JPH03176006A - 調理器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は調理器共に関し、更に詳しく述べれば一個で焼
き肉及びなべ物、あるいは蒸し焼物等を行なうことがで
きる多機能調理３具を提供せんとするものであり、陶器
製有底容器の内部に収納定置される如く前記有底容器の
内径よりやや小径な外形を有する陶器製有底中容器を設
けてなり、前記有底容器の上端開口部に係合せられる如
き係合部を外周近傍に有する陶ｙＰ製蓋を設けた構造の
調理器共に関する。

［従来技術１ 従来より種々の調理器共が考案されており、例えば焼き
肉をする為の金属製加熱網体や土なべ等測々の製品があ
る。

［発明が解決しようとする課題］ 々の調理器具を使いわけなければならず、せまい台所に
たくさんの調理器具を保管せねばならなかった。

又、シくの調理器具を入手りなけれ１ｆならず多くの費
用を必要とした。

したがって、−個の調Ｆｌ！器具にて多種類の調理がで
きる多機能調理器具の出現が強く望まれる二ととなった
。

また、近年は特に料理に対する大衆の好みが高級化して
おり、よりおいしい料理を本裁良くつくれる器具に対す
る要望も多い。

１課題を解決するための手段１ 本発明は、上記の如き従来の要望を満足させる為に日夜
研究を重りた結果なされたものであり、上端の開口した
陶器製有底容器の底面に複数個の貫通孔を設けると共に
側壁の上方部適所に複数個の通気孔を穿設し、該通気孔
の穿設せられた側壁の上端面は数涛所切欠せられ通気部
を形成してなり、該有底容器内に収納定置される如く前
記有底容器の内径よりやや小径な外形を有すると共に、
底面外周近傍に突設せられた複数個の脚部を有する上端
の開口した陶器製有底中容器を設けてなり、前記有底容
器の上端開口部に係合せられる如き保合部を外周近傍に
有すると共に、略半球状凹部を一面側に形成し、他面側
には前記凹部に適宜の肉厚を設けてドーム状の凸部とな
し該凸部表面には適宜の溝が形成せられた陶器製蓋とよ
りなる調理器具となしたものであり、更に好適には、蓋
及び中容器は加熱されることにより遠赤外線を放射する
如き陶器にで形成せられた調理器具となしたものである
。

［作用１ したがって、陶器製容器の内部に中容器を定置せしめて
がスコンロや電熱器の上にのせ、中容器にイモ等を入れ
て焼イモも作ったり、蓋を表裏いずれかを上面にしてｇ
Ｐ、き肉、あるいはなべ物料理等を行なうことができる
ものとなり、必要に応じて選択して使用できるし、同時
に焼イモ等と焼き肉等を行なうこともできるし、加熱源
からの熱を容器内部の空気を介して受けるので料理品が
焦げることもなく、又、煙りが出ず、均一に加熱できる
ものとなる。

［実施例］ 以下に本発明を図面を参照して説明する。

（第１実施例） 第１図ないし第６図には本発明の第１実施例を示し、第
１図は使用状態の縦断面図、第２図は正面図、第３図は
縦断面図、第４図は平面図、第５図は蓋の正面図、第６
図は中容器の正面図であって、上端の開口した陶器製有
底容器１の底面２に複数個のＷ通孔３．３、・・・を設
けると共に側壁４の上方部適所に複数個の通気孔５．５
、・・・を穿設し、該通気孔５．５、・・・のｇ殺せら
れた側壁４の上端面６は数箇所切欠せられ通気部７を形
成してなり、該有底容器１内に収納定置される如く前記
有底容器１の内径よりやや小径な外形を有すると共に、
底面外周近傍に突設せられた複数個の脚部１１を有する
上端の開口した陶器製有底中容器１０を設けてなり、防
泥有底容器１の上端開口部８ると共に、略半球状凹部２
２を一面側に形成し、他面側には前記凹部２２に適宜の
肉°厚を設けてドーム状の凸部２３となし該凸部２３の
表面には適宜の溝２４が形成せられた陶器製蓋２ｏとよ
りなる７Ｉ４埋器具となしたものである。

