。封水を溜める椀状の部材を別途トラップ本体内部に配置する方法もあるが、この方法でも、椀状部材を取り外すためには、清掃の為に封水の中に手を差し込まねばならず、汚水である封水の中に手を差し込む不快感がある、という問題を解消することはできなかった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、封水式排水トラップにおいて、清掃時に封水部内の排水の一部又は全部を、排出口または排出口の下流側に排出することで、トラップ本体内部の清掃を容易に行うことができるようにするものである。
排水口1aから排出口1bの間に設けられた、排水を溜める封水部4と、
略筒状を成し、トラップ本体1に着脱自在に取り付けられると共に、トラップ本体1への取り付け時、上端周縁が排水口1aに接続され、下端が封水部4の上端よりも下方且つ封水部4底面より上方に位置するように配置されることで、排水口1aから排出口1bに至る流路の少なくとも一部を水封状態とする防臭筒部3aと、
からなる封水式排水トラップにおいて、
防臭筒部3aと、
封水部4の壁面の一部であって、トラップ本体1から着脱可能な着脱壁5と、
トラップ本体1への取り付け時、防臭筒部3aと着脱壁5とを一体の部材として機能するように接続する接続部6と、
から成る水封部材2を備え、
着脱壁5がトラップ本体1から分離することで、封水部4に溜まった排水の一部又は全部が、排出口1bまたは排出口1bの下流側に排出するように構成し、
封水部4から排出口1bの下流に連通するバイパス部7を設けると共に、
着脱壁5によって、バイパス部7を閉塞するように構成したことを特徴とする封水式排水トラップである。
請求項3に記載の本発明では、封水部の側壁として、略筒形状の着脱壁を備えたことで、水封部材を取り出す際に、封水部内の排水を排出口から排出することができる。
請求項4に記載の本発明では、バイパス部を設け、このバイパス部を介して封水を排出口の下流側に排出するように構成したことで、トラップ本体の側面を、そのまま封水部として使用する場合でも、封水部内の排水をバイパス管路から排出口の下流側に排出することができる。
請求項5に記載の本発明では、水封部材として防臭椀部を備える封水式排水トラップにおいて、バイパス部を設け、このバイパス部を介して封水を排出口の下流側に排出するように構成したことで、トラップ本体の側面を、そのまま封水部として使用する場合でも、封水部内の排水をバイパス管路から排出口の下流側に排出することができる。
図1乃至図5に示した本発明の第一実施例は、排水機器としての流し台Kと、その排水を行う排水配管に関するものであって、以下に記載する、流し台K、排水トラップ、及び配管部材12等の部材より構成される。
流し台Kは、底面に取付孔Hを設けた槽体としてのシンクSと、その下方に配置されるキャビネット部Cと、から構成される。
排水トラップは、以下に記載するトラップ本体1、ナット部材11、及び水封部材2より構成される。
トラップ本体1は、上方を開口した有底円筒状の部材であって、上方の開口部分を、槽体であるシンクS内の排水が流入する排水口1aとすると共に、側面の下端近傍に、下方に向かって傾斜する管体部分を備えた、排水を排出させる排出口1bを備えてなる。トラップ本体1の内側底面には、後述する水封部材2の着脱壁5下端と当接する当接部10を備えてなる。具体的には、トラップ本体1の底面中央に、上方に向かって凸となる突出部分を設け、この周囲を当接部10として構成してなる。
また、排水口1aの外側面上端には、周縁に沿って連続するようにして外方向に突出するフランジ部9を有すると共に、フランジ部9の下方側面に雄ネジ部8を備えてなる。尚、トラップ本体1の外径は取付孔Hよりも小径で、フランジ部9の外径は取付孔Hよりも大径である。
ナット部材11は環状の部材であって、内側面に上記トラップ本体1の雄ネジ部8と螺合する雌ネジ部11aを備えてなる。
水封部材2は、以下のような防臭筒部3a、着脱壁5、及び防臭筒部3aと着脱壁5とを一体に接続する接続部6、から構成される。
