JP2007198021A - 排水枡のトラップ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】掃除しやすく、泡切れ性が良好な排水枡のトラップ取付構造を提供する。
【解決手段】排水枡2の凹部2aの底中央に円形の開口2bを設け、該開口2bに上方よりフランジ部3bを有するトラップ固定部材3を差し込み、該トラップ固定部材3に下方よりトラップ本体4を締め付けて排水枡2の下部にトラップ4を取り付ける取付構造において、前記排水枡2の凹部2aおよび該凹部2aに当接する前記トラップ固定部材3のフランジ部3bが、水平断面は円形で上方から下方の前記開口に向かって縮径した形状に形成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、排水枡の底側にトラップ固定部材を介してトラップを取り付ける取付構造に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、周囲が勾配の緩やかな擂り鉢状のテーパー面に形成された排水口内に、上方よりトラップ固定部材を差し込み、トラップ固定部材に下方より排水管の接続部を締め付けて取り付けた構造が存在する。
実公平7−14453号公報
特許文献1に開示されている構造では、トラップ固定部材の上面は平面であるため、排水口内に流れ込む排水の泡切れ性が悪いという問題点があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、泡切れ性が良好となる排水枡のトラップ取付構造を提供せんとするものであり、その請求項1は、排水枡の凹部の底中央に円形の開口を設け、該開口に上方よりフランジ部を有するトラップ固定部材を差し込み、該トラップ固定部材に下方よりトラップ本体を締め付けて排水枡の下部にトラップを取り付ける取付構造において、前記排水枡の凹部および該凹部に当接する前記トラップ固定部材のフランジ部が、水平断面は円形で上方から下方の前記開口に向かって縮径した形状に形成されていることである。
また、請求項2は、前記排水枡の凹部の上端に段部を設け、該段部に、洗い場面と面一となるように排水カバーを載置したことである。
本発明は、排水枡の凹部の底中央に円形の開口を設け、該開口に上方よりフランジ部を有するトラップ固定部材を差し込み、該トラップ固定部材に下方よりトラップ本体を締め付けて排水枡の下部にトラップを取り付ける取付構造において、前記排水枡の凹部および該凹部に当接する前記トラップ固定部材のフランジ部が、水平断面は円形で上方から下方の前記開口に向かって縮径した形状に形成されていることにより、排水枡の凹部およびトラップ固定部材のフランジ部が、開口に向かって縮径した形状となっているため、泡を含んだ排水が流入する空間が確保されているので、防水パン上の泡切れ性が極めて良好なものとなる。
また、排水枡の凹部およびトラップ固定部材のフランジ部は円形であるため、隅角部が存在せず、汚れが溜まりにくく、掃除しやすいものとなる。
また、前記排水枡の凹部の上端に段部を設け、該段部に、洗い場面と面一となるように排水カバーを載置したことにより、排水カバーが載置しやすいものとなり、載置した状態では排水カバーと洗い場面が面一状をなして、極めてすっきりとした設置状態が得られるものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、浴室の底面側の全体配置構成図であり、浴室の洗い場面1の浴槽10側には、凹み状に排水枡2が形成され、この排水枡2の下部には排水トラップ4が連結されており、この排水トラップ4は、浴槽10の排水口10aと連通する排水配管7が接続され、また、排水トラップ4の出口側には排出管11が接続されている。なお、図1において、図中6はエプロン部である。
排水枡2の周辺の縦断面拡大図を図2に示す。
洗い場1のエプロン部6側に一体形成された排水枡2には凹部2aが形成されて、凹部2aの底中央に円形の円形開口2bが上下に貫通形成されている。
なお、この排水枡2の凹部2aは、水平断面は円形で、垂直断面は傾斜した直線で、上方から下方の開口2bに向かって縮径した擂り鉢形状に形成されている。
この排水枡2の円形開口2b内には、図示しないがパッキン等の止水材を介して上方よりトラップ固定部材3が差し込まれ、このトラップ固定部材3は、円形開口2b内に垂下状に差し込まれる筒部3aの上端側にフランジ部3bが一体形成されており、このトラップ固定部材3のフランジ部3bは、前記排水枡2の凹部2aに対応した形状に形成されている。即ち、トラップ固定部材3のフランジ部3bは、水平断面は円形で、垂直断面は傾斜した直線で、上方から下方に向かって縮径した擂り鉢形状に形成されている。
なお、トラップ固定部材3の筒部3aの外周には雄ネジが形成されており、この雄ネジに対し、下方側より排水トラップ4の上端側の雌ネジを締め付けることで、トラップ固定部材3を介して排水枡2の下方に排水トラップ4が取り付けられるものである。
なお、この排水トラップ4には、前記浴槽配管7が接続される流入口4aと、前記排出管11が接続される流出口4bが形成されており、中央部には垂下状に防臭筒4cが設けられている。
なお、排水枡2の凹部2aの上面には、排水カバー5が覆設されるものであるが、排水カバー5は下方に向かって垂設された脚部5aを備えており、この脚部5aを図のようにトラップ固定部材3の筒部3aの内周面に当接させた状態で、排水カバー5はトラップ固定部材3に差し込まれて取り付けられており、取り付けられた状態では、排水カバー5の上面と洗い場面1が面一状をなして、すっきりとした設置状態が得られるものである。
