JP2931886B2 - 加熱調理機のグリル構造 - Google Patents

加熱調理機のグリル構造

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JP2931886B2
JP2931886B2 JP4475894A JP4475894A JP2931886B2 JP 2931886 B2 JP2931886 B2 JP 2931886B2 JP 4475894 A JP4475894 A JP 4475894A JP 4475894 A JP4475894 A JP 4475894A JP 2931886 B2 JP2931886 B2 JP 2931886B2
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grill
door
handle
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heating cooker
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丈夫 福田
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SANUEEBU KOGYO KK
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  • Baking, Grill, Roasting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガスコンロ等の加熱
調理機に配設されるグリル部の構造に係り、特に、グリ
ル開口部を開閉するグリル扉を閉じた状態でもグリル水
入れ皿を手前側に引き出すことができる加熱調理機のグ
リル構造に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】周知のように、ガスコンロ等の
加熱調理器には、魚等を焼くことができるグリル部が形
成されているものも多く、このような加熱調理機のグリ
ル部としては、従来、図3や図4に示すような構造のも
のが知られている。
【0003】図3に示すグリル部構造は、グリル開口部
1を開閉するグリル扉2と、魚等を載置するグリル焼網
3が収納されるグリル水入れ皿4と、を有して構成され
ており、上記グリル扉2の両側下部に突設された軸(図
示せず)を回転中心として該グリル扉2を手前側に倒し
てグリル開口部1を開口した後、上記グリル水入れ皿4
の前縁部にグリル取手5を係止させて手前側に引き出す
ことで、上記グリル水入れ皿4に水を入れたり、グリル
焼網3に魚等を載せたり、或は、焼けた魚を取り出すよ
うに構成されている。
【0004】しかしながら、上記従来のグリル部構造に
あっては、上記グリル水入れ皿4を出し入れするとき
に、その都度グリル扉2を開閉しなければならないと共
に、魚等を焼いた後に上記グリル水入れ皿4をを引き出
す場合には、上記グリル水入れ皿4の前縁部に上記グリ
ル取手5を係止させて手前側に引き出さなければ危険で
あるため、かかる作業が非常に煩雑であり使い勝手が悪
いと共に、上記グリル取手5を紛失し易い、という問題
を有していた。
【0005】一方、図4に示すグリル部構造は、魚等を
載置するグリル焼網13が収納されるグリル水入れ皿1
4の前面側にグリル扉12が一体に取り付けられ、か
つ、該グリル扉12の前面側下部に把手15を一体的に
固着して構成されているため、焼けた魚等を取り出す際
に、上記把手15を把持してグリル水入れ皿14の引き
出す時に、手が加熱されたグリル扉12と接触して火傷
し易く危険である、という問題を有していた。
【0006】この発明は、かかる現状に鑑み創案された
ものであって、その目的とするところは、グリル扉を閉
じた状態でも上記グリル水入れ皿を手前側に引き出して
水等を注入することができることは勿論、魚等をグリル
焼網に載せ、或は、取り出す時にはグリル扉を開けて上
記グリル水入れ皿を手前側に引き出すことができる使い
勝手が非常に良好で安全性が高い加熱調理機のグリル構
造を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明にあっては、加熱調理機のグリル開口部を
開閉するグリル扉と、その前面側に把手を有し、かつ、
魚等を載置するグリル焼網が収納自在なグリル水入れ皿
と、を有し、上記グリル扉の前面側上部に上記グリル水
入れ皿の把手とは別体の杷手を取り付けると共に、該グ
リル扉の両側フレーム部の下端部に突設された軸を上記
グリル開口部側の両側壁下端に開設された軸穴に回転自
在に軸支してなる加熱調理機のグリル構造を技術的前提
とし、上記グリル扉を正面形状が略門形となるように形
成すると共に、該グリル扉の下部には、該グリル扉を閉
じた状態でも上記グリル水入れ皿を手前側に引き出すこ
とができる開口部を開設し、該開口部は、上記グリル扉
を開けたときにグリルに収納されている上記グリル水入
れ皿の把手と衝合しない形状としたことを特徴とするも
のである。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に示す一実施例に基づき、こ
の発明を詳細に説明する。
【0009】図1と図2に示すように、この実施例に係
るガスこんろ20は、3口のこんろバーナー21,2
2,23が配設されたトッププレート24と、このトッ
ププレート24が上部に嵌合されるこんろ本体25と、
このこんろ本体25の前面側に取り付けられる前面プレ
ート26と、この前面プレート26に配設された4個の
器具せんつまみ27,28,29,30と、上記前面プ
レート26の略中央部に形成されたグリル開口部31を