防臭筒部3aは、略円筒形状を成す筒部と、該筒部の上端から、外周方向に周縁に沿って連続して突出した取付部2aと、から構成される。尚、取付部2aの外縁部分は、回転ロック嵌合により、排水口1aの内側面に接続固定される。
着脱壁5は、略円筒形状であって、下端部分は、水封部材2がトラップ本体1に取り付けられる際、トラップ本体1内部の当接部10に全周に渡って水密的に当接し、接続される。
接続部6は、防臭筒部3aと着脱壁5とを一体に接続する部分であって、防臭筒部3aの下端が、円筒状を成す着脱壁5の上端よりも下方であって、且つ防臭筒部3aの取付部2aを排水口1aに嵌合固定した際に、着脱壁5の下端がトラップ本体1の当接部10に水密的に当接する位置関係に防臭筒部3aと着脱壁5とを接続する。
配管部材12は、塩ビ材等硬質樹脂からなる管体であって、直管、曲がり管などから構成される管体と、それらを接続するナット体、クイックバンドQ等よりなる。
また、防臭筒部3aの取付部2aの外縁部分と、トラップ本体1の排水口1aとの嵌合/解除は、回転ロック嵌合により、水封部材2を回転させることで容易に行うことができる。
また、上記排水口1aと取付部2aとの嵌合により、当接部10と着脱壁5下端とは、パッキングを介して強く押し当てられ、水密的に接続される。このように、当接部10と着脱壁5下端が水密的に接続されることにより、トラップ本体1の底面及び着脱壁5によって防臭椀部3bが形成される。
尚、本実施例においては、詳述はしないが、必要に応じて各部材の接続部分はパッキングや接着などの方法により水密的に接続される。例えば水封部材2の場合、トラップ本体1の排水口1aと、防臭筒部3aの外縁部分とは、嵌合の際にパッキングを利用して着脱自在且つ水密的に接続される。このように、本実施例においては、「水密的に接続した」と特に記載した接続部分以外は水密的に接続されていない、という事ではない。
まず流し台KのシンクSの取付孔Hに、トラップ本体1を上方から挿通させ、トラップ本体1のフランジ部9下面を、シンクSの取付孔H周縁の上面に当接させる。次に、トラップ本体1の下方よりナット部材11を挿通し、トラップ本体1の雄ネジ部8と、ナット部材11の雌ネジ部11aを螺合させることで、トラップ本体1のフランジ部9下面とナット部材11上面とで、取付孔Hの周縁を挟持してトラップ本体1をシンクSに固定する。
次に、トラップ本体1の排出口1bと、下水側に繋がる床下配管とを、配管部材12を介して接続する。本実施例では、配管部材の一種であるクイックパンドQを利用して、排出口1bに連続する管体部分の端部と、配管部材12端部との接続を行っている。
最後に、トラップ本体1の排水口1aと、水封部材2の取付部2aの外縁部分とを、回転ロック嵌合により、パッキングを利用して水密的に嵌合固定させる。また、上述のように、トラップ本体1の排水口1aと、水封部材2の取付部2aの外縁部分との回転ロック嵌合によって、当接部10と着脱壁5下端とは、パッキングを介して強く押し当てられ、水密的に接続され、防臭椀部3bを形成する。このようにして、第一実施例の封水式排水トラップの、流し台KのシンクSへの施工が完了する。
この時、防臭椀部3bの内部、即ちトラップ本体1の底面から、着脱壁5の上端まで排水が溜まって封水を形成する。即ち、本実施例では、防臭椀部3b(トラップ本体1の底面から着脱壁5の上端部分まで)の内部が封水部4である。
また、水封部材2の防臭筒部3aが、防臭椀部3bの内部であって、防臭筒部3aの下端部分が防臭椀部3bの上端よりも下方且つトラップ本体1の底面よりも上方に配置固定されているため、排水口1aから排出口1bに至る流路の途中部分、具体的には、防臭筒部3aの内側の封水水面(図2のAで示した部分)を起点とし、防臭筒部3aの外側と防臭椀部3bの内側の間の封水水面(図2のBで示した部分)までの部分の流路を水封状態とする。この水封部分(図2のAからBに至る流路)を、下水側から逆流した臭気や害虫類は進むことができないため、臭気や害虫類が屋内側に侵入することが防止される。
