JPH0342154Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0342154Y2 JPH0342154Y2 JP11378987U JP11378987U JPH0342154Y2 JP H0342154 Y2 JPH0342154 Y2 JP H0342154Y2 JP 11378987 U JP11378987 U JP 11378987U JP 11378987 U JP11378987 U JP 11378987U JP H0342154 Y2 JPH0342154 Y2 JP H0342154Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- trap
- supply port
- air supply
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はグリーストラツプに係るものである。
グリーストラツプは廚房排水等に混入した油脂
分や野菜屑等を分離除去して、排水管内面に油脂
等、スケールが付着して断面欠損による通水能力
の低下を防止し、排水の放流先を浄化槽がある場
合、油脂等による浄化能力の低下を防止し、また
排水先から排水管を経由して悪臭が侵入するのを
防止し、更に外部から排水管を経由して鼠、虫等
が侵入するのを防止するものであつて、第4図に
示すように廚房から排水溝aを経由しての排水は
第1槽A1の網製受篭bに入つて固形物が除去さ
れ、第1槽A1及びこれに隣接して配設された第
2槽A2で浮遊分離した油脂分Pと堆積物Qとを
貯留し、これらを定期的に除去するようになつて
いる。
分や野菜屑等を分離除去して、排水管内面に油脂
等、スケールが付着して断面欠損による通水能力
の低下を防止し、排水の放流先を浄化槽がある場
合、油脂等による浄化能力の低下を防止し、また
排水先から排水管を経由して悪臭が侵入するのを
防止し、更に外部から排水管を経由して鼠、虫等
が侵入するのを防止するものであつて、第4図に
示すように廚房から排水溝aを経由しての排水は
第1槽A1の網製受篭bに入つて固形物が除去さ
れ、第1槽A1及びこれに隣接して配設された第
2槽A2で浮遊分離した油脂分Pと堆積物Qとを
貯留し、これらを定期的に除去するようになつて
いる。
第3槽A3は前記第2槽A2に隣接して配設され
た最終槽で、第1槽A1及び第2槽A2の貯留物が
越流した場合の予備槽を兼ね、槽内には排水管C
に接続するパイプトラツプBが配設されている。
た最終槽で、第1槽A1及び第2槽A2の貯留物が
越流した場合の予備槽を兼ね、槽内には排水管C
に接続するパイプトラツプBが配設されている。
図中dは同パイプトラツプBの封水部、eは前
記各槽の仕切板である。
記各槽の仕切板である。
前記従来のグリーストラツプにおいては、通常
の使用状態では支障はないが、業務終了時等にお
いて廚房機器や床等を一斉に洗浄した場合、排水
管が満水状態となつてサイホン現象が生起するこ
とがある。
の使用状態では支障はないが、業務終了時等にお
いて廚房機器や床等を一斉に洗浄した場合、排水
管が満水状態となつてサイホン現象が生起するこ
とがある。
この際は油脂等の貯留物をこまめに除去してい
ても、排水管内が負圧となり、渦流が生じて貯留
物が排水とともに流出してしまい、グリーストラ
ツプとしての役割を失つてしまう。
ても、排水管内が負圧となり、渦流が生じて貯留
物が排水とともに流出してしまい、グリーストラ
ツプとしての役割を失つてしまう。
事実、水位が一度パイプトラツプの上端を超え
たのち、管端の下端まで一気に下がつてしまつた
事例がある。
たのち、管端の下端まで一気に下がつてしまつた
事例がある。
本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、廚房排水に混入した油脂分や食
品屑を分離除去するグリーストラツプにおける最
終槽内に配設され、排水管に連通するパイプトラ
ツプの頂部垂直立上り部の側面に給気口を穿設す
るとともに、同立上り部内面に常時は自重で前記
給気口を閉塞し、パイプトラツプ内が負圧になつ
た際給気口から侵入するエアによつて回動し、給
気口を開放するように構成されたチヤツキバルブ
