JP2001517123A - 調理方法及び装置 - Google Patents

調理方法及び装置

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JP2001517123A JP54129698A JP54129698A JP2001517123A JP 2001517123 A JP2001517123 A JP 2001517123A JP 54129698 A JP54129698 A JP 54129698A JP 54129698 A JP54129698 A JP 54129698A JP 2001517123 A JP2001517123 A JP 2001517123A
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Abstract

(57)【要約】 バーベキュー炉(52)の発熱材熱源の上または上方にほぼ真っ直ぐに立てて置かれた串に刺した食物類を調理する方法であり、前記串を熱源の上方で開口した下端(66)と串(65)の取っ手を突出させて開口する上端(64)とを有する球根状の中空室(60)によって囲む。この方法に使用する装置は、取り外し可能に前記中空室をもたらす付属品によって改良された従来のバーベキュー炉でよい。串はその下端を熱源上に置き、長さは、串の取っ手を中空室の上端開口部から突出するように、中空室(60)の高さ、即ち、上端と下端との間の距離と釣り合った(好ましくは、中空室の高さより長い)ものとされる。

Description

【発明の詳細な説明】 調理方法及び装置技術分野 本発明は調理装置及び調理方法に関するものである。背景技術 バーベキュー炉(barbecue)の中で木炭、石炭又は発熱材等の熱源を 燃焼させるなどして得られた直火の上で、食物をグリルして(grilling )調理することは知られている。このようなグリル、特に、バーベキュー炉にお けるグリルは、熱源から少し離してその上に水平に配置される串に食物を刺し、 串刺しにした食物が熱によって包み込まれるようにして行うことも知られている 。しかしながら、このような方法によって食物を適切にかつ均一に調理するのは 難しく、従来の装置及び方法におけるこれら、及び/又は他の問題点を解消する ことが望まれている。発明の概要 本発明の第一の局面によれば、串に刺した食物類を調理する方法において、串 を熱源の上又は上方にほぼ真っ直ぐに立てて配置すること、及び熱源の上方で開 口した底部と、串の取っ手を突出させて開口する上部とを有する中空室によって 串を囲むことを特徴とする調理方法が提供される。 串の下端は熱源上に載置されることが好ましい。 本発明の別の局面によれば、上記の第一の局面における調理方法において使用 する装置が提供される。この装置は開口した上端及び開口した下端を有する中空 室と、中空室の高さ(即ち、上端と下端との間の距離)と釣り合った(好ましく は、中空室の高さより長い)長さを備える複数の串とよりなり、前記下端の開口 部は熱源の上方(好ましくは、直上)に接近して配置され、前記上端の開口部の 断面積よりも大きい断面積を有するものである。 中空室は金属製、或いはクレー又はその他の適当なセラミック材料製でもよい 。 上記室の壁は実質的に均一な断面を有すること、即ち、実質的に一定の厚さを 有し、周囲環境(即ち、外気)に面する外表面は内表面と同じ形を持つことが好 ましい。 また、串は長さの少なくとも大部分が中空であることが有利である。これは熱 源から串に刺した食物への熱伝達を高めるためである。 例えば、上記室は下記の寸法を有することができる。 ―高さ:44〜54cmの範囲、好ましくは49cm; ―最大直径:31〜41cmの範囲、好ましくは36cm; ―上端開口部の直径:10〜20cmの範囲、好ましくは15cm; ―下端開口部の直径:25〜36cmの範囲、好ましくは30cm; そして、上端開口部から室の最大直径を含む横断面迄の距離は室の高さのほぼ 半分、好ましくは半分よりもわずかに小さいものである。 中空室は一つ以上の取っ手を外部に有していてもよく、これにより室を熱源上 に運び、及び/又は熱源から取り去ることができる。 追加的に、または、別法として、中空室の開口した上端に蓋を設けてもよい。 