JP4839458B2 - 排水装置の取付構造 - Google Patents

排水装置の取付構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4839458B2
JP4839458B2 JP2006079843A JP2006079843A JP4839458B2 JP 4839458 B2 JP4839458 B2 JP 4839458B2 JP 2006079843 A JP2006079843 A JP 2006079843A JP 2006079843 A JP2006079843 A JP 2006079843A JP 4839458 B2 JP4839458 B2 JP 4839458B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drainage
drainage device
side wall
tank body
outlet side
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006079843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007255028A (ja
Inventor
良典 平井
Original Assignee
丸一株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 丸一株式会社 filed Critical 丸一株式会社
Priority to JP2006079843A priority Critical patent/JP4839458B2/ja
Publication of JP2007255028A publication Critical patent/JP2007255028A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4839458B2 publication Critical patent/JP4839458B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

本発明は洗面台、流し台、手洗い器等の槽体と排水装置の取付構造に関するものである。
従来、洗面台、流し台、手洗い器等の槽体と排水装置の取付構造として、図29及び図30に示した従来例がある。
図29に示した従来例は、槽体(本従来例における「水槽」)の底面に設けられた排水口側壁(本従来例における「排水口本体」)と、
該排水口側壁下端の排水口(本従来例における開口部)をほぼ水平に塞ぐ着脱自在な底皿部と、
該底皿部に設けられた排出口(本従来例における「排水口」)と、
から成るキッチン用シンクにおいて、
槽体の底面と排水口側壁とが同種の金属によって成形されている。
また、底皿部上側表面は該排水口側壁と、同種の金属によって覆われ、
底皿部下端と、排水装置(本従来例における封水部)上端が接続されていることを特徴とするキッチン用シンクである。
その他、図30に示した従来例は、槽体(本従来例における「シンク」)の底面に設けられた排水口と、
該排水口下側方向に垂下する排水口側壁(本従来例における「凹部」)と、
該排水口側壁下端に設けられた排水装置(本従来例における「排水金具」又は「排水管」)との接続部と、
排水口側壁内に備えられたストレーナーと、
から成るキッチン用シンクにおいて、
槽体と、ストレーナーを収納する排水口側壁を、一体に成形したことを特徴とするキッチン用シンクである。
上記従来例、図29及び図30の発明の目的は、槽体の底面に設けられた排水口と、排水装置上端開口に設けられたフランジ部との接続部の継ぎ目部分に塵芥が溜まることを防止することである。
そのため、接続部を、槽体の底面よりも深い位置に設け、該接続部よりも上側にストレーナーを備えて成る構成である
上記従来例、図29及び図30の発明の効果は、槽体と排水口側壁を金属プレスで押圧し、一体に成形することにより槽体の底面に排水装置との間の継ぎ目が無いように構成し、槽体の底面の継ぎ目に塵芥が溜まることが無いようにすることができた。
また、槽体と排水口側壁を金属プレスで一体に成形することにより、排水口側壁を樹脂で構成した場合に比較すると、排水口側壁付近に汚れやヌメリが付着し難くすることができた。
また、槽体と排水口側壁を金属で一体に成形することにより、槽体と排水口側壁の接続部の光沢/色調の違いが無いようにすることができた。
よって、排水口側壁の清掃性が向上し、また意匠性も向上するものである。
特開2005−179950号公報 特開平 11−324047号公報
上記従来例は、いずれも槽体と排水口側壁を、例えばステンレス材の薄板を金属プレスで押圧し、槽体と排水口側壁を一体に構成したものである。
このように、ステンレス材の薄板を押圧して槽体と排水口側壁を形成する際には、排水口側壁をストレーナーの収納スペース分深くする必要がある。
しかし、ステンレス材の薄板の一部を金属プレスによって深く成形することは、不可能ではないが技術上困難を伴い、工程を注意深く管理する必要がある。このため、大量生産には不向きな構造である。
また、ストレーナーよりも下流に排水口側壁と排水装置との接続部が設けられても、該接続部の継ぎ目には、ストレーナーの網目を通り抜ける細かなゴミや、高栄養化した汚水等が溜まり、それによってヌメリが発生する。
そして、上記接続部の継ぎ目の溝は、上向きに設けられているため、細かなゴミや、ヌメリが溝に生じると、ゴミやヌメリを落下方向に逆らって取り出さねばならず、清掃は非常に困難となる
本発明は、上記の課題に鑑みて成されたものであり、その目的とする処は、槽体の底面部に設けられた排水口と、排水装置上端開口のフランジ部との継ぎ目の段差部分を、ゴミや、汚水等が溜まり難く、ひいては清掃性が良く、且つ意匠性を良く出来る排水装置の取付構造を提供することである。
