JPH0233722Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0233722Y2
JPH0233722Y2 JP1985118148U JP11814885U JPH0233722Y2 JP H0233722 Y2 JPH0233722 Y2 JP H0233722Y2 JP 1985118148 U JP1985118148 U JP 1985118148U JP 11814885 U JP11814885 U JP 11814885U JP H0233722 Y2 JPH0233722 Y2 JP H0233722Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
heater
bread
hole
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985118148U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6227531U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985118148U priority Critical patent/JPH0233722Y2/ja
Publication of JPS6227531U publication Critical patent/JPS6227531U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0233722Y2 publication Critical patent/JPH0233722Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、インド料理に於いてパン、肉(チキ
ン、羊等)を焼くためのタンドールに関するもの
である。
(従来の技術) 従来、インド料理に於いてパン、肉(チキン、
羊等)を焼くためのタンドールは土器の底に穴を
開けこれをひつくり返し、これの内部に炭をいれ
て使用していた。
従来のタンドールでは炭を加熱源として用いて
いる為、内部を一定の温度に昇温するのに時間を
要する。従つて調理を終えてもタンドールの火を
落とさないのが通例であり、火事の原因となる場
合が生じる他、炭の不完全燃焼にも十分な注意を
有する。又調理に際して土器の上内部にパン素材
を張りつけてパンを焼く場合パンが落ち、炭の温
度に変化が生じ、温度コントロールが難しく、火
の強さの調整に関し熟練を要した。更に従来土器
のものにあつてはモルタルで固定する構造であり
移動が不可能である等種々の欠点を有していた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記欠点を解消するために従来のタン
ドールに代えて安全にして従来の炭による調理と
異なることなく風味の豊から調理品を提供出来、
さらに火力の調節に熟練を要することがないタン
ドールを提供することを目的としたものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、断熱材で成形した箱体1に容器2を
設け、容器2の底部の適宜位置にセラミツクコー
チングしたヒーター3を設け、このヒーター3の
やや上方位置にパン等を料理する食品を載置する
棚体4を設け、落下した食品を外部に排出できる
大きさの孔部5を底部に穿設し、孔部5の下方の
箱体1に受皿8を抜き差し自在に設けたものであ
る。
(作用) 本考案は、従来の炭に代えてヒーター3を用い
ていることにより、温度の調節が容易であり、パ
ン(素材)を土器の上内部に張りつけて焼く場
合、パンが落ちても、孔部5より外に排出するこ
とが出来ることより火力に変動を与えることが無
い。
また、容器2の底部に設けたヒーター3のやや
上方に商品を載置する棚体4を設けたから、イン
ド料理における容器の底部近傍位置で食品を焼成
する料理をすることができ、更に、ヒーター3を
セラミツクコーチングしたから、遠赤外線を発生
させて美味に焼成でき、しかも、棚体4より落下
した食品を外部に排出できる大きさの孔部5を底
部に穿設したから、落下した食品を孔部5より排
出させ、容易に食品を棚体4へ載置しなおした
り、廃棄でき、その上、孔部5の下方の箱体1に
受皿8を抜き差し自在に設けたから、落下した食
品を受皿8で受け、食品を汚染させないと共に、
箱体1の設置場所を汚すことなく食品を取り出す
ことができる。ヒーター3をセラミツクコーチン
グしたものにあつてはヒーター3からでる熱に加
えて遠赤外線をより沢山発生することにより、よ
り炭焼のものと同様な調理品を提供することがで
きる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
本考案は、カオウールブランケツト等の断熱材
等で形成した箱体1(上面及び適宜な面をステン
レス等により被覆する)内に容器2を設け、箱体
1と容器2のあいだに耐火モルタル、パーライト
等の断熱充填物6、耐火煉瓦7を充填している。
容器2の例としては本実施例では耐熱性のもので
従来のタンドールと同様に土器を用いているがこ
れに限るものではなく適宜の材料を用いてもよ
い。
次ぎに容器2の内底部には渦巻き状のヒーター
3が4個設けられている。このヒーター3はシリ
カ、ジルコニア等によりセラミツクコーチングが
施こされている。このセラミツクコーチングの厚
さは0.3mm程度とし使用した。これはこの値では
より有効な遠赤外線発生が多かつたからである。
又ヒーター3のやや上方に位置するように、適
宜形状に棚体4を設けている(本実施例に於いて
は半円状に設けている)。更に容器2の内底面に
はヒーター3、棚体4の取り付けに支障がないよ
うに孔部5が睾設されている。該孔部5の下方に
受皿8が箱体1の下面に抜き挿し自在に取り付け
られている(第3図矢印参照)。
図中9はスイツチボツクス、10はキヤスタ
ー、11は上蓋、12は容器開口部、13はパ
ン、14は肉等を串ざしにした調理品である。
今上述のタンドールを使用する場合はまず箱体
1に上蓋11を被冠し電源を入れ、ヒーター3を
発熱させる。そして耐熱性容器2内が一定の温度
(約350℃)に達したら上蓋11を取り容器開口部
12より第3図に示すようにパン13を容器2の
内部上方に張り付け、或いは調理品14の串の先
端を棚体4に載置するように挿入し調理を行う。
又ヒーター3は渦巻き状でセラミツクコーチン
グを行うことにより炭と同じような遠赤外線を放
射することより、肉の中心まで早くむらなくきれ
いに焼ける。
なお上述実施例の4個のヒーター3は通常一度
に発熱を行うこと、或いはヒーター3に通す電流
値を制御することにより十分容器2内が均一な適
正な温度分布を得ることが出来るが、容器2が大
きい場合、或いは調理品14が多く容器2内に入
れている等、より確実な温度分布を得る必要が有
る場合には夫々のヒーター3の発熱量或いは発熱
時期をタイマー、マイコン等により変えることに
より、より均一な温度分布を得ることができる。
例えば対角線状のヒーターを対とし2対のヒータ
ーを交互に発熱させ容器2内の気流を二以上発生
させより均一な温度分布を得ることができる。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、温度の調
節が容易であり、パンを土器の上内部に張りつけ
て焼く場合、パンが落ちても、孔部5より外に排
出することが出来ることにより火力に変動を与え
ることが無い、またヒーター3をセラミツクコー
チングしたものにあつてはヒーター3からでる熱
に加えて遠赤外線をより沢山発生することによ
り、より炭焼のものに近付いた調理品を提供出来
る。また構造も簡易であり安価に生産出来る上、
箱体1の下面にキヤスター10がもうけられてい
るためタンドールの移動ができる。更に炭を用い
ることが無く、使用時にヒーターを発熱させるこ
とにより、燃料の無駄が無く不完全燃焼による事
故を未然に防止することができる等種々の効果を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の1例を示す正面図、第
2図は上蓋を取り外した状態の平面図、第3図は
第2図A−A断面図。 1は箱体、2は容器、3はヒーター、4は棚
体、5は孔部、6は断熱充填物、7は耐火煉瓦、
8は受皿、9はスイツチボツクス、10はキヤス
ター、11は上蓋、24は容器開口部、13はパ
ン、14は調理品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断熱材で成形した箱体に容器を設け、容器の底
    部の適宜位置にセラミツクコーチングしたヒータ
    ーを設け、このヒーターのやや上方位置にパン等
    を料理する食品を載置する棚体を設け、落下した
    食品を外部に排出できる大きさの孔部を底部に穿
    設し、孔部の下方の箱体に受皿を抜き差し自在に
    設けたことを特徴とする、タンドール。
JP1985118148U 1985-08-02 1985-08-02 Expired JPH0233722Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985118148U JPH0233722Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985118148U JPH0233722Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6227531U JPS6227531U (ja) 1987-02-19
JPH0233722Y2 true JPH0233722Y2 (ja) 1990-09-11