このようにして、着脱壁5下端とトラップ本体1の底面との当接が解除されることで、封水部4内の封水が、トラップ本体1の側面下方にある排出口1bの開口から下水側に排出され、トラップ本体1内部からは封水を含む全ての排水が流出する。特に本実施例では、トラップ本体1の底面に、上方に向かって凸とした突出部分を設け、この周囲を当接部10として構成し、排出口1bの下端が突出部分よりも下方に位置してなるため、トラップ本体1内部に排水が残る事がない。このため、清掃時に、封水の影響を受けることなく、トラップ本体1内部の清掃を極めて容易に行うことができる。
図6乃至図10に示した本発明の第二実施例は、排水機器としての流し台Kと、その排水を行う排水配管に関するものであって、以下に記載する、流し台K、排水トラップ、及び配管部材12等の部材より構成される。
流し台Kは、底面に取付孔Hを設けた槽体としてのシンクSと、その下方に配置されるキャビネット部Cと、から構成される。
排水トラップは、以下に記載するトラップ本体1、ナット部材11、及び水封部材2より構成される。
トラップ本体1は、上方を開口した有底円筒状の部材であって、上方の開口部分を、槽体であるシンクS内の排水が流入する排水口1aとすると共に、側面の中間よりも若干上方となる位置に、下方に向かって傾斜する管体部分を備えた、排水を流出させる排出口1bを備えてなる。
また、排水口1aの外側面上端には、周縁に沿って連続するようにして外方向に突出するフランジ部9を有すると共に、フランジ部9の下方側面に雄ネジ部8を備えてなる。尚、トラップ本体1の外径は取付孔Hよりも小径で、フランジ部9の外径は取付孔Hよりも大径である。
更にトラップ本体1の内側底面には、後述する水封部材2の着脱壁5によって閉塞されるバイパス排水口1cを備えてなる。
ナット部材11は環状の部材であって、内周面に上記トラップ本体1の雄ネジ部8と螺合する雌ネジ部11aを備えてなる。
水封部材2は、以下のような防臭筒部3a、着脱壁5、及び防臭筒部3aと着脱壁5とを一体に接続する接続部6、から構成される。
防臭筒部3aは、略円筒形状を成す筒部と、該筒部の上端から、外周方向に周縁に沿って連続して突出した取付部2aと、から構成される。尚、取付部2aの外縁部分は、回転ロック嵌合により、排水口1aの内側面に接続固定される。
着脱壁5は、トラップ本体1のバイパス排水口1cを閉塞する円盤状の部材であって、防臭筒部3aが排水口1aに取り付けられる際、トラップ本体1内部のバイパス排水口1cに接続されてバイパス排水口1cを閉塞する。
接続部6は、防臭筒部3aと着脱壁5とを一体に接続する部分であって、防臭筒部3aの下端から着脱壁5に向かって延出した、複数のリブにより構成される。尚、防臭筒部3a内部を通過する排水は、この接続部6のリブの間を支障無く通過することができる。
配管部材12は、塩ビ材等硬質樹脂からなる管体であって、直管、曲がり管などから構成される管体と、それらを接続するナット体、クイックバンドQ等よりなる。
更に本実施例では、配管部材12の一種として、トラップ本体1の排出口1b及びバイパス排水口1cに接続される、下記のような三方管13を備えてなる。
三方管13は、上流側端部がトラップ本体1の排出口1bに接続される主管部分13aと、主管部分13aの側面から側方に延出し、端部がバイパス排水口1cに接続されるバイパス部7と、から構成される。
また、防臭筒部3aの取付部2aの外縁部分と、トラップ本体1の排水口1aとの嵌合/解除は、回転ロック嵌合により、水封部材2を回転させることで容易に行うことができる。
また、上記排水口1aと取付部2aとの嵌合により、バイパス排水口1cと着脱壁5側面とは、パッキングを介して強く押し当てられ、水密的に接続される。このように、バイパス排水口1cと着脱壁5が水密的に接続されることにより、トラップ本体1の底面及び排出口1bまでの側面によって防臭椀部3bが形成される。
尚、本実施例においては、詳述はしないが、必要に応じて各部材の接続部分はパッキングや接着などの方法により水密的に接続される。例えば水封部材2の場合、トラップ本体1の排水口1aと、防臭筒部3aの外縁部分とは、嵌合の際にパッキングを利用して着脱自在且つ水密的に接続される。このように、本実施例においては、「水密的に接続した」と特に記載した接続部分以外は水密的に接続されていない、という事ではない。