請求項1に記載の内容は、
底面に排水口(4)を設けた槽体(1)と、
該槽体(1)の排水を下水側に排水する排水装置(3)との取付構造であって、
排水口(4)から下側方向に垂下する、ステンレス材の薄板によって槽体(1)と一体に成形される排水口側壁(4a)と、
排水口側壁(4a)から外側方向に突出する鍔部(9)と、
鍔部(9)の一部に設けた切り欠け部(10)と、
上記鍔部(9)と槽体(1)底面裏側の間であって、排水口側壁(4a)の外周に設けられた、雄ねじ部を有する取付部(5)と、
切り欠け部(10)と嵌合することで取付部(5)の供回りを防止する、取付部(5)下端に設けられた突部(11)と、
排水装置(3)の上端から外側方向に突出するフランジ部(6)と、
内部に雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を設けたロックナット(7a)からなる被取付部と、
から構成され、
取付部(5)に取付固定する被取付部によって、該フランジ部(6)と排水口側壁(4a)下端部とを水密に接続して成ることを特徴とする排水装置の取付構造である。
請求項2に記載の内容は、
底面に排水口(4)を設けた槽体(1)と、
該槽体(1)の排水を下水側に排水する排水装置(3)との取付構造であって、
排水口(4)から下側方向に垂下する排水口側壁(4a)と、
排水口側壁(4a)から外側方向に突出する鍔部(9)と、
上記鍔部(9)と槽体(1)底面裏側の間であって、リング状の部材からなり、排水口側壁(4a)の外周に設けられた取付部(5)と、
排水装置(3)の上端から外側方向に突出するフランジ部(6)と、
取付部(5)に取付固定する被取付部によって、該フランジ部(6)と排水口側壁(4a)下端部とを水密に接続して成ることを特徴とする排水装置の取付構造である。
請求項3に記載の内容は、
上記排水装置(3)の取付部(5)を、複数の部材を組み合わせることでリング状を成し、排水口側壁(4a)の外周に設けられることを特徴とする、請求項2に記載の排水装置の取付構造である。
請求項4に記載の内容は、
上記排水装置(3)の取付部(5)をリング状とし、
槽体(1)の底面に開口する排水口(4)から排水口側壁(4a)を垂下させ、
取付部(5)を排水口側壁(4a)に取り付けた後、
排水口側壁(4a)を折り返して鍔部(9)を構成するようにしたことを特徴とする、請求項2に記載の排水装置の取付構造である。
請求項5に記載の内容は、
槽体(1)と排水装置(3)を接続する被取付部を、クイックファスナー(7a)で構成し、
取付部(5)を排水口側壁(4a)の外側方向に突出する鍔部(9)で構成し、クイックファスナー(7a)が該鍔部(9)とフランジ部(6)を当接した状態で嵌装して成ることを特徴とする請求項乃至請求項4のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造である。
請求項6に記載の内容は、
槽体(1)と排水装置(3)を接続する被取付部を、内部に雌ねじ部を設けたロックナット(7a)で構成し、取付部(5)を雌ねじ部と螺合する雄ねじ部にて構成することを特徴とする請求項乃至請求項4のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造である。
請求項7に記載の内容は、
槽体(1)及び排水口側壁(4a)をステンレス材の薄板によって一体に成形し、
該排水口側壁(4a)下端に外側方向に突出する鍔部(9)を設け、
槽体(1)底面裏側と鍔部(9)の間に、雄ねじ部を有する取付部(5)を設けたことを特徴とする請求項6に記載の排水装置の取付構造である。
請求項8に記載の内容は、
排水口側壁(4a)から外側方向に突出する鍔部(9)の一部に切り欠け部(10)を設け、
取付部(5)下端に突部(11)を設け、該切り欠け部(10)に突部(11)を嵌合させることで、取付部(5)の供回りを防止することを特徴する請求項7に記載の排水装置の取付構造である。
請求項9に記載の内容は、
槽体(1)と、排水口(4)側壁とがステンレス材の薄板によって一体に成形されたことを特徴とする請求項乃至請求項6のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造である。
請求項10に記載の内容は、
槽体(1)の排水口(4)に設けられる蓋部材(12)と、排水装置(3)内部のどちらか一方、或いは両方をステンレス材の薄板で構成することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造である。
請求項11に記載の内容は、
上記排水装置(3)の側面方向に排水の排出口(8)が開口して成ることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造である。
請求項12に記載の内容は、
槽体(1)の底面に設けられた排水口(4)の径を、排水装置(3)の上端開口部の径よりも大径として成ることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造である。
請求項13に記載の内容は、
槽体(1)の底面に設けられた排水口(4)の径を、排水装置(3)の上端開口部の径と同径、或いは小径として成ることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造である。
本発明の排水機器は、以下A)〜J)の効果を奏する。
A)請求項1に記載の本発明は、槽体(1)の底面に設けられた排水口(4)から下側方向に垂下する排水口側壁(4a)と、排水装置(3)上端開口部から外側方向に突出するフランジ部(6)を、排水口側壁(4a)外周に設けられた取付部(5)と、該取付部(5)に取付固定する被取付部によって水密に接続した構造である。
