JPS5833771Y2 - 雑排水処理装置 - Google Patents

雑排水処理装置

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JPS5833771Y2
JPS5833771Y2 JP1980133946U JP13394680U JPS5833771Y2 JP S5833771 Y2 JPS5833771 Y2 JP S5833771Y2 JP 1980133946 U JP1980133946 U JP 1980133946U JP 13394680 U JP13394680 U JP 13394680U JP S5833771 Y2 JPS5833771 Y2 JP S5833771Y2
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JP
Japan
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filter
sludge tank
water inlet
water
drain port
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JP1980133946U
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JPS5758416U (ja
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誠 小口
訓行 豊田
淑人 鈴木
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、各家庭等から排水される雑排水の処理装置に
関するものである。
一般に、各家庭から排出される雑排水中には、台所から
出る厨芥屑、風呂の排水中の毛髪の塊り、洗濯排水中の
布屑等の異物が含まれている。
従って、これらの排水の流出される下水溝は常に掃除を
していないと異物が詰まり下水溝の流れが悪くなる。
しかも、雨水と共に泥土が流入し下水溝の詰りか促進さ
れ、この結果、暗きょや住宅地から離れた下水溝では掃
除が行き届かないので詰りを生じ、更に異物の腐敗によ
って悪臭を発生するようになり衛生上問題である。
このため、下水道施設が設けられていない市町村の自治
体では、一般に、各家庭から排出される雑排水を浄化し
て放出するかまたは少なくとも上記異物を確実に捕集し
た後下水溝に放流するような行政指導を行う傾向が強く
なっている。
本考案は上記の状況に鑑みなされたものであり、厨芥屑
、布屑、毛髪の塊り等の異物を確実に捕集できるととも
に取り扱い性を向上できる雑排水処理装置を提供するこ
とを目的としたものである。
本考案の雑排水処理装置は、土中に外壁が埋められ排水
溝に接続される導水口及び底板にほぼ水が溜まらないよ
うに排水口が設けられた本体と、該本体内に着脱自在に
取り付けられ底部を有し上面が開放され上記導水口に対
応する位置に導水口側切欠きを有し上記排水口に対応す
る位置に排水口が設けられた汚泥槽と、該汚泥槽内に着
脱自在に取り付けられ上記導水口側切欠きより下方位置
に網フィルタが取り付けられた上端面を有し、上記網フ
ィルタに濾過された排水を上記排水口に導くように形成
された水切台とを設けたものである。
以下本考案の雑排水処理装置の一実施例を第1図ないし
第3図により説明する。
第1図は断面図、第2図は平面図、第3図は汚泥槽の斜
視図である。
1は本体で有底円筒状に形成され取り付ける場合に外壁
が土中に埋められる周壁の底部側対向位置に導水口2及
び底板に水が溜まらない位置に排水口3が設けられてい
る。
5は汚泥槽で有底筒状に形成され上面が開放され本体1
に着脱自在に装着され導水口2に対応する位置に導水側
切欠き6と本体1の排水口3に対応する位置に排水ロア
が設けられている。
排水ロアは排水口3より高い位置まで開口され網フィル
タ13が取り付けられている。
8は水切台で、汚泥槽5内に着脱自在(i取りイ十けら
れ複数個の穴10が設けられた上端面14と脚部9を有
し、本体1に取り付けられた汚泥槽5に装着されたとき
導水口2及び導水口側切欠き6に嵌入保持された丁字形
導管4の下面に上端面14が接するように形成されてい
る。
また、水切台8の排水口3に対向する部分には切欠部1
2が設けられており、切欠き部12には第1図、第2図
に示すように、脱臭、脱色の機能を有する3〜5mm大
の塊状に形成された、例えば、アンスラサイト(商品名
)のような濾過剤フィルタ17が充填された袋16が装
着され、袋16は水切台8の上端面14より突出して排
水口3を覆うようになっている。
11は上端面14及び袋16を覆うように取り付けられ
た網フィルタである。
丁字形導管4は、入口開口15と2個の出口開口20.
20とを備えており、出口開口20.20にはそれぞれ
網袋フィルタ18がバンド19を介し着脱自在に取り付
けられている。
網袋フィルタ18の網目は最も粗く、次に網フィルタ1
1が粗く、濾過剤フィルタ17はQ、2mm程度の微細
異物まで捕集できるように最小の粗さに形成されている
尚、網フィルタ13は、網フィルタ11.濾過剤フィル
タ17で捕集された異物の除去や汚泥槽5内の汚泥を除
去していないためにこれらの部分を排水が通過できなく
なった場合にも排水の閉塞を防ぐように設けられたもの
であり、濾過材フィルタ17より粗目となっている。
また、Hは導水口2に接続する配管(図示せず)の深さ
を示し、本体1の開口端開口をふさぐためにかぶせる蓋
(図示せず)が地表面と一致するようになっている。
21は汚泥槽5のハンドルである。
この雑排水処理装置において、雑排水は矢印のように導
水口2から丁字形導管4に入り、網袋フィルタ18の目
より大きなごみは網袋フィルタ18に捕集され水切台8
上に排水される。
水切台8上において網フィルタ11により再びごみが捕
集された後、濾過剤フィルタ17により最終的にごみが
1捕集されて排水口3から排水される。
この場合網フィルタ13を通過するが網目が粗いため排
水は素通りする。
そして、丁字形配管4を通して水切台8上に導水してい
るので風呂水の排水時のような大きな流速による衝撃を
緩和できる。
また、濾過剤フィルタ17により濾過するので悪臭を防