開閉するグリル扉32と、魚等を載置するグリル焼網3
3が収納されるグリル水入れ皿34と、を有して構成さ
れている。尚、図中符号37はグリル排気口を、符号3
8は五徳をそれぞれ示している。
【0010】グリル開口部31は、上記こんろ本体25
の手前側から奥行方向に向かって形成された断面略コ字
状のグリル本体39の前方側に形成されており、該グリ
ル本体39は、上記グリル水入れ皿34が収納される容
積を有して構成されている。また、上記グリル本体39
の背面部には、上記グリル排気口37と連通する排気筒
40が連通接続されている。勿論、上記グリル本体39
の天井部下面には、特に図示はしないが、公知の点火装
置とガス管が配設されている。
【0011】グリル扉32は、正面形状が略門形に形成
されており、その両側フレーム部41の下端部には、図
2に示すように、軸42が夫々突設されており、該各軸
42は、上記グリル本体39の開口部側の両側壁下端に
開設された各軸穴(図示せず)に回転自在に軸支されて
いる。
【0012】また、上記グリル扉32の平板部43に
は、グリル扉32を開けずに魚等の焼き具合を確かめる
ことができる扉ガラス44が配設されていると共に、上
記グリル扉32の前面側上部には把手45が一体的に取
り付けられている。勿論、上記グリル扉32は、該グリ
ル扉32でグリル本体39の上記グリル開口部31を閉
じた時に、この閉状態を保持するように、上記グリル本
体39の天井部前端部と係合するように構成されてい
る。
【0013】さらに、上記グリル扉32に下部には、該
グリル扉32を閉じた状態でも上記グリル水入れ皿34
を手前側に引き出すことができる開口部36が開設され
ている。
【0014】断面略凹状に形成された上記グリル水入れ
皿34の前面側には、把手35が一体的に固着されてい
る。勿論、この把手35は、図示のものに限定されるも
のではなく、グリル扉32の開閉の支障とならない形状
であれば公知の各種の形状からなる把手を固着すること
ができる。
【0015】それ故、この実施例に係るガスこんろ20
によれば、グリル扉32を閉じた状態でも上記グリル水
入れ皿34を手前側に引き出して水等を注入することが
できると共に、予熱時には、グリル扉32を開ける必要
がないので、グリル部内の熱がグリル開口部31から外
部へ余り放散しないので、熱効率を有効に利用すること
ができる。
【0016】また、焼けた魚等を取り出す時には、先
ず、グリル扉32を手前側に回動させた後、上記グリル
水入れ皿34を手前側に引き出せば良いため、手が誤っ
てグリル扉32に接触する虞れがなく、その結果、火傷
の心配がなく安全である。
【0017】尚、上記実施例では、この発明をガスこん
ろ20に適用した場合を例にとり説明したが、この発明
にあってはこれに限定されるものではなく、グリル部を
備えた公知の電気加熱調理機にも適用することができ
る。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係る加
熱調理機のグリル構造によれば、所謂下ヒンジ開閉式の
グリル扉を有する加熱調理機において、グリル扉を閉じ
た状態でも上記グリル水入れ皿を手前側に引き出して水
等を注入することができるので、使い勝手が非常に良好
であり、また、予熱時には、グリル扉を開ける必要がな
いので、熱が放散されず熱効率を向上させることができ
ると共に、上記グリル水入れ皿の前面側に配設された杷
手は、グリル扉の開閉の支障とならない形状に形成され
ているため、所謂下ヒンジ開閉式のグリル扉を有する加
熱調理機におけるグリル扉の開閉を、グリル扉のデザイ
ン性及び機能性を損なうことなく円滑におこなうことが
でき、しかも、魚等を取り出すときに、手がグリル扉に
接触しないので、火傷の心配がなく安全である等、幾多
の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係るガスこんろの分解斜
視図である。
【図2】同ガスこんろのグリル部の断面図である。
【図3】従来のガスこんろにおけるグリル部の構成例を
示す部分斜視図である。
【図4】従来のガスこんろにおけるグリル部の他の構成
例を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
20 ガスこんろ 31 グリル開口部 32 グリル扉 33 グリル焼網 34 グリル水入れ皿 36 開口部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱調理機のグリル開口部を開閉するグ
    リル扉と、その前面側に把手を有し、かつ、魚等を載置
    するグリル焼網が収納自在なグリル水入れ皿と、を
    し、上記グリル扉の前面側上部に上記グリル水入れ皿の
    把手とは別体の把手を取り付けると共に、該グリル扉の
    両側フレーム部の下端部に突設された軸を上記グリル開
    口部側の両側壁下端に開設された軸穴に回転自在に軸支
    してなる加熱調理機のグリル構造において、上記グリル
    扉を正面形状が略門形となるように形成すると共に、該
    グリル扉の下部には、該グリル扉を閉じた状態でも上記
    グリル水入れ皿を手前側に引き出すことができる開口部
    を開設し、該開口部は、上記グリル扉を開けたときにグ
    リルに収納されている上記グリル水入れ皿の把手と衝合
    しない形状で形成されていることを特徴とする加熱調理
    機のグリル構造。
JP4475894A 1994-02-21 1994-02-21 加熱調理機のグリル構造 Expired - Lifetime JP2931886B2 (ja)

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