このため、図29及び図30に示されている従来例が、槽体(1)と排水装置(3)の接続部よりも上側にストレーナー(2)を設けても、ストレーナー(2)の網目を通り抜ける細かいゴミ、或いは汚水が該接続部の継ぎ目に溜まるのに対し、本発明では、図1や図10に示したように、接続部が垂直な壁によって構成されているので、接続部の継ぎ目にはゴミが溜まり難く、また汚水も溜まり難い。また、ゴミやヌメリ等の取り出しも、横に排出すれば良いので、従来例のような上に持ち上げる方法よりも容易である。
従って、清掃性が非常に優れている。
また、請求項1に記載の本発明は、鍔部(9)の一部に設けられた切り欠け部(10)と、取付部(5)下端に設けられた突部(11)を嵌合させることで、取付部の供回りを防止する構造である。
取付部(5)を円筒形状の排水口側壁(4a)の外周に取り付けた場合、該取付部(5)が完全に固定されていないと、被取付部を取付部と螺合させた際、取付部(5)と被取付部が一緒に回転する供回りが発生する。
しかし、上記のように構成することで、円筒形状の排水口側壁(4a)に取付部(5)を完全に固定し、被取付部と螺合させた場合に起こる供回りを防止することができる。
)請求項に記載の本発明は、槽体(1)の底面に設けられた排水口(4)から下側方向に垂下する排水口側壁(4a)と、排水装置(3)上端開口部から外側方向に突出するフランジ部(6)を、排水口側壁(4a)から外側方向に突出する鍔部(9)と槽体(1)底面裏側の間であって、リング状の部材からなり、排水口側壁(4a)外周に設けられた取付部(5)と、該取付部(5)に取付固定する被取付部によって水密に接続した構造である。
このため、図29及び図30に示されている従来例が、槽体(1)と排水装置(3)の接続部よりも上側にストレーナー(2)を設けても、ストレーナー(2)の網目を通り抜ける細かいゴミ、或いは汚水が該接続部の継ぎ目に溜まるのに対し、本発明では、図1や図10に示したように、接続部が垂直な壁によって構成されているので、接続部の継ぎ目にはゴミが溜まり難く、また汚水も溜まり難い。また、ゴミやヌメリ等の取り出しも、横に排出すれば良いので、従来例のような上に持ち上げる方法よりも容易である。
従って、清掃性が非常に優れている。
)請求項5に記載の本発明は、被取付部を、クイックファスナー(7a)で構成し、鍔部(9)とフランジ部(6)を、両者が当設した状態で、クイックファスナー(7a)を嵌装させる構造である。
上記の構造により、請求項1乃至請求項4に記載の構造の接続部の具体的な取付方法を明確にしたものである。
)請求項6に記載の本発明は、被取付部を、内部に雌ねじ部を設けたロックナット(7b)で構成し、取付部(5)に、雌ねじ部と螺合する雄ねじ部を設けた構造である。
上記の構造により、請求項1乃至請求項4に記載の構造の接続部の具体的な取付方法を明確にしたものである。
)請求項7に記載の本発明は、槽体(1)と排水口側壁(4a)をステンレス材の薄板によって一体成形し、該排水口側壁(4a)下端に外側方向に突出する鍔部(9)を設け、槽体(1)の底面裏側と鍔部(9)の間に、雄ねじ部を有する取付部(5)を設けた構造である。
従来例では、槽体(1)の底面に開口した排水口側壁(4a)を、ストレーナー(2)の収納に必要な高さ分、少なくとも50mm〜60mm以上の深さに金属プレスで押圧して成形する必要があり、不可能ではないが技術上困難を伴い、工程を注意深く管理する必要がある。
しかし、本発明であれば、図4等に示すように、排水口側壁(4a)を取付部(5)分、多くとも20mm〜30mm程度の深さ分に金属プレスで押圧して成形する程度で目的を達成でき、従来例のように排水口側壁(4a)を深く成形する必要がなく、技術上容易に本発明の構成と効果を製品に実施することができる。
)請求項8に記載の本発明は、鍔部(9)の一部に設けられた切り欠け部(10)と、取付部(5)下端に設けられた突部(11)を嵌合させることで、取付部の供回りを防止する構造である。
取付部(5)を円筒形状の排水口側壁(4a)の外周に取り付けた場合、該取付部(5)が完全に固定されていないと、被取付部を取付部と螺合させた際、取付部(5)と被取付部が一緒に回転する供回りが発生する。
しかし、上記のように構成することで、円筒形状の排水口側壁(4a)に取付部(5)を完全に固定し、被取付部と螺合させた場合に起こる供回りを防止することができる。
)請求項9に記載の本発明は、槽体(1)と排水口側壁(4a)をステンレス材の薄板で一体成形した構造である。
槽体(1)と排水口側壁(4a)をステンレス材の薄板で一体成形することで、槽体(1)底面に段差や継ぎ目が無くなり、継ぎ目にゴミが溜まることがない。従って、清掃性が非常に優れている。
また、槽体(1)の材質がステンレス材の薄板であり、排水口側壁(4a)の材質が樹脂製であった場合、槽体(1)と排水口側壁(4a)の材質の差異が非常に目立ち、意匠性が非常に悪い。
しかし、槽体(1)と排水口側壁(4a)の材質が同じであれば、その差異は無くなる。従って、意匠性が非常に良くなる。
他にも、排水口側壁(4a)の材質が樹脂製である場合、樹脂製の排水口側壁(4a)にはヌメリ等が付着しやすく汚れやすい。従って、清掃性が非常に悪い。
しかし、排水口側壁(4a)の材質がステンレス材の薄板である場合、ヌメリ等が付着し難く汚れ難い。従って、清掃性が非常に優れている。
)請求項10に記載の本発明は、排水口(4)に設けられる蓋部材(12)と排水装置(3)内部の、両方或いはどちらか一方を、ステンレス材にした構造である。
このため、槽体(1)と、蓋部材(12)或いは排水装置(3)内部の材質に差異があることによる、光沢/色調の差異が無くなる。従って、意匠性が非常に優れたものとなる。
また、蓋部材(12)或いは排水装置(3)内部の材質をステンレス材で構成することで、ヌメリ等が付着し難い。従って、清掃性が非常に優れたものとなる。
)請求項11に記載の本発明は、排水装置(3)の側面方向に、排水の排出口(8)を設けた構造である。
