JP2948793B2 - 洗浄装置一体型シンク - Google Patents

洗浄装置一体型シンク

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JP2948793B2
JP2948793B2 JP10024244A JP2424498A JP2948793B2 JP 2948793 B2 JP2948793 B2 JP 2948793B2 JP 10024244 A JP10024244 A JP 10024244A JP 2424498 A JP2424498 A JP 2424498A JP 2948793 B2 JP2948793 B2 JP 2948793B2
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良之 野島
吉彦 寺中
公人 田中
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YAMAHA RIBINGU TETSUKU KK
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YAMAHA RIBINGU TETSUKU KK
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は洗浄装置一体型シン
クに係り、更に詳しくは、通常の洗浄領域を形成する第
1の洗浄領域と、ノズルからの洗浄水で汚れの激しい食
器、キッチン用具類を洗浄する第2の洗浄領域とを備え
た洗浄装置一体型シンクの構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、食器を始めとした各種キッチン用
品を自動的に洗浄することのできる洗浄装置を一体的に
備えたシンクが出現するに至っている。この種のシンク
としては、例えば、特開平8−2322305号公報に
示されるタイプのものが知られている。同公報中、その
図44に開示されたシンクには、底部を一段落ち込ませ
た領域が設けられ、この落ち込んだ領域内の下方に向け
て洗浄水を噴出するノズルを備えた洗浄装置が開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記公
報に示された洗浄装置にあっては、上方からの洗浄水の
噴出方式としているため、反射等に起因して上昇噴流が
生じ、これがシンク上方に逃げる傾向があり、これによ
り、シンク周辺を汚してしまうという不都合を招来す
る。
【0004】そこで、洗浄領域を形成する外側周壁の内
側に、当該外側周壁と所定間隔を隔てた内側周壁を設け
るとともに、この内側周壁の下端と底壁との間に隙間を
設けて内外各周壁間に上昇噴流を逃すようにし、これに
より、前述した上昇噴流による周辺の汚損防止を企図し
た洗浄装置が提案されている(例えば、特開平9−75
289号公報参照)。
【0005】しかしながら、同公報に示された洗浄装置
は、ノズルによる噴流で洗浄を行う専用装置であり、水
栓設備を備えたシンクとの一体型構造とはなっておら
ず、使い勝手は必ずしも良好でないという不都合があ
る。
【0006】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の不都合に着目
して案出されたものであり、その目的は、極めて簡単な
構造によって洗浄水の上昇噴流を防止できるとともに、
水栓設備を備えた洗浄領域と併用して使い勝手も改善す
ることのできる洗浄装置一体型シンクを提供することに
ある。
【0007】本発明の他の目的は、上昇噴流の防止構造
を採用しつつも第2の洗浄領域自体を極めて容易に洗浄
することができ、当該洗浄領域を衛生的に保つことが可
能な洗浄装置一体型シンクを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、水栓の吐水口が向けられる第1の洗浄領
域に第2の洗浄領域を連設するとともに、この第2の洗
浄領域の上部に配置されて当該第2の洗浄領域に洗浄水
を噴出可能なノズルを備えた洗浄装置一体型シンクにお
いて、前記第2の洗浄領域は、前記第1の洗浄領域を形
成する上段底壁よりも落ち込んだ方向に延びる下段外側
周壁と、この下段外側周壁の下端に連設された下段底壁
と、前記下段外側周壁の内側に、当該下段外側周壁と所