まず流し台KのシンクSの取付孔Hに、トラップ本体1を上方から挿通させ、トラップ本体1のフランジ部9下面を、シンクSの取付孔H周縁の上面に当接させる。次に、トラップ本体1の下方よりナット部材11を挿通し、トラップ本体1の雄ネジ部8と、ナット部材11の雌ネジ部11aを螺合させることで、トラップ本体1のフランジ部9下面とナット部材11上面とで、取付孔H周縁を挟持してトラップ本体1をシンクSに固定する。
次に、トラップ本体1の排出口1b及びバイパス排水口1cを、三方管13を利用して、次のように接続する。トラップ本体1の排出口1bに連続する管体部分の端部を三方管13の上端に、トラップ本体1のバイパス排水口1cからの配管をバイパス管7の端部に、それぞれ接続する。本実施例では、配管部材の一種であるクイックパンドQを利用して、トラップ本体1と三方管13の各接続箇所の接続を行っている。これにより、封水部4(後述するが、本実施例では、防臭椀部3bは、トラップ本体1の、底面から排出口1bの下端部分までの側面であり、その内部が封水部4となる)から排出口1bの下流に連通するバイパス部7が形成される。
次に、三方管13の下流側端部と、下水側に繋がる床下配管とを、配管部材12を介して接続する。
最後に、トラップ本体1の排水口1aと、水封部材2の取付部2aの外縁部分とを、回転ロック嵌合により、パッキングを利用して水密的に嵌合固定させる。
この時、バイパス排水口1cには着脱壁5が嵌め込まれると共に、着脱壁5の外側面と、バイパス排水口1cの内側面とがパッキングを介して水密的に接続され、バイパス排水口1cが閉塞される。
このようにして、第二実施例の封水式排水トラップの、流し台KのシンクSへの施工が完了する。
この時、トラップ本体1の底面から、着脱壁5の上縁まで排水が溜まって封水を形成する。即ち、本実施例では、トラップ本体1内部の、トラップ本体1の底面から排出口1bの下端部分までが防臭椀部3bであり、その内部が封水部4である。
また、水封部材2の防臭筒部3aが、防臭椀部3bの内部であって、防臭筒部3aの下端部分が防臭椀部3bの上端よりも下方且つトラップ本体1の底面よりも上方に配置固定されているため、排水口1aから排出口1bに至る流路の途中部分、具体的には、防臭筒部3aの内側の封水水面(図7のAで示した部分)を起点とし、防臭筒部3aの外側と防臭椀部3bの内側の間の封水水面(図7のBで示した部分)までの部分の流路を水封状態とする。この水封部分(図7のAからBに至る流路)を、下水側から逆流した臭気や害虫類は進むことができないため、臭気や害虫類が屋内側に侵入することが防止される。
このようにして、本実施例では、排水トラップの使用時にバイパス排水口1cを閉塞していた着脱壁5が取り出され、バイパス排水口1cが開口されることで、封水部4内の封水が、全てトラップ本体1の底面にあるバイパス排水口1cから、バイパス部7を介し、排出口1bの下流、具体的には三方管13の、主管部分13aとバイパス部7の接続箇所より下水側に排出され、トラップ本体1内部からは封水を含む全ての排水が流出する。このため、清掃時に、封水の影響を受けることなく、トラップ本体1内部の清掃を極めて容易に行うことができる。
図11乃至図15に示した本発明の第三実施例は、排水機器としての流し台Kと、その排水を行う排水配管に関するものであって、以下に記載する、流し台K、排水トラップ、及び配管部材12等の部材より構成される。
流し台Kは、底面に取付孔Hを設けた槽体としてのシンクSと、その下方に配置されるキャビネット部Cと、から構成される。
排水トラップは、以下に記載するトラップ本体1、ナット部材11、及び水封部材2より構成される。
トラップ本体1は、上方を開口した有底円筒状の部材であって、上方の開口部分を、槽体であるシンクS内の排水が流入する排水口1aとすると共に、側面の中間よりも若干上方となる位置に、下方に向かって傾斜する管体部分を備えた、排水を流出させる排出口1bを備えてなる。
また、排水口1aの外側面上端には、周縁に沿って連続するようにして外方向に突出するフランジ部9を有すると共に、フランジ部9の下方側面に雄ネジ部8を備えてなる。尚、トラップ本体1の外径は取付孔Hよりも小径で、フランジ部9の外径は取付孔Hよりも大径である。