この蓋には複数の孔を設けてもよく、この孔を通して串を突出させておくことが できる。例えば、この孔は三角形でもよい。或いは、蓋は開口した上端の全体覆 うものであってもよく、この場合、該上端には、串を差し込んで突出させること のできるスロット状の孔を設ける。 本発明の一実施例においては、開口した下端に隣接して中空室の壁に通気孔を 設けることができる。この通気孔は調節可能なもの、例えば、選択的に開いたり 閉じたりすることが出来るもの(好ましくは、開口の寸法を調節可能なもの)で あることが有利である。 本発明の更に別の局面によれば、上記の第一の局面における調理方法において 使用する装置が提供される。この装置は、開口した上端及び開口した下端を有す る中空室よりなり、前記下端の開口部は熱源の上方(好ましくは、直上)に接近 して配置されるものであり、室の断面積は球根形となるよう、上端と下端との間 の中間の高さの位置においてより大きくなっている。図面の簡単な説明 実施例に基づき、本発明の二つの態様を添付の図面を用いて説明する。 第1図は本発明の一態様による調理装置の概略縦断面図である。 第2図は本発明の別の態様による調理装置の上記と同様の概略縦断面図である 。発明の実施例の詳細な説明 第1図の装置10はバーベキュー炉12とその付属品20を有する。バーベキ ュー炉は三本の等角度で間隔を置いて配列した脚13によって支持されるこん炉 皿14よりなる。使用に際し、木炭又は同様な発熱材15を、バーベキュー炉の み或いは付属品20を備えたこん炉皿14中に入れ、点火する。付属品20は概 略樽形の室22を形成する中空構造体であり、使用時、こん炉皿14中の発熱材 15上に取り外し可能に支承される。 この中空構造体20は耐火性及び耐熱性で低光沢、未焼成のクレー又はその他 のセラミック材料よりなり、好ましくは、ヘッシャン(hessian)又はそ の他の適当な強化繊維で強化される。中空構造体は、繊維強化クレー又はその他 のセラミック材料から形成後、例えば、天然の温かい又は熱い環境中に放置して ゆっくりと乾燥させることができる。或いは、該中空構造体20は金属(例えば 、耐熱性ガラス質仕上げ剤でエナメル塗布したもの)又は(このような)金属と セラミック材料との組み合わせからなるものでもよい。室壁の厚さは実質的に均 一な断面をもたらす如きものであり、周囲環境、即ち、外気、に面する壁外表面 がその内表面とほぼ同じ形で平行している如きものとされる。 中空構造体20はその両端で開口しており、この例では高さは約40cmであ る。室22の円形の上端開口部24は直径が約15cmであり、室22の円形の 下端開口部26の直径は上端開口部24よりも大きく、約30cmである。ほぼ 樽形の室22の最大直径は約38cmであり、最大直径は上端及び下端開口部2 4,26の間の中間の水平面よりもわずかに上に位置している。 使用に際しては、構造体20を取り外し、木炭又は発熱材15をバーベキュー 炉12のこん炉皿14中に入れ、点火する。次に、中空構造体20を燃焼材15 の上に置く。調理するべき食物28(例えば、肉及び/又は魚、であり、これら は前もってマリネードに漬けておいてもよい)を熱絶縁性の取っ手29を備えた 金属製の串25に刺す。次に、これらの串25を構造体の上端開口部24から挿 入し、その尖った下端を木炭又は発熱材15の上に置き、直立の状態からわずか に傾けて、開口部24の縁に立てかける(取っ手29は外に出す)。燃焼材15か らの熱は金属製の串25を伝わり、食物28を内部から調理する。一方、木炭又 はその他の発熱材15からの輻射又は対流熱は食物28の外部に与えられてこれ を調理し、更に、木炭又はその他の発熱材15が芳香性のものである場合は風味 も与えられる。金属製の串25は、熱源から串刺しの食物28への熱の伝導を高 めるために、その長さの少なくとも大部分が中空になっていてもよい。 中空室20の内部壁表面にドウの平たい塊を張りつけることにより上記の装 置によりパンを作ることもできる。 燃焼材15への空気の供給を良くする必要がある場合は、バーベキュー炉12 を変形して、こん炉14の底の壁に通気孔30を設けてもよい。この通気孔は空 気流を可変とすべく調節可能なものであってもよい。