JPS5912303Y2 - 小便器用の開放型トラツプ - Google Patents

小便器用の開放型トラツプ

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Publication number
JPS5912303Y2
JPS5912303Y2 JP12550380U JP12550380U JPS5912303Y2 JP S5912303 Y2 JPS5912303 Y2 JP S5912303Y2 JP 12550380 U JP12550380 U JP 12550380U JP 12550380 U JP12550380 U JP 12550380U JP S5912303 Y2 JPS5912303 Y2 JP S5912303Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overflow chamber
urinal
trap
socket
partition walls
Prior art date
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Expired
Application number
JP12550380U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5751780U (ja
Inventor
義明 北村
Original Assignee
株式会社喜多村合金製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社喜多村合金製作所 filed Critical 株式会社喜多村合金製作所
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は小便器用のトラップに係り、特に排尿時に小
便及び洗浄水に混入した毛髪、糸屑、チュウインガム又
はタバコの吸殻などの異物がトラップの溢流室に詰った
場合に、この異物を簡単に排除できるようにしたもので
ある。
従来の小便器用トラップとしては実公昭4324051
号公報の第1図(本願図面の第3図)のものがある。
上記第3図に就いて説明すると小便器31の排水口32
から排出口33に達する間のトラップ34を曲りくねっ
たトンネル形の一体に戒型してあったがために、S字形
に曲りくねっている溢流室35に毛髪、糸屑、吸殻など
の異物が流入して詰ってしまうと、溢流室35の下部の
曲管部に設けた小口径の掃除口36から複雑な器具を使
用して長い時間を費して異物を排除したり、それでも手
に負えず専門職に依頼しなければ修復できない不都合が
あった。
この考案は、上記の問題を解決し、トラップ本体の縦方
向に屈曲している溢流室の壁面を縦方向に開口した作業
口を設けることにより、溢流室に詰った異物を誰にでも
簡単に排除できることを目的とする。
この考案の基本的な構戊は、上部に小便器の排水口と縦
方向に嵌め合される平面上の受口を備えると共に、該受
口と排水流路とを溢流室を経て通じるようにしたトラッ
プ本体を設け、その溢流室の内部を縦方向の喰い違い状
に向合せた仕切壁によって排水が上下に蛇行しながら流
出するように構威し、その溢流室の縦方向の壁面に開放
時に前記仕切壁が喰い違い関係のまま外部に露呈する作
業口を設けるようにしたものである。
以下、この考案の実施例を図に基づいて詳細に説明する
この考案の実施例は第1図及び第2図に示すように、小
便器用のトラップ本体1は、陶磁器、硬質合或樹脂など
により上部(図に於いて)の平面上に開口した受口2と
下部の排水流路3との間に縦方向の上下に屈曲する溢流
室4を設け、この溢流室4は上下互いに喰い違うよ1う
に向合わせた仕切壁5,5′によりほぼS字形に形威し
、この溢流室4の壁面に前記受口2及び排水流路3に達
する縦方向全面に開口時に前記仕切壁5,5′が上下の
喰い違い関係のまま外部に露呈する作業口6を形或する
螺孔7は作業口6の周縁に複数個を設けてボルト8に対
応させ、カバー9は作業口6と接圧する面にパッキング
10を貼合せるか別個のものを重ね、このカバー9をボ
ルト8を介して作業口6に着脱自在に取付ける。
この考案に於いて小便器Aに排尿された汚水は、第1図
に示す排水口Bを経てトラップ本体1の受口2から溢流
室4に落下して滞溜する。
次に排尿が終って小便器Aに洗浄水を放出すると、この
洗浄水によって溢流室4に滞溜している汚水が、該溢流
室4の仕切壁5′から溢れ、そのまま排水流路3に流出
する通常の過程を経て汚水を洗浄水と共に排除し、この
洗浄過程を反復する間に小便器A内で汚水及び洗浄水に
混入した毛髪、糸屑、チュウインガム又はタバコの吸殻
などの異物が、溢流室4に蓄積して洗浄水の流通性に支
障するようになった場合には、ボルト8を螺孔7から抜
き取ってカバー9を作業口6から取外し、その作業口6
に露出した溢流室4の仕切壁5.5′の間に詰っていた
り、仕切壁5′の上端に引掛っている異物をことごとく
排除する。
溢流室4の清掃が終ればカバー9を前述の逆の操作によ
って復元して置く。
この考案は上記のように構威したので、次の利点を有す
る。
(1)トラップ本体の溢流室の外壁面に作業口を設けて
開口時に仕切壁が外部に露呈できるようにしたので、小
便器に落下したり、誤って投入した異物が溢流室に蓄積
してこれを詰らせることがあっても、カバーを取外すの
みの簡単な操作により異物を確実に排除することができ
る。
(2)溢流室は上下の仕切壁が同一垂直面上に現われる
ように作業口と一致しているので、排水時の流通性に異
常の徴候が生じた時点で、単にカバーを取外す操作と溢
流室の清掃との数分間の手間を掛けるのみで溢流室を常
時清潔に維持することができ、ひいては汚水の速かな排
除による悪臭の発生をも確実に防止できる効果を有する
(3)従来一体或型のトンネル形にしたトラップの溢流
室に異物が詰ると面倒な器具を使用したり、専門職を呼
んでトラップを小便器から分離しなければ異物を排除で
きなかったり、排水が詰り始めて修復するまでの間の悪
臭の発生に悩まされることの多かったものと比較して本
案によるトラップ本体の場合は、溢流室が大小便器と別
体であるから或型容易でコストを低減することができる
ばかりでなく、掃除に要する時間及び労力を大幅に節減
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案の実施態様を示す縦断面図、第2図は第1
図に於けるC−C線の側断面図、第3図は従来技術の説
明図である。 主要部分の符号の説明 1・・・・・・1・ラップ本体
、2・・・・・・受口、3・・・・・・排水流路、4・
・・・・・溢流室、5.5’−・・・・・仕切壁、6・
・・・・・作業口、A・・・・・・小便器、B・・・・
・・排水口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部に小便器Aの排水口Bと縦方向に嵌め合される平面
    上の受口2を備えると共に、該受口2と排水流路3とを
    溢流室4を経て接続したトラップ本体1を設け、溢流室
    4の内部を縦方向の喰い違い状に向合う仕切壁5,5′
    によって排水が上下に蛇行しながら流出するように構或
    し、該溢流室4の縦方向の壁面に開放時に前記仕切壁5
    ,5′が喰い違い関係のまま外部に露呈する作業口6を
    設けたことを特徴とする小便器用の開放型トラップ。
JP12550380U 1980-09-03 1980-09-03 小便器用の開放型トラツプ Expired JPS5912303Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12550380U JPS5912303Y2 (ja) 1980-09-03 1980-09-03 小便器用の開放型トラツプ

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JP12550380U JPS5912303Y2 (ja) 1980-09-03 1980-09-03 小便器用の開放型トラツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5751780U JPS5751780U (ja) 1982-03-25
JPS5912303Y2 true JPS5912303Y2 (ja) 1984-04-13

Family

ID=29485969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12550380U Expired JPS5912303Y2 (ja) 1980-09-03 1980-09-03 小便器用の開放型トラツプ

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JP (1) JPS5912303Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138559A (ja) * 2000-10-30 2002-05-14 Kimura Giken:Kk 小便器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002138559A (ja) * 2000-10-30 2002-05-14 Kimura Giken:Kk 小便器

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Publication number Publication date
JPS5751780U (ja) 1982-03-25

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