JP2997873B2 - 魚等の串立式焼器 - Google Patents

魚等の串立式焼器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として魚を串刺
しにして、その串を立て、魚の姿焼を行なうのに適する
よう改良された魚等の串立式焼器に関するもので、別設
のガスコンロ等の熱源の上に置いて利用するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より串立式焼器は、魚の姿焼き用と
して、幾つか存在した。しかし、それらの多くは、串を
垂直に立てたり、吊り下げたりする構造のもので熱源か
ら串刺しされた魚の各部までの距離が異なり均等に焼け
ないものであった。更には魚等を焼くと多量の油が出る
が、その処理がなされていなかったり、焼器自体の洗浄
や掃除を予定していないものが多かった。これは魚等の
串立式焼器を家庭で利用するには大きな障害となり、改
良が望まれていた。
【0003】特公平3−5806号の特許公報記載の魚
等の串立式焼器は、水受け皿をもって油受けとすること
で、魚を焼いた際に生じる油も受けようとするものであ
る。しかし、この発明も魚を串を垂直に立てるのみの構
造であるので、魚の各部を均等に焼けないのみか、串の
回動を防止する工夫がなされていないため串に刺した魚
を思った位置に停止させて焼くことのできないものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、串刺しにし
た魚を上方が中央に傾くよう保持し、魚に熱を均等に与
えて焼くことを可能とすると同時に、串が不用意に回転
して、所望の向きで魚を確実に焼くことができるように
し、更に、油の受けを設け、且つ内部の串立リングを取
り外し自在とすることにより、焼器自体の洗浄や掃除も
簡単に行なえる魚等の串立式焼器を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、上部に排気穴が形成された蓋体を備えた円筒
形の焼器本体と、焼器本体内部の串立リング係止突起に
着脱自在に装着される串立リングと、魚等を刺す串とか
らなる魚等の串立式焼器において、焼器本体上部
として該上部開口部に蓋体を載置し、且つ、焼器本体
底面に熱気流入口が開口され、熱気流入口の周囲の
底部に油受け部を形成したものとし、串立リングを焼器
本体の内周とほぼ同じ外周のリング状のもので、内側に
向かって鋭角の折り曲げ部を所望間隔で形成したものと
し、串を少なくとも下端より串立リング応当部までが偏
平であり、串の下端部と串立リング応当部がほぼ直角と
なるよう捻り部を形成し、焼器本体内壁と串立リングの
折り曲げ部の間にできた略三角形状の串立部に串を刺し
込み使用することを特徴とする魚等の串立式焼器を提供
するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って本発明の実施
の形態につき説明する。図1は、本発明に係る魚等の串
焼式焼器の一実施例を示す分解斜視図であり、図2は、
同使用状態を示す一部切欠の斜視図であり、図3は、串
立リングの係止状態を示す部分断面図であり、図4は、
他実施例を示す分解斜視図である。
【0007】本発明は図1に示されるように、焼器本体
1、串2、串立リング3、上蓋4とによりなる魚等の串
立式焼器である。
【0008】焼器本体1は、ステンレス等の金属で作ら
れた円筒形のもので、図1に示されるように上部は、全
面が開口部6とされており、該開口部6の上に上蓋4が
載置されている。焼器本体1の底部は、図2及び図3に
現れるように、中央にガスコンロ等の熱源の炎および熱
風を呼び込むための熱気流入口7を形成するよう円形に
切欠し、該熱気流入口7の縁を上方へ曲折して、熱気流
入口7の周縁に油受け部8を形成してある。
【0009】焼器本体1内壁の所定の高さ(焼く魚の下
端が位置する場所より若干下方の高さ)の位置には、串
立リング3の係止部として係止突起9が数個取り付けら
れている。図示の例では、焼器本体1の外側より、先端
が内壁より突出する長さの6個のビスを用いている。
【0010】串立リング3は、焼器本体1の内周とほぼ
一致する外周のステンレス等の金属にて作られたリング
であり、串立リング3は所望の個所で内側に向かって鋭
角に折り曲げられ串立部12を形成している。実施例で