を枢支してなることを特徴とするグリーストラツ
プに係るものである。
案されたもので、廚房排水に混入した油脂分や食
品屑を分離除去するグリーストラツプにおける最
終槽内に配設され、排水管に連通するパイプトラ
ツプの頂部垂直立上り部の側面に給気口を穿設す
るとともに、同立上り部内面に常時は自重で前記
給気口を閉塞し、パイプトラツプ内が負圧になつ
た際給気口から侵入するエアによつて回動し、給
気口を開放するように構成されたチヤツキバルブ
を枢支してなることを特徴とするグリーストラツ
プに係るものである。
本考案に係るグリーストラツプは前記したよう
に構成されているので、常時はチヤツキバルブ
(逆止弁)が自重によつてパイプトラツプの頂部
垂直立上り部の側面に設けた給気口を閉塞し、グ
リーストラツプの本来の機能を発揮する。
に構成されているので、常時はチヤツキバルブ
(逆止弁)が自重によつてパイプトラツプの頂部
垂直立上り部の側面に設けた給気口を閉塞し、グ
リーストラツプの本来の機能を発揮する。
而して業務終了時等、廚房機器や床等を一斉に
洗浄して排水管が満水状態になりサイホン現象が
生じた場合、排水管、パイプトラツプ内に負圧に
なり、前記給気口よりパイプトラツプの垂直立上
り部に進入したエアにより、チヤツキパルブ(逆
止弁)が上方に回動して給気口を開き、グリース
トラツプ内を定水位に保持し、同トラツプ内に貯
溜された油脂や堆積物が排水に誘引され、放流さ
れることのないようにする。
洗浄して排水管が満水状態になりサイホン現象が
生じた場合、排水管、パイプトラツプ内に負圧に
なり、前記給気口よりパイプトラツプの垂直立上
り部に進入したエアにより、チヤツキパルブ(逆
止弁)が上方に回動して給気口を開き、グリース
トラツプ内を定水位に保持し、同トラツプ内に貯
溜された油脂や堆積物が排水に誘引され、放流さ
れることのないようにする。
この際、排水量が多く、管内が負圧のため、臭
気、虫等が侵入する惧れがない。
気、虫等が侵入する惧れがない。
以下本考案を図示の実施例について説明する。
第1図はグリーストラツプの縦断面図で、前記
第4図に示した従来のグリーストラツプと均等部
分には同一符号が附されている。
第4図に示した従来のグリーストラツプと均等部
分には同一符号が附されている。
而して前記第3槽A3内に配設されたパイプト
ラツプBにおける頂部垂直立上り部1の側面には
給気口2が穿設され、同給気口2を囲繞して前記
立上り部1の内面に突設された弁座3に黄銅製等
のチヤツキバルブ(逆止弁)4が枢着5され、常
時は自重によつてチヤツキバルブ4が弁座3に着
座して給気口2を封塞し、従来のグリーストラツ
プと同様の機能が発揮されるようになつている。
ラツプBにおける頂部垂直立上り部1の側面には
給気口2が穿設され、同給気口2を囲繞して前記
立上り部1の内面に突設された弁座3に黄銅製等
のチヤツキバルブ(逆止弁)4が枢着5され、常
時は自重によつてチヤツキバルブ4が弁座3に着
座して給気口2を封塞し、従来のグリーストラツ
プと同様の機能が発揮されるようになつている。
図中6は前記立上り管のキヤツプである。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、排水管Cが満水状態になりサイフオン現象
を生起し、排水管CパイプトラツプB内が負圧と
なつた場合、給気口2から前記立上り管1内に進
入する空気圧でチヤツキバルブ(逆止弁)4が第
2図の点線で示すように上方に回動して給気口2
を開き、パイプトラツプの常水位が保持される。
ので、排水管Cが満水状態になりサイフオン現象
を生起し、排水管CパイプトラツプB内が負圧と
なつた場合、給気口2から前記立上り管1内に進
入する空気圧でチヤツキバルブ(逆止弁)4が第
2図の点線で示すように上方に回動して給気口2
を開き、パイプトラツプの常水位が保持される。
なお前記チヤツキパルブ(逆止弁)4は排水流
路から外れて配設されることによつて汚れ難く、
また清掃は前記立上り管のキヤツプ6を取外して
行なわれる。
路から外れて配設されることによつて汚れ難く、
また清掃は前記立上り管のキヤツプ6を取外して
行なわれる。
なお図示の実施例の装置は1槽式及び多槽式の
いずれのグリーストラツプにも適用可能で、最終