排水装置(3)の排出口(8)を側面方向に設けて構成することで、槽体(1)下のスペースについて、排出口(8)が排水装置(3)の底面に設けられた構成と比べて、より省スペースな構造の排水装置(3)にできる。
)請求項12に記載の本発明は、槽体(1)の底面に設けられた排水口(4)の径を、排水装置(3)の上端開口部の径よりも大径とした構造である。
上記排水口(4)の径を、排水装置(3)の上端開口部の径よりも大径とすることで、図5に示すように排水口側壁(4a)とフランジ部(6)との間の接続部に段差ができ、その段差上に蓋部材(12)を設置することができる。
)請求項13に記載の本発明は、槽体(1)の底面に設けられた排水口(4)の径を、排水装置(3)上端開口部の径と同径、或いは小径とした構造である。
上記排水口(4)の径を、排水装置(3)上端開口部の径と同径とすると、排水口側壁(4a)と、排水装置(3)の上端開口部との接続部が垂直な壁となるため、排水口側壁(4a)と排水装置(3)の接続部の継ぎ目にゴミが溜まり難く、また汚水も溜まり難い構成となる。
また、排水口(4)の径を、排水装置(3)の上端開口部の径よりも小径とすることによって、図29又は図30に示すように、排水装置(3)の上端開口部の外縁が、排水口側壁(4a)下端の外縁よりも外側に設けられる。
従って、上記に記載の排水口側壁(4a)と排水装置(3)の接続部がアンダーカットとなり、接続部の継ぎ目が垂直な壁となる構成よりも、更にゴミが溜まり難く、汚水も溜まり難い構造とできる。
以下に本発明の実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図1乃至図11に示した本発明の第1実施例は、キャビネットを有する流し台(N)に設けられた槽体と排水装置の取付構造に関するものである。
上記キャビネットは、上部に槽体(1)を設け、内部に収納部を備えた構造である。
シンクと呼ばれる上記槽体(1)は、数mm程度の厚みのステンレス材の薄板を金属プレスで押圧して、後述する排水口側壁(4a)や鍔部(9)を含め一体に成型したものであり、槽体(1)の底面には段差が無く、滑らかな構成である。
また、図1に示すように底面に排水口(4)を開口して成り、該排水口(4)から下側方向に垂下する排水口側壁(4a)が設けられ、該排水口側壁(4a)下端部は、排水装置(3)上端開口部と接続している。
上記排水装置(3)は、その側面方向に排水の排出口(8)が開口して成り、該排出口(8)より排水を排出する排水配管(13)を備えて成ると共に、その内部表面にステンレス材の薄板を被覆した構成である。
また、槽体(1)の底面に設けられた排水口(4)の内径と、排水装置(3)の上端開口部の内径とは、ほぼ同径となるように構成されている。
上記排水配管(13)は、槽体(1)の底面裏側に沿って水平方向に延出され、その後下側方向に垂下して、S型トラップ(S)を経由して床下配管にまで繋がるように配置している。
以下に接続構造にかかわる部材について詳細に記述する。
前述したように、排水口(4)は槽体(1)の底面に設けられた円形の開口であって、排水口(4)から下側方向に垂下する排水口側壁(4a)が設けられて成る。
更に、この排水口側壁(4a)下端から外側方向に突出する鍔部(9)を備えて成る。
上記記載の、これら排水口側壁(4a)と鍔部(9)とは、ステンレス材の薄板を金属プレスで押圧して、槽体(1)と一体に成型した構造である。
また、上記鍔部(9)はその一部に切り欠け部(10)を備えて成る構造である。
上記鍔部(9)と槽体(1)底面裏側の間には、リング状にして外周に雄ねじ部を備えた取付部(5)が設けられている。
上記取付部(5)は、樹脂の成形品であって、軸対称形状の半円弧の部材を2つ組み合わせて正円且つ雄ねじ部が正常なネジを構築する形状となるように構成されている。
また、取付部(5)下面には鍔部(9)に設けられた切り欠け部(10)に嵌合する突部(11)が設けられている。
また、被取付部であるロックナット(7b)は、上記取付部(5)の雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を内部に有し、その下端から内側方向に突出する突出部を備えた構造である。
以下に具体的な接続の方法について詳細に記述する。
図2及び図3に示すような、槽体(1)と取付部(5)に対して、該鍔部(9)の切り欠け部(10)に取付部(5)下面に設けられた突部(11)が嵌合するようにして、取付部(5)を鍔部(9)に取り付け、図4及び図5に示すような状態とする。
次に、図6及び図7に示したように、パッキン(P)を介して、鍔部(9)とフランジ部(6)を当接させ、更に図8及び図9に示したように、下側からロックナット(7b)の雌ねじ部を取付部(5)の雄ねじ部に螺合させて接続する。
更に排水口(4)乃至排水装置(3)内部には、図10及び図11に示したように、蓋部材(12)やストレーナー(2)を設置する。
一方、排水装置(3)の側面方向に開口した排出口(8)には排水配管(13)を挿入し、袋ナット等によって水密に接続する。
上記排水配管(13)を槽体(1)の底面裏側に沿って水平方向に延出した後、下側方向に垂下し、S型トラップ(S)を介して床下配管に接続することで、図1に示したような、排水装置の取付を含む流し台(N)の排水配管の施工が完了する。
上記の実施例においては、排水口(4)の開口の内径と、排水装置(3)上端開口部の開口の内径をほぼ同径に構成している。
このため、排水口側壁(4a)と排水装置(3)上端開口部との接続部が垂直な壁となり、接続部の継ぎ目が横方向に向くため、従来例と比べてゴミや汚水等が溜まり難く、また、付着しにくい。また、継ぎ目に溜まったゴミ等を取り除く場合でも、横方向にゴミ等を排出でき、従来例のように上方に持ち上げて清掃を行う必要がないため、清掃が非常に容易である。