この通気孔30は第一及び 第二の重ね合わされた要素から構成でき、その各々は類似の規則正しい孔の列を 備え、これらの孔の間にはこれらと寸法の類似した無孔領域が設けられ、ある極 端な位置では、一方の要素の孔はもう一つの要素の孔と合致し、別の極端な位置 では、一方の要素の孔はもう一つの要素の無孔領域によって塞がれるようにする ことができる。このような通気孔の構成により、この通気孔は完全に開いたり、 完全に閉じたり、或いはお互いに重なる孔の領域を変えて調節することにより部 分的に開くことができる。 別法として、または、追加的に、上記と同じ目的で、中空構造体20には永久 的な孔を、その底部又は底部に隣接した側壁、例えば、32の位置に形成しても よい。この孔は中空構造体20の下端開口部26と連通していても、離隔してい てもよい。 上記のような使用方法とは別に、中空構造体20を取り去ってもよく、この場 合、バーベキュー炉のみを用い、従来のやり方で、食物を直接燃焼材15の上に 置くか、これらの間に配置された網(図示せず)に置く。なお、この網は中空構 造体20を用いる場合は取り外す。即ち、中空構造体20は既存のバー ベキュー炉(例えば、固定式の煉瓦製のバーベキュー炉)と用いるために別個に 製造及び/又は販売することが出来、或いは一つの組み立て体としてバーベキュ ー炉と共に製造及び/又は販売する(上記の実施例において述べた多目的使用に 適している)ことが出来ることが理解されるであろう。後者の場合、構造体20 はその下端がバーベキュー炉のこん炉皿の中にうまく嵌まるように形成すること ができる。 中空構造体20は未焼成クレー又は金属製ではなく、(強化または非強化の) 焼成クレーでできていてもよく、或いはその他の適当な耐熱性材料よりなるもの でもよいことが理解されるであろう。別法として、または、追加的に、中空構造 体20は従来のバーベキュー炉以外の調理用熱源(例えば、ガスバーナー)とと もに用いてもよい。 中空室には一つ以上の外部の取っ手を取り付けてもよく、これにより室を熱源 の上に持って来たり、熱源から取り外すことができることも理解できるであろう 。 追加的に、または、別法として、中空室の開口した上端に複数の孔を有する蓋 を設けてもよく、この孔を通して串25を差し込み、突出させることが出来る。 この蓋の孔は例えば三角形でもよい。或いは、この蓋は、開口した上端の領域を 完全に覆っていてもよく、この場合、この開口した上端領域は、その縁にスロッ ト状の孔を備え、この孔から串を差し入れて突出させることができる ようにされる。 第2図に示す装置40はバーベキュー炉52を有し、これは三本の等角度で間 隔を置いて配列した脚53によって支持(例えば、地表より約40cm)される ボウル形こん炉皿54よりなる。バーベキュー炉52は従来のやり方で単独で使 用してもよく、または、本発明に従い、ボウル形こん炉皿54の縁に継ぎ手59 により取り外し可能に取り付けられ、皿54とともに概略樽形の室62を形成す る中空で先細の構造体からなる付属品60を備えたバーベキュー炉52として使 用してもよい。上記継ぎ手50により付属品60は(こん炉皿54中の)点火さ れた発熱材55の上方に取り外し可能に配置される。 該中空構造体60は金属(例えば、耐熱性ガラス質仕上げ剤でエナメル塗布し たもの)又は(このような)金属とセラミック材料との組み合わせから作製され る。室壁の厚さは実質的に均一な断面をもたらす如きものであり、周囲環境、即 ち、外気、に面する壁外表面がその内表面とほぼ同じ形を有し平行しているよう なものである。 中空構造体60はその両端で開口しており、この例では高さは約49cmであ る。室62の円形の上端開口部64は高さ約5cm、直径が約15cmの管状ネ ックよりなり、室22の円形の下端開口部66の直径は約30cmであり、上端 開口部64よりも大きい。これは略ボウル形のこん炉皿54のほぼ最大直径であ る。 取り外し可能な網または同様な複数の孔を備えた円板状の板67がこん炉皿5 4と煙突状構造体60との接合個所に設けられており、この個所はこん炉54中 の発熱材55の表面から約11cm上方である。 使用に際しては、構造体60及び板67を取り外し、木炭又は発熱材55をバ ーベキュー炉52のこん炉皿54中に入れ、点火する。次に、板67と中空構造 体60とを皿54の上部に置き、燃焼材55の上方に配置されるようにする。な お、板67と中空構造体60は継ぎ手59により固定する。