は上方が開きぎみの略U字状に曲折されたステンレス部
材を端部を内側にして、該端部を溶接して形成してい
る。従って、串立リング3を焼器本体1に装着すると、
焼器本体1内壁と串立リング3の折り曲げ部の間にでき
た略三角形状の空部が串立部12となる。
【0011】串2は、少なくとも、下端部(突き刺し部
と反対側)から串立リング3応当部までが偏平なもをを
用いる。実施例では先細の偏平な串を用いており、下端
部やや上方の串立部12に応当する部分のみを、全体に
対してほぼ直角になるよう曲折して捻り部11を形成し
ている。
【0012】蓋体4は上方に、火力に応じた大きさの排
気穴13があけられている。排気穴13の下方には、図
2に示されているように熱気流の撹拌を起こさせるよう
排気筒15が形成されている。尚、14は蓋体4の取っ
手である。
【0013】図4は、焼器本体に透明部を有する実施例
を示す分解斜視図であり、焼器本体1の上方部(串立リ
ング3の位置より上方部分)を耐熱ガラス等の透明筒1
6で構成したもので、魚の姿焼きを見ながらできるもの
とした。
【0014】
【発明の効果】本発明は、如上のように構成されるた
め、次のような効果を発揮する。第1に、家庭のガスコ
ンロの上に載置して利用することで、容易に魚の姿焼き
を行なうことができる。更に、串刺しされた魚は上部が
中央へ傾斜して保持されるため、全体に均等な熱量を受
けることができ、焼きむらのない焼き上がりが期待でき
る。尚、本発明は、魚を焼く場合を想定して説明してき
ているが、串焼きに適するものであれば、肉や野菜など
の串焼きに利用できることは当然である。
【0015】第2に、串立リング3の串立部12が所定
間隔で形成されているため、沢山の魚を同時に焼く場合
であっても、理想の間隔を確保することができる。
【0016】第3に実施例の効果ではあるが、偏平な串
3を利用し、串立リング3との応当部のみをほぼ直角に
捻った捻り部11を構成することにより串刺しされた魚
が該串を滑り落ちることがなくなった。
【0017】第4に本発明を家庭で利用した場合、通常
では魚を焼いた後の油の始末が大変であるが、本発明で
は、魚から出た油は、串が焼器本体と接しているため串
から焼器本体を通じて油受け部に集められ、ガスコンロ
等の加熱器を汚す心配も無いものとなった。
【0018】第5に、串立リングは、係止突起9により
落下しないよう保持されているだけであるので、本発明
の洗浄等の際には、焼器本体の上方より、抜き取ること
により、容易に取り出すことができるので焼器の洗浄や
掃除が簡単にできるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解斜視図
【図2】使用状態を示す一部切欠の斜視図
【図3】串立リングの係止状態を示す部分断面図
【図4】焼器本体に透明部を有する実施例を示す分解斜
視図
【符号の説明】
1...焼器本体 2...串 3...串立リング 4...上蓋 5...魚 6...開口部 7...熱気流入口 8...油受け部 9...係止突起 10...本体取っ手 11...串の捻り部 12...串立部 13...上部通気穴 14...上蓋取っ手 15...排気筒 16...透明筒

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に排気穴が形成された蓋体を備えた円
    筒形の焼器本体と、焼器本体内部の串立リング係止部に
    着脱自在に装着される串立リングと、魚等を刺す串とか
    らなる魚等の串立式焼器において、焼器本体上部
    として該上部開口部に蓋体を載置し、且つ、焼器本体
    底面に熱気流入口が開口され、熱気流入口の周囲の
    底面に油受け部を形成したものとし、串立リングを焼器
    本体の内周とほぼ同じ外周のリング状のもので、内側に
    向かって鋭角の折り曲げ部を所望間隔で形成したものと
    し、串を少なくとも下端より串立リング応当部までが偏
    平であり、串の下端部と串立リング応当部がほぼ直角と
    なるよう捻り部を形成したものとし、焼器本体内壁と串
    立リングの折り曲げ部の間にできた略三角形状の串立部
    に串を刺し込み使用することを特徴とする魚等の串立式
    焼器。
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