JP2009091749A - 排水ホースの固定構造 - Google Patents

排水ホースの固定構造 Download PDF

Info

Publication number
JP2009091749A
JP2009091749A JP2007261352A JP2007261352A JP2009091749A JP 2009091749 A JP2009091749 A JP 2009091749A JP 2007261352 A JP2007261352 A JP 2007261352A JP 2007261352 A JP2007261352 A JP 2007261352A JP 2009091749 A JP2009091749 A JP 2009091749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
hose
waterproof pan
bathtub
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007261352A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5268319B2 (ja
Inventor
Toshiro Sawa
俊郎 澤
Takeshi Mabuchi
剛 馬渕
Junichi Sato
淳一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Tostem Corp
Original Assignee
Inax Corp
Tostem Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp, Tostem Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP2007261352A priority Critical patent/JP5268319B2/ja
Publication of JP2009091749A publication Critical patent/JP2009091749A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5268319B2 publication Critical patent/JP5268319B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】排水ホースの末端を抜けないように防水パン排水口に固定できる排水ホースの固定構造を提供する。
【解決手段】排水ホース2の末端2cを、押さえ板8により防水パン排水口3aに固定する構造であって、排水ホース2の末端2c付近には外側へ突出した鍔部5が設けられ、押さえ板8には、鍔部5より小径で排水ホース2の末端差込み部2cを通すことのできる差込み孔8aと、この差込み孔8aの外周に、防水パン排水口3a側に設けられた係止手段7a,7bに係合する係合部8c,8bが形成されてなり、押さえ板8を排水ホース2の鍔部5の上にセットした状態で、防水パン排水口3aに取り付けられた排水口フランジ6に係脱可能に係合固定させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、排水口に取り付けられた排水ホースの末端を、防水パンの排水口に押さえ板により固定する固定構造に関するものである。
従来、特許文献1に開示されているように、排水開口に着脱可能に目皿が設けられ、この目皿に、浴槽の排水口部から配管された排水管の先端部が嵌合保持される構造がある。
特開2001−65025号公報
上記従来の排水管の先端の固定構造では、排水管の先端部が目皿に形成された保持開口部内に上方から差し込まれる構造であり、上から排水管の先端部を差し込むだけの構造であるため、排水管が抜け易いという問題点があった。
本発明は、排水ホースが抜けることのない排水ホースの固定構造を提供することを目的の1つとし、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
本発明は、排水ホースの末端を、押さえ板により防水パン排水口に固定する構造であって、前記排水ホースの末端付近には外側へ突出した鍔部が設けられ、前記押さえ板には、前記鍔部より小径で排水ホースの末端を通すことのできる差込み孔と、該差込み孔の外周に前記防水パン排水口側に設けられた係止手段に係合する係合部が形成されてなり、該押さえ板を前記排水ホースの鍔部の上にセットした状態で、前記防水パン排水口に係脱可能に係合固定させたことを要旨とする。
本発明では、押さえ板を排水ホースの鍔部の上にセットした状態で、押さえ板の係合部を防水パン排水口側に設けられた係止手段に係脱可能に係合させることで、排水ホースの末端を確実且つ強固に防水パン排水口に固定することができ、排水ホースが外れることがない。
また、上記排水ホースの固定構造において、前記押さえ板の上面には、つまみ用のリブが設けられている構成とすることもできる。
こうすれば、押さえ板を回転させて押さえ板の係合部を防水パン排水口側の係止手段に係合させる際に、つまみ用のリブをつまんで良好に押さえ板を回転させることができ、狭いスペースでも押さえ板を良好に回転させて排水ホースの末端を防水パン排水口に固定することができるものとなり、また逆に、取り外す際にも良好に作業が行えるものとなる。
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、浴槽底面の排水口に取り付けられた浴槽排水ホースの要部配置構成図を示すものであり、浴槽1の底面には、浴槽水を排出するための浴槽排水口1aが形成されており、この浴槽排水口1aに底側から浴槽排水ホース2の上流端が取り付けられている。また、浴槽1を載置した下方の浴槽防水パン3には、防水パン排水口3aが設けられており、浴槽排水ホース2の末端がこの防水パン排水口3aに固定されている。
防水パン排水口3aの底側には、防水パン排水ホース4が取り付け接続されており、この防水パン排水ホース4は図示しない排水トラップに連通接続されるものである。