調理するべき食物6 8(例えば、肉及び/又は魚、であり、これらは前もってマリネードに漬けてお いてもよい)を金属製の串65に刺す。犬の脚のように曲がった或いはクランク 状に曲がった細長い金属シャフトとして設けられた熱絶縁性の取っ手69を有す るこれらの串65は、次に、構造体の上端開口部24から挿入し、その尖った下 端を木炭又は発熱材55の上に置き、ほぼ直立に近いわずかに傾いた状態で、開 口部64の縁に立てかける(取っ手69は外に出される)。上端開口部64を形成 するネック部には串を所定の位置に保持するためのスロット状の孔63を設けて もよい。 発熱材55からの熱は金属製串65を伝わり、食物68を内部から調理する。 一方、木炭又はその他の発熱材55からの輻射又は対流熱は食物68の外部に与 えられこれを調理し、更に、木炭又はその他の発熱材55が芳香性のものである 場合は風味も与えられる。串65の金属製シャフトは熱源から串刺しの食 物68への熱の伝導を高めるために、その長さの少なくとも大部分が中空になっ ていてもよい。 発熱材55への空気の供給を良くする必要がある場合は、バーベキュー炉62 を変形して、こん炉54の底の壁に通気孔51を設けてもよい。この通気孔は空 気流を変化させるべく調節可能なものであってもよい。この通気孔51は第一及 び第二の重ね合わされた要素から構成することができ、その各々には類似の規則 正しい孔の列を設けるとともに、これらの孔の間にはこれらと寸法の類似した無 孔領域を設け、ある極端な位置では、一方の要素の孔はもう一つの要素の孔と合 致し、別の極端な位置では、一方の要素の孔はもう一つの要素の無孔領域によっ て塞がれるようにしてもよい。このような通気孔を設けることにより、この通気 孔は選択的に完全に開いたり、完全に閉じたり、或いはお互いに重なる孔の領域 を変化させて調節することにより部分的に開くことができる。 上記のような使用方法とは別に、中空構造体60を取り去ってもよく、この場 合、食物を直接発熱材55の上に置くか、板67の上に置いて、従来のやり方で バーベキュー炉のみを用いることもできる。即ち、中空構造体60は既存の市販 バーベキュー炉とともに用いるために別個に付属品として製造及び/又は販売す ることが出来、或いは一つの組み立て体としてバーベキュー炉と共に製造及び/ 又は販売する(上記の実施例において述べた多目的使用に適してい る)ことも出来ることが理解されるであろう。後者の場合、構造体60はその下 端がバーベキュー炉のこん炉皿の中にうまく嵌まるように形成することができる 。 中空構造体60は従来のバーベキュー炉以外の調理用熱源(例えば、ガスバー ナー)と組み合わせて用いてもよいことが理解されるであろう。 中空室60には一つ以上の外部の取っ手61を取り付けてもよく、これにより 室を熱源の上に持って来たり、熱源から取り外すことができることも理解できる であろう。 追加的に、または、別法として、中空室62の開口した上端64に蓋70を設 けてもよい。この蓋70はネック部64に嵌まり込み、開口した上端の領域を完 全に覆う。そして、この開口した上端はその縁にスロット状の孔63を有し、こ の孔から串を差し入れて突出させることができる。 一つの別の構成によれば、付属品20又は60は熱源12又は52(第1図及 び第2図においてバーベキュー炉として示すもの)と一体的にかつ分離不可能に 設けられていてもよい。このような構成は、例えば、熱源がガスバーナーによる 場合に特に適している。 更に別の構成によれば、発熱材(ガス、木炭、木材等)は付属品20又は60 を設置した後で点火してもよい。 当業者にとって容易に理解される本発明の他の変形及び態様は、下記の請求 の範囲に規定される本発明の領域及び範囲に包含されるものである。また、上で 述べた特定の態様は、請求の範囲に表明されている特許発明の範囲を逸脱しない 限り、例えば、(適当な或いは所望の場合)異なった特徴へ置き換えることによ り、その構成及び詳細を変更することが出来る。例えば、第2図の串65は曲が った取っ手69ではなく29のような直線状の取っ手を持っていてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 9725065.8 (32)優先日 平成9年11月27日(1997.11.27) (33)優先権主張国 イギリス(GB) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,CA,CN,J P,NZ,US