また、排水装置(3)内部表面にステンレス材の薄板を被覆しているので、排水装置(3)内のヌメリ等が付着し難く清掃性が非常に良い。また、ステンレス材の薄板で構成された排水口側壁(4a)と、排水装置(3)内部の材質の差異による光沢/色調の差異が目立たなくなり、意匠性が非常に良くなる。
その他にも、槽体(1)と排水口側壁(4a)がステンレス材の薄板を金属プレスで押圧して一体に成型しているので槽体(1)底面に継ぎ目がなく、ゴミや汚水等が溜まることもなく、槽体(1)内の清掃性が非常に良い。
また、円筒形状の排水口側壁(4a)に取付部(5)を取り付けた際、排水口側壁(4a)の外周と当接する取付部内部が平坦であると、ロックナット(7b)との螺合の際に、ロックナット(7b)と取付部(5)が一緒に回転する供回りが生じるが、本実施例では、鍔部(9)の一部に設けられた切り欠け部(10)と取付部(5)下面に設けられた突部(11)を嵌合させることで、取付部(5)を固定し、供回りを防止する構造としている。
次に、本発明の第2実施例を、図面を参照しつつ説明する。
図12乃至図20に示した本発明の第2実施例は、キャビネットを有する流し台(N)に設けられた槽体と排水装置の取付構造に関するものである。
上記キャビネットは、上部に槽体(1)を設け、内部に収納部を備えた構造である。
シンクと呼ばれる槽体(1)は、数mm程度の厚みのステンレス材の薄板を金属プレスで押圧して、後述する排水口側壁(4a)や鍔部(9)を含め一体に成型したものであり、槽体(1)の底面には段差が無く、滑らかな構成である。
また、図12に示すように底面に排水口(4)が開口して成り、該排水口(4)から、下側方向に垂下する排水口側壁(4a)が設けられ、該排水口側壁(4a)下端部は、排水装置(3)上端開口部と接続している。
また、上記排水口(4)には蓋部材(12)が設置されている。
上記排水装置(3)は、その側面方向に排水の排出口(8)が開口して成り、該排出口(8)より排水を排出する排水配管(13)を備えて成ると共に、その内部表面にステンレス材の薄板を被覆した構成である。
また、槽体(1)の底面に設けられた排水口(4)の内径は、排水装置(3)の上端開口部の内径よりも、大径となるように構成されている。
上記排水配管(13)は、槽体(1)の底面裏側に沿って水平方向に延出され、その後下側方向に垂下して、S型トラップ(S)を経由して床下配管にまで繋がるように配置している。
以下に接続構造にかかわる部材について詳細に記述する。
前述したように、排水口(4)は槽体(1)の底面に設けられた円形の開口であって、排水口(4)から下側方向に垂下する排水口側壁(4a)が設けられて成る。
更に、この排水口側壁(4a)から外側方向に突出する鍔部(9)(取付部(5))を備えて成る。これら排水口側壁(4a)と、鍔部(9)とは、ステンレス材の薄板を金属プレスで押圧して、槽体と一体に成型したものである。
また、被取付部であるクイックファスナー(7a)は、「特開2001−98605号」などで既に公知の構造である。
また、排水装置(3)の側面方向に排出口(8)が開口し成り、該排出口に(8)に排水配管(13)を挿入し、袋ナット等によって水密に接続する。
以下に具体的な接続の方法について詳細に記述する。
図13及び図14に示すような槽体(1)と排水装置(3)に対して、図15及び図16に示したように、パッキン(P)を介して、鍔部(9)とフランジ部(6)を当接させる。
次に、図17及び図18に示したように、側面からクイックファスナー(7a)を嵌装させて接続する。
更に排水口(4)乃至排水装置(3)内部には、図19及び図20に示したように、蓋部材(12)やストレーナー(2)を設置する。
一方、排水装置(3)の側面方向に開口した排出口(8)には排水配管(13)を挿入し、袋ナット等によって水密に接続する。
上記排水配管(13)を槽体(1)の底面裏側に沿って水平方向に延出した後、下側方向に垂下し、S型トラップ(S)を介して床下配管に接続することで、図12に示したような、排水装置の取付を含む流し台(N)の排水配管の施工が完了する。
本発明の第1実施例では、排水口(4)の開口の内径と排水装置(3)上端開口部の開口の内径とほぼ同径であるが、この第2実施例では、排水口(4)の開口の内径が排水装置(3)上端開口部の開口の内径よりも大径であり、該排水装置(3)内部表面にステンレス材の薄板を被覆した構造である。
このため、排水口側壁(4a)と排水装置(3)上端開口部との接続部に段差ができる。
上記段差上に、ステンレス材の薄板で成る蓋部材(12)や、ストレーナー(2)を設けることが可能である。
また、排水装置(3)内部表面にステンレス材を被覆しているので、ヌメリ等が付着し難く清掃性が非常に良い。また、ステンレス材の薄板で構成された排水口側壁(4a)と、排水装置(3)内部の材質の差異による光沢/色調の差異が目立たなくなり、意匠性が非常に良くなる。
また、上記の第2実施例によれば、鍔部(9)とフランジ部(6)を、パッキン等の止水部材を介してクイックファスナー(7a)を嵌装して接続するので、第1実施例のようなロックナット(7b)で接続する構造よりも接続が容易になる。
本発明の実施例は上記のようであるが、本発明は上記実施例に限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載の範囲において適宜変更が可能である。
例えば、本発明の第1実施例では排水口(4)の内径と排水装置(3)上端開口部の内径とはほぼ同径であり、本発明の第2実施例では、排水口(4)の内径は排水装置(3)上端開口部の内径よりも大径となる構造であるが、図21に示すように、排水口(4)の内径を排水装置(3)上端開口部の内径よりも小径となる構造にすることもできる。
上記構造にすることによって、排水装置(3)上端開口部の外縁が、排水口側壁(4a)下端部の内縁よりも外側に設けられる。このように、排水口側壁(4a)と排水装置(3)との接続部が鍔部(9)によって隠される形状となるため、第1実施例及び第2実施例に記載の構造と比べても更にゴミや汚水が溜まり難く、また付着しにくい構造である。