槽に装備するだけでよい。
いずれのグリーストラツプにも適用可能で、最終
槽に装備するだけでよい。
このように本考案に係るグリーストラツプにお
いては、最終槽に配設され、排水管に連通するパ
イプトラツプの頂部垂直立上り部の側面に給気口
を設けるとともに、同給気口にチヤツキバルブ
(逆止弁)を配設し、常時は自重で給気口を閉塞
し、大量に排水されパイプトラツプ内に負圧を生
じた場合、前記給気口を開放し、エアをパイプト
ラツプ内に自動的に補給することによつて、グリ
ーストラツプを定水位に保持し、同グリーストラ
ツプ内に貯留された油脂や堆積物の流出を防止す
るものである。
いては、最終槽に配設され、排水管に連通するパ
イプトラツプの頂部垂直立上り部の側面に給気口
を設けるとともに、同給気口にチヤツキバルブ
(逆止弁)を配設し、常時は自重で給気口を閉塞
し、大量に排水されパイプトラツプ内に負圧を生
じた場合、前記給気口を開放し、エアをパイプト
ラツプ内に自動的に補給することによつて、グリ
ーストラツプを定水位に保持し、同グリーストラ
ツプ内に貯留された油脂や堆積物の流出を防止す
るものである。
第1図は本考案に係るグリーストラツプの一実
施例を示す縦断面図、第2図は第1図の部分の
拡大縦断面図、第3図は第2図の矢視−図、
第4図は従来のグリーストラツプの縦断面図であ
る。 A3…第3槽、B…パイプトラツプ、C…排水
管、1…パイプトラツプの頂部垂直立上り部、2
…給気口、3…チヤツキバルブ(逆止弁)。
施例を示す縦断面図、第2図は第1図の部分の
拡大縦断面図、第3図は第2図の矢視−図、
第4図は従来のグリーストラツプの縦断面図であ
る。 A3…第3槽、B…パイプトラツプ、C…排水
管、1…パイプトラツプの頂部垂直立上り部、2
…給気口、3…チヤツキバルブ(逆止弁)。
Claims (1)
- 廚房排水に混入した油脂分や食品屑を分離除去
するグリーストラツプにおける最終槽内に配設さ
れ、排水管に連通するパイプトラツプの頂部垂直
立上り部の側面に給気口を穿設するとともに、同
立上り部内面に常時は自重で前記給気口を閉塞
し、パイプトラツプ内が負圧になつた際給気口か
ら侵入するエアによつて回動し、給気口を開放す
るように構成されたチヤツキバルブを枢支してな
ることを特徴とするグリーストラツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11378987U JPH0342154Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11378987U JPH0342154Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6419687U JPS6419687U (ja) | 1989-01-31 |
JPH0342154Y2 true JPH0342154Y2 (ja) | 1991-09-04 |
Family
ID=31353940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11378987U Expired JPH0342154Y2 (ja) | 1987-07-27 | 1987-07-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0342154Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0647990Y2 (ja) * | 1990-07-23 | 1994-12-07 | 長次郎 伊藤 | グリース阻集器 |
JP2507187Y2 (ja) * | 1991-02-16 | 1996-08-14 | 株式会社田窪工業所 | 庇付き組立物置 |
-
1987
- 1987-07-27 JP JP11378987U patent/JPH0342154Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6419687U (ja) | 1989-01-31 |
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