したがって、〃スコンロや電熱器等の熱源３゜の上に陶
器製容器１をのせ、蓋２０を上面に凹部２２が位置する
如く（第１図２点鎖線参照）のせれば、熱は容器１の内
部９の空気を介して蓋２０を加熱し、よっで１１２０の
上に肉Ａを載せて迅速に焼くことがで、熱式は容器１の
底面２の貫通孔３から容器内部９に入り、中容器１０を
加熱し、中容器１０のｎ部１１の開口切欠部１２がら矢
印の如く上昇し、容器側壁４の通気孔５や上端６の切欠
部よりなる通気部７より外部に流出することとなり、容
器１内を効率良く対流しで蓋２０を均一に熱することが
できるものとなり、よって、肉Ａ等を焦げつかせること
なく又、煙も出さずに焼くことができ、肉Ａより出る油
は蓋２０の溝２４をで、肉Ａがベタつかず、おいしく焼
き上げることができる。

又、中容器１０１ｍさつまいもＢ等を収納して加熱すれ
ば、対流する空気によって均一に熱されておいしくむら
し焼きすることができる。

更に、蓋２０をひっくり返して使用すれば第１図実線の
如く上面が凹部２２となり、よって該凹部２２に水Ｃ等
を入れてなべ物料理を行なうことができるものとなる。

尚、この時、蓋２０や中容器１０あるいは容器１を、加
熱されることにより遠赤外線を放射するセラミックスに
て製造したり、表面に遠赤外線を放射するセラミックス
質を塗布したりしたらのとなせば、料理品を遠赤外線に
て効率良く加熱できるものとなる。

すなわち、水分の加熱に最も有効な波長を有する遠赤外
線にて迅速に加熱できるものとなり、よりおいしい料理
ができるものとなる。

（第２実施例） 第７図には本発明の第２実施例を示し、容器１の底面２
にたとえば銅とステンレスのクラッドメタル４０を装着
したものであり、たとえば電磁誘専加熱手段の上にのせ
て調理する際に有効なものとなる。

（その他の実施例） 本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例え
ば、中容器に水を入れてその上方に網目部が位置する如
く脚付き網体を設けたものとなして、ギョウザやパン等
を蒸したりするのに有効なものとしたり、大きさや容器
の深さ、通只孔の数や大きさ等も熱源の強さなどに応じ
て可変できるものである等、種々の点において要旨を逸
脱しない範囲で変形して実施できるものである。

［効ｇｋ］ 本発明は以上述べた如く、陶器製有底容器の内部に収納
定置される如く前記有底容器の内径よりやや小径な外形
を有する陶器製有底中容器を設けてなり、前記有底容器
の上端開口部に係合せられる如き係合部を外周近傍に有
する陶器製蓋を設けた構造となし、更に最適には、加熱
されることによって遠赤外線を放射する調理器具となし
たので、１個の調理器共にて焼物、蒸し物、なべ物に使
用できるものとなり、加熱空気にて間接及び加熱できる
ので焦げることがなく煙も出ないものとなり、おいしく
体裁良く料理できるものとなる。

本発明は安価に製造できる多機能調理器具を提供できる
ものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は使用状態の縦断面図、 １＠２図は正面図、 第３図は縦断面図、 第４図は平面図、 第５図は蓋の正面図、 第６図は中容器の正面図 第７図は第２実施例の縦断面図、である。 図中、 １は陶器製有底容器、　　　２は底面、３は貫通孔、　
　　　　　　４は側壁、５は通気孔、　　　　　　　６
は上端面、りｌＪＰこ釘償鯉　　　　　　　　Ｏｔ↓閤
門叡９は容器内部、 １は脚部、 ０は蓋、 ２は凹部、 ４は溝、 ０は熱源、 ０は中容器、 ２は開口切欠部、 １は係合部、 ３は凸部、 ５は油溝、 を示す。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）上端の開口した陶器製有底容器の底面に複数個の
   貫通孔を設けると共に側壁の上方部適所に複数個の通気
   孔を穿設し、該通気孔の穿設せられた側壁の上端面は数
   箇所切欠せられ通気部を形成してなり、該有底容器内に
   収納定置される如く前記有底容器の内径よりやや小径な
   外形を有すると共に、底面外周近傍に突設せられた複数
   個の脚部を有する上端の開口した陶器製有底中容器を設
   けてなり、前記有底容器の上端開口部に係合せられる如
   き係合部を外周近傍に有すると共に、略半球状凹部を一
   面側に形成し、他面側には前記凹部に適宜の肉厚を設け
   てドーム状の凸部となし該凸部表面には適宜の溝が形成
   せられた陶器製蓋とよりなる調理器具。
2. （２）特許請求の範囲第１項に於て、少なくとも蓋及び
   中容器は加熱されることにより遠赤外線を放射する如き
   陶器にて形成せられたことを特徴とする調理器具。