浴槽排水ホース2の末端を防水パン排水口3aに固定する部分の拡大分解斜視図を図2に示す。
また、図3には、防水パン排水口3aに取り付けられる排水口フランジの拡大斜視図を示す。更に図4には、浴槽排水ホースを固定するための押さえ板の拡大斜視図を示す。
浴槽排水ホース2の末端側には伸縮可能に蛇腹部2aが形成され、蛇腹部2aの下流側にはエルボ部2bが設けられて、その下端には末端差込み部2cが垂設されている。この末端差込み部2cの上方に、外周側へ突出してリング状の鍔部5が一体形成されており、この鍔部5を含む浴槽排水ホース2はゴム製のものである。
また、浴槽防水パン3側に取り付けられる防水パン排水ホース4は、蛇腹部4aの上流側にエルボ部4bが形成され、エルボ部4bの上端には浴槽防水パン3の防水パン排水口3aに固定される取付固定面4cが形成されており、この取付固定面4cから上方へ立ち上がって筒状をなし、その上端で外側へ拡径された形状の排水口フランジ6が一体形成されており、この排水口フランジ6を含む防水パン排水ホース4もゴム製のものである。
排水口フランジ6は、その上面が当接上面6aとなっており、当接上面6aの内側で下方に向かって縮径して傾斜状にガイド面6bが形成されている。当接上面6aの外周の3カ所の位置から上方へ一体に立ち上げて、3カ所に係止立片7aがそれぞれ立設されており、各係止立片7aの上端から外側へ水平に突出して突起7bが一体形成されている。
また、押さえ板8は樹脂製でドーナツ板状に形成されており、その外周寸法は、浴槽排水ホースの鍔部5よりも大径に形成されており、内側には、浴槽排水ホース2の末端差込み部2cを上から差し込むことができ、しかも鍔部5よりも小径の差込み孔8aが形成されている。この差込み孔8aの外周には3カ所の位置に上下に貫通して突起通し孔8b,8b,8bが貫通形成されており、各突起通し孔8bの内側から連続して、差込み孔8aの外側で差込み孔8aに沿って湾曲状に切り欠いて係合溝8cが上下にそれぞれ貫通形成されている。また、押さえ板8の上面の2カ所には、上方へ一体状に立ち上げて指でつまむことのできるつまみ用リブ8d,8dが立設されている。
なお、この押さえ板8に形成されている突起通し孔8bは、排水口フランジ6に形成されている突起7bを通すことのできる形状寸法に形成されたものであり、また係合溝8cは、その内側に排水口フランジ6側に形成されている係止立片7aが入り込むことのできる幅寸法に形成されたものである。
次に、このような部材による浴槽排水ホース2の防水パン排水口3aへの固定作業を説明する。
まず、押さえ板8の差込み孔8a内に、浴槽排水ホース2の末端差込み部2cを差し込んで通し、その状態で更にエルボ部2bを上方から押さえ込んで、ゴム製の鍔部5を変形させながら押さえ板8の差込み孔8aの下方側へ押し込む。こうすることで、鍔部5は押さえ板8の差込み孔8a内に無理に押し込められて、押さえ板8の下方で元の形状に戻り、この状態で押さえ板8は鍔部5の上面側に配置されて、浴槽排水ホース2に押さえ板8がセットされた状態となる。
この状態で、浴槽防水パン3の防水パン排水口3aに取り付けられた排水口フランジ6の3カ所の突起7b,7b,7bと、押さえ板8の3カ所の突起通し孔8b,8b,8bを位置合わせして、押さえ板8を下方側へ押圧することで、各突起通し孔8b内に排水口フランジ6の突起7bを通し、突起7bを押さえ板8の上方に配置することができ、この状態で押さえ板8のつまみ用リブ8d,8dを指でつまんだ状態で、押さえ板8を時計回りに回転させると、押さえ板8の係合溝8c内に排水口フランジ6の係止立片7aがそれぞれ係入されてゆき、係合溝8c内に係止立片7aが係止された状態となる。
この状態では、押さえ板8の下面は排水口フランジ6の当接上面6aに当接した状態となり、浴槽排水ホース2に形成されている鍔部5は、排水口フランジ6のガイド面6bに当接し、浴槽排水ホース2の末端差込み部2cは、排水口フランジ6内に差し込まれた状態で固定されることとなる。この固定状態を上面側から見た状態を図5に示す。
このように、押さえ板8の係合溝8c内に排水口フランジ6の係止立片7aが係入されて、係合溝8cの上側に排水口フランジ6の突起7bが当接し、この状態では、突起7bが押さえ板8の上面に当接しているため、浴槽排水ホース2に上方へ向かう力が作用しても、浴槽排水ホース2は抜けない状態に保持されることとなり、浴槽排水ホース2が振動等しても、浴槽排水ホース2の抜脱が確実に防がれるものである。
なお、浴槽排水ホース2の末端差込み部2cが確実に排水口フランジ6内に差し込まれていないと、押さえ板8を排水口フランジ6に取り付けることはできないために、施工時の差込み不良等の作業ミスを低減できるものである。
なお、メンテナンス時等に浴槽排水ホース2を防水パン排水口3aから取り外す際には、反時計方向に押さえ板8を回転させることで、係合溝8cから係止立片7aが抜脱し、更に押さえ板8を上方へ引き上げることで、突起通し孔8bから突起7bを抜脱させることができて、押さえ板8とともに浴槽排水ホース2の末端側を上方へ持ち上げて外すことができるものである。
なお、本実施例の排水ホースの固定構造は、浴槽排水ホース2に限らず、洗濯機用の排水ホース等、その他の排水ホースにも適用することができるものである。
浴槽防水パン上に設置された浴槽と浴槽排水ホースの接続状態を示す要部拡大構成図である。 浴槽排水ホースを防水パン排水口に接続する部分の分解拡大構成図である。 防水パン排水口に取り付けられる排水口フランジの拡大斜視構成図である。 押さえ板の拡大斜視構成図である。 押さえ板により浴槽排水ホースを防水パン排水口に取り付けた状態の上面側から見た状態図である。
符号の説明
1 浴槽
1a 浴槽排水口
2 浴槽排水ホース
2b エルボ部
2c 末端差込み部
3 浴槽防水パン
3a 防水パン排水口
4 防水パン排水ホース
4b エルボ部
4c 取付固定面
5 鍔部
6 排水口フランジ
6a 当接上面
6b ガイド面
7a 係止立片
7b 突起
8 押さえ板
8a 差込み孔
8b 突起通し孔
8c 係合溝
8d つまみ用リブ

