JP2602941Y2 - 洗濯容器 - Google Patents

洗濯容器

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JP2602941Y2
JP2602941Y2 JP1993040957U JP4095793U JP2602941Y2 JP 2602941 Y2 JP2602941 Y2 JP 2602941Y2 JP 1993040957 U JP1993040957 U JP 1993040957U JP 4095793 U JP4095793 U JP 4095793U JP 2602941 Y2 JP2602941 Y2 JP 2602941Y2
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JP
Japan
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container
drainage
opening
drain
sink
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JP1993040957U
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泡 山口
和子 山口
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泡 山口
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、台所に流し台や風呂場
などにおいて、周囲を汚すことなく使用できる洗濯容器
に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、子供の運動靴の洗濯や、幼児や老人
のおむつの洗濯などは、屋外に設置した洗い場において
行うのが一般的であるが、近年の都会地における住宅事
情の下では、屋外にこの種の汚れ物のための洗い場を確
保することは、ますます困難になりつつある。特に、マ
ンションなどの集合住宅においては、屋外に洗い場を設
けることは不可能である。このように、汚れ物専用の洗
い場がない一般家庭においては、台所の流し台や風呂
場、あるいは洗面所などにおいて処理せざるを得ない。
しかしながら、従来のタライを用いる場合には、使用済
みの汚水はタライを反転させて排水口に流すので、よほ
ど注意深くしても、汚水が流し台の周囲や風呂場の床面
に付着して、これらを汚してしまう欠点がある。従っ
て、紙おむつなど、使い捨て製品に頼らざるを得ず、森
林資源や焼却のための石油資源の消費につながり、資源
環境の悪化を招く一因になっている。
【0003】そこで、合成樹脂或いはステンレス等の不
錆性材料を以て流し台の洗い槽に対応する洗槽を形成
し、洗槽の底面に下方に突出する排水管及び所定高さの
支脚を設けた流し台用の洗濯槽が実開昭47−3234
9号公報に開示されている。 この洗濯槽によれば、排水
管を流し台の排水孔に挿入して、洗濯槽内の汚水を直接
排水孔に排出することができるので、流し台を汚すこと
はない。 しかし、このものは、排水管が洗槽の底面に一
体に形成されているので、素材が合成樹脂の場合は突出
した排水管が破損したり、流した熱湯の影響や経年変化
により排水口に歪みが生じて水密性が低下しやすく、し
かも破損した排水管を交換することができない。また、
ステンレス等の金属を素材とすると、排水管が流し台の
内周や排水孔の内面に接触して傷つける虞がある。 さら
に、タライの底面から下方に向けて、伸縮性を有する排
水口を突設した水抜き栓付タライが実開昭59−907
75号公報後方に開示されている。 このものは、下方に
突出する排水口が伸縮性素材よりなるので、破損しやす
いものである。
【0004】
【考案の目的】本考案は、台所の流し台や風呂場の床面
を汚すことなく、汚れ物を洗濯処理でき、強靱で耐久性
に富み、排水筒を流し台等の排水口の挿入しても排水口
付近を傷つける心配がない洗濯容器を開示することを目
的とする。
【0005】
【考案の構成】本考案の洗濯容器は、底部に開口を有す
る容器と、前記開口から前記容器の下方に向けて着脱可
能に突設され、流し台や風呂場の排水溝に挿入して排水
可能な排水筒と、排水開口に着脱自在な栓体と、該排水
筒の外面全面を被覆する弾性素材よりなるカバーリング
とを備え、前記排水筒は、その基端にフランジを有し、
且つ、外周面にネジが刻設されたネジパイプよりなり、
該ネジパイプを前記容器の内面から前記開口に挿通する