この場合、蓋部材(12)やストレーナー(2)は、排水装置(3)の内部の底面上に設置するか、図22に示すように、排水装置(3)内部の任意の場所に凹凸を設け、その上に設置することで利用することができる。
また、本発明の第1実施例では、排水口側壁(4a)下端から外側方向に突出した鍔部(9)に、取付部(5)を接続する構造である。これに対し、図23乃至図28に示すように、成形工場にて接続を完了させる方法もある。
この場合、まず図23及び図24に示したように、槽体(1)の底面に開口する排水口(4)から排水口側壁(4a)を垂下させる。更に、図25及び図26に示したように、雄ねじ部を備えた取付部(5)を、排水口側壁(4a)に取り付ける。その後、図27又は図28に示したように、排水口側壁(4a)を折り返して鍔部(9)を成す構造とすることで、成形工場にて接続を完了させる構造とすることもできる。
尚、この場合も、鍔部(9)の一部に切り欠け部(10)を設け、取付部(5)下面に突部(11)設けて両者を嵌合させることで、取付部(5)を固定し、供回りを防止する構造にできる。
第1実施例が取付部(5)の部材が2つ必要で、また現場での施工の際、取付部(5)を紛失する可能性があるなどの問題を有するのに比べ、上記成形工場にて槽体(1)と取付部(5)の接続を完了させる構造にすることによって、取付部(5)が1つの部材でよく、現場で紛失することも無いので、施工性の向上や、コストダウンになる。
また、上記各実施例では、槽体(1)の底面裏側に取付部(5)を設ける方法として、槽体(1)をステンレス材の薄板を金属プレスで押圧して成形し、同様に金属プレスを利用して排水口側壁(4a)と鍔部(9)とを一体に成型する構造を採用しているが、本発明は上記方法に限定されるものではない。例えば槽体(1)に雄ねじ部を有した取付部(5)や鍔部(9)を設けるのにあたって、排水口側壁(4a)外周面と取付部(5)又は鍔部(9)とを接着にて固定したり、または槽体(1)自身を人工大理石等の樹脂素材で成形することで、槽体(1)と取付部(5)又は鍔部(9)とを一体に成形するなどの方法を採用することもできる。
キャビネット付き流し台に施工された、本発明の第1実施例を示す断面図である。 第1実施例の施工状況を示す、要部を拡大した断面図である。 図2を下方から見上げた状態を示す参考図である。 第1実施例の施工状況を示す、要部を拡大した断面図である。 図4を下方から見上げた状態を示す参考図である。 第1実施例の施工状況を示す、要部を拡大した断面図である。 図6を下方から見上げた状態を示す参考図である。 第1実施例の施工状況を示す、要部を拡大した断面図である。 図8を下方から見上げた状態を示す参考図である。 ストレーナー及び蓋部材を含む第1実施例の、要部を拡大した断面図である。 ストレーナー及び蓋部材を施工した第1実施例の、要部を拡大した断面図である。 本発明の第2実施例を示す、ストレーナー及び蓋部材を含む要部を拡大した断面図である。 第2実施例の施工状況を示す、要部を拡大した断面図である。 図13を下方から見上げた状態を示す参考図である。 第2実施例の施工状況を示す、要部を拡大した断面図である。 図15を下方から見上げた状態を示す参考図である。 第2実施例の施工状況を示す、要部を拡大した断面図である。 図17を下方から見上げた状態を示す参考図である。 ストレーナー及び蓋部材を含む第2実施例の、要部を拡大した断面図である。 ストレーナー及び蓋部材を施工した第2実施例の、要部を拡大した断面図である。 排水口(4)の内径を排水装置上端開口部の内径よりも小径とした実施例の、要部を拡大した断面図である。 ストレーナー及び蓋部材を施工した、図21の実施例の要部を拡大した断面図である。 工場にて鍔部に取付部を接続する実施例の、接続工程を示す要部を拡大した断面図である。 図23を下方から見上げた状態を示す参考図である。 工場にて鍔部に取付部を接続する実施例の、接続工程を示す要部を拡大した断面図である。 図25を下方から見上げた状態を示す参考図である。 工場にて鍔部に取付部を接続する実施例の、接続工程を示す要部を拡大した断面図である。 図27を下方から見上げた状態を示す参考図である。 従来例を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。
1 槽体 2 ストレーナー
3 排水装置 4 排水口
4a 排水口側壁 5 取付部
6 フランジ部 7a クイックファスナー
7b ロックナット 8 排出口
9 鍔部 10 切り欠け部
11 突部 12 蓋部材
13 排水配管 P パッキン
S S型トラップ N 流し台

Claims (13)

  1. 底面に排水口(4)を設けた槽体(1)と、
    該槽体(1)の排水を下水側に排水する排水装置(3)との取付構造であって、
    排水口(4)から下側方向に垂下する、ステンレス材の薄板によって槽体(1)と一体に成形される排水口側壁(4a)と、
    排水口側壁(4a)から外側方向に突出する鍔部(9)と、
    鍔部(9)の一部に設けた切り欠け部(10)と、
    上記鍔部(9)と槽体(1)底面裏側の間であって、排水口側壁(4a)の外周に設けられた、雄ねじ部を有する取付部(5)と、
    切り欠け部(10)と嵌合することで取付部(5)の供回りを防止する、取付部(5)下端に設けられた突部(11)と、
    排水装置(3)の上端から外側方向に突出するフランジ部(6)と、
    内部に雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を設けたロックナット(7a)からなる被取付部と、
    から構成され、
    取付部(5)に取付固定する被取付部によって、該フランジ部(6)と排水口側壁(4a)下端部とを水密に接続して成ることを特徴とする排水装置の取付構造。
  2. 底面に排水口(4)を設けた槽体(1)と、
    該槽体(1)の排水を下水側に排水する排水装置(3)との取付構造であって、
    排水口(4)から下側方向に垂下する排水口側壁(4a)と、
    排水口側壁(4a)から外側方向に突出する鍔部(9)と、
    上記鍔部(9)と槽体(1)底面裏側の間であって、リング状の部材からなり、排水口側壁(4a)の外周に設けられた取付部(5)と、
    排水装置(3)の上端から外側方向に突出するフランジ部(6)と、
    取付部(5)に取付固定する被取付部によって、該フランジ部(6)と排水口側壁(4a)下端部とを水密に接続して成ることを特徴とする排水装置の取付構造。
  3. 上記排水装置(3)の取付部(5)を、複数の部材を組み合わせることでリング状を成し、排水口側壁(4a)の外周に設けられることを特徴とする、請求項2に記載の排水装置の取付構造。
  4. 上記排水装置(3)の取付部(5)をリング状とし、
    槽体(1)の底面に開口する排水口(4)から排水口側壁(4a)を垂下させ、
    取付部(5)を排水口側壁(4a)に取り付けた後、
    排水口側壁(4a)を折り返して鍔部(9)を構成するようにしたことを特徴とする、請求項2に記載の排水装置の取付構造。
  5. 槽体(1)と排水装置(3)を接続する被取付部を、クイックファスナー(7a)で構成し、
    取付部(5)を排水口側壁(4a)の外側方向に突出する鍔部(9)で構成し、クイックファスナー(7a)が該鍔部(9)とフランジ部(6)を当接した状態で嵌装して成ることを特徴とする請求項乃至請求項4のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造。
  6. 槽体(1)と排水装置(3)を接続する被取付部を、内部に雌ねじ部を設けたロックナット(7a)で構成し、取付部(5)を雌ねじ部と螺合する雄ねじ部にて構成することを特徴とする請求項乃至請求項4のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造。
  7. 槽体(1)及び排水口側壁(4a)をステンレス材の薄板によって一体に成形し、
    該排水口側壁(4a)下端に外側方向に突出する鍔部(9)を設け、
    槽体(1)底面裏側と鍔部(9)の間に、雄ねじ部を有する取付部(5)を設けたことを特徴とする請求項6に記載の排水装置の取付構造。
  8. 排水口側壁(4a)から外側方向に突出する鍔部(9)の一部に切り欠け部(10)を設け、
    取付部(5)下端に突部(11)を設け、該切り欠け部(10)に突部(11)を嵌合させることで、取付部(5)の供回りを防止することを特徴する請求項7に記載の排水装置の取付構造。
  9. 槽体(1)と、排水口(4)側壁とがステンレス材の薄板によって一体に成形されたことを特徴とする請求項乃至請求項6のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造。
  10. 槽体(1)の排水口(4)に設けられる蓋部材(12)と、排水装置(3)内部のどちらか一方、或いは両方をステンレス材の薄板で構成することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造。
  11. 上記排水装置(3)の側面方向に排水の排出口(8)が開口して成ることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造。
  12. 槽体(1)の底面に設けられた排水口(4)の径を、排水装置(3)の上端開口部の径よりも大径として成ることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造。
  13. 槽体(1)の底面に設けられた排水口(4)の径を、排水装置(3)の上端開口部の径と同径、或いは小径として成ることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1つに記載の排水装置の取付構造。
JP2006079843A 2006-03-23 2006-03-23 排水装置の取付構造 Active JP4839458B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006079843A JP4839458B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 排水装置の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006079843A JP4839458B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 排水装置の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007255028A JP2007255028A (ja) 2007-10-04
JP4839458B2 true JP4839458B2 (ja) 2011-12-21

Family

ID=38629540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006079843A Active JP4839458B2 (ja) 2006-03-23 2006-03-23 排水装置の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4839458B2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009203667A (ja) * 2008-02-27 2009-09-10 Senjo System Kk シンクの排水口構造