定の隙間を隔てて配置された上昇噴流防止壁と、前記下
段底壁に設けられた排水口と、前記上昇噴流防止壁の上
端に連設されたフランジ部とを備え、前記フランジ部
は、前記上段底壁と略同一平面内に着座して第1の洗浄
領域からの排水を許容する、という構成を採っている。
このような構成とすることにより、第1の洗浄領域に生
ずる排水を第2の洗浄領域に流すことが可能となり、第
2の洗浄領域に形成された排水口を有効に利用できる
他、前記ノズルから噴出される洗浄水の上昇噴流も効果
的に抑制することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において、前記上昇噴流防
止壁は、前記フランジ部が下段外側周壁の上部に着座し
て着脱自在に設けられる、という構成を採用するとよ
い。このように構成すれば、上昇噴流防止壁の外面と下
段外側周壁の内面に付着した汚れの洗浄が極めて容易に
行えるようになり、ひいては悪臭の発生要因を防止しつ
つ第2の洗浄領域を衛生的に保つことができる。また、
前記フランジ部には、前記隙間への噴流の流入を促進す
る通気孔が設けられる、という構成を採用することもで
きる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る洗浄装置一体型シンクの
実施例を図面を参照しながら説明する。
【0011】図1には実施例に係る洗浄装置一体型シン
クを備えたキッチンカウンタの平面図が示され、図2に
は、その一部を断面した正面図が示されている。これら
の図において、水栓10が配置されるキッチンカウンタ
11の内側に洗浄装置一体型シンク12が設けられてい
る。
【0012】前記洗浄装置一体型シンク12は、前記水
栓10の吐水口10Aが向けられる第1の洗浄領域15
と、この第1の洗浄領域15に連設された第2の洗浄領
域16及び当該第2の洗浄領域16の上部側に配置され
たノズル17を含む洗浄装置18とを備えて構成されて
いる。
【0013】第1の洗浄領域15は、上段周壁20及び
当該上段周壁20の下端に連なる上段底壁21とからな
り、この上段底壁21の図中左側に前記第2の洗浄領域
16が連続して形成されている。第2の洗浄領域16
は、前記上段底壁21から落ち込んだ位置に設けられて
いる。この第2の洗浄領域16は、下段外側周壁25
と、この下段外側周壁25の下端に連設された下段底壁
26と、前記下段外側周壁25の内面との間に一定の隙
間Sを形成するように配置されるとともに、下段外側周
壁25よりも垂下長さが短く設けられた上昇噴流防止壁
28とを備えて構成されている。ここで、下段底壁26
には排水口26Aが形成されており、この排水口26A
に排水管30が接続されている。
【0014】前記上昇噴流防止壁28は、特に限定され
るものでないが、全体形状が略角筒状となる外観形状を
なし、その上端にはフランジ部31が略水平方向に向け
て連設されている。このフランジ部31は、第1の洗浄
領域15を形成する上段底壁21と略同一平面位置に着
座するようになっており、これにより、上昇噴流防止壁
28が前記下段外側周壁25内に着脱自在に配置可能と
なっている。なお、前記フランジ部31には通気孔19
が設けられ、この通気孔19により、後述する隙間Sへ
噴流の流入が促進される。
【0015】前記ノズル17は、前記上昇噴流防止壁2
8の図2中左側上部位置における上段周壁20部分に配
置されている。このノズル17の吐出口は斜め下方に向
けられており、上昇噴流防止壁28で囲まれる内側の領
域に被洗浄体40を差し込んだ位置で当該被洗浄体40
に洗浄水を噴出できるようになっている。この際、ノズ
ル17は配管41を介して所定の給湯源に接続され、配
管41の途中には、ポンプ42が介装されている。な
お、ノズル17からの洗浄水の噴出動作は、図示省略し
た押し釦式スイッチ若しくはフットスイッチ等により制
御可能となっている。
【0016】以上の実施例において、例えば、野菜、或
いは、汚れの少ない食器類等は第1の洗浄領域15内で
水栓10を用いて行えばよい。第1の洗浄領域15で生
じた排水は、上段底壁21を伝って第2の洗浄領域16
内に流れ込み、排水口26A,排水管30を介して外部
に排水されることとなる。
【0017】第2の洗浄領域16における洗浄を行う場
合には、図1中二点鎖線で示されるように被洗浄体40