と共に、容器の外面において前記ネジパイプに締付ナッ
トを螺合してなる。
【0006】
【作用】上記構成により、流し台の内周面や風呂場の床
面を経由することなく、排水口に直接汚水を排出するこ
とができるので、これら流し台や風呂場の周辺を汚すこ
とがなく、衛生上も問題ない。また、突出している排水
筒の素材を容器とは別の強靱な素材とすることが可能
で、容器または排水筒のいずれかが破損しても簡単に交
換でき、排水口の周辺がカバーリングによって保護され
るため、排水筒に触れて傷つくこともない。
【0007】
【実施例】図1及び図2は、本考案の実施例を示すもの
である。容器1は、プラスチックによって形成されたタ
ライ状の円形容器で、その底面1aに開口2が穿設され
ている。この開口2の周縁部2aにゴム製パッキング3
を介して、ネジパイプ4が係止されている。このネジパ
イプ4は、その基端にフランジを有し、且つ、その外周
面にネジが刻設されている。 そして、ネジパイプ4を容
器1の内面から開口2に挿通すると共に、容器1の外面
においてネジパイプ4に締付ナット5を螺合して、開口
2の周縁部2aをネジパイプ4のフランジと締付ナット
5とで締め付けることにより、容器1の開口2から下方
に向けて排水筒6が着脱可能に突設されている。
【0008】7は、内周面に前記ネジパイプ4と螺合す
るネジが形成されているカバーリングであって、締付
ット5やネジパイプ4が、流し台その他の器物に当たっ
傷つけるの防ぐためのものである。従って、カバーリ
ング7は、硬質ゴムなどの弾性素材で構成することが望
ましい。8はゴム栓よりなる栓体であり、このゴム栓8
ネジパイプ4の基端部寄り内面に形成されたテーパ面
4aに嵌入して、排水筒6の排水開口を閉鎖する。該ゴ
ム栓8には、容器1の上縁1aから垂下する鎖9が、リ
ング8aを介して結合されている。
【0009】本考案の洗濯容器を、例えば、図1に示す
ように、台所の流し台Sで使用する場合、その排水筒6
を流し台Sの排水口60に挿入する。このような状態で
ゴム栓8を外すと、容器内の洗濯水は直接排水口60
に排出されるので、流し台Sの内面61を汚すことがな
い。
【0010】
【考案の効果】請求項1に記載された構成によれば、
来、流し台や風呂場などにおいては、衛生上洗濯がため
らわれた運動靴やおむつなどの汚れ物の洗濯を、自由に
行うことができる。また、プラスチックのような比較的
弱い素材の容器に排水筒を一体に形成すると、突出した
部分が器物にぶつかって破損しやすいが、排水筒が別体
であるため、排水筒のみを強靱な素材とすることによ
り、その破損や、排水開口の変形による水密性の低下を
防ぐことができ、しかも、容器又は排水筒のいずれか一
方が破損した場合には、簡単に交換できる。 さらに、排
水筒を流し台や風呂場の排水口に挿入しても、カバーリ
ングが緩衝材となって、排水口の周辺が傷つく心配がな
い。 さらに、排水筒の着脱が容易であると共に、その外
面に刻設されたネジによって器物が傷つくのを防ぐこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す洗濯容器の使用状態の断
面図
【図2】同上の要部断面図
【符号の説明】
1 容器 2 開口 3 パッキング4 ネジパイプ 5 締付ナット 6 排水筒7 カバーリング 8 ゴム栓(栓体)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に開口を有する容器と、前記開口か
    ら前記容器の下方に向けて着脱可能に突設され、流し台
    や風呂場の排水溝に挿入して排水可能な排水筒と、排水
    開口に着脱自在な栓体と、該排水筒の外面全面を被覆す
    る弾性素材よりなるカバーリングとを備え、前記排水筒
    は、その基端にフランジを有し、且つ、外周面にネジが
    刻設されたネジパイプよりなり、該ネジパイプを前記容
    器の内面から前記開口に挿通すると共に、容器の外面に
    おいて前記ネジパイプに締付ナットを螺合した洗濯容
    器。
JP1993040957U 1993-06-28 1993-06-28 洗濯容器 Expired - Lifetime JP2602941Y2 (ja)

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JPH075584U JPH075584U (ja) 1995-01-27
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