JP2010255241A (ja) * 2009-04-23 2010-11-11 Shinko:Kk 排水口の接続構造
JP5651830B2 (ja) * 2010-06-30 2015-01-14 丸一株式会社 槽体と排水器との接続構造
JP5948553B2 (ja) * 2010-07-28 2016-07-06 丸一株式会社 槽体と排水器との接続構造及び排水器の構造。
JP2012062743A (ja) * 2010-08-16 2012-03-29 Sun Wave Ind Co Ltd 水槽の排水口蓋およびそれを備えた水槽付き流し台
JP5535028B2 (ja) * 2010-10-15 2014-07-02 サンウエーブ工業株式会社 排水設備
JP5763910B2 (ja) * 2010-11-30 2015-08-12 パナソニック株式会社 排水構造
JP6019282B2 (ja) * 2011-11-11 2016-11-02 丸一株式会社 排水装置の取り付け構造
JP6031646B2 (ja) * 2012-04-20 2016-11-24 丸一株式会社 槽体と排水器の接続構造
JP6060325B2 (ja) * 2012-05-21 2017-01-18 丸一株式会社 排水装置の取付構造
JP5953132B2 (ja) * 2012-06-07 2016-07-20 Toto株式会社 操作装置
JP6454840B2 (ja) * 2013-03-30 2019-01-23 丸一株式会社 排水継ぎ手部材
JP6138648B2 (ja) * 2013-09-30 2017-05-31 株式会社Lixil 排水装置の接続構造
JP6138647B2 (ja) * 2013-09-30 2017-05-31 株式会社Lixil 排水装置の接続構造及び接続方法
JP6464398B2 (ja) * 2014-02-28 2019-02-06 丸一株式会社 排水装置の取り付け構造
CN206503190U (zh) * 2016-09-30 2017-09-19 林钧琦 金属水槽排水无缝接出结构
KR102628394B1 (ko) * 2023-09-20 2024-01-23 황지연 싱크볼용 배수구

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5651869A (en) * 1979-10-05 1981-05-09 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> Semiconductor device
JP2001098605A (ja) * 1999-09-30 2001-04-10 Toto Ltd トラップの固定構造
JP2002070104A (ja) * 2000-08-30 2002-03-08 Inax Corp 配管部材の接続構造
JP2002266403A (ja) * 2001-03-08 2002-09-18 Toto Ltd 洗面ボウルと排水器具の接続構造
JP4301557B2 (ja) * 2003-12-17 2009-07-22 クリナップ株式会社 キッチン用のシンク

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007255028A (ja) 2007-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4839458B2 (ja) 排水装置の取付構造
CN101341301B (zh) 水槽排水装置
JP5651830B2 (ja) 槽体と排水器との接続構造
JP5748419B2 (ja) 排水設備
KR200457073Y1 (ko) 배수트랩
JP2013014947A (ja) 排水配管
JP3208472U (ja) 金属シンク継ぎ目無しの排水接続構造
JP6060325B2 (ja) 排水装置の取付構造
CN205712348U (zh) 下水管道连通器检查口密封盖
JP2008106553A (ja) 排水トラップ
JP2007023688A (ja) 排水トラップ
JP2007120022A (ja) 排水トラップ
JP6194507B2 (ja) 封水式排水トラップ
JP2007198021A (ja) 排水枡のトラップ取付構造
JP2005133314A (ja) 排水トラップ
JP6488457B2 (ja) 配管構造
JP4301557B2 (ja) キッチン用のシンク
JP6060327B2 (ja) 排水トラップ
JPH086140Y2 (ja) 床用排水枡
CN218405679U (zh) 一种带密封胶垫的下水器
JPH03260230A (ja) ユニットバスの排水装置
JPH11200444A (ja) 流し台
JP6537937B2 (ja) 排水桝用トラップ装置
JP6078712B2 (ja) 排水口構造
JP6539867B2 (ja) 排水トラップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110413

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110616

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110906

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110912

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4839458

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141014

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250