を手に持って位置させ、図示しないスイッチを操作して
ノズル17より洗浄水を噴出させればよい。この際、ノ
ズル17は、斜め下に向けて洗浄水を噴出する構成とな
っているため、噴出した洗浄水は、下段底壁26による
反射等によって上昇噴流防止壁28と下段外側周壁25
との間の隙間S内に流れ込んで上昇しようとする。この
場合、その上昇限位置にフランジ31が位置しているた
め、上昇した噴出水は行き場を失て自然落下し、排水口
26に流れ込んで排水されることとなる。
【0018】なお、前記実施例における上昇噴流防止壁
28は、外観形状が角筒状となるタイプとしたが、本発
明はこれに限定されるものでなく、円筒形状等、その他
の形状としてもよい。要するに、本発明は、第1及び第
2の領域15,16が相互に連なる構造であって、第2
の洗浄領域16に噴出される洗浄水の上昇噴流が防止可
能となる限り、種々の設計変更が可能である。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
洗浄装置を構成する第2の洗浄領域を第1の洗浄領域に
連設するとともに、第2の洗浄領域に上昇噴流防止壁を
設け、且つ、上昇噴流防止壁の上端に連設されたフラン
ジ部を上段底壁と略同一平面内に配置したから、第1の
洗浄領域に生ずる排水を第2の洗浄領域に流すことが可
能となり、第2の洗浄領域に形成された排水口を有効に
利用できる他、前記ノズルから噴出される洗浄水の上昇
噴流も効果的に抑制することができるという効果を得
る。
【0020】また、フランジ部が下段外側周壁の上部に
着座して着脱自在としたから、上昇噴流防止壁の外面と
下段外側周壁の内面に付着した汚れの洗浄が極めて容易
に行えるようになり、悪臭の発生要因も防止しつつ衛生
的に保つことがができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係る洗浄装置一体型シンクを示すキ
ッチンカウンタの平面図。
【図2】 図1の一部を断面した正面図。
【符号の説明】
10・・・水栓、10A・・・吐水口、12・・・洗浄
装置一体型シンク、15・・・第1の洗浄領域、16・
・・第2の洗浄領域、17・・・ノズル、21・・・上
段底壁、25・・・下段外側周壁、26・・・下段底
壁、26A・・・排水口、28・・・上昇噴流防止壁、
31・・・フランジ部、S・・・隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実公 平7−20220(JP,Y2) 実公 昭61−33099(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E03C 1/18 A47B 77/08 B08B 3/10 E03C 1/126

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水栓の吐水口が向けられる第1の洗浄領
    域に第2の洗浄領域を連設するとともに、この第2の洗
    浄領域の上部に配置されて当該第2の洗浄領域に洗浄水
    を噴出可能なノズルを備えた洗浄装置一体型シンクにお
    いて、 前記第2の洗浄領域は、前記第1の洗浄領域を形成する
    上段底壁よりも落ち込んだ方向に延びる下段外側周壁
    と、この下段外側周壁の下端に連設された下段底壁と、
    前記下段外側周壁の内側に、当該下段外側周壁と所定の
    隙間を隔てて配置された上昇噴流防止壁と、前記下段底
    壁に設けられた排水口と、前記上昇噴流防止壁の上端に
    連設されたフランジ部とを備え、 前記フランジ部は、前記上段底壁と略同一平面内に着座
    して第1の洗浄領域からの排水を許容することを特徴と
    する洗浄装置一体型シンク。
  2. 【請求項2】 前記上昇噴流防止壁は、前記フランジ部
    が下段外側周壁の上部に着座して着脱自在とされている
    ことを特徴とする請求項1記載の洗浄装置一体型シン
    ク。
  3. 【請求項3】 前記フランジ部には、前記隙間への噴流
    の流入を促進する通気孔が設けられていることを特徴と
    する請求項1又は2記載の洗浄装置一体型シンク。
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