更にトラップ本体1の内側面下端部分には、後述する水封部材2の着脱壁5によって閉塞されるバイパス排水口1cを備えてなる。
ナット部材11は環状の部材であって、内周面に上記トラップ本体1の雄ネジ部8と螺合する雌ネジ部11aを備えてなる。
水封部材2は、以下のような防臭椀部3b、着脱壁5、及び防臭筒部3aと着脱壁5とを一体に接続する接続部6、から構成される。
防臭椀部3bは、上端が閉塞され下端が開放された略椀形状であって、側面の上端部分に排出口1bに接続される流出口14を設けてなり、流出口14が排出口1bに接続された状態では、防臭椀部3bの下端がトラップ本体1の底面より上方に位置するように配置される。
着脱壁5は、トラップ本体1のバイパス排水口1cを閉塞する部材であって、上記した防臭椀部3bの流出口14が排出口1bに接続される際、トラップ本体1内部のバイパス排水口1cに接続されてバイパス排水口1cを閉塞する。
接続部6は、防臭筒部3aと着脱壁5とを一体に接続する部分であって、防臭椀部3bの下端から着脱壁5に向かって延出したリブにより構成される。
配管部材12は、塩ビ材等硬質樹脂からなる管体であって、直管、曲がり管などから構成される管体と、それらを接続するナット体、クイックバンドQ等よりなる。
更に本実施例では、配管部材12の一種として、トラップ本体1の排出口1b及びバイパス排水口1cに接続される、下記のような三方管13を備えてなる。
三方管13は、上流側端部がトラップ本体1の排出口1bに接続される主管部分13aと、主管部分13aの側面から側方に延出し、端部がバイパス排水口1cに接続されるバイパス部7と、から構成される。
尚、本実施例においては、詳述はしないが、必要に応じて各部材の接続部分はパッキングや接着などの方法により水密的に接続される。例えば水封部材2の場合、トラップ本体1の排出口1bと、防臭椀部3bの流出口14とは、接続の際にパッキングを利用して着脱自在且つ水密的に接続される。このように、本実施例においては、「水密的に接続した」と特に記載した接続部分以外は水密的に接続されていない、という事ではない。
まず流し台KのシンクSの取付孔Hに、トラップ本体1を上方から挿通させ、トラップ本体1のフランジ部9下面を、シンクSの取付孔H周縁の上面に当接させる。次に、トラップ本体1の下方よりナット部材11を挿通し、トラップ本体1の雄ネジ部8と、ナット部材11の雌ネジ部11aを螺合させることで、トラップ本体1のフランジ部9下面とナット部材11上面とで、取付孔H周縁を挟持してトラップ本体1をシンクSに固定する。
次に、トラップ本体1の排出口1b及びバイパス排水口1cを、三方管13を利用して、次のように接続する。トラップ本体1の排出口1bに連続する管体部分の端部を三方管13の上端に、トラップ本体1のバイパス排水口1cからの配管をバイパス管7の端部に、それぞれ接続する。本実施例では、配管部材の一種であるクイックパンドQを利用して、トラップ本体1と三方管13の各接続箇所の接続を行っている。
これにより、封水部4(後述するが、本実施例では、トラップ本体1の、底面から排出口1bの下端部分までの側面が封水部4である)から排出口1bの下流に連通するバイパス部7が形成される。
次に、三方管13の下流側端部と、下水側に繋がる床下配管とを、配管部材12を介して接続する。
最後に、水封部材2の流出口14をトラップ本体1の排出口1bに、水封部材2の着脱壁5をバイパス排水口1cに、それぞれパッキングを介して水密的に嵌合固定させる。
この時、バイパス排水口1cには着脱壁5が嵌め込まれると共に、着脱壁5の外側面と、バイパス排水口1cの内周面とがパッキングを介して水密的に接続され、バイパス排水口1cが閉塞される。このようにして、第三実施例の封水式排水トラップの、流し台KのシンクSへの施工が完了する。
この時、トラップ本体1の底面から、流出口14の下端まで排水が溜まって封水を形成する。即ち、本実施例では、トラップ本体1内部の、トラップ本体1の底面から流出口14の下端部分までの内部が封水部4である。
また、トラップ本体1の内部であって、防臭椀部3bの下端部分がトラップ本体1の底面よりも上方に配置固定されているため、排水口1aから排出口1bに至る流路の途中部分、具体的には、トラップ本体1の内部であって、防臭椀部3bの外側の封水水面(図12のAで示した部分)を起点とし、防臭椀部3bの内側の封水水面(図12のBで示した部分)までの部分の流路を水封状態とする。この水封部分(図12のAからBに至る流路)を、下水側から逆流した臭気や害虫類は進むことができないため、臭気や害虫類が屋内側に侵入することが防止される。
このようにして、本実施例では、排水トラップの使用時にバイパス排水口1cを閉塞していた着脱壁5が取り出され、バイパス排水口1cが開口されることで、封水部4内の封水が、全てトラップ本体1の底面にあるバイパス排水口1cから、バイパス部7を介し、排出口1bの下流、具体的には三方管13の、主管部分13aとバイパス部7の接続箇所より下水側に排出され、トラップ本体1内部からは封水を含む全ての排水が流出する。このため、清掃時に、封水の影響を受けることなく、トラップ本体1内部の清掃を極めて容易に行うことができる。
例えば、上記実施例では、排水トラップが施工される排水機器及び槽体を、流し台KのシンクSとしているが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、洗面台の洗面ボウルや浴室の浴槽または浴室パン、洗濯機の下方に配置される洗濯機パンなど、他の排水機器の槽体に使用してももちろん構わない。また槽体や排水トラップの各部材の素材に関しても、金属材や硬質樹脂など、本発明が採用できる範囲で自在に変更しても構わない。
もちろん、一体成型や接着などの方法により、水封部材2を取り外した後にも常に一体であるように構成しても構わない。いずれの構成を選択するかは、必要に応じて適宜判断されるものである。
尚、請求項2、請求項3や、上記実施例2、実施例3等で記載している「封水部4から排出口1bの下流に連通するバイパス部7を設ける」とは、あくまで「封水部4から排出口1bの下流に連通する流路として、バイパス部7を設ける」という機能的な構造を示すものであり、排水トラップを含む排水配管を成す部材が、施工前にどのように分割されているかによって、発明の範囲が限定されるものではない。例えば第二実施例や第三実施例のように、トラップ本体1とバイパス部7とが別の部材として構成されている場合も、図17乃至図20の実施例のように、トラップ本体1とバイパス部7を含む三方管13に相当する構成を、トラップ本体1と一体の部材として構成した場合も、特に支障無く本発明の範疇に含まれるものである。
1b 排出口 1c バイパス排水口
2 水封部材 2a 取付部
3a 防臭筒部 3b 防臭椀部
4 封水部 5 着脱壁
6 接続部 7 バイパス部
8 雄ネジ部 9 フランジ部
10 当接部 11 ナット部材
11a 雌ネジ部 12 配管部材
13 三方管 13a 主管部分
14 流出口 C キャビネット部
K 流し台 Q クイックバンド
S シンク
Claims (5)
- 排水が流入する排水口1a及び排水を流出させる排出口1bを備えたトラップ本体1と、
排水口1aから排出口1bの間に設けられた、排水を溜める封水部4と、
略筒状を成し、トラップ本体1に着脱自在に取り付けられると共に、トラップ本体1への取り付け時、上端周縁が排水口1aに接続され、下端が封水部4の上端よりも下方且つ封水部4底面より上方に位置するように配置されることで、排水口1aから排出口1bに至る流路の少なくとも一部を水封状態とする防臭筒部3aと、
からなる封水式排水トラップにおいて、
防臭筒部3aと、
封水部4の壁面の一部であって、トラップ本体1から着脱可能な着脱壁5と、
トラップ本体1への取り付け時、防臭筒部3aと着脱壁5とを一体の部材として機能するように接続する接続部6と、
から成る水封部材2を備え、
トラップ本体1に形成された当接部10と着脱壁5の側面がパッキングを介して水密的に当接することによって封水部4内に排水が貯留可能となるとともに、