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 串に刺した食物類を調理する方法において、串を熱源の上または上方に ほぼ真っ直ぐに立てて配置すること、及び熱源の上方で開口した底部と串の取っ 手を突出させて開口する上部とを有する中空室によって串を囲むことを特徴とす る調理方法。 2. 串の下端を熱源上に置く請求項1に記載の方法。 3. 開口した上端及び開口した下端を有する中空室と、中空室の高さ、即ち 、上端と下端との間の距離と釣り合った(好ましくは、中空室の高さより長い) 長さを備える複数の串とよりなり、前記下端の開口部は熱源の上方に(好ましく は、上に)に接近して配置され、前記上端の開口部の断面積よりも大きい断面積 を有するものである請求項1又は2に記載の調理方法に使用する装置。 4. 中空室が熱源を有する調理装置の上に取り外し可能に据えつけ得る付属 品として設けられている請求項3に記載の装置。 5. 調理装置がバーベキュー炉である請求項4に記載の装置。 6. 熱源が発熱材である請求項3乃至5のいずれか1項に記載の装置。 7. 中空室が金属製である請求項3乃至6のいずれか1項に記載の装置。 8. 中空室がクレー又はその他のセラミック材料でできている請求項3乃至 6のいずれか1項に記載の装置。 9. 中空室の断面積が上端から下降するにつれて増大する請求項3乃至6の いずれか1項に記載の装置。 10. 室が球根状となるように中空室の断面積が上端と下端との間の中間の 高さの位置においてより大きくされている請求項3乃至7又は請求項3乃至6及 び8のいずれか1項に記載の装置。 11. 中空室の断面積が室の上端と熱源との間の中間の高さの位置において より大きくされている請求項3乃至7又は請求項3乃至6及び8のいずれか1項 に記載の装置。 12. 中空室の壁は実質的に均一な断面を備えることにより、実質的に一定 の厚さを有し、周囲環境に面する(即ち、外気と接触する)外表面がその内表面 と同じ形を備えている請求項3乃至11のいずれか1項に記載の装置。 13. 串は少なくともその長さの大部分において中空である請求項3乃至1 2のいずれか1項に記載の装置。 14. 上記中空室は、高さが35〜46cmの範囲、好ましくは40cmで あり、最大直径が33〜43cmの範囲、好ましくは38cmであり、上端開口 部の直径が18〜28cmの範囲、好ましくは23cmであり、下端開口部の直 径が25〜36cmの範囲、好ましくは30cmなる寸法を有し、上端開口部か ら室の最大直径を含む横断面迄の距離は室の高さのほぼ半分、好ましくは半分よ りもわずかに小さいものである請求項3乃至13のいずれか1項に 記載の装置。 15. 中空室には一つ以上の取っ手が外部に設けられ、これにより室を熱源 上に運び、及び/又は熱源から取り除くことができるようにされている請求項3 乃至14のいずれか1項に記載の装置。 16. 中空室の開口した上端に蓋が設けられている請求項3乃至15のいず れか1項に記載の装置。 17. 上端開口部の縁に串を突出させることのできるスロット状の孔が設け られている請求項16に記載の装置。 18. 蓋には複数の孔が設けられ、この孔に串を突出させることができる請 求項16に記載の装置。 19. 孔が三角形である請求項18に記載の装置。 20. 中空室の壁はその開口した下端に隣接して通気孔を備えている請求項 3乃至19のいずれか1項に記載の装置。 21. 通気孔が調節可能なものである請求項20に記載の装置。 22. 調節可能な通気孔が選択的に開いたり閉じたりするものである請求項 21に記載の装置。 23. 調節可能な通気孔にその開口の有効寸法を変えるための調節手段が設 けられている請求項21又は22に記載の装置。 24. 開口した上端及び開口した下端を有する中空室よりなり、前記下端 の開口部は熱源の上方に(好ましくは、上に)接近して配置されるものであり、 室の断面積は球根形となるよう、上端と下端との間の中間の高さの位置において より大きくなっている請求項1又は2に記載の調理方法に使用する装置。
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