止し排水の不快な着色を除去できる。
本体1内で捕集したごみを除去する場合は、水切台5上
において丁字形導管4を矢印A方向に引き出し取り外し
、ごみの詰まった網袋フィルタ18を取り外し新しい網
袋フィルタ18と交換する。
また、汚泥槽5を上方に持ち上げて取り外し、網フイル
タ11上のごみを除去し、濾過剤フィルタ17を袋16
毎水洗いし、水切台8を取り外して汚泥槽5の底部に溜
まった汚泥を除去する。
そして、取り付ける場合は、上記取り外しの場合と逆の
順序で取り付ける。
尚、網フィルタ11や濾過材フィルタ17で捕集したご
みの除去が遅れたり汚泥槽5内に汚泥が溜まりすぎ排水
の濾過が不能になっても、排水が水切台8や濾過剤フィ
ルタ17の上を越えて網フィルタ13に濾過され本体1
と汚泥槽5との隙間より流れるので詰まりを生しること
がない。
このように本実施例の雑排水処理装置は構成されている
ので、厨芥屑、布屑、毛髪の塊り等の異物を確実に捕集
できるため、悪臭の放散の問題を解消し、不快な着色も
消去でき、下水溝の詰まりを防止できる。
また、従来の汚水まずは排水口の位置を底面より高くし
汚水ます内に異物を沈澱させる構成となっていたため、
ごみや汚泥の除去がわずられしかったが、本実施例では
ごみを常に水切りされた状態で捕集することができるの
で捨てる操作が簡単容易である。
また、底部に溜まる汚泥の除去も汚泥槽底部には水が溜
まることがないようになっており、汚泥槽を取り出して
行うのできわめて簡単で取扱い性を著しく向上できる。
捕集したごみの除去が遅れるようなことがあっても排水
通路の詰まりを防止でき排水が溢れるようなことがない
以上記述した如く本考案の雑排水処理装置は、厨芥層、
布屑、毛髪の塊り等の異物を確実に捕集できるので下水
溝の詰まりを防止できる。
そして、捕集されたごみが水切り状態に保持され、汚泥
を着脱自在な汚泥槽に溜めるようにしたので汚泥の排除
が簡単容易で、更に捕集したごみの除去が遅れるような
ことがあっても排水の詰まりが防止できるなど取り扱い
性を著しく向上できる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の雑排水処理装置の一実施例の縦断面図
、第2図は第1図の平面図、第3図は第1図の水切台を
取り付けた状態の汚泥槽の斜視図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・導水口、3,7・
・・・・・排水口、4・・・・・・丁字形導管、5・・
・・・・汚泥槽、6・・・・・・導水口側切欠き、8・
・・・・・水切台、11.13・・・・・・網フィルタ
、14・・・・・・上端面、17・・・・・・濾過剤フ
ィルタ、18・・・・・・網袋フィルタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.土中に外壁が埋められ排水溝に接続される導水口及
    び底板にほぼ水が溜まらないように排水口が設けられた
    本体と、該本体内に着脱自在に取り付けられ底部を有し
    上面が開放され上記導水口に対応する位置に導水口側切
    欠きを有し上記排水口に対応する位置に排水口が設けら
    れた汚泥槽と、該汚泥槽内に着脱自在に取り付けられ上
    記導水口側切欠きより下方位置に網フィルタが取り付け
    られた上端面を有し、上記網フィルタに濾過された排水
    を上記排水口に導くように形成された水切台とを設けた
    ことを特徴とする雑排水処理装置。 2、上記水切台上で上記導水口に着脱自在に取り付けら
    れ出口開口に着脱可能に網袋フィルタが取り付けられる
    丁字形導管を備えた実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の雑排水処理装置。 3、上記水切台の排水口部分に切欠部を設け、該切欠部
    に排水口を塞ぐように脱臭、脱色作用を行う濾過剤フィ
    ルタを配設した実用新案登録請求の範囲第1項記載の雑
    排水処理装置。 4、上記汚泥槽の排水口を、本体の排水口より上部を高
    く開口するとともに汚泥槽排水口に網フィルタを取り付
    けた実用新案登録請求の範囲第1項または第3項記載の
    雑排水処理装置。
JP1980133946U 1980-09-20 1980-09-20 雑排水処理装置 Expired JPS5833771Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980133946U JPS5833771Y2 (ja) 1980-09-20 1980-09-20 雑排水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980133946U JPS5833771Y2 (ja) 1980-09-20 1980-09-20 雑排水処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5758416U JPS5758416U (ja) 1982-04-06
JPS5833771Y2 true JPS5833771Y2 (ja) 1983-07-28

Family

ID=29494167

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980133946U Expired JPS5833771Y2 (ja) 1980-09-20 1980-09-20 雑排水処理装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS448390Y1 (ja) * 1965-04-22 1969-04-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS448390Y1 (ja) * 1965-04-22 1969-04-01

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Publication number Publication date
JPS5758416U (ja) 1982-04-06

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