Claims (2)

  1. 排水ホースの末端を、押さえ板により防水パン排水口に固定する構造であって、
    前記排水ホースの末端付近には外側へ突出した鍔部が設けられ、
    前記押さえ板には、前記鍔部より小径で排水ホースの末端を通すことのできる差込み孔と、該差込み孔の外周に前記防水パン排水口側に設けられた係止手段に係合する係合部が形成されてなり、
    該押さえ板を前記排水ホースの鍔部の上にセットした状態で、前記防水パン排水口に係脱可能に係合固定させたことを特徴とする排水ホースの固定構造。
  2. 前記押さえ板の上面には、つまみ用のリブが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の排水ホースの固定構造。
JP2007261352A 2007-10-04 2007-10-04 排水ホースの固定構造 Expired - Fee Related JP5268319B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007261352A JP5268319B2 (ja) 2007-10-04 2007-10-04 排水ホースの固定構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007261352A JP5268319B2 (ja) 2007-10-04 2007-10-04 排水ホースの固定構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009091749A true JP2009091749A (ja) 2009-04-30
JP5268319B2 JP5268319B2 (ja) 2013-08-21

Family

ID=40664005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007261352A Expired - Fee Related JP5268319B2 (ja) 2007-10-04 2007-10-04 排水ホースの固定構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5268319B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012112229A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Nippon Alpha:Kk 排水口構造

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101458524B1 (ko) 2013-11-25 2014-11-07 서영대 내경조절이 가능한 배수트랩
KR101452811B1 (ko) 2013-11-25 2014-10-22 서영대 내경조절이 가능한 배수트랩

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49147878U (ja) * 1973-04-17 1974-12-20
JPS5864285U (ja) * 1981-10-27 1983-04-30 積水化学工業株式会社 洗濯機用防水パン
JPS62133770U (ja) * 1986-02-14 1987-08-22
JPS6336577U (ja) * 1986-08-21 1988-03-09
JP2007198021A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Inax Corp 排水枡のトラップ取付構造

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49147878U (ja) * 1973-04-17 1974-12-20
JPS5864285U (ja) * 1981-10-27 1983-04-30 積水化学工業株式会社 洗濯機用防水パン
JPS62133770U (ja) * 1986-02-14 1987-08-22
JPS6336577U (ja) * 1986-08-21 1988-03-09
JP2007198021A (ja) * 2006-01-26 2007-08-09 Inax Corp 排水枡のトラップ取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012112229A (ja) * 2010-11-25 2012-06-14 Nippon Alpha:Kk 排水口構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP5268319B2 (ja) 2013-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7854029B2 (en) Water drain assembly
JP5268319B2 (ja) 排水ホースの固定構造
CN101951749B (zh) 电气设备的安装装置及具有该安装装置的电路断路器
JP2010230073A (ja) 配管接続装置
WO2019042281A1 (zh) 一种洗衣机进水盒组件及洗衣机
JP2019087310A (ja) カバー付き部材のカバー取付け構造
KR20120098273A (ko) 세면대용 팝업식 개폐장치
JP2010053673A (ja) 洗面ボウルへの排水器具の取付構造
JP5979590B2 (ja) 排水栓装置
JP2009082272A (ja) 手洗い器のカウンタへの取付け構造
CN110984311A (zh) 排水塞连动装置
JP2014177831A (ja) 水栓装置
JP4950782B2 (ja) ハーネスコネクタの防水カバーとそれを用いたハーネスコネクタ
JP6387574B2 (ja) 床排水トラップ
JP2010053672A (ja) 排水器具
JP2005347074A (ja) 車両のスイッチ取付構造
JP2011067443A (ja) 浴室のエプロンの取付構造
KR101285662B1 (ko) 세탁 장치
JP7362100B2 (ja) ケーブル支持具
KR101154951B1 (ko) 드럼세탁기의 연결호스 구조
JP2018168894A (ja) 配管クランプ
KR200420623Y1 (ko) 파이프 연결부 록킹장치
JP2002242247A (ja) 吐水管キャップの取付構造
JPH0671565U (ja) 洗濯機の排水ホースと排水トラップの接続構造
KR101799206B1 (ko) 샤워수전 설치구조

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100716

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20110523

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130507

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees