JP2001214489A - オーバーフロー口キャップの取付構造 - Google Patents

オーバーフロー口キャップの取付構造

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JP2001214489A
JP2001214489A JP2000024577A JP2000024577A JP2001214489A JP 2001214489 A JP2001214489 A JP 2001214489A JP 2000024577 A JP2000024577 A JP 2000024577A JP 2000024577 A JP2000024577 A JP 2000024577A JP 2001214489 A JP2001214489 A JP 2001214489A
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JP
Japan
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cap
overflow port
overflow
basin
water
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JP2000024577A
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English (en)
Inventor
Takehito Kuno
岳人 久野
Koichi Jinno
晃一 神野
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】オーバーフロー口4にキャップ11を着脱自在
に取り付けることにより、汚れを隠して不快感が生じる
ことのないようにし、また汚れを容易に洗浄できるよう
にする。 【解決手段】洗面器1のオーバーフロー口4に、通水可
能なキャップ11を洗面器内側から着脱自在に取着す
る。キャップ11は、例えばオーバーフロー口4の内周
面に弾性的に嵌合装着される脚4を有しており、脱着自
在である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗面器のオーバー
フロー口に、キャップを着脱自在に取り付ける構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗面器にあっては、図4に示すよ
うに、洗面器本体1の排水口2に排水器具3が取り付け
られており、排水トラップ(図示せず)を介して下水等
へ連通接続されている。そして、洗面器本体1の底壁1
aよりも所定高さの位置には、オーバーフロー口4が形
成されており、二重壁により構成されたオーバーフロー
排水通路5を通じて排水器具3内へ接続されている。排
水口2を閉塞した状態で、水栓から水を吐出し続けた場
合、洗面器内の水位は次第に増加し、オーバーフロー口
4からオーバーフロー排水通路5を通じて排水器具3内
へ流れ、下水等へ排出される。
【0003】また図5及び図6に示す従来技術にあって
は、オーバーフロー口4に雄螺子部6を備えたフランジ
7を洗面器本体1の内側から挿通し、オーバーフローエ
ルボ8の雌螺子部9を螺着している。そして、オーバー
フローエルボ8と排水器具3とを蛇腹ホース10で連通
接続している。この場合も同様に排水口2を閉塞した状
態で、水栓から水を吐出し続けた場合、洗面器内の水位
は次第に増加し、オーバーフロー口4から蛇腹ホース1
0を通じて排水器具3へ流れ、下水等へ排出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4に示す
洗面器のように、オーバーフロー口4が剥き出しで開口
するものにあっては、該開口部分に汚れが溜まり、不衛
生で見た目にも不快感を発生させるという欠点があっ
た。また図5及び図6に示すタイプのように、オーバー
フロー口4に別パーツを取り付ける場合は、別パーツ部
材そのものが製品質感を低下させるという欠点があっ
た。更にまた、従来にあっては、オーバーフロー口4
に、蓋を取り付けるタイプのものもあるが、いずれも固
定式であり、蓋が汚れた場合に清掃がしにくいという欠
点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、オーバーフ
ロー口にキャップを着脱自在に取り付けることにより、
汚れを隠して不快感が生じることのないようにし、また
汚れを容易に洗浄できるようにした技術を提供せんとす
るものである。
【0006】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、洗面器のオーバーフロー
口に、通水可能なキャップを洗面器内側から着脱自在に
取着したことを特徴とするオーバーフロー口キャップの
取付構造である。キャップは、例えばオーバーフロー口
の内周面に弾性的に嵌合装着される脚を有しており、脱
着自在であり、オーバーフロー口及びキャップが汚れた
場合の洗浄等も容易である。
【0007】本発明が採用した請求項2の手段は、キャ
ップは、オーバーフロー口に対して正対し、これを覆う
平面部と、該平面部に連続する環状の周側面部とから成
り、平面部と周側面部又は平面部と平面部から周側面部
に跨がって通水孔が形成されている請求項1に記載のオ
ーバーフロー口キャップの取付構造である。通常の使用
状態では、キャップの通水口からオーバーフロー口へオ
ーバーフロー水が流入しオーバーフローエルボ,蛇腹ホ
ース,排水器具を通じてオーバーフロー水が排水され
る。オーバーフロー口が汚れた場合でも、キャップによ
り、直接見えることがなく、不快感を伴うこともない。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。なお、従来の場合と同一符号は同一部材である。図
1及び図2は本発明の第1の実施の形態に係るものであ
り、図1は洗面器のオーバーフロー口4の部分縦断面
図、図2は該オーバーフロー口4に取り付けられるキャ
ップ11を示すものであり、図(A)は正面図、図
(B)は平面図、図(C)は裏面図、図(D)は図
(A)のX−X線断面図である。
【0009】この実施の形態にあっては、洗面器本体1
のオーバーフロー口4に、雄螺子部6を備えたオーバー
フロー口フランジ7を洗面器内側から挿通し、オーバー
フローエルボ8の雌螺子部9を螺着している。そして、
オーバーフローエルボ8と、排水器具3とを蛇腹ホース
10で接続している。ところで、キャップ11は、図2
の図(A)〜図(D)に示すように、円板状のキャップ
本体11aの中心よりも外周寄りの円周上等配位置に扇
形状の通水孔12が複数個設けられている。また裏面側
の外周縁にはフランジ7に当接してキャップ本体11a
とフランジ7との間に、所定の間隙を形成するための凸
部13が多数形成されている。更に、裏面側の中央寄り
にはフランジ7の孔内周面に挿入して嵌合される脚14
が形成されている。脚14は、自らの弾性力を利用して
フランジ7の孔内周面に着脱自在に取り付けられるよう
になっている。
【0010】このように、キャップ11を着脱自在に取
り付けることにより、通常の使用状態では、オーバーフ
ロー口4が汚れても、使用者に直接見えることがなく、
不快感を伴うことがない。またオーバーフロー口4及び
キャップ11が汚れた場合は、キャップ11を取り外し
てオーバーフロー口4とキャップ11とを洗浄すること
が可能である。オーバーフロー水は、通水孔12及びキ
ャップ本体とフランジ7との間からフランジ7の孔内へ
流入し、オーバーフローエルボ8及び蛇腹ホース10を
介して排水器具3へ流れ、下水等へ排出される。
【0011】図3は本発明の第2の実施の形態に係るも
のであり、オーバーフロー口4の部分縦断面図である。
同図に示す如く、この実施の形態にあっては、キャップ
15の本体(平面部)15aの裏面側外周縁に環状の周
側面部16を設け、該周側面部16の端縁に内周面方向
へ突出する係止片17を適宜数形成し、該係止片17を
フランジ7と洗面器内周面との間に着脱自在に嵌合装着
するようにしたものである。キャップ15の着脱は、係
止片17の自己弾性力を利用して行うようにすればよ
い。キャップ15により、オーバーフロー口4の汚れが
見えなくなること及びキャップ15を取り外して洗浄を
行うことができることは、前記第1の実施の形態の場合
と同じである。なお、この第2の実施の形態では、オー
バーフロー水は、キャップ本体(平面部)15aに設け
た通水孔18及び平面部から周側面部にかけて設けた通
水孔19からフランジ7の孔内へ流入し、オーバーフロ
ーエルボ8及び蛇腹ホース10を介して排水器具3へ流
れ、下水等へ排出されることになる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明にあっては、
洗面器のオーバーフロー口に、通水可能なキャップを洗
面器内側から着脱自在に取着したから、オーバーフロー
口が汚れた場合でも、キャップにより、直接見えること
がなく、不快感を伴うこともない。またオーバーフロー
口及びキャップが汚れた場合は、キャップを取り外して
これらを洗浄すればよく、その対策も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るオーバーフロ
ー口の部分縦断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るキャップを示
すものであり、図(A)は正面図、図(B)は平面図、
図(C)は裏面図、図(D)は図(A)のX−X線断面
図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るオーバーフロ
ー口の部分縦断面図である。
【図4】従来のオーバーフロー水の排水構造を示す洗面
器の縦断面図である。
【図5】従来の別のオーバーフロー水の排水構造を示す
洗面器の縦断面図である。
【図6】従来のオーバーフロー口に取り付けられるフラ
ンジを示すものであり、図(A)は正面図、図(B)は
平面図、図(C)は横断面図である。
【符号の説明】
1…洗面器、2…排水口、3…排水器具、4…オーバー
フロー口、7…オーバーフローフランジ、11…キャッ
プ、11a…キャップ本体(平面部)、12…通水孔、
14…脚、15…キャップ、15a…キャップ本体(平
面部)、16…周側面、17…係止片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗面器のオーバーフロー口に、通水可能な
    キャップを洗面器内側から着脱自在に取着したことを特
    徴とするオーバーフロー口キャップの取付構造。
  2. 【請求項2】キャップは、オーバーフロー口に対して正
    対し、これを覆う平面部と、該平面部に連続する環状の
    周側面部とから成り、平面部と周側面部又は平面部と平
    面部から周側面部に跨がって通水孔が形成されている請
    求項1に記載のオーバーフロー口キャップの取付構造。
JP2000024577A 2000-02-02 2000-02-02 オーバーフロー口キャップの取付構造 Pending JP2001214489A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008031785A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Toto Ltd 水洗便器
KR200454868Y1 (ko) 2010-01-06 2011-08-05 김원제 싱크대 배수관용 악취차단 커버
KR200457550Y1 (ko) 2010-05-19 2011-12-23 (주)코트랩 싱크대용 오버플로우 장치
KR200458109Y1 (ko) 2010-06-23 2012-01-20 김원제 향기 발산 및 살균 기능을 가지는 배수구 악취 차단 커버
JP2013100716A (ja) * 2013-01-24 2013-05-23 Maruichi Corp 排水機器の排水配管、及び排水トラップ

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