Family

ID=31004326

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985118148U Expired JPH0233722Y2 (ja) 1985-08-02 1985-08-02

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0233722Y2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946236A (ja) * 1972-09-11 1974-05-02
JPS4989232A (ja) * 1972-12-28 1974-08-26
JPS5233699B2 (ja) * 1973-06-26 1977-08-30

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS499888U (ja) * 1972-04-26 1974-01-28
JPS5233699U (ja) * 1975-08-30 1977-03-09

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4946236A (ja) * 1972-09-11 1974-05-02
JPS4989232A (ja) * 1972-12-28 1974-08-26
JPS5233699B2 (ja) * 1973-06-26 1977-08-30

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6227531U (ja) 1987-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4880951A (en) Food preparation kit for use in cooking food in microwave oven or in thermal oven
US5057331A (en) Cooking food in a food preparation kit in a microwave and in a thermal oven
KR200478529Y1 (ko) 내부 착탈식 바닥판 가열용 가스버너를 구비한 이동식 돔형 화덕
US5872351A (en) Domed induction oven
JP6771430B2 (ja) 加熱調理器
JPH0233722Y2 (ja)
JPH0643613Y2 (ja) 焙焼器
CN208709586U (zh) 一种燃气焖烤炉
WO2020144485A1 (en) Multibarbeque
JP2001517123A (ja) 調理方法及び装置
JPH1014776A (ja) 焼き物調理器具
CN216416833U (zh) 一种蒸烤一体多功能鸡蛋烹饪器
KR200337210Y1 (ko) 화덕 구조
JP2000189325A (ja) オ―ブン機能付きフィッシュロ―スタ―
JPH08312964A (ja) 卓上こんろ
CN201098014Y (zh) 热石烤炉
JP3034711U (ja) 食材を焼く鍋
JPH038203Y2 (ja)
JPH0530667Y2 (ja)
JPH03176006A (ja) 調理器具
JPH0423462Y2 (ja)
KR0117155Y1 (ko) 전자렌지용 피자구이판
JP2625568B2 (ja) 電磁調理器用容器
JPH0445662Y2 (ja)
JP3024404U (ja) 家庭用焼き鳥調理器