洗い場面1を流れる排水は、この排水カバー5の外周側の隙間から排水枡2の凹部2a内に流れ込み、トラップ固定部材3の筒部3aを通り排水トラップ4内に流入されるのであるが、本例では、排水枡2の凹部2aおよびトラップ固定部材3のフランジ部3bが擂り鉢形状に形成されて、泡が流れ込む空間が形成されているために、極めて泡切れが良いものとなり、排水中に含まれる泡が洗い場面1上に溢れるようなことがなくなる。
また、円形の擂り鉢状であるため、隅角部が存在しないために極めて掃除がしやすいものとなり、排水カバー5を取り外して容易に掃除することができる。
なお、このように凹部2aがトラップ固定部材3のフランジ部3bで覆われ隠されるため、洗い場面1を構成する防水パンを加飾シートで加飾する際も、加飾の難しい凹部2aを綺麗に加飾する必要がないから、加飾も容易なものとなる。
次に、図3は変更例を示すものであり、図3では、排水枡2の凹部2aの上端に洗い場面1から一段低く段部2cを凹み状に形成させたものであり、この段部2c上に、平板状の排水カバー5を容易に載置できるように構成したものである。
排水カバー5は、段部2cに載置された状態では、その上面と洗い場面1がほぼ面一状となり、すっきりとした設置状態が得られるものである。
なお、排水枡2の凹部2aおよびトラップ固定部材3のフランジ部3bの形状は、前述した図2の形状と同様な擂り鉢形状に形成されている。
なお、図4は更に変形例を示すものであり、図4では、排水枡2の凹部2aを半球状の曲面に形成したものであり、この凹部2aの底中央部には円形の開口2bが形成されており、この開口2b内に差し込まれるトラップ固定部材3の円形の筒部3aの上部には、排水枡2の凹部2aの曲面形状に対応した形状のフランジ部3bが一体形成されている。即ち、このトラップ固定部材3のフランジ部3bは、水平断面は円形で、垂直断面は傾斜した曲面で、上方から下方に向かって縮径した形状に形成されている。また、凹部2aの上端の段部2cには、平板状の排水カバー5が載置されて、凹部2aが覆蓋されている。
このように排水枡2の凹部2aおよびトラップ固定部材3のフランジ部3bが半球状の曲面形状であっても、排水の泡切れが良好なものとなり、しかも掃除がしやすいものとなる。
なお、図5は更なる変形例を示すものであり、トラップ固定部材3のフランジ部3bおよび排水枡2の凹部2aがそれぞれS字状の断面形状に形成されている。即ち、水平断面は円形で、S字状に上方から下方に向かって縮径した形状に形成されている。
このように排水枡2の凹部2aおよびトラップ固定部材3のフランジ部3bがS字状の曲面形状であっても、排水の泡切れが良好なものとなり、しかも掃除がしやすいものとなる。
次に、図6の斜視図で、および図7の縦断面図で示す排水枡2においては、円形開口2bおよび水平断面が円形状の凹部2aの上端に、下段部2dが円形状に形成され、その上方に四角形状の段部2cが形成されたものであり、排水枡2は四角い形状となっている。四角い段部2c上には、四角い排水カバー5が洗い場面1と面一状に覆設されるものである。
なお、凹部2aと対応する形状にトラップ固定部材3のフランジ部3bが形成され、フランジ部3bの上端には、外側へ突出して鍔部3cが一体形成されており、この鍔部3cが排水枡の下段部2d上に載置されるように構成されている。
なお、本例では、浴室における排水枡を例示しているが、浴室に限らず、その他の衛生設備室の排水枡についても、このような構造を採用して泡切れ性を向上させることができるものである。
浴室の底面側の全体配置構成図である。 排水枡周辺の拡大縦断面構成図である。 変更例を示す排水枡の概略縦断面構成図である。 更に異なる変更例を示す排水枡の縦断面概略構成図である。 更に異なる変更例を示す排水枡の縦断面概略構成図である。 四角形状の排水枡の斜視構成図である。 図6の排水枡に排水カバーを覆設し、トラップ固定部材を取り付けた状態の縦断面構成図である。
符号の説明
1 洗い場面
2 排水枡
2a 凹部
2b 開口
2c 段部
2d 下段部
3 トラップ固定部材
3a 筒部
3b フランジ部
3c 鍔部
4 排水トラップ
5 排水カバー
5a 脚部

Claims (2)

  1. 排水枡の凹部の底中央に円形の開口を設け、該開口に上方よりフランジ部を有するトラップ固定部材を差し込み、該トラップ固定部材に下方よりトラップ本体を締め付けて排水枡の下部にトラップを取り付ける取付構造において、
    前記排水枡の凹部および該凹部に当接する前記トラップ固定部材のフランジ部が、水平断面は円形で上方から下方の前記開口に向かって縮径した形状に形成されていることを特徴とする排水枡のトラップ取付構造。
  2. 前記排水枡の凹部の上端に段部を設け、該段部に、洗い場面と面一となるように排水カバーを載置したことを特徴とする請求項1に記載の排水枡のトラップ取付構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009091749A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Inax Corp 排水ホースの固定構造
JP2013209831A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toto Ltd 浴室洗い場床の排水部構造
JP2014129674A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Toclas Corp 配水管取付構造

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