着脱壁5がトラップ本体1から分離することで、封水部4に溜まった排水の一部又は全部が、排出口1bまたは排出口1bの下流側に排出するように構成したことを特徴とする、封水式排水トラップ。
- 排水が流入する排水口1a及び排水を流出させる排出口1bを備えたトラップ本体1と、
排水口1aから排出口1bの間に設けられた、排水を溜める封水部4と、
略筒状を成し、排水口1aに着脱自在に取り付けられる取付部2aを備えると共に、トラップ本体1への取り付け時、上端周縁が排水口1aに接続され、下端が封水部4の上端よりも下方且つ封水部4底面より上方に位置するように配置されることで、排水口1aから排出口1bに至る流路の少なくとも一部を水封状態とする防臭筒部3aと、
からなる封水式排水トラップにおいて、
防臭筒部3aと、
封水部4の壁面の一部であって、トラップ本体1から着脱可能な着脱壁5と、
トラップ本体1への取り付け時、防臭筒部3aと着脱壁5とを一体の部材として機能するように接続する接続部6と、
から成る水封部材2を備え、
取付部2aを排水口1aに固定した際に、着脱壁5はトラップ本体1に対して水密的に当接する位置関係に配置され、
着脱壁5がトラップ本体1から分離することで、封水部4に溜まった排水の一部又は全部が、排出口1bまたは排出口1bの下流側に排出するように構成したことを特徴とする、封水式排水トラップ。 - 上記封水式排水トラップにおいて、
着脱壁5を略筒形状とすると共に、
水封部材2のトラップ本体1への取り付け時、着脱壁5の下端を全周に渡ってトラップ本体1内部に接続させることで封水部4を形成すると共に、
水封部材2のトラップ本体1からの取り出し時、封水部4内の排水の一部または全部が、排出口1bから排水されることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の封水式排水トラップ。 - 排水が流入する排水口1a及び排水を流出させる排出口1bを備えたトラップ本体1と、
排水口1aから排出口1bの間に設けられた、排水を溜める封水部4と、
略筒状を成し、トラップ本体1に着脱自在に取り付けられると共に、トラップ本体1への取り付け時、上端周縁が排水口1aに接続され、下端が封水部4の上端よりも下方且つ封水部4底面より上方に位置するように配置されることで、排水口1aから排出口1bに至る流路の少なくとも一部を水封状態とする防臭筒部3aと、
からなる封水式排水トラップにおいて、
防臭筒部3aと、
封水部4の壁面の一部であって、トラップ本体1から着脱可能な着脱壁5と、
トラップ本体1への取り付け時、防臭筒部3aと着脱壁5とを一体の部材として機能するように接続する接続部6と、
から成る水封部材2を備え、
着脱壁5がトラップ本体1から分離することで、封水部4に溜まった排水の一部又は全部が、排出口1bまたは排出口1bの下流側に排出するように構成し、
封水部4から排出口1bの下流に連通するバイパス部7を設けると共に、
着脱壁5によって、バイパス部7を閉塞するように構成したことを特徴とする封水式排水トラップ。 - 排水が流入する排水口1a及び排水を流出させる排出口1bを備えたトラップ本体1と、
排水口1aから排出口1bの間に設けられた、排水を溜める封水部4と、
トラップ本体1に着脱自在に取り付けられると共に、封水部4にその一部を配置することで、排水口1aから排出口1bに至る流路の少なくとも一部を満水状態とする水封部材2と、からなる封水式排水トラップにおいて、
排出口1bをトラップ本体1の側面部分に設けると共に、
トラップ本体1の、排出口1bよりも低い高さ位置に、排出口1bの下流に連通するバイパス部7を設け、
水封部材2を、
トラップ本体1への取り付け時、上端が閉塞され下端が開放された略椀形状であって、側面部分に流出口14を設けると共に、流出口14が排出口1bに接続され、下端がトラップ本体1の底面より上方に位置するように配置される防臭椀部3bと、
バイパス部7を閉塞する着脱壁5と、
防臭椀部3bと着脱壁5とを一体の部材として機能するように接続する接続部6と、
から構成したことを特徴とする、